そんなこんなで毎晩ミュージックバードの放送を聴いて、あまりの面白さに眠られない夜をすごしているのだけど(といっても10時過ぎには寝るが)、、
昨晩の番組にはおどろいた!「真空管・オーディオ大放談」というもので、真空管アンプ製作者の大橋さんが、自分で作った様々なアンプを放送局のミクサーにダイレクトで接続して、いろいろな真空管を交換しながら、音の違いを聞くというものなんだけど、、
*ええい詳しくはMバードのHPを見てね!
昨日は5月27日の再放送でこんな内容だったのだけど:
5月27日/欧州系有名出力管の聴きくらべ
欧州系、特にイギリス系の出力管の音を聴きます。エネルギッシュのアメリカ系に比べ上品な印象のあるヨーロッパ系、ヨーロッパらしい端正なたたずまいの音を楽しんでみましょう。ゲストはお馴染みの真空管アンプ愛好家・高山正憲さん。[再放送=6月3日]
で、放送で使ったのはこんな機器と玉:
【使用機種】
1)SV-4(KT66プッシュプル) EF86/KT66/5AR4
2)SV-128B (KT88シングル) EF37/KT88/5AR4
3)VP-2500SE(PX25パラシングル) 12AU7/PX25
ソースにはCDとかアナログとかであったが、おどろいたのは、真空管を交換すると音の様相がまるきり違うのが、はっきり! もういちどいうけどはっきり!わかった!
えええええ! 同じアンプを使っても、玉を変えるだけど、これだけ音が変わるのかと 全く驚きました!
それに、ショルティがVPOを指揮した「ワルキューレ」の冒頭をアナログでかけたのだけど、まさにアナログらしいあたたかい美音!
こんな音でアナログを聞きたいんだけど、うちではなかなか出ないのですよ、、
極端なこと言ってよかですか?
ふつ~の放送だった、こんなこと絶対やれんだろ! もうまさにオディオ馬鹿のおっさんたちが、よだれたらしながら、は~は~言って聞く番組ですね、、、一般に人が聞いてもこれは、訳がわからんだろうから(大爆笑)。まあ、似てるっていえば、放送大学かなあ(笑)。
ん~まさにこれはミュージックバードならではのプログラムだわ!
真空管がお好きな向きには、この番組は絶対たまらないはず!
しっかし! しっかし、連日の夜更かしで、突然に睡魔に9時半には爆睡してしまったぢゃないか、、でも大丈夫、放送のリピートがあるから、次週もいちど聞けばよいのだ。
あっ、でもはじめて聞いた番組がリピートだったら!? ああ、やっぱりエアチェックする方法を考えないとなあ、、
デジタルの録音ってPCとか使ってめんどうなんですよね、いっそのこと、押入れにしまってあるVHSビデオを使ってみようか、、CS-PCMのときは、VHSビデオでエアチェックしたものでした。
そ~言えば、ちょっと前のステレオ誌でマエストロ村井が、Mバードのエアチェックに挑戦っていう記事があったなあ。あれだと、やっぱりPC使ってHDDに録音するのがベストっていう評価だったみたいだけれど、、
いやあ、しかし、世の中にこれだけオディオ馬鹿のためにいろんな番組を制作する粋な放送局が存在するなんて、多分、世界ひろしと言えどもミュージックバード社だけぢゃないだろうか?
それと! それとね! あたしがCS-PCM時代熱狂的ファンだった故安原顕さんの番組もリピートされているらしい!
こりは、こりは! すごい。 THE JAZZで金曜日の15時っていう時間がものすごくタイミング悪いが、、 「PCMジャズ喫茶スーパーアーカイブ」というもの、、、
安原さんのむちゃくちゃトークを聞いたことが無い方は、是非この番組を聞かれることをお勧めします。も~それはそれは、それは面白いから!!
すごい! えらいぞミュージックバード!