昨日はちょっと早めに仕事を切り上げて、AMP-KUMAMOTOでアナログを鳴らしてみることにしました。
ちょっと前にHH店で購入したテクニクスのSL1200MK3なんだけど、DL103を装着して、いつでも動かせるようになっていたのでした。で、帰宅途中に実家によってSATRIのフォノイコライザーをもってきた。んで、帰宅早々、このフォノイコとプレイヤー、そしてAMP-KUMAMOTOをつなぐ、、SPは昨日のままNS-100M(百だよ!)。
そうして聞いたのは、ちょっと前にリサイクルショップで見つけて購入していた、これっ!
渡辺貞夫さん1979年のアルバム。どフュージョンの「モーニングアイランド」。
あたしは、もちろん渡辺さんの全盛期をリアルタイムで知ってる世代なんだけど、
あの当時は、な~んか軽いなあという感じがして、ラジオとかで聞くぐらいでアルバムとか積極的に買ってだとか、貸しレコード屋でかりてカセットに録音するなんてこともやらなかった、、
でも、リサイクルショップに並べてあったのを見つけて、安かったのもあって買ってみたって訳なんです。
DL-103の針圧は2.8gにして、早速、針を落としてみます、、
いやあ~これいいわ! ものすごく軽い感じの演奏なんだけど、実はテクニックが卓越してないと絶対できないこのパフォーマンス。ミュージシャンは誰じゃと確認したら:
デイブ・グルーシン、エリック・ゲイル、スティーブ・ガッド等イースト・コーストの名うてのミュージシャンが参加したNY録音盤。1979年作品。
とのこと、、おお! スティーブガッド! なるほどね。太鼓が実にうまいと思ったら、スティーブガッドね、、しかしまあ、本当によく練られた編曲と卓越したアンザンブルであるし、全体的にとても良い出来上がりだと思った、、
それに、あの頃、テレビとかラジオとかで良く聞いた曲がたくさんあって、懐かしいなあ、、でも、演奏自体は懐かしもなんともなくて、実に活き活きとして、今聞いても乗れます(笑)。
AMP-KUMAMOTOは、このアルバムを繊細にかつエネルギー感十分に鳴らしてくれた。NS-100Mからこんな低音が出るのと思わせるほどの、ベースとキックの音がすごい! ピアノの音も美しい、、
デジタル系に比べると、やはり中低域の厚みが違う。そういうところもAMP-KUMAMOTOは、このサイズで堂々と出してきますね。
あんまりいいので、この盤2回聞いた。2回目は針圧とかいじりながら、、
懐かしかったなあ、、渡辺さんの音楽ってさわやかでね、、当時19ぐらいだったあたしも、結構さわやかだったなあと感慨に浸る、、
次に聞いたのは、クラッシック。これもリサイクルショップで買った盤。
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮 バイエルン放送交響楽団ですね。
これを、聞いてみます、、
うわ~この録音、もろマルチマイクをオンマイクで拾って録音しましたという音。
しかも音が固め、、でも、この音楽のディーティルまで聞き取れて、とても面白い。
これも、ものすごい低音が入っているのだけど、そのFFをAMP-KUMAMOTOは見事に鳴らし切りました、、
ん~。例えば、リサイクルショップでやす~いLPを何枚か買ってきて、帰宅したらすぐ聞いてみたいのだけど、メインシステムだと、準備とかに時間がかかって、結局、後で聞こ~とか言って、ほうっておいたままたまっていく、、なんとことが現状としてあります(笑)。
だけど、例えばAMP-KUMAMOTOと手軽なフォノイコと、これも中古で買ったがんじょうなSL1200にDL103を付けておけば、、ただいま~、じゃちょっと聞いてみましょっか~とかビール片手に、すぐ聞けるなんてことになる訳だ、、
AMP-KUMAMOTOなんですが、そういうふうに手軽にアナログを聞くときでも十分な再生能力をもってますね。もちろん、入口をさらに良くしてあげると、その分、いい音で再生してくれますね。