あたしのタンノイスターリングGRなんだけど、ウエスギアンプとラックスマンの往年のCDPと相まって、と~ってもまったりしたいい音なんだすが、ん~やっぱり低域がゆるゆるで、まあ、このままでゆるゆるでもいいんだけど、やっぱりジャズとかも聞くし、もちょっと締めたいなあと思ったのでした。
で、昨日は外回りの途中でホームセンターによって、小さめの大理石みたいな石板を8枚買ってきました。この石板なんだけど、大分前にSPの下にはかせたとき、ずいぶんと音がしまって、一定の効果があることを知っていたので、うちのタンノイにためしてみようと思ったのっ!
(んな感じで、うしろのスパイクにもそれぞれ2枚ね)
縦横20センチ、厚みが2センチぐらいかしらん。こいつを8つ。
なんで一枚の広い板にしなかったかというと、重たかったから(笑う)というのもあるが、写真で見てもらうとわかるけれど、でかい一枚板だとどうしても部屋にあわせて、いろいろと置き方を自由に変えることができない、ということもあって、小さめの正方形板を8個にしました。
さて、石板しいてみて、しばらく音だします。
さあ、この間、自転車こいで運動ぢゃと、自転車のってみたら、あらら前輪の空気が抜けていて、とてもトレーニングどころぢゃない、、空気入は、なぜか職場においてあるので、ぢゃしょ~がないと、タンノイにもどって、音の変化の具合を聞いてみる。
ん~、やっぱり音は固めになりますね。床板に直接スパイク置きの方が音の優美なところは良かったけれど、、板をおくことで、やっぱり音全体のゆるさが、なくなります。でも、固すぎかなあ
しかし、そのうち器機があたたまってくると、だんだんと音の硬軟の具合がいい塩梅になってきて、このぐらいの固さならいいなあという感じになってきた。
カラヤンBPOが70年代に録音したベートベンの6番のCDを鳴らしていたのだけど、、そのうち、ベースのぶ~んといううなりもいい感じで出てきました。この低音の様子は、タンノイならではもの、、デパートタンノイもこんな感じのぶ~んっていう低音だったな、、
さらに、器機があたたまると音場もぐ~んと広がって、この時期BPOにいたJ・ゴールウェイの見事なフルートが浮き上がる、、この時期にBPOって本当にすごい人たちがいっぱいでしたね、、
最終章にいたる頃には、音がいい塩梅でしまって、しかも、弦の音には、一種のきらめき感みたいなものも出てきて、もうFALとは全く違う様相の音になりました、、これもタンノイのキャラなんだろう。
タンノイっていうのはやっぱり、ものすごい個性がありますね。
だって、どんな音楽でも、あのユニットと箱が鳴き合って、独特のトーンを作って、そこから音楽が出てくるっていう訳だから、個性がでない訳はないんだな、、
夕ご飯を食べて、今度はMバードのいろんなチャンネルを聞いてみたけれど、ジャズもクラシックも、硬軟あいまって実に良いです。
特にジャズは、タンノイ独特のトーンで鳴らすジャズは、まあ、実に落ち着いていて、はでではないんだけど、なんというか、じんわりと
聞かせてくれますね、、
クラッシックは小編成もフルオケもSPが音響を整えた上で鳴らしてくれるという感じであって、、いやこれはもう、本当に最高のサブシステムですね。
サブっていっても、メインにおとるっていう訳ではなくて、音のキャラとして、おいしいお酒とかのみながら、窓のそとの様子をみながら、、本よみながらとか、考えごとしながらとか、、そういう環境にぴったりの音、、よりそってくれる音っていうのかしらん、
しかし、真剣に音楽聞きたいなあというときは、十分にその要求にこたえてくれる、、それならメイン・サブとか優劣つけなくてもいいのですけどね、、
FALの音がはつらつとした青年の音っ!ならば、タンノイの音は、そうねえ年の頃なら40前後のやさしいご婦人というような、、感じかしらねえ、、やっぱりほら、おじさんは、ご婦人の方がすきだから(大爆笑)。
もしかして、タンノイ好きな方は、お酒とご婦人がお好きだったりして、、いや、じょうだんじょうだん、、
しばらくは、2階のタンノイとつきあう時間がながくなりそうです、、