あたしが今まで一番多く、しかも長く使ってきたカートリッジはデノンのDL-103シリーズなんですね。で、昨日もアナログ作戦決行に備えて、カートリッジについてネットであれこれ調べていたのでした、、
で、DL-103関連のページをいろいろ見ていたら、面白い記事がありましたの、、
それによると、DL-103の仕様と製作工程は68年の第一号からほとんど変わっていない。中でも一番大事なコイル線の巻き作業は、当初から女性しかできない作業として、今でも、女性の熟年もとい熟練女性社員が担当している
とのことでした、、
ん~そうなのかあ、、
あたしの職場も女性の数が多いのであるが、たしかに、男にはこんなことはできんだろ~なあという仕事を毎日もくもくとこなしている現実がありますね、、
男だと何かと理由をねつ造しては、難しい状況から逃げていくことがあるけれど、ほら例えば子育てとかね(笑)。女性はもくもくと、こなしていくことができる。
それによく聞くのは、女性の方が男より痛みに強いということ、、
そんなことを、、昨晩、マエストロの村井の「これだオーディオ術」を聞きながら考えておりました。マニアが自作されたSDカードプレイヤーでリッピングした音源を聞いていくというもの。
昨晩はドビッシーのピアノ曲「沈め寺」の新旧名盤珍盤をSDにリッピングしたものを流されておりました。
しかしこの曲、いいなあ、聞いていると、空気が涼しくなってくるような感じがします、、水の底から聞こえてくるような鐘の響が続いて、、実にクールアンドミステリアス
いいなあ、ドビッシー。いろいろなピアニストの演奏で聞いたのだけど、あたしはギーゼギングのものがよかった、、
54年のモノラル録音みたいだけれど(EMIか)、、深い響がして、とてもよかった、、あと、初めて名前を聞いた日本人の女性ピアニストの方(なんでもマエストロはこの人のほとんどの録音を所有しているとのこと)、、60年代の録音だったけれど、とても端正な演奏であたしは気に入った、、
昨晩はウエスギアンプから、アキュのプリと300Bシングルに変えて聞いていいて、音があんまり落ち着いてなかったから、、なんとも言えないけれど、SDカードからの再生もなかなかよいなあと思いました。
たしか同じようなことをバクーンプロダクツのナガイさんが数年前にやっていましたねえ、、ナガイさん元気かな、、
それにしても、毎日、コイル線ももくもくと巻き続けるという仕事は、やっぱりあたしには絶対無理、、
手持ちのDL-103シリーズ、大切に使います、、