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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ALRジョーダン エントリーSiを鳴らす! 

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おととい自転車で街のHH店に行ったけれど、ちょうど雨が降ってしまって、すぐ帰ってきてしまったのでした。ということで、昨日も夏休みだったので、雪辱戦じゃ~とか言って、朝から行ってきましたよっ! もちろん車でね。

 

いやま~、火曜日の午前中のHH店って、ほとんど人がいなくて気分いいですわ。ということでクラッシックのLPをあさりにあさり、通常このお値段では買えんだろ~というような盤や非常にマニアックな盤を入手いたしました。

(こ~いうの専門店でかったら一枚2~3千円するのぢゃないですか!?)

 

しかし、サー・ジョンの盤が結構あったのには、おどろきました。英国音楽マニアの方がいらっしゃったのだなあ~と感心、、

 

ということで、さて盤も購入したので、大昔のオディオでも見物して帰ろうかと、オディオの棚を見ていると、あらら、小さなスピーカーがありますね。ALRジョーダン

とある。エントリーSiと書いてある。

 

このSP、ちょっと前、オディオ雑誌各誌で高評価を受けていたあれぢゃないか?とちかよってようく見てみる、、あらら、やっぱりそうだわ。ステサンにニアフィールド関係の記事書いている、評論家の和田さんがだいぶ前に、このSPのことをずいぶんほめていたみたい。ものはとてもよさそうだして、お値段も結構こなれているので、ん~これは、ここで買わなかったら、ぜっ~たいあとでうじうじするなあと思ったからたまらない、レジのおねえさんに、すいませんがこれくださいっていいって、レジ袋2枚につつんでくれたのでした。しっかし、ドイツ製のSPをレジ袋の入れて買ったのは、珍しいのではないかな(笑)。

 

で、帰宅してさっそく、モアイからSiにアンプを接続交換して、Mバードで音出し。

ん~モアイに比べると、サイズが小さいこともあって(本当に小さい。弁当箱ぐらい)、ちょっと全体的にさみし~感じがしました。

 

それと、やはり低能率だから、AMP-KUMAMOTOのボリュームもモアイだと

9時~10時で十分だったのに、Siでは、12時ごろまで上げないと物足りない。

ん~さすがのAMP-KUMAMOTOもSiを鳴らすのは難しいかなと不安になったのだけど、いやいや、このSiだいぶ鳴らしてないはずだから、ともかくエージングぢゃとお昼からずっと音を出しておきます。

 

 

そうして、夕ご飯食べた後から、本格的に聞き出します。

ソースはMBの122CH、ジャズチャンネル。

 

ああ、音変わった! ちょうどビックバンドジャズをやっていたのだけど、このサイズなのに結構な迫力。低音も十分すぎるぐらいでてますし、音場も広い。楽器の音がとても自然に出ます。とても解像度が高い! 全体的にとてもなめらか、、エッジがごつごつ立つような音とは全くなくて、全体的にナチュラル!

次のピアノトリオ、、これも良いですね! ピアノの音がとてもきれい、ベースも十分に低く深くから鳴ります。ドラムスは派手ということにはならないけれど、十分な楽器の質感を持って、出てくる。

 

次のクラッシック、、声楽はとても、きれい、、ハーモニーが溶け合う様が実に自然で良いです。それと、弦の音! これが実に美しい、、なめらかに音が紡がれる様がとてもいい。フルオケも実に自然で、もちろんサイズが小さいので、ド迫力っていうのは望むべくもないけれど、ふつ~に聞くなら、十分なエネルギー。

 

AMP-KUMAMOTOのボリューム位置は、1時もしくは2時、録音れベルのちょっと低いクラッシックだと3時ごろまであげるときがありました、、モアイを鳴らすときのボリュームをだいぶ違うのだけど、上のボリュームセッティングで実に良い音で、Siが鳴りました、、

 

SiとAMP-KUMAMOTOとの相性も大変良いと思います。もちろん、これから鳴らしこむとさらに良くなると思います。なにしろ、AMP-KUMAMOTOで鳴らしたときの、音の自然さと美しさは、実にすばらしい。Siの自然な質感から比較するとモアイはやはり、少し元気で、積極的な音づくり、さすがに長岡さんの設計だなあと実感しました。もちろん、モアイには独特の美がありますけれど、、

 

AMP-KUMAMOTOと一連のYAMAHAのモニター系のスピーカーとの音は、

Siと比べると、積極的で正確だと感じて、これも大変良い相性でした。しかし、Siとのマッチングは、なにかやはり音楽性がもっと豊かというか、ジャズと聞いても、クラッシックであっても、もっと音というよりは音楽を聞かせるというか、、そんな感じの音づくりがしてあるような気がします。

 

しかし、意外にならしにくいスピーカーなのかもしれません。AMP-KUMAMOTOでさえ、結構なパワーを入れないと、十全には鳴ろうとしないのだから、、いろいろ調べてみたら、やはり結構アンプを選ぶスピーカーとのこと、、そこから言えば、AMP-KUMAMOTOで鳴らすSiの音は、実に音楽性豊か、、このアンプの実力発揮というところでしょうか、、結構な音量で長時間聞いても、ちっともつかれない(笑)。

 

 

しかし、ALRジョーダン エントリーSi。噂にたがわぬ、良いスピカ―でした。これは買っておいて良かった。しかも、ほとんど使ってないようなきれいな個体、、

値段も定価の半分以下で、、これもラッキー、、

 

AMP-KUMAMOTOとこの小さなドイツ製のスピーカーがあれば、例えば夜

あんまりうるさくないボリュームでジャズとかクラッシックとかじっくり聞くのに大変あうんぢゃないかと思います。そ~いう「粋」なセッティングができるかも、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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