そうして年があけた訳なんだけど、年末には知人がなくなったり、それこそ友達が27日に急逝してどたばたした。その上、昨日は、お仕事でお世話になったかたが亡くなったということで、なんともかなしい年明けになってしまった、、まあ、しようがないなどと思いつつも、システムの音は毎日変貌したのでした。
インフラノイズのリベラメンテケーブルによる音環境の効果は絶大で、信号上流のセッティングが変わっても基本的に変わることなかった。
まず大きく改善されたのは、低域の沈み込みが前よりぐんと深くなったこと。ただ単に低音が大きくなったということではなくて、深い低音を基礎としてその上に楽器の響が乗ってくるという、前にも書いたけどホログラフィックな音の様相になったのであります。このケーブルは本当にいいなあと思いつつ、音楽に浸ってしまいます、、
一方、トラポとDACのエージングは進み、相当に音がこなれてきた。CEC DAC71MK2は実はだいぶ前に使用していて、気に入っていたのだしたが、今回、追い込んでいくと、確かに音はきれい、響も大変良い。でも、ちょっとそっけない音なんですね。なんというか、音は良く出ている、だけど音楽がたのしくないというか、、高域があまりにも素っ気ない、、 もっとエージングが進めばよくなると思うだけど、、
どうするか、、、思いついたのがやはりST社からだいぶ前に譲ってもらったライントランス ST-5。こいつを投入してみることにした。
詳しくはこちら → http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2010/03/post_fd8c.html
このトランスはバランスケーブルのみの対応で、現在はST社のバランスケーブルと使用して、出力にリベラメンテを使用。
で、接続直後は、もう想像してもらえると思うだけど、音はもこもこ、
やっぱりはずどうかなあと思うぐらいだっただけど、いやまてまて、
シナージ効果が出てくるには時間がかかるのです(笑)。
で、上のようなセッティングで鳴らしこんだ。
すると、だんだんと音が晴れあがって、このライントランスの実力がずんと出てきた、、、
はさみものっていうのは、ピュアオディオでは、あんまりよくないと思われるかもしれないけど、あたしとしては、出てくる音があたし好みであれば、全く問題ないんです(笑)。
DX71MK2で足りなかった部分が全部追加されて、さらに音にコクと艶がのってきて、それだけではなくて、全体的に柔らかさがまして、アナログみたくなってきたのだった、、
~ つづく ~