新年度が始まって、やっぱり年度はじめはその頃なりに忙しくって、帰宅時間がいつもよりずっと遅くなって、つかれちまってこのところ愛機に灯を入れていないのですね、、、
それでも、ワーグナーのパルシファルにノックアウトされちまってからはこの作曲家にちょいとはまっているのであります。で、他の楽劇とかも聞きたいなあというので、アマゾン他でいろいろ探したら、あった!ありました!正規盤の楽劇コンプリートボックスセット、、
とくにこの2セットが内容も良くて、お値段も1万円以下!!
Great Opera Box Box set, CD, Import
特に後者では、クライバーのトリスタンとかショルティのパルジファルがなんと、全曲正規盤で入っているというからたまらない、、
だって、こういうのふつ~にかったら、2万~3万とかするぢゃないですか?
あたしらが若い頃は、もうなんとか全集を買うときは、それこそ勇気を振り絞って購入したものでしたが、、ボックスでこんなに廉価というのはどういう訳だっ!? カラヤンのベートベン全曲集(LP)とか、バーンスタィンの「トリスタン」(LP)とか買うときは、もうはあはあどきどき、こんなの買ったらうち破産しないかと心配しながら入手したのがなつかし~。
さて、なぜそのように廉価なのか、理由は分からんが、ともかく、この2つのボックスセットをポチってしまった、、そうして来た、、いくつか聞いた、、いや、いいわ~っ。
音は全く問題なく正規盤の音だし、ショルティVPOのパルシファルって結構いいなあと満足、また、もうひとつのボックスにはワーグナー初期のオペラも入っていて、これもちょい聞きしたけど、なかなか良いですね。
(お値段どちらも1万円以下だよ~}
しかもMYTEK DACがあるので、少し録音レベルが低いなあと感じる盤については、DAC側ですこ~しレベルを持ち上げてあげてプリとのマッチングをあわせてあげると、実に良いこころもちの音に調整することができる。なるほど、これがもともとプロ仕様でつくられた器機のメリットかなと思っております。
そうして、もうひとつ。マランツのSACDプレイヤーSA15S2があって、あんまり使ってなかったのだけど、Mバードとか聞いていると、最近さかんにSACDがかかる、、なるほどSACDあんまり聞いてなかったなあ、新年度だし、あらためてSACDを聞いてみましょと、、メインシステムにつないでみました。
(ひっさしぶりの出番。でもなかなか音が良い)
そうして、ひっさしぶりにチェリビダッケのブラームス4番(ライブ)のSACDを聞いてみました。あ~いいわ~。こういうこというとちょっとあれですけど、プリがいいから音がよくなった感じ(大爆笑)。
やっぱりEARのプリを通すと、音が実に肉感的・官能的にFALが鳴る、、、ううむ、しかもSACDだけに、さらに自然で柔らかい音、、
しかし、ダイナミックレンジは広くって、、太鼓の強打の立ち上がりの速さとエネルギーには驚いてしまった。この音はCDではでないかなあ、、やっぱり、、
という訳で、昨日、お昼休み実家にいって、数少ないSACDをかき集めてきました。おっと、それと忘れてはいけないベームのワーグナー「指輪」、、こちらももってきました(笑)。
で、帰りしな愛車KトラのFMで聞いたムラヴィンスキーのショスターコビッチ5番に圧倒されちまいました(笑)。いや、これはすごい、はじめて聞いたけれど、すごい! ムラヴィンやっぱすごいなあ、、この曲のSACDもたしかエソテリックが出してたんぢゃないか、、でも、もう売り切れだろうなあ、、
開花が遅れてた桜が、咲き始めましたねえ、、
持ってきたけど、聞く暇がないという、ジレンマ! これこそが新年度! ううむ!