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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ジャズ的なもの、、 

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EAR912が去った、、去ったのだった、、

 

で、しょうがないから2階のタンノイとウエスギにアンプでミュージックバードを聞いておりました。

 

久しぶりにこのシステムを鳴らしたのだけど、これも結構いい音なので、あたしの無聊をなぐさめてくれたのでした、、十二分にね、、

 

で、昨晩はマエストロ村井の「これだ!オーディオ術~お宝盤徹底リサーチ」を聞いた。

 

12月は古楽アンサンブル「アントロネット特集月間」なのだった。詳しくはこちらで確かめてほしいのだけど、、ゲストは、コルネット奏者の濱田さん、、かかった曲はどれもアントロネットで以下の通りでした:  http://musicbird.jp/programs/koreda-audio2/

 

出演:村井裕弥 ゲスト:濱田芳通 ※アントネッロ特集②- 
メールラ:チャコーナのアリア「恋のリラにのせて」アントネッロライヴノーツWWCC-7377
サラヴェルデ:カンツォン第10番アントネッロライヴノーツWWCC-7377
ヘンデル:リコーダー・ソナタ イ短調HWV362 ライヴノーツWWCC-7410
メールラ:子守歌による宗教的カンツォネッタ「さぁ眠りなさい」アントネッロSymphoniaSY02201
ウッチェリーニ:AriaⅤ Soprala BerugamascaアントネッロSymphoniaSY04211
ファルコニエーリ:Obellisimi capelliアントネッロSymphoniaSY04211

 

このバンド、バロックより前のルネサンス音楽をメインに演奏されているようであります。

で、あたしは昨晩は結構疲れていて、しかも、タンノイとウエスギの柔らかくも透き通った心地よい音だったので、居眠りしながら聞いていたのだけど、、

 

ふと目が覚めて、なっている音楽を聞いて、おっ! これはジャズかっ! いやいやいや、違うけど、、ジャズみたいなコードとリズムはないけれど、「本質的にはジャズ」ではないかと思ったのでした。

 

また、上のメールラの「子守歌による~」は、同じリフが延々と続くところは、レッドゼッペリンのハードロックや、それころミニマルミュージックを彷彿とさせるところがあると思ったな、、

 

マエストロと濱田さんが第1回目の特集のとき、当時はアドリブが主流であって、アドリブ専用の教則本みたいなのがあって、、みんなそれを勉強してアドリブしまくっていて、今、楽譜として残っているのは、ちょっとした演奏メモみたいなものなのだと、、話されていたような記憶がある、、

 

また、今回のお話しでおもしろかったのは、曲によっては、他のバンド(奏法や楽器が異なるグループのことだったか、、)では演奏できないものもあるということ、、

 

ああ、ルネサンス音楽っていうのは、やっぱり今のジャズにちかかったのぢゃないか、、人が音楽する欲求っていうのは、その頃も今もかわっていないから、おれはアドリブしたいんぢゃ~、自由に演奏、今感じたものを演奏したいんぢゃ~っていう気持ちを持つミュージシャンがた~くさんいたんだろうなあ、まあ、そういう人しか いつの時代もミュージシャンにはならないだろうけど(笑)。

 

ただ、現代のジャズとルネサンス時代では、コードの感覚とか、旋律とか、そんなものが違うから出てくる音楽は違って聞こえるけれど、様式やかたちの違いの向こうから来る、サムシングは時代を超えた人間的な普遍的なサムシングなのかもしれないと、、、、アントロネットの演奏を聞きながら思いました、、

 

しかし、アントロネット、、ボーカルもはいっていて、波多野睦美さんか?と思わせるほど、、うまいなあ~。 この当時の歌い方の様式なんだろうけれど、く~っと声がのびて、いいなあ、、

う~む、このバンド、しかもタンノイとウエスギにばっちりあってるからたまらない(笑)。

 

そして、10時からのリピート。往年の巨匠日本ライブ(SACD)では、グリュミオーのブラームスのバイオリンソナタ(雨の歌っていったかしらん)を聞いて、、とてもやさしい気持ちになって、、ねむたくなって、、いつものとおり犬と寝ました(笑)。

 

912は去ったけれど、追うべきか、、それともそっとしておくか、、逡巡するクリスマスです。

 

 

 


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