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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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カセットがブームらしい、、 「オーディオ歴史館」を聞く、、

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先の火曜日の夜は、ゲリラ豪雨となって、さすがのMBの信号も雨粒に邪魔された信号がとぎれとぎれになったのだったが、「オーディオ歴史館」のはじまる9時ごろには、なんとかあがって聞くことができました。

 

おなじみのお二人、牧野館長と生島主席学芸員は、最近カセットの生録にはまっているということで、先週につづき、生録音源(?)およびカセット音源を取り混ぜての放送であります。

 

 

当日のメニューは:

 

出演:牧野茂雄、生島昇 ※ナマロク的アナログオーディオを聴く- 
SE(エスプレッソマシーン)(生収録)By Sony TCM 
Surf Break In Jamaica/CBS/SONY20KP-537
愛は止まらないWINKPolistarPSTR-1007
SE(相模湖付近の鳥の鳴き声とせせらぎ)(生収録)IC Recorder 
St. ThomasBranford MarsalisSony RecordsFC-40711
Impossible ConcertAngrea CentazzoLotus Records013/0914/0035

 

 

というものであったが、先ず1曲目と、牧野さんがかけたのは、上の通り、、

最初にドコドコドコっていう太鼓みたいな音がするので、すわ、これはアフリカンドラムかと、ようく聞いていたら、なんだかよくわからんのですわ(笑)。機械の音みたいなんだけど、、、

 

終わって、牧野さんが

 

「はいこれは、私のいきつけのお店のエスプレッソマシーンの音だったのですね」

 

だって。なんでも牧野さん最近はドイツ製のカセットデッキを外に持ち出してあれこれカセット生録にはまっているとのことで、その中の一コマであったのだけど、

あの、これ曲っていわないですよ(笑)。それにしても、実にリアルないい音でした。

 

次に生島さんが、これって70年代に大ヒットしたんですよね~と

ジャマイカの波の音をカセットで、、

ん~悪くないですね。実に細かい、波の音、、波が引いていくときの砂と絡まる飛沫の音まで、実に柔らかく出てる、、

 

こ~いうのがヒットしたってだからすごい時代でしたね、、とお二人も感嘆されておられる(笑)。しかし、こう延々とのジャマイカの波の音が続くだけの、ソースっがヒットしたっていうのは、今では考えられないでしょうかね、、76年の作品だそうで、、あたしが14歳のときだった、、そ~いえば、こういうのがあったかなあ、、

 

しかしMBのオーディオチャンネル(124CH)では、こういう環境音を流しているときがありますね。あれは、あたしはちょっと苦手だな(笑)。そういうときは、他のチャンネルに変えればいいから、まったくストレスありませんけれどね(笑)。

 

次に、WINKのライブをカセットで、、ん~90年代の音ですよね。打ち込み満載、

シンセギラギラ、、時代を感じます。

 

次は、生島さん持参のブラッフォード・マルサラソースの「ルネッサンス」というアルバムから、カセットで生録した音源をそのままLPにいれちゃったという「セントトーマス」。

 

ああ、これもやっぱり、あったかくて自然な音調で、演奏もリラックスしている感じで、いいな、、あたしは、実はこの盤、CDでもっているけれど、じっくり聞いたことがなかったのだけど、、、

 

この盤には、この録音のデータとかが記してあって、なんでも生島さんの愛機SONYのデンスケで録音したとのことで、なんだか生島さんがほこらしげに説明する。

 

しかし、あれですねSONYは、もう家電とかつくらなくなって、さびしいですね。むかしは、あれだけ、いいもの作っていたのにね~ とお二人がさびしそうであります。 

 

いやいや、待ってください。

SONYは今、HDDプレイヤーでいいもの作ってますって、、あたしの持ってるHDDプレイヤーHAP-Z1ESなんかは、実にいい音しますから、、お二人にもこれを聞いてほしいなあ(笑)。 オーレックスのラジカセもいいですよっ(笑)。

 

最後に生島さんがアングレア・センタッオていう現代音楽の作曲家のプライベート盤ですっていってかけてくれた、Impossible Concertっていうのが非常に面白かった、、

 

こりは、テープで音楽やら、町の音やら、なにやらかにやらの音を録音したものをテープ編集して、ミュージックコンクレートみたいにした音源に、さらに、センタットさんが、パーカッションを当てていった音を、録音して作った作品だと聞いたけれど、、

 

 

ど~いう曲かということは、来週のリピート放送を聞いてもらうしかないのだけど、

生島さんがコメントしていたように、作者のユーモアが横溢する作品だと思ったな、、ミュージックコンレートというと唯一知ってるのがビートルズのレボルーションNO9なんだけど(実際はジョンとヨーコが作ったみたいだけど)。これみたく深刻ぢゃなくて、もっと明るくて、外に広がっているような、、思想みたいなものを排除した、おもしろ音楽です、みたいな作品だなと感じた、、

 

あたしも高校の時に、友だちからラジカセを何台か借りて、短波ラジオのフェージングの音とか、、ギターの音とか、いろいろな音を録音して、そいつらを一斉に鳴らしたところを、一台のラジカセに、今思えば多重的に録音して、んでもって、自分の声を3つぐらいかさねて、、題名「うしごろしのあいつ!」っいう作品(?)を作って、、カセットに落として、、友だちに聞かせて、おおうけしてたってことを思い出したぢゃないか、、あれは、本当におわらいテープだったなあ、、あのテープはどこへいったのか、、んな、ことをセンタッさんの作品を聞いて思いだした、、

 

まあ、この作品毎日聞くようなものではないとは思うが(笑)。

生島さんによると、制作当時はデジタル技術なんてなかったから、テープの切貼編集で、ここまでやったっていうのは驚異的な技術というか、根性だ!とのこと。

 

途中、牧野さんがドライブの途中で録音したという、鳥の鳴き声とせせらぎは、これはカセットでなくてICレコーダーによるものとのことだったのだけど、とても良い音だった、、一服の清涼剤でした、、

 

ということで、おふたりは、ただいま今「カセット生録旋風吹き荒れ中」ということで、雑誌「ステレオ時代」ともコラボして、近く「カセット生録大会」でもやりましょう!と鼻息が荒い!

 

それは楽しみなんだけど、当地から東京はあまりに遠いので参加できないだろう、ということと、カセットで録音できる機械そのものをもってないですよ!

 

生録は、みなさんにまかせた! あたしは、リスナーに専念します! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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