牧野茂雄さんと言えば、Mバードの名物番組「温故知新オーディオ歴史館」のパーソナリティなのだけど、牧野さんが「ステレオ時代」誌のブログで「9万円オーディオ」について書かれている記事を読んで、なるほどな~と思ったのでした。
(牧野さん。 いい男(笑))
牧野さんも、昔、重厚長大ピュアオーディに取り組んでいて、JBL,アキュ、EVなどいわゆる名器の数々を使い倒しては、取り換えと繰り返したのだけど、あるときそういった超ど級の器機を出してしまって、これで十分聞けるなあと思って残したのは、70年代のプリメインやプレイヤーその他の器機だった。そして当時の定価からの合計は大体9万円程度であったのだった。
詳しくはこちら→ http://stereo-jidai.tumblr.com/
とういう訳で、それ以来、往年の名器を集めてはシステムを中古予算9万円程度で組む「9万円」オーディオを提唱していらっしゃるのである。
昨晩、8時からの同じくMバードの番組「真空管オーディオ大放談」でも、先ずはサンスイとアキュのオーディオのプリメインの音を流して、その後、真空管アンプと音の比較をされていたが、サンスイのアキュのプリメインは単体でも、とても良い音でした、、 もちろん、番組後半で使用されたサンバレーの真空管アンプの方が、あたし的には好みの音だったけれど、、
(パーソナリティの大橋さん 左)
この1週間、2階のサブシステムでMバードを聞いたり、CDを回したりしているのだけど、サブシステムは、前にも紹介した通り、タンノイのスターリング以外のほとんどの器機は30年から40年前のものなのです(笑)。
そうして、ピンケーブルはすべて手持ちのもの、SPケーブルにいたっては、ホームセンターで買ったなんちゃってケーブル(10メートル 500円)であります。
でも、音はちゃんと聞けるし、1階のメインシステムの音の比しても、決して劣っているとは言えない。しいて言えば音のキャラが違うということぐらいかなあ、、
大昔の器機で組んだシステムだけども、うちでも結構良い音で鳴るので、牧野さんが言われてることは、実感としてわかるのです、、
おととい、最近開店した有名リサイクルショップに行って、中古オーディオコーナーを覗いてきたのだけど、サンスイ、トリオなど往年の名器各種が並べてあって、見るだけで楽しかったです(笑)。思わずいくつか買っちまおうかと思ったけれど、待て待て、もうガラクタは十分家にあるからと思いとどまったのでしたが(笑)。
今、うちではラックスマンのプリメインL-570が使われるのを待っております。