昨晩、テレビを見ていたら美空ひばりさんの特集をやっていました。30代の頃の彼女の若いすがたとか見てたら、いろいろ思い出しました。
あたしが4才ごろのことだから、1968年とか69年とか、そんな昔ですね、、あたしは家族と一緒に「美空ひばりショー」に行ったのでした。近くの体育館みたいなところだったなあ。
あたしは、なんだかしらないけれど、とても感動した、、こどもながらにすごいなあとステージに引き込まれた、、ひばりさんが白いドレスを来て、華麗におどっているすがたを今でも、うっすら覚えている。
(こんな感じだったよ)
まだ、3、4才のこどものこころさえ震わせてしまったひばりさんは、今考えると本当にすごかっただなあと、、、テレビの中のひばりさんの映像をみながら、あらためて思いました、、
うちのおふくろが、ひばりさんがテレビに出てくると、あ~あたしと同い歳だけんね、、と必ず言ってましたね、、
そのうち、ひばりさんは帰天してしまった、、
ひばりさんと同い歳のうちのおふくろも10年ほど前になくなった、、
ホスピスで最後の何日間を過ごしただけど、、、もう後、あと数時間というのがわかって、親戚がおふくろのベッドの回りを取り囲んでお別れの時を待っていたのだけど、、
おふくろと一番中のよかった、、おばさんが、、とつぜん、ほら、、あんたが好きだった美空ひばりの曲ばかけてやるけんといって、ラジカセをおふくろの耳元において、、「東京キッド」、、をリピート再生した、、
耳は一番さいごまで残るらしかけんと、、おばさんは、はらはらと泣きました、、
明け方、おふくろは静かに逝ったのだけど、、その後もしばらく、
ひばりさんの声が病院に静かに響いていたなあ、、
音楽と一緒に帰天するなんて悪くないとあたしは思ったなあ、、
ひばりさんの映像を見ると、、いろいろなことを思い出す、、、