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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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FALをマランツで鳴らす! モデル7・8

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下のとおり、マランツのアンプを柱にセッティングをして、気合入れて音を聞いてみます。

 

あれ! まったく期待してなかったのに、実にいい音なんです! そういい音なんです!

 

前に聞いたマランツの音ではないなあ、、これはなんとも違う、、

 

ミュージックバードのクラッシック、ジャズ、ボーカルチャンネルなど次々聞いていくけれど、どれもすばらしい鳴り方なんです。これはもしかしてと思い、ソースをCDに変えてみる、、

 

実にあたし好みの良い音になりました。音の基調は木目調で実に肌さわりの柔らかいもの。

 

だけど、高域、弦の響はしたたり落ちるように美しく、なめらか、、エネルギー感も十分。

 

SATRIアンプのエネルギーと同じぐらいかもしれないけれど、7と8Bの音にはなにか抱擁されているような感覚がある。音場も広い、、高い、、FALの良さが良く出てるんぢゃないかしら、、

 

クラッシックを聞いてみる、あたしの大好きなチェリビダッケのライブ盤をいろいろ聞いてみる、、いいなあこの音、、本当に音楽に抱かれているような音調、、FFでも決して、このあたたかさを失わず、ウエルバランスを保って、FALが十分に鳴ってます。

 

ゲーリーピーコックのピアノトリオの耳タコ盤を聞いてみる、、、この柔らかいエネルギーの横溢、鉄粉感たっぷりのシンバル、太鼓の革の種類の違いがわかる、、そして、ぐ~んと深く沈むベース、、

 

微妙な和音のつらなりが立体的にほぐれて、空間にぽっと浮かぶ、うかぶのよ! こういうのは玉でないとでない音なのか、、FALの真骨頂なのか?

 

モデル7のボリューム位置は9時から10時の間、、、このポジションで十分な音量が得られます。

 

ああ~いい音、なんていい音なんであります。もう~音楽の温泉につかっているこころもち、こころもからだもほぐされるような音楽、、

 

FALの音ってどちらかというと怜悧な基調かと思っていたのだけど、こんなにもあたたかくて美しい音が出るとは、、想像もしなかった、、

 

モデル7・8それとリベラメンテで、FALのスピーカーがやっと実力を出し始めたというところだと思います。

 

こうなると、他のアンプを使おっていう気持ちがほとんどおこらないかも、しかし、この2台のアンプって、基本的な設計は50年前のもの、、、それが、こんな音でFALを鳴らすとは、

 

ことわっておきますね。あたしがいいなあ、とか、く~ったまらんとか、美音!とかいうのは、もちろんあたしのとってそう聞こえるだけであって、他の人がきいたら甘すぎるとか、柔らかすぎるとか、つまらん!(笑)とかに聞こえることだった十分ありますからね(笑)、、一人の一人にひとつだけのいい音! 

 

あたしが、あんまりマランツとFALの音が良いときゃ~きゃ~いうものだから、アンプを貸してくれた音もだち本人が昨日、昼休みにちょい聞きに来てくれた。

 

女性ボーカル、コンテンポラリージャズトリオ、クラッシックと聞いて、う~んとうなっている、、そうしてあろうことか、居眠りをはじめた(笑)。

 

そして、ふと我にかえると、あたしを見ていった、、

 

これは、実にいいですね。FALすごいですね。前聞かせてもらったときより、低音は深くなっているし、音場は広くなっているし、何より聞いていて気持ちが良い。ボーカルなんかあまりにここちよいので、寝てしまいましたよ。

 

とわらっている、、そうして、、

 

マランツの音っていうのは、少しだけど音に「サワリ」を入れてあるように思います。歪っていうのではないけれど、ほら生楽器でも、美しくだけではなくて、たまには少し荒い音とかがはいりますでしょ。あの、なんともいえない「サワリ」的成分がはいっているように思えます。

 

特にプリに、、独特の味付けがされていて、それが音楽性のゆたかさにつながっていると思うなあ、、

 

と語ってくれました。

 

確かに微妙な音のちりめん感というのか、サワリ感というのか、、そういうところがうまくブレンドされているような感じがする。往年のマランツのアンプのすべてにそういう味付けがされているのかどうかわからないけれど、ともかく今あたしたちが聞いている個体ではそんな音がするのである、、

 

さらに、

 

この前はウエスギのアンプで聞かせてもらったのだけど、あれも良かったです。あれは優美でしたね。破たんすることがまったくなくて、磨きあげられて美しい、しかし、あまりにも美しくしすぎて、、もうひとつ何かがたりないときがありますね(笑)。それは、マランツのアンプにあるサムシングなのかもしれない。ウエスギもすばらしいけれど、何かアメリカと日本の文化の違いがあるのかもしれませんね~

 

とわらっておる、、

 

という訳で、おっさんふたりが昼の日中に、したたりおちるような美して、あたたかいジャズボーカルにうたたねしているという、なんともだらしない情景を呈しつつ、超ミニ試聴会はおわったのだけど、あたしが師匠とよぶこの音もだちも、どうやらマランツアンプとFALのかなでる音に同じような印象を持っているようでした、、

 

たしかに、聞いていて、ぐんぐんひきこまれる音なんですね、、不思議なんだけど、、

 

しばらくは、この状況で鳴らしこみます。アンプが壊れないことを祈りながら、、だってちょっとモデル7がちょっと不安定だったりして(汗笑)、、

 

 


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