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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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マランツ モデル7について

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今うちにあるマランツ プリアンプモデル7のキットの音があまりにもいいので、このアンプについていろいろ調べてしまいましたね(笑)。

1958年ごろマランツ創始者のソウルマランツさんの手によって世に送り出されたっていうのは、もうみなさんご存知のことだと思うけれど、初期のものっていうのはシリアルナンバーが14000番とか、中期は20000番代とかで、製作された時代によって音が違うらしい。

 

初期のものは、その当時しかなかったボリュームやらコンデンサーやらパーツやらを使ったもので、長年作られている間にパーツやらもだいぶ変わってきて、その分音の傾向も変わってきているらしい、、

 

さらには、70年代には、できるだけオリジナルに近づけたパーツを投入したキットも出て、あたしが今借りているのもこのキットの中の1台ですね、、

 

その後、90年代になるとレプリカとかリバイバルとか、スペシャルエディション(SE)とか、いろいろ出てきて、、いやあまあ、大変に息の長い、人気のあるプリなんですね、、 

 

で、なにしろ超初期の製品でオリジナルパーツがほとんど生きているものは、2百万円とか3百万円とか、いやあもう時価なのであります! 

 

なかには、投資のアイテムのひとつとしてファイナンスの専門家がマランツ7の購入をすすめるなんてこともあるみたいで、いやあ、これまであたしが知らなかったオディオの世界で、これだけ人気があるのがこのプリだったのですね。

 

だけども、なにしろヴィンテージだけに、ものによっては外見はぴっかぴかだけど、中身は全く違う(最近のパーツに交換されている)のに、オリジナルとかいって、詐欺まがいのことも少なからずあるとのこと、、

 

ん~ さすがにお宝ですねえ、、鑑定人に見てもらわないとわからないかあ、、

 

そ~言えば、最近うちの同居人のおばはんが、亡き母の形見のルビーをお店にもっていってみてもらった、

 

そしたらお店のご主人がすまなさそうに あ~これ海外で買われたんでしょ、、偽物ですねえ(笑)。5千円ぐらいですよ~ 

 

とのこと

 

うちのおばはんによると、うちのおっかあは20万円ぐらいだして、海外旅行のお土産にかってきたといっては大事にはめては悦に入っていたこと(大爆笑)。

 

マランツ7 は宝石と同じなんですねえ、、、

 

でも、ここが面白くって、中身はまるっきりの偽物でも、出てくる音がユーザの好みだったら、そうしてユーザーが、これがモデル7の音だって信じ切っていたら、まさしくそれが彼にとってのモデル7の音なのかもしれません。

 

実は、あたしの師匠格の音もだちがオリジナルのマランツをもっておられまして(敬語になってしまう)、、やっと西野さんもマランツを聞きたくなったかあ、ではこんどオリジナル聞かせてあげましょうというので、、ちょっと興奮しているのでありました。

 

さて、写真は昨日出かけたときにみた、秋の風景なんであります。

 

 

 

 

 

 

 

 


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