前の記事あたりからうちのシステムはケーブルはデジタルからアナログまですべてリベラメンテです!とか言ってたけど、実はそうぢゃなかった。それはまるで耳無ほういちの耳に念仏を書き忘れていたので怨霊に耳だけ持っていかれたみたいな感じではないか(なんだかわからんぞっ!)。
(バイワイヤにする前の状態。STのジャンパーケーブルも良いよ)
ちょっと落ち着こうは~は~。ともかくね、うちは一点だけ残していたんだ。つまりうちのB&W803Dはね、バイワイヤ対応っていうことですよ。今まではST社のジャンパー線を使って、実に文句のない音だったんだけど、今のままだと、あたしのシステムは耳無し法一システムになってしまうじゃないか、、、っていうんで、あたしは急きょリベラメンテSPケーブルを注文したんだ、、
(写真は:バランスケーブル6メートルもの特注。これは大正解! 長くてもしなやかなので取扱いがとても楽!)
そしたら、A社長があたしの窮状を察して、速攻で送ってくれた(ありがとA社長)。
という訳で、SPとA-60間もリベラメンテケーブル、しかもバイワイヤ方式となったのだっ! もちろんSPケーブルの長さは違う、だって一緒だったらここだけしか使えないでしょ。若干の心配はあったけど、ええい、多分大丈夫だと思って、長さがたがいちがいだけど、こなくそバイワイヤになったのだった!
リベラメンテでバイワイヤ―する効果はあるか?
ある! 桁違いの音楽性の向上といったらいいのか、、、
もちろん3日ほどエージングにかかったけど、そのあとの音の気持ちよさっていったらない。あっ、いまあたしは気持ちよさっていったけど、多分、リベラメンテ使っている人はわかってくれると思う。
システムから出てくる音がとっても気持ちいいのだ!
おなじみアキュとDAC-1+USB-201+GPS-777のラインの音が、もう全く違う!
何を聞いても、えっこんな音が、響が、和音、メロディーが、今まで埋もれていた音楽がふわっと出てくるのだからたまらない、、、
カラヤンのブラ1だって、吉松隆だって、もう全く違う、なんというか
ベールが何枚も撮れたという感じ、、
もともと、うちのPCラインは、少し細めで高解像度という音ではあったが、全段リベラメンテにしたところ、ベースのパワーも出るけど、弦の濡れたような音、響は、まるでシステムそのものを変えたような音、、、
艶とかコクとかいうのではなくて、出てくる音が気持ちいいのですね。そよ風のように音が出てくるというのは、なんとも言えない、いい気分、、、
それと本当に不思議なんだけど、今まで聞いていた同じ楽曲の演奏時間が、ずっとずっと遅く感じられるのですね。なぜだろう、音が全部解放されるからなのだろうか、、、
ひさしぶりに聞いたキャサリンバトルの声などは、、もうトロトロのメロメロで、こりゃいかん! やばいの世界、、もう、本当にのめりこんでしまいます、、、
今まで、うちのシステムで聞くと、音楽と対峙しているみたいな感じだったけど、全段リベラメンテだと、音楽に浸る、音楽温泉=それもちょっとぬるめのいい感じの温度の温泉に浸っているって感じなんですね。あっ、言っておくけど、あたしは実は温泉は苦手、でも、
リベラメンテの音楽温泉はとても気持ちが良い。
バイワイヤーの効果として、顕著なのはフォルテでも、轟音にならないこと。どんなに強いフォルテでも、ふわっと、す~っと出てきて
全部の音が聞き取れる。いや聞き取れるっていうのではなく、ふわっと出てくるという感じなんだ。
こういう音だから、音場は前に広がるだけじゃなくて、縦横に広がる、、、これって経験してもらわないとわからんかもしれないけど、、
これからもっと音が変わっていくと思うのだけど、聞けば聞くほど
一体何なんだ!?このケーブルと一人ごとばっかり言っているあたし、、、
リベラメンテの本当の音は、全段リベラメンテにしないとでてこないのかもしれないですね。しかし、音楽、とくにクラッシックやボーカル、オペラが好きな人だったら、やってみる価値は間違いなくあると、あたしは思うよ!
リベラメンテバイワイヤ―は、すごい!