結局、今年のお盆は、カレンダー通りで、なんかまったく休んだっていう感じがしませんでしたが、、今日からまた暑い日常がもどりますねえ、、
週末はあたしのひいきにしているイタリアのジャズピアニストのエンリコ・ピアラネンツィの盤「プレイズ ウェインショーター」を実に久しぶりに聞いた。
この盤はじめてFALで鳴らしたのだけど、なかなかよかった。エージングが効いてきたのか、、低域もずいぶん深くまで沈むようになったし、、アンプを変えたこともあって(それについては後述しますね)、、音全体がずいぶん柔らかくなって、肉感が豊かになりました、、
あたしは、ジャズピアニストでは、エンリコが一番好きかもしれない。テクニックがすごいのはもちろんだけれども、音楽がとても知的であって、アドリブだって、なんというか知と情のバランスが絶妙で、いつ聞いてもすごいと思うなあ、
堪能しました、、
この作品にはSACDもあって、実はこちらも持っているのだけど、聞くのはもっぱらCDなんであります。あんまり音が変わらない気がするのですね(笑)。
さて、昨日15日の午後からは実家にいって、お盆にお参り、、
伝説のH氏のパラゴンで、何か鳴らしてお供養ぢゃと、、大昔ジュリーニがフィルハーモニアと録音した「フィガロの結婚」盤を聞くことにしました。
ああ、なんかいいなあ、、もうまったくハイファイではないし、細かいところは聞き取れなくて、音全体がもわっとしているけれど、楽器の雰囲気とか歌のきれいさとか、、とても良い音、、
しかも、部屋が広いので、音場がとても広い、高さも広さも、自宅の2倍ぐらいでてきて、、思わず椅子にすわりこんで聞いてしまう、、オペラをゆったり聞くのだったら、H氏パラゴンはとても良い!
まったくきつい音がしないので、いつまでも浸れる音ですねえ、これは、、クラッシックをいっぱいやりながら、のんびり聞くのだったら、H氏の手作りパラゴンは秀逸!
ジュリーニがうんと若いときの録音なんだが、実にきびきびとした、端正で、いいなあ。暑いときは、こんなみずみずしい演奏が好ましい、、
そのうちお線香も燃え尽きてしまって、、器機の灯をおとして、、今度はお墓詣りにいきました、、