FALでジャクリーンが切々と弾くエルガーのチェロ協奏曲を聞いていたら、昔のことがぽつぽつと思い出された、、
突然想い出したのは「数寄屋橋ハンター」、、、のこと、、
今はもうないみたいだけど、あたしが東京でしがないサラリーマンをしているころ、外回りのとき、ちょっとさぼって、よく立ち寄ったものでした、、
川のすぐ横にあった小さな商店街ビルの2階にあって、大きな道を隔てた向こうには大きな映画館があったかな、、有楽町の駅からあるいてすぐで、、交番もあったなあ、、プランタンとかもあって、よくその辺をぶらぶらしなあ、、、交通会館も近くだったか、、真空管アンプショーとかが開催されるなあ、、
で、この白色のビルの2階にあがると、その中古レコード店があった。 真ん中に通路があって、それをはさんで左右にお店があって、ジャンル別に分けられた箱の中に無数の中古CDがあったなあ、、、
たしか有楽町側の階段からあがってくると、左側がクラッシックの棚で、、ようくここでCDを眺めていたなあ、、
お客さんも結構多かった、、、
ひととおり、ぶらっと棚を見て、、今度は銀座側(だったかな)の階段で下におりていく、、1Fには食堂がたくさんあって、ここでお昼をよく食べたなあ、、
ここで何枚か買って、、そのCDの感触を確かめながら、FMファンやらTVぴあやら、読みながら電車に乗って千葉の家に帰るのはちょっと楽しかったなあ、、
ハンターは、その当時、ソニービルの地下にもあったけれど、あちら何かケバケバしい感じがして、あんまりいかなかったなあ、、
そのころ、ソニーのショール―ムではハイビジョンテレビが堂々と展示されていた、、ああ、これからハイビジョンになるんだあ、でもまだずいぶん先の話なんだなあ、、ともうすぐ30になるあたしはぼんやりと思ったなあ、、
「数寄屋橋ハンター」いまはないそうです、、、というか、あの白い商業ビルもあるかないのか、、取り壊されたかなあ、、
最後に行ったのはいつだったか、、あれからもう長いときが過ぎました、、
なつかしい、なつかしい、、音楽は忘れたいた昔の風景をぽちっと引き出してくれます、、