まさしくシステム全体がリビラメンテで接続されて、1週間以上が過ぎました。さて、音はどうなったか?
いや、なんというか予想以上というか、期待を上回るというか、う~ん結論的にうならば、音楽を聞くのが楽しくってしようがないということかしらん。
(リベラメンテでバイワイヤ状態のB&W803ダイヤモンド)
音がどのように変わっていったかは、先回の記事で書いた通りなんですが、さらに変わりました。
全体の音としては、音全体がとてもしなやか、、、ふわっと自然にすべての音が出てくる、、、前にも書いたけれど、ふわっとすべての音が出てきて、次に出てくる音と繋がって、どんどん豊かになって、音楽全体がストレスフリーで再生される、、って表現むずかしいな~(笑)。
音全体にエッジ感というか、詰まるところがどこにもないというか、ああ、全体が自然に解放されているというか、、
しかも、細かい音、小さな音、かそけき音も、なんだかすべて聞こえるようなあたしには感じる。
(メインアンプからリベラメンテバイワイヤは床ではなく、壁面にかけて伸ばしている状態。軽いのでこんなことが可能)
たとえば、昨晩、久しぶりにバルト―クのバイオリン協奏曲を聞いた訳だ。これって、確かにユニークな曲とは思うのだけど、なかなか全体としてとらえにくい「かたち」の音楽で何回聞いても、大きなストーリとしてとらえにくい音楽だなあという印象がありましたの。
で、今回、リベラメンテで解放されたあたしんちのシステムで聞いてみたら、、、メインのバイオリンの音がこれだけしっかり鳴ったのははじめて、しかも演奏者の細かい所作まで聞き取れる、、、
それとアタックの強い部分の細かい音まで聞き取れるので、いくつもの複雑な響が、どのようにかかわっているのか、わかる。
グランカッサの強打は深くダイナミックに沈み、、、エネルギーは充分、というか、炸裂するエネルギーを十分に出してくれないと、バルトークは面白くないでしょ、、
バルトーク独特の、重たく暗いくもが大地をおおっているとおもったら、一転、青空がぐ~っと広がり、さわやかな風がどこまでも吹き通るとおもったら、またあ、プリミティブなリズムが鳴り始める、、
っていう、あの音楽が、、今まで、ずっと、はっきりと、そんなストーリがわかる、、そんな今までと違う音楽になってあたしのシステムが鳴っているということなんですね。ひじょ~にわかりづらいと思うけれど、、、
それと、先の記事にも書いたけれど、オーディオで音楽を聴くということが、前よりずっとずっと好きなった、、もちろん、オディオが好きで音楽が好きで、こんな馬鹿ブログを飽きもせず書いているのだけど、やはり、音もだちの皆さんも聞くということに一定のストレスがあるでしょ?
そんなものが、全段リベランメンテにしたことで、ふきとんでしまった。オディオで音楽を聴くことが楽しくてしょうがない! 音に包み込まれるような快感があって、、そうか・い・か~ん!なんですね(笑)。
ジャズでも、クラッシックでも(それ以外はあんまり聞かないけど)何を聞いても音楽に引き込まれてしまいます。浸ってしまいます。
そうして、音楽を聴いて気持ちが良い、、、これってやっぱり全段リベラメンテにした効果だと言ってよいと思います。
それと、GPS-777やABS-7777、DAC-1その他インフラノイズの機器の良さが、リベラメンテにしたことで、さらに良くわかるようなった、、、
あ~これはいい! 実にいい!
もうこれ以上のものはいらないなあ、B&Wも803Dで十分、アキュのA-60で十分、、、だってえ、あたしの好きな音で鳴っているから、もうこれで自分的にはザ・ハイエストではないですか!?
もちろん、この音楽と響とエネルギーに包み込まれる音のありかたが好みぢゃない音もだちも少なくないと思う。特にブルーノートとかあの辺のいい意味でのデフォルメの効いたジャズなんかがお好きな方は、、
あたしだって、実家ジャズ部屋では、ジャズ喫茶のイメージで鳴らしたいからリベラメンテは使わないもの。ベルデンの廉価ケーブルで鳴らしたときのあの固さが、このシステムには好ましいからね。
でも、うちで聞くときは、リベラメンテ。だって日常から解放されたいたいではないですか(笑)。リベラメンテで音楽を鳴らすと、音楽だけを経験することができる、、と思うよ、、
しかし音楽好きのオディオマニアとしては、非常に困るではないか? こ~いうどちらか言えばオディオブログを書いているものにはやばいではないか!? だって、ほら、もうこれでいいなんて書くのはね?
インフラノイズもこうなったら、リベラメンテ電源ケーブルまでやってほしい(笑)。そんな必要は今の音聞いていたらほとんどないと思うけどね(笑)。
しかし、あたしはオディオ馬鹿一代! リベラメンテで解放されたうちの音で音楽にひたりながら、あっそうだ、あれをこれしたら、どうだろうなんて、オディオ欲望はまだまだ果てしないのであった、、
待て次号! それから、あたしみたいな音楽の聴き方されてる方には、リベラメンテを使うことを強く~強くすすめたいのでした。
~ つづく ~