むっか~し聞いたときは、ぜんぜんピンとこなかった音楽が、、50も半ばを過ぎた今、ひさびさに聞くとぐっとくるというような経験ありません?
実はあたしは、最近そういう経験をした。
ちょっと前のMバードで田中伊佐資さんのアナログ盤だけをしつこくかける番組を聞いていた。いろんなカートリッジの音聞くというのが、その週のお題だけったのだけど、その番組で一等はじめに田中さんがかけたのが、これ。
そう、もうみなさんご存知のハービーハンコックさんの「処女航海」。かかったのはこの盤のラストをくくる「ドルフィンダンス」、、
これがね、なんとも美しくててね、、優雅でね、、あれれ、こんなにきれいな曲だったけっと自分の記憶を疑うほど、よかったのですね、、とてもきれいなアンザンブル。すごいアドリブは、前の2,3曲堪能するとして、ドルフィンダンス、実にすばらしい、、聞いてて、こころがおだやかになっていきます。
アナログだからぐっとくるのか、、
この盤を初めて聞いたのは、20代のころだったけれど、その時は、タイトル曲はいいなあと思ったけれど。全体的にはピンとこなかったなあ、、
そういえば、あたしが以前勤めていた会社の先輩が自分に結婚式の入場のとき、処女航海のタイトル曲を使ったんだぜ~と言ってたけど、、なかなか意味シンだよな、今から思えば(笑)。
タイトル曲ももちろんすばらしいけれど、、しめくくりのドルフィンダンスはもっとすばらしかったんだ、、
この作品、手元にはCDしかないのだけど、実家にLPがあったかもしれない。
アマゾンで探してみると結構LPも出ているみたいなので、探してみよっと、、
この盤はやっぱりアナログで聞きたい、、