キース・ジャレット好きですか? う~ん、あの、演奏途中でてへ~っとか、うおおおおおっとか奇妙な唸り声を上げているあのおっさんでしょ!?とか言う人は少なくないと思う。あたしもそう思っていた。スタンダーズトリオはすごいと思うけど、聞いてて、それほど聴きこまれるということではなくて、まあ、どちらかというとちゃらちゃ流れる御茶ノ水、BGM的に聞いてますけど、、みたいな感じのとらえ方でしたの、、、
で、昨晩はこれを聞いた、、、
でもね、今の全段リベラメンテ+「秘密の機材」で鳴らしてみたら、キースのトリオはジャズっていうジャンルでは片づけることができない、なんというか次元の違う音楽っていうことが分かった、、
ジャズなんだけど、キースの頭の中では現代音楽をやっている感覚なんじゃないだろうか、、、クラッシック好きの音もだちがジャズを聴き始めるにはキースは結構とっつきやすいかもしれませんね。
はじめはやっぱりBGMだよな~きれだけどな~と思ってたのが、演奏がだんだん高揚していくうちに、もうなんというかトリオなのに音楽が怒涛の華厳の滝!みたいな様相になってきて、おおおお、ベースのエネルギーもすごいし、ドラムスの乱打も間髪を入れず、ピアノの音が水晶の城のにように屹立していく行くってのが、眼前に展開されていくのですね、、これには唖然、、
しかも、あなた、音そのものの固さが全くいい塩梅、、固くもな柔らかくもなく、、まったくいい塩梅の柔らかさをもった琥珀があるならそんな感じの感触っていうのかね、、、
あっ、もちろん、これには現時点で未公開の機器の効果もあるんだろうけど、、やっぱりとどのつまりはリベラメンテの力っていうことなんだろうなあ、、
そういう訳で、夜な夜なキースを聞いている師走なのでした、、、