週末、同居人の親戚がなくなったのだけど、遠距離なので行けないなあと、兄弟たちに対応を頼んで、あたしらは、こちらで杯を傾けつつ故人をしのぼうということになった。
それなら、何かレクイエムでも流しましょということになって、それならやっぱりフォーレのそれがいいなあ、でも手もちのCDがないよ~というので、YOUTUBEにクリュタンスが振った例の名盤の音源があったので、それを流しつつ、故人の思いでなどを皆でかたったのでした、、
この曲、CDではもちろんもっているけれども、アナログで入手するのはもう絶対に無理なことだろうなあ、、と、ネットで聞きながらそう思ったのでした、、
しかし、しかしなのであって、昨日のアナログ盤大発掘の中に、あった! あったのだった! これがっ!
ジャケットはちょっとよれてるけれど、実にしぶいいろあいで(CDでは絶対にわからない)、手触りも他のものとは違う、ちょっと上質の紙を使っているみたい、、
盤の状態もとても良い、、ジャケット裏面を見ると、すべて英語、、輸入のエンジェル盤、、ため息をつきながら、購入、200円!
おちついて、もう一回、今回放出された盤の数々を見ると、マニアしか絶対聞かんだろうルネッサンス期の声楽盤とかが結構あるのでした、、そして、下で紹介した盤なども相当な好きモノでないともってないアルバムの数々、、
なんで、こんなお店にこんなマニアックなコレクションが放出されているんだろうか、、もしかすると先の熊本地震が関係してるのかもしれないなあ、、と気づいた、、
地震の後、倒壊した家の中では、おと~さんの大事なオディオやアナログ盤は、もういらないゴミになってしまって、処理しなくなっちまって、もうなんでもいいから、二束三文でもいいから、業者さんにもっていってもらうてな流れになったのではないか、、
地震で泣く泣く、音楽好きなおと~さんが手放した愛蔵盤ではなかったのか、、
おし! それなら、おと~さん! あたしが間違いなく引き受けた!あたしが、おと~さんの代わりにちゃんと、これらの名盤コレクションを聞き続けるからね!
そんなことを考えながら、名盤珍盤30数枚を購入したのだった、、
珍盤といえば、こんなのもあった。
メニューインのブランデンブルグ協奏曲、、、
どんな音楽なのだろう、、
音楽好きのおと~さんは、もう聞けない、この盤をあたしが聞き続けますよ!