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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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SATRI AMP-KUMAMOTO これまでのまとめ、、

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AMP-KUMAMOTOをしばらく聞いてきましたので、今回は、まとめ第1回

 

細かいスペックなどは下にパンフレットを貼っておきますので、そちらで確認してね、、

 

 

 

①サイズなど、、

 ともかく軽い。片手でもって運べるのでとても便利。

 デザインは好みがあると思うけれど、このアンプだけのスペシャルデザインと

 考えればよいと思います。

 

②使い勝手

 サイズが小さいので、ラックに入れても、てきとうに棚とかにおいてもOK。

 なにしろ動かしやすいので、使い勝手はばつぐん。それほど発熱しないので

 狭いところに設置しても安心。

 

③機能について

  RCA入力が1系統、スマホとかを接続用のピンジャックが前面に1系統。

  トンコンは無し、真ん中にボリュームのノブがあるだけ=と超シンプル。

  あたしなぞは、スマホにつなげて聞くっていうことはしないので、実際には

  RCAだけを使っておりました。

 

④音質

  全帯域で十分なエネルギーで、今回使用したほとんどのスピーカーを楽々と

  ドライブしました。具体的には、低中域の十分なエネルギー感、特にバスレフ

  タイプのスピーカーでの押し出し感は、とても18Wとは思えないもの、、

  

  特筆したいのは、その澄み切った高域、、ピアノとか弦楽器とかを再生すると 

  きの、なんとも瑞々しい、水晶玉のような高域、、この高音と豊かな中低音が 

  絶妙にブレンドされて鳴るのだから、く~ったまらん。

 

  そういう美音調にあいまって、解像度が高く、音の微粒子が充満して出てくる

  みたいな様子であるので、録音の良いソースなどは(ハイレゾとかは特に)

  く~ったまらんで鳴ります。

 

  あたしは、とくにアコーステックなジャズとクラッシックを鳴らしたのだけど、もち

  ろんロックとかポップも問題なく鳴ります。というか、ロック・ポップ・ジャズとか

  を中心に聞くんだったら、それによりあったスピーカを使ったら、最良の結果が

  得られると思います。

 

  あたしは、今のところ鳴らしにくい小型から中型のスピーカー、しかも20年と

  か30年以上も前のやつ(笑)を使ってみたのだけど、、特にヤマハの往年の

  スピーカーとは相性抜群でした。

 

  音もだちのKさんは、JBLのどでかいホーンと38CMのウファーを、AMP-K   

  UMAMOTOで鳴らしてました。あたしも、この音を聞いたけれど、たしかに、 

  このでかいシステムが活き活きかつろうろうとなっていたのにはびっくりしまし

  た。

 

  Kさんは、SATRIアンプでも最上級の音、これはまるで奇跡でしょ!

  とか言ってました。

 

  このアンプは単体で使った方が良いと思います。入力系統が少ないからと、

  下手にプリを使うと、このアンプの鮮度というか瑞々しさが失われるような気

  がします。

 

  音質の良いフォノイコをかまして、アナログを鳴らすと、デジタル系よりも低中  

  域がずっと豊かになって、アナログ再生も大変良いですね。

 

  SNが大変良いのと、まったくとげとげしいところが全くなく、ナチュナル。

  だから結構なボリュームで長時間聞いてもまったくつかれない、、

  むしろ聞いていて、気持ちよくなってくる、、(寝てしまう)。このコムフォーティン

  グな音調も特筆すべきですね、、

 

  ケーブルとかは、ふつうのものを使えば十分に実力を発揮してくれます。

  特に電源ケーブルはあるていど良いものを使うと良いと思います。うちでは

  実にチープなケーブルを使って、実にいい音でなりましたので、ふつ~の

  ケーブルを使えばOKだと思います。 

  ただし、うちでは中村トランスの専用タップから電源を取ってるんで、ふつ~の

  OAタップでもいいけれど、やっぱりオディオ専用電源があれば言うことなしで

  すね。

 

  つまり、素の状態で鳴らしても、これだけの音質なのだから、いろいろやりた

  いマニアの方は調整次第では、さらに好みの音調にしあげることができると思

  います。

 

⑤ あたしとしておすすめの使い方:

   ずばり、重厚長大のシステムはもういらない、コンパクトなシステムでいきた

   いという方にも、メインのアンプとしておすすめなんだけど、入力系の数が限

   られているので、そこがちょっと課題。ただ、永井さんによると、このアンプの

   コンセプトを生かしたグレードアップバージョンを作るとのことなので、メイン

   で気合入れて使いたいと思われる方は、もう少し待つと良いニュースがある  

   と思います。

 

   実際使ってみて思ったのは、超高音質+リラックスサブシステム用のアンプ

   として使うのが、あたし的にベスト、、

 

   手持ちのどんなSPでもよく鳴らしてくれると思うけれど、できれば、モニター

   系で、細かい音まできちんと出して、バランスの良い小型から中型SPをあて

   がって、入力系はよくばらずひとにしぼってサブシステムを組む。

 

   あたし的には、こんなシステムを組んでみたい:

   

   ① デジタル系(CDPもしくはMバーードチューナーもしくはPC) 

     + 真空管DAC

   ② AMP-KUMAMOTO

   ③ B&W805系(昔の安いやつ)+ 良いスタンド

 

   こんなことになったら、たぶんメインはあんまり聞かなくなると思います(笑)。

 

★世の中にはいろんなアンプがあって、あたしもデジタルアンプのNMODEとか 

  欲し~なと思うし、ジェフのちいさいアンプとか聞いてみたいと思う。それぞれ

  にスペシャルななんだろうし、機能面ではAMP-KUMAMOTOよりもいいも

  はたくさんとあると思うけれど、、全部手に入れて聞くなんてことは不可能、、

  SATRIアンプの音を一度は聞いてみたいと思われている方には、このアンプ

  は是非おすすめです。13万円っていうお値段ですが、SATRIアンプではもっ

  とも安いプライスになったんですね。んでももって、熊本復興の人助けにな

  るっていうのだから、いい話ぢゃありませんか(笑)。

 

  SATRIアンプには、さらにハイエンドもあって、機器を電流伝送するSATRI

  LINK機能があって、この音が聞きたいんだよな~という向きもあると思うが、

  AMP-KUMAMOTOの音は、それだけでSATRIアンプの一番いいところを

  出してきますから、SATRILINKはまた後でもいいと思います。

 

 


  

 

 

 

 

 


 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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