先週末からアナログの調整をしておりました、、
カートリッジはデンオンのDL-103だから、マランツ7で鳴らすにはトランスをかまさなくてはならないのだけど、こいつがなかなかうまくいかず、ハム音がなかなか止まらない。トランスをあちこち動かしたり、ケーブルをいじってみたりして、なんとか「無音スポット」をつきとめて、さあ、やっと音だしだあ、、
何を聞きましょと、そのへんを見たら、おお! ネヴィルマリナーがアカデミーなんとかかんとかと録音したディーリウスのアナログ盤が、そこにあった。これぢゃ、これぢゃと、こいつを回しながら、音を聞きながら針圧やらなにやら調整していきました。
なんとか、聞けるようになって、さて、じっくり音楽を聞きましょう、、
ディーリウスって、日本ではあんまり人気がないのかしらん。イギリスの作曲家で、割と短い管弦楽曲がとても良いのですよ、、
ディーリウスの話はまた今度にしておいて、マリナー指揮のこの盤を週末はずっと聞いていたという訳です、、
そうして日曜の夜だったか、、いつものように床の中でBBCをスマホで聞いておりましたら、マリナー死去、92才だったというニュース、、
(大活躍していたころのマリナー)
ええ! さっきまで聞いてたよ! とちょっとびっくり、、
もう、そんなにお歳だったのか、、ちょっと前にN響を振られていたようだったけれど、
マリナーの盤で手元にあるのは、やっぱりディーリウスとかVウィリアムスとか英国の作曲家のものが多いなあ、それとか、これももう引退しちゃったブレデルとのモーッアルトピアノ協奏曲なんか、、
さて、昨晩、もう一度、マリナーのデリウスを聞いた、、
なんというか、遠く遠くから語りかけてくるような音楽、、、美しい、、
そうして、マリナーも遠く遠くにいってしまった、、