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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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週末いろいろ、、あらためてムジカライザー

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連休だったねっ!

 

土曜日はなんと、同居人のおばさんとあたしの28年目の結婚記念日っていうことをかろうじて覚えていて、いや~、あしたごちそう作ってやるからと難をのがれたのでした。ということで、昨晩は、特性おでんを作って、おでんでいっぱいでお祝いしたのでした(笑)。

 

一方、FALのSPをもっとよく鳴らそうといろいろやっておりました。先週、TAOCのスタンドをもどして、アンプの下にあらためて設置、スタンドをアンプの脚の間には檜の柱をかましたことは書きました。

 

(檜の柱見えますか?)

 

で、なかなか好ましい音になったのだけど、なんだろう、やっぱりもうひとつなんですよね~。音がうまくほぐれてないというか、特にオケのFFとかジャズとかの盛り上がるところとかが、、なんともちょっと気に食わない、、

 

さて、ど~しようか、、お~そうだ、ムジカライザーをかましてみようか、どのように音がかわるかためしてみてもいいかなと、あんまり期待せずに、今回はSP側のみに使ってみました。

 

ムジカライザーは、脚の下のセッティングで音がものすごく変わるということを調べておりました。ですので、先回設置していたときもムジカライザーの下には、厚手の本2冊、その上に杉の板(5センチ厚ほど)を置いておりました。

 

で、今回もおなじようなセッティングでムジカライザーをFALにつなぎました。今回はシングルワイヤのまま、メインユニット(下側の端子)にムジカライザーを使い、ツィターにはこちら側からジャンパー線で接続。

 

さて、音だし、、おお! ずいぶん変わります! ムジカライザー使用前は、音がざらっと感じていたものが、滑らかになりました。そうして、足りないなあと感じていた低音が、はっくりくっきり出てくるようになりました。何よりクラッシックの弦の音の響がとてもナチュナル、、実に自然な音になりましたね、、ホールトーンもくっきり聞こえてくる、、

 

ムジカライザーってこんなに効くんだと、その効果にあらためて驚きつつも、ジャズの再生はちょっともとたりない感じ、、クラッシックでももう少し高域の抜けがほしいところ、、どうすればよいか、、

 

で、思い出したのが足元のセッティングで音が変わるということでした、で、ちょうどその辺にあった木の板をしいてみることにした。

この板は、前に事務所を改築したときに使った、むちゃくちゃ固い南洋材で、港のデッキとかにも使われているものとのこと。ともかく固い! 

 

で、こいつを杉板の上に置いてみた。だから、ムジカライザーの下には、上から順に、「この超固い板」、「杉の板」、「厚手の本2冊」が置いてある状態。

 

で、聞く、、なるほど、セッティングにシビアに反応するっていうのは本当だったんだ、、この超固い木を敷いただけなのに、音の様相ががらっと変わりました。高域がぐっと出るようになった、同時に低域の量感もましましたね、、そうして、空間表現が前よりわかるようになった、、板だけでこれほど変わっるっていうのは、ふつ~にぽん置きぢゃ、ムジカライザーの威力が発揮されてないっていうことですね、、う~む、、

 

さて、この状態でも悪くないのだけど、ちょっと線的な音が強くなって、あたしの好みぢゃないんだ、、じゃど~する、、んじゃ!杉の板と超固い板を入れ替えてみることにした。

 

つまり、、こんどは「杉の板」→「超固い板」→「本2冊」という構造に変える、、で、聞いた、、ああ、なかなかいいぢゃない!?

 

(こんな感じ)

 

わるくない! というか、すごく良いです、、響も、空間表現も、ちょっと線的部分もちょっとひっこんで、全体的にいい塩梅の音の様相になってきました、、高域に少しなめらかさがほしいところだけど、これは鳴らしこみで、なんとか落ち着かせましょう、、

 

とういうことで、日曜午後からはムジカライザーを使って、鳴らしこんで、ずいぶんとあたし好みの音の様相になったきた、、

 

ジャズもクラッシックも豊かで、ボディ感も十分に出てきた、そうして、FALのSPのいいところである、広大な音場感、、、これが、やっと十分に感じられるようになってきた、、

 

チェリビダッケのライブCDからベートベンの3番を聞いてるんだけど、、ブルックナーみたいなベートベンなんだけど(笑)。これが実に良いです、、まるで音楽に包まれるような音の様相は、ん~B&Wとは全く別の世界、、

 

あたしのアンプSIT-1が出力10Wと小出力ということもあって、ムジカライザーがアンプを一番いい状態でFALのSPと「調和」させているということなんであろうか、、

 

しかし、もうムジカライザー離せないなあ、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奇妙な果実、、

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週末、同居人のおばさんと犬のソラと3人で、車で15分ぐらいの、いつもの公園に行ったのでした。

 

現地で、いつものようにソラときゃ~きゃ~いいながら、公園内をあちこちはしっていると、向こうから救急車の音、、、そいつがだんだんと近づいてくる、、、そうしてみるみる公園の中に入ってくる、、

 

たばこの不始末かな~なんて、おばさんと話しているうちに、今度はパトカーと救急車がやってくる、、なんだなんだ、事故かあと、見ると、あたしたちの車の目の前に救急車が止まっている、、わ~これは何かの事故だなあ、こどもがブランコから落ちたのかも、とちょっと心配になって、あたしら3人も救急車の方に近づいていきました。

 

突然、若いお回りさんがあたしらの方に来て、すいませんけど、向こうの方に行ってください。あちらの建物の向こうに隠れて、こちらを見ないようにしておいてくださいね、、

 

とやんわりとではあるが、断固とした意志であたしたちをぐんぐん、押していく、、、なんだなんだ、、なんですかあ?と聞くと、

 

若いおまわりさんは、今は言えないです、、と固い表情、、、

 

しょ~がないので、その辺にいた人たちが、建物の陰に集まってしまう、、

 

いったん何なですかね~? 事故ですかね~?ってうちののおばさんが、そこにいたおばさんに聞く、、

 

あ~、、自殺だって、、向こうに大きい木があるでしょ、、あそこでね、、どこからでも見える木なんだけどね、、あたしは、毎日ポケモンGOをやりに、この公園に来ててね、今日も、あの木の近くを歩いてたんだけど、まったく気づかなかったわよ~。あたしが第一発見者だったかもしれないと思うとぞっとするねえ、、

 

と話してくれた、、、おお!そうだったのかあ、あたしらも、駐車したすぐあとは、あの木のすぐ下を犬とさんぽしたのだったけれど、、、何も気付かなかった、、、

 

こんないいお天気に、、みんなが平和で、のんびりさんぽとかあそんでいるときに、死んじゃうなんてねえ、、よっぽどのことがあったんでしょうね、、

 

とうちのおばさんが言うと、、

 

ど~しょ~もないことってあるんだよね、、生きるより死ぬ方が楽だって思うときもあるんだよね、、そうして、やっぱりみんなに気づいてほしいと思って、、あんなに目につく場所で亡くなったんだね~、、、

 

とポケモンGOのおばさん、、

 

う~んなんだかなあ、、とあたしと犬、、

 

ビリーホリディの歌に「奇妙な果実」っていうのがあって、この題名長く意味が分からなかったのだけど、これって、木にひっかかった人のなきがらっていうことと分かったのはごく最近、、

 

これは激しい人種差別で、みせしめで殺された人を比ゆ的に歌った曲みたいなんだけど、、なんだか、「奇妙な果実」のイメージが、この週末の一件に重なってしまいました、、

 

まったく知らない方だけど、最後の場所にあたしたちが居合わせたたということは、ちょっとしたご縁なのかもしれないねえと、ともかくおばさんとその木に向かって手をあわせ、ご冥福を祈りました、、

 

ふと気が付くと、犬のソラは、青空の一点を微動だにせず、緊張して見続けている、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムジカライザーで音が激変! 

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ムジカライザーを使って、音が変わったことは、下でお知らせしたとおりなんだけど、昨晩、音を出してみたら、音がさらに変わった、いや激変したといった方がいいな、、

 

今回あらためて使ってみた最初の印象は下の通りだったのだけど、1日置いた変わりようは、すごかった! ともかく顕著だったのは、低中域を中心とした音の改善、、もう実に豊かで太くって、、あったかいのですね、、

 

ジャズとかかけると、もうその音の太さ、豊かさが、拡張、拡大、、音質そのものが、、なんというか、あったか~いのですね。

 

な、なんなんぢゃこれ~わっ! と おののきつつ、みみタコCDをCECのトランポートで回して聞いていく、、

 

音全体がもう、いい意味でもわ~っとあったかくてふと~い、、ベースの音が、昨日とは全く違うほど厚い量感で立ち上がってきます。

だからといってスピードが遅いことはない、、、早すぎるということもなくて、まさにCECのトラポの音だな~とあらためて納得してしまう、、

 

弦楽器、管楽器、打楽器、それぞれの音の特徴があったか~い音調の中で立ち現れてくる様は、今まで聞いたことがなかったなあ、、そうして、音場はさらに広く! 高く!

 

なんで!? ムジカライザーを1セットかましただけで、これだけ変わるのか!? しかし、それ以外に考えられないのですね、激変の要因が、、しっかも、昨日と今日の音の違いは、何!?

 

昨日のFALと今日のFALは鳴り方がまったく違う、、

 

インフラノイズのアイテムは、少なくともうちでは、本領を発揮するまで少なくとも1週間はかかったのだけど、今回は2日で、これだけ変わった、、 これから鳴らし続けるとどうなるのか、、

 

もう、ものすごくあたし的には、満足なんだけど、ちょっと音があったかすぎて、温泉に入りっぱなしみたいな感じで、のぼせちゃうかな~というような感じなんですね(笑)。いや~これはこれでいいのだけど、、もう少し温度下げてもらってもいいかな、、いや贅沢贅沢、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mバードでオーディオテクニカ AT-LP5でいろいろ聞く、、、

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相変わらず夕方、いろいろ調整したメインシステムで聞いている。昨日はカラヤンBPOの「トリスタン」を聞いた、、これがなかなかいいのでした、、 あったか~いい音調の中で、徹底的にコントロールされたオケが歌と絶妙にからむ様が、調整後のFALから実にうまく出てきて、BPOってやっぱり半端なくうまいし、カラヤンの棒は実になかなかすごかったなあと感嘆しておりました、、

 

さて、火曜9時は、お楽しみ「温故知新オーディオ歴史館」だったのだした。今回は、おなじみ牧野館長と生島学芸員がオーディオテクニカから最近リリースされた本格的アナログプレイヤー「audio-technica オーディオテクニカ AT-LP5」 を使ってカートリッジを各種交換しながら、手もちのLPを聞いて、おなじみのオーディオ談話を繰り広げるというもの、、

 

(これっ!ダイレクトドライブらしいよ!)

 

で、このプレイヤー、先ずは付属のカートリッジで鳴らしたのだけど、牧野さん秘蔵の森尾由美の「初恋のメロディー」。音はとても良いのだけど、歌が実にまずい、、

当日の曲名リスト:

 

初恋のメロディー森尾由美ポニーキャニオン7A0344
A Beautiful RomanceMilt Jackson QuintetImpulse!YX-8360-A1
Moonlight In VermontGerry Mulligan QuintetFantsyEP-4068
Do You Remember MeYuki OkazakiWPK-32W
しらけちまうぜ小坂忠TORAMLA-6001
酸っぱい経験多岐川裕美INVITATIONVIFIX-1519
愛こそすべて松岡計井子EXPRESSEP-7785

 

ここで牧野さんが、生島さんの発明した「イラっと理論」を展開、

つまり、ものすごく下手な歌でも、、システムがうまく合えば、イラっとせずに、むしろ、こ~いうのもありかと納得させてくれる力を持ったカートリッジとシステムを選択したいということらしい、、

 

さて、カートリッジをシュア―に変えて聞いたジャズとかボーカルは実によかった、、最後の女性タレントの音源は、、付属のカートリッジにもどして、鳴らしたのだけど、、音はよかったけれど、やはりあまりにも歌がいっちゃってて、、「イラっと」がこのプレイヤーをもっても「納得」に転換できなかったのでした(笑)

 

牧野さんが持参された岡崎由紀のEP盤、、いや下手ですが、味がある、、カートリッジは大昔のソニーのもの、、音がいい塩梅にチープで、この盤にぴったりという感じか、、

 

しかし、このプレイヤーお値段は5万円ほど、カートリッジ付、フォノイコ内臓、しかもUSBでパソコンとも接続できるというもの、、

 

ボディのほとんどがプラスチックなのだけど、アームなどは実にリジッドに作ってあって、見かけからは想像できないぐらい音が良いと牧野さんが絶賛、、、生島さんもそうですねえ、、いいなあと同意。 

 

たしかに、サブシステムでお休みの午後にジャズとか聞くのには、これでいいんぢゃないかと思わせるほどの、いい音でした、、

 

昔は、このぐらいのいいプレイヤーが2万とか3万とかで、たくさんありました。それで、みんな、そこそこいいプレイヤーで、レコードを聞いていたんだな。プレイヤーがないとレコードが聞けないんだから、そういうふうな時代だったなあ、、と牧野さんが懐かしそうに語る、、

 

そうそうそ、、そんな時代があったなあ、、この間、友達がもってきてくれたテクニクスのプレイヤーなんかが、そうだな、、そうして、その時代のプレイヤーって実に頑丈につくってあって、あれから40年近くがたとうとしているのに、まだまだ使えるっていうのは、、、昔のモノづくりっていうのは、今とだいぶ違ってってことなんだろうなあ、、

 

この番組を聞いていると、、そんな風にオディオが一番よかったころと、そのころ中ボーだった自分を思い出す、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HDリマスターの効果に驚く! 「これだ! オーディオ術」

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結構頭がぼさぼさになって、貧相な顔がもっと貧相に見えるよ~って同居人のおばさんが冷たく言い放ったので、昨日はちょっと早めに仕事を終えて、散髪に行ってきました。

 

あたしの場合は、散髪は千円バーバー。カットだけちゃちゃっとやってもらって、はい千円ですっていうのが好き、、、

 

で、すっきりして、早めにシャワー入って、頭をあらって、さらにすきってとして散髪を終えて、いよいよ苦み走ったしぶい中年のおっさんになったぜ~、どんなもんだとおばさんに言うと、、あんまり変わんないねえ、貧相だね~と笑う、

 

けっ、けっとかいいながら、お友達からもらった、どぶろくの上澄の一番おいしいところをなめながら、イギリスの刑事ドラマを見ていると、そのうち夕ご飯になる、、、そうして、もうすぐ8時、いっけないマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」の時間です! 

 

今週から、「HD リマスター特集」なのだった!

アップサンプリングの良否について、実感を交えて大分前にこのブログでも書いたことがありました。そのときの結論としては、アップサンプリングはせず、オリジナルのフォーマットで再生するのがベストということになったのでしたが、、

 

(ゲストのみなさんとマエストロ)

 

 

このeilex HD Remasterという技術は、、あたしの感じたようなサンプリングの欠点みたいなところを、すべて新技術で乗り越えて、もう本当に生の自然な音の再生をアップサンプリングで実現するというものらしいです。詳しくはHPへ→

 http://musicbird.jp/programs/koreda-audio2/

 

本日の曲リストはこちら:

出演:村井裕弥 ※アイレックス・HDリマスター特集- 
時の過ぎゆくままに(Fo)井筒香奈江SCHOP RECORDSSR-001
時の過ぎゆくままに(192kHz32bit)井筒香奈江SCHOP RECORDS
バッハ/小フーガ(Fo)LYNXCOMPOZILACJC-3001
バッハ/小フーガ(192kHz32bit)LYNXCOMPOZILA
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲(Fo)LYNXCOMPOZILACJC-3001
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲(192kHz32bit)LYNXCOMPOZILA
ど根性でヤンス(Fo)矢堀孝一(G)、八木敬之(Sax)COMPOZILASUB-1009
ど根性でヤンス(192kHz32bit)矢堀孝一(G)、八木敬之(Sax)COMPOZILA
天才バカボン(Fo)矢堀孝一(G)、菅沼孝三(Dr)COMPOZILASUB-1009
天才バカボン(192kHz32bit)矢堀孝一(G)、菅沼孝三(Dr)COMPOZILA
ドヴォルジャーク/交響曲第9番ホ短調Op95「新世界より」第4楽章(192kHz32bit)マリン・オールソップ指揮ボルティモア交響楽団NAXOS

 

リストにある通り、はじめの1分ほど、196K 24ビットの音。次にHDリマスターで処理したもので聞かせてくれたのだけど、、いやあ!これはもう本当にまったく違う録音でしょというしかないぐらいの違いなのでした! 

 

昨晩もソニーのAV用ヘッドフォンで聞いていたのだけど、、あたしの感想としては、オリジナルの196K 24ビットでも全然悪くない。むしろすごく良い。で、これがHDリマスター処理をかけると、、先ず倍音がぐ~んと広がってような感じで、楽器とか声がふわつと自然に、空気をともなって聞こえてくるからおどろいた!

 

フルートアンザンブルは、HD処理前は、フルートとフルートの音がぶつかりあうとき、なにかこう金属的な音がしていて、うまく溶け合ってないなあというふうに聞こえ方でしたが、、 HD処理をした後の音は、倍音がふわ~っと伸びて、空気感が濃くなって、そうして、さきほど気になっていたフルートの金属音が、まろやかな響になって、音と音がぶつかっているというよりも、非常にうまく響きあって聞こえる、、そうして、音楽全体が実にまろやかで豊かに聞こえる、、

 

後半にかかった、アニメジャズについても、同様の音の改善、、

最後にかかったドボルザークもとてもよかったけれど、オケの音を他にもたくさん聞きたかったところでした。

 

番組ゲストの、この技術を開発したeilex社の朝日社長が、マエストロの村井の質問を受けて、HDリマスターの説明をしてくれたのだけど、、、あたし的には次のように理解した:

 

今までのアップサンプリングていうのは、ただ単に信号を拡大するだけど、べ~っと伸ばしただけで、全体としては、あちこちに穴というか空洞というか、そ~いうのがあって、ちょっと聞きにはいいけれど、よく聞くとなんかちがうよな~と感じてします。それはなぜかというと、自然に発生する音(音楽)がどういうふうに構造化されて、人間の耳に聞こえるのかという、その辺の解析をまったく行わず、そしてそれに基づいた技術開発をせず、、ただ単に機械的にアップサンプリングしていために、「不自然」な再生音になってしまう。

 

しかし、HDリマスターっていうのは、自然の音がどのように構成されるのかっていうのを徹底的に研究して、アップサンプリングする際に、ソースの音を自然の音に近くなるように開発したアルゴリズムをかましてやることで、今までのアップサンプリングではまったく不可能だった、「実に自然な音」の再生を可能にした、、

 

ということ、、、みたいなんだった。(詳しくは同社のHPへ)

 

朝日社長は、なにしろ自然な音になるようにがんばったということだったのだけど、確かに本当に、生で聞いているような音になるなあ、、ソニーのAVヘッドフォンでも、これだけの効果が確認できるのだから、質の良いシステムで聞いたら、とんでもないことになるかもしれない!とあたしは、一連の音質改善効果を耳にしてちょっとおののいた、、

 

マエストロ村井も、あたしと同じように、HD処理した音の改善にすこぶる感心されおる模様、、、

 

しかしながら、このHD処理。単にファイルをソフトにぽ~んと入れて、しばらく待つと処理完了、、という単純なものではなくて、処理については、耳の良い人間(トーンマイスターっていうんですかね)がかかわらなくては良い結果が得られないという説明、、

 

ううむ、このHDリマスターというのは、実態としてど~いうものなのかイメージがあんまりわかない、、

 

たぶんソフトウェアであって、ハイスペックのPCにインストールして使いますという感じでしょうが、、この技術、結局のところプロの方しか使えないのか(つまりお値段も個人ユーザーには手が届かないものなのか)、あるいは、個人のオーディオファンも使えて、手持ちのCDをHDリマスター処理できるものなにか、、、そこのところが非常に気になるところであります。

 

だいぶ前にマクセルからおなじような音質改善アルゴリズムを使ったヘッドフォンシステムでVraisonというのがあって、その器機がご縁で酒仙坊先輩と知りあうことになったのだけど(笑)。いつの間にかこのアイテム消えてしまったなあ(うちにはまだあるけれど)、

 

HDリマスター 手ごろな価格で購入できるのだったら、これは是非使いたいなあ、、と激しく思っている、、

 

来週の放送もHRリマスター特集の続き、聞かなくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜のおたのしみ、、、

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昨日はとてもあったかで、雨になるかなあとおもっていたら、案の定、今朝は雨、、あ~い~な~雨、今日はジャズ聞きながら仕事だな、、午後からは八代市に出張なので、気を付けて運転しなとね、、

 

という訳で、うちのメインシステムの音が結構あたし好みの音に落ち着いてきたので、夜ごはんの後、CECのトランスポーターでCDを聞いています。

 

最近、そろそろほんとにオペラ聞かないとな~とか思っていて、手元にあって、ほとんど聞いていないオペラCDを、どぶろくを一杯やってちょっと気もちよくなったところで、おもむろ聞いているという訳なんです。

 

おとといは、これ、、ショルティとVPO、二ルソンのご存知「エレクトラ」、、

 

 

こ~いうのは、やっぱり気もちよくなったところで聞くというにはぴったりということは言えないけれど、まあ、すごい音楽と演奏に圧倒、、2枚組のうち1枚を聞いて、ひ~とか言ってちょっとつかれる(笑)。

 

昨日は、大分前にかったド・ビリー指揮のモーッアルト、、ダポンテオペラ3作がボックスにはいった限定セットみたいです。10年ぐらい前に買ったのだけど、これも部分的にしか聞いてない。ということで、、「ドンジョバンニ」を聞いてみる、、なかなか良い演奏、、なにしろこのオペラあんまり聞いたことがないので、比較対象できなくて、ちょつとすいません(笑)。

 

 

でも、「エレクトラ」と「ドンジョバンニ」の表現方法というか、そ~いうのは、もう全然違うことは分かりました。エレクトラは、そうね、、ウルトラ劇画調と言えばいいのか、、劇的というか、シアトリカルというのか結構リアルな感じ。

 

一方、ドンジョバンニは、きちんと整理されていて、セリフ付の美しい声楽みたいな感じで、モーッアルトもシュトラウスも同じドイツ語圏の人なのに、やっぱり時代が離れるとこんなにも表現スタイルが違うのかあ、、、なんて思いました。

 

ということで、昨晩はドン・ジョバンニ1枚目を、いい気持ちで聞き通しました。

 

夜は今日はMバードはお休みして、寝室のBOSEラジカセで、ひさしぶりにパットメセニーのしっとりジャズを聞きながら、、、ちょっと読書、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FALが鳴るようになってきました! 

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昨年の6月、FALのSP Supreme C90を導入、、素性の良いSPということははじめからわかっていたのだけど、ポンと置いただけでで、真価を発揮するものではなかったということが、使いこむうちにだんだんとわかってきた。

 

(これね)

 

あらためてこのSPの使用を見ると:

クロスオーバー周波数 / 10kHz
定格入力 / 100W(最大120W)
周波数帯域 / fo25Hz〜23kHz
能率 / 97dB / 1m
インピーダンス / 8Ω、16Ω
推量アンプ出力 / 真空管8W
寸法 / 1210×341 / 467×338 / 400mm(H×W×D)
重さ36kg
C90×2+AMT×1+PR×2

 

ということで、大変に高能率のSPであって、推奨されているアンプも8W真空管とか書いてあるから、、たいそう鳴らしやすそうなSPと思ってしまうのです(もちろんポン置きでもなることは鳴るけれど)、、、

 

しかし、これをほんとによく鳴らそうと思うと、なかなか大変でありました(笑)。

 

やっぱり足元の状況で相当に音が変わる。この平面ユニットは、大変深々とした低域も出るのだけど、やっぱり足元を相当に整備しないと、本来の音はでない、、

 

うちでは、10CM厚のブロック板の上にひのきのボードを置いて、その上に、南洋材で作った固いキューブ4個をおいて、SPの明日元を4点でインシュレートしています。

 

(こんな感じ)

 

この辺はもう、トライアンドエラーでつめていく他ないのだけど、やればやるほど、音は良くなったから、やっぱりやった方がいい(笑)。

 

アンプも真空管からSATRIなどいろいろ使ってみたけれど、、やっぱりファーストワットが一番よかった(笑)、、高能率SPということで、残留ノイズがほんのちょいでるけれど、音楽を聞いているとそんなことは忘れてしまうほど、、モノーラルっていうのは、面倒くさいけれど、やっぱりいいなあと思う。

 

そして、ケーブル、、やっぱりケーブルで相当に音は変わる、、いろいろ試してみたけれど、うちではやっぱりインフラノイズのリベラメンテをシングルワイヤで使うのがベストだった。

 

そして、最終調整には、ムジカライザーがうちでは必須。やっぱり小出力のアンプとSPを最良にマッチングさせるためには、このアイテムは欠かせない。ムジカライザーを入れただけで、うちの音の様相がまったく変わった(今もかかりつつあるのですが、、)。

 

FAL SPの音は、FAL本店のデモ音を聞いたことがあって、あのときの音は広大な音場で、どちかというと実に繊細で細やかな音が連なって、風のように吹いてくるという感じだったのだけど、、

 

今うちでは、むっちりしたボディ感の上に、中高域がす~っと自然に広がる、、あたかも露店風呂にはいって、そこから、ものすごい絶景を見ているような、、こころもちの音、、

 

基本的な音の特徴は変わらないと思うのだけど、、お店のデモの音とは違うなあ、、

 

今やアキュ+B&Wの音に肉迫しているというか、あの音を超えつつあると感じているのです、、

 

さて、またこの週末もあれこれやってみようと思います、、

みんなもがんばっててね! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋を片付ける!  

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昨日の日曜日、当地は大変に良い天気。風もなくあたたかくて、これは絶好の自転車日和、いよいよ朝からお出かけかと思ったが、そうはいかない!

 

なにしろ音楽室がきたないきたないきたな~い状態だったから、起き抜けにお~し今日は何をおいても部屋の片づけをするのだと固くこころに誓ったからたまらない(笑)。

 

家族が起きてきた9時過ぎから、片付けに着手。

なにしろ、床にはPC関係の電線が這いまくって、この間興奮して買ったLPが無造作に置いてあって、、昨晩まで聞いていたCDがソファの脇に積んである、、お~まいゴッド! こりはいかんいかん!いか~んとかいいながら、、先ずはPCオーディオシステムから片付ける。

 

職場を通じて懇意にしてもらった大工のNさんには、オーディオラックやらその他をよく作ってもらったのだけど、Nさんも病気で4年ほど前に亡くなってしまった、、

 

でも、インフラノイズのPCオーディオ関連機器をしまう専用ラックを作ってもらっていて、そいつを大分長い間死蔵していたので、いよいよ、この機会にあらためて使うことにした。

 

しっかし、スペースがない! なんとかSPのすぐ横に空間を発見してなんとかここのPCと関連機器を収めることに成功! しっかしSPからの直撃音で、結構影響あるかなあ~と不安ではあるけれど、それを言ったら何もできないので、心配はひとまずおいておいて前へ進む!

(こんな感じ)

 

で、この際、重要なことを発見!

PC本体と接続するUSBーDACであるインフラノイズのUSB-201であるけれど、、基本的にこの器機は外部クロックとの接続を前提としていて、192Kでクロックしてこそ真価を発揮するつくりであるのだけど、、今回いったん関連機器を取り外してみてわかったのは、な~んと、あたしってば、USB-201をクロック(GPS-777)と接続していなかったことが判明したのだった! 

 

(前からみたところ)

 

もちろんUSB-201には高精度の内臓クロックがあるので、外部からのクロック入力がなくても、結構良い音で聞けたのだけど、今回は、え~っつないでなかったの~とか苦笑しながら、あらためて接続。これで今回はUBS-201はかっちりとGPSー777からの192Kの信号とシンクロせさました、、

 

ということで、も、いっかい接続状況を確認して、特性ラックに器機とPCをおさめて、SPのすぐ横にラックを設置。

 

さて、PCシステムを置いていたスペースが空いたので、ここにマランツの単体CDPをもってくることにした。サブで使っていたのだけど、こいつはSACDも再生できるので、SACDを鳴らしたいなあと思っていたこともあって、ここに置いてみる、、

 

(SACDプレイヤーだっ!)

 

PCシステムの場所が変わったので、電源もてケーブルがごちゃごちゃにならないように気を付けて整理する。

おお! 言い忘れてた、今回PCの電源ケーブルをインフラノイズのパワーリベラメンテに交換してみたからねっ!

 

器機の移動および整備が大体完了したところで、今度はその辺においてあるLPとかCDとか本の整理を行う。

 

ここまでやるのに、お昼をはさんで午後2時ごろまでかかる、、

 

(きれいになったでしょ?)

 

なんとか、きれいになったので、いよいよ今回きれいに整備したPCオーディオシステムから音出しをしてみましょう、、あらら、大分変ったなあ~、、しっかし、今度はアンプとかがあったまらないとはっきり音の様子がわからなあと、、1時間ほど犬とさんぽへ、、

 

帰宅して、ああ、うんど~不足と、1時間ほどローラーで自転車をこいで、さっとシャワーにはいって、、、あら、もうこんな時間、早めによるごはん、、やっぱりウィスキーなどちょっと一杯やって、ちょっといいこころ持ちになったところで、家族がフィギュアスケートなどTVで観戦しはじめたので、あたしは音楽室へ、、

 

器機も十分あったまったところで、さ~WAVファイルでPCオディオだっ! 

 

う~。音は、良くなったところもあるけれど、ものたりなくなったところもあるなあ、、、USB-201をクロックと接続したことで、音の様相がだいぶ変わった。

 

昨日までは、どちらかというと、あったかくて、おおらかで、もわ~っとしているけれど、ここちよいボディ感、、という音であったのだけど、、今は、、音のフォーカスがびしっときまって、SNがぐ~んと良くなって、、クラッシックの弦、木管の音などは、もわっと感が払しょくされて、硬軟あいまった大変にいい塩梅の光沢のある質感で、、美しい! こんな感じだから、響の細かい様も見て取れて、しかも美しい!

 

音場も広く高く、包み込まれる感じが、、なんというか、ホールの空気感というか、音楽の粒子感がさらに際立つ感じ、、

 

この辺はいうことないのだけど、中低域の量感は若干後退したように感じる。昨日までは、中低域の量感は十分で、とても満足できていたのだけど、、今日は、ここが少し足りない感じ、、しかしながら、この辺は鳴らしこんでみないとどう変わるかわからないので、ともかく、この状態で何日か鳴らしてみることにする。

 

とは言え、全体的には、昨日の音よりもレベルアップしているのは間違いなくて、、これからさらに攻めていけば、相当の音質向上が期待できるかも~しれないので、攻めていく!押していく!これしかない!

 

そのうち、オディオ犬ソラがドアをノックするので、お~きたのとか言いながら、犬がソファに寝そべる。ソラといっしょにいろいろ聞いていく、、犬は、いつものことだが、ひとことも、いいですね、、とか、もちょっとですねとか、言わない(笑)。

 

さて、8時をちょっと過ぎた頃、、んっ? なんだかしらないけれど、ご~んと、ど~んと中低域が出てきましたよ(笑)。システムのエージングがすすんだのか、信号の通りがよくなったのか、わからんけれど、ちょっと足りないなあと感じていたところが、ど~んと出てきた、、

 

こういうことが結構あるんだよな~。特にインフラノイズのアイテムを多用しているときに、こ~いう状況があるんですよね、、

 

で、9時を過ぎると、どのファイルを聞いても、今までと、まったく違う様相の音で鳴るようになった、、上に書いたような響の美しさとややソリッドではあるけれど、十分な量感の中低域、、、

 

FALのSPと相まった、広く高い音場、、やっぱりUSB-201をクロック接続した効果なのか、電源回りをきちんと整理したからなのか、、いずれにしても、やっぱりリスニング状況をきれいにしておくっていうのは、音そのものにも もちろんだけれど、、聞く人の心理的にもいいんだろうなあと思う、、

 

締めに聞いたノーマ・ウィンストンのボーカルは、自画自賛だけど、絶品だった、、

 

 

日々 FAL SPの音がいい方向に変わっています、、

 

新しい週がはじまりました! 音もだちのみんなもがんばろうね! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ずんだれウィーク 

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仕事もまたにわかに忙しくなってきて、雨がふったりやんだりの天気であって、、なんだか眠い感じで、、インフルエンザもはやってきて、こ~いうときは、栄養と休養だっていうことで、夜ごはんを終わって、メインシステムで1時間聞いたら、8時ごろには寝室に行って、本でも読みながらMバードのオディオチャンネルををヘッドフォンで聞くという、超ずんだれウィークをおくっておりましたの(笑)。

 

月曜。「オーディオ実験工房」で炭山アキラさんとみじんこ荒川さんが、ホームセンターやら100円ショップで買い集めたオディオアクセサリーとして使えそうなものを、あれこれ試すという企画。テニスボールやゴルフボ―ルをCDPの下に敷いたり、きらきら宝石風アクセサリーをCDPのシャーシに張り付けたりして、いろいろとトライ、、

 

(炭山さんとみじんこさん)

 

こういうものでもころころ音が変わるから面白い。傑作だったのは、最後にあたしも使っている「レゾナンスチップ」を試しに使ってみましょうってCDPのあちこちに張り付けてみたら、ものすごく音が良くなってしまって、やっぱりオディオ用に作られたものが音がいいですね~という結論になってしまったこと(笑)。

 

火曜。「逸品館」店主、清原さんの番組。も~ぜったい買えんだろ~という超ハイエンド器機の音を楽しんだ後は、おなじみ牧野さんと生島さんの「オーディオ歴史館」。これは先週のリピート。

 

水曜日。

まってました。マエストロ村井の「これだオーディオ術!」。先週に続いて今回もHDリマスター特集。

今回すごかったのは90年代前半に録音されたジャズCD音源をHDリマスターで処理した後の音! 

 

当日の曲目リスト:

 

出演:村井裕弥 ※アイレックス・HDリマスター特集- 
ラスト・ワルツ(96kHz24bitFo)井筒香奈江GUMBO RECORDSLB-025
ラスト・ワルツ(192kHz32bit)井筒香奈江GUMBO RECORDS
荒野の果てに(Fo)オムニバスSub ConsciousSUB-1009
荒野の果てに(192kHz32bit)オムニバスSub Conscious
現場へ急げ~アクション(Fo)オムニバスSub ConsciousSUB-1009
現場へ急げ~アクション(192kHz32bit)オムニバスSub Conscious
Star Trek(Fo)オムニバスSub ConsciousSUB-1012
Star Trek(192kHz32bit)オムニバスSub Conscious
Mission Impossible(Fo)オムニバスSub ConsciousSUB-1012
Mission Impossible(192kHz32bit)オムニバスSub Conscious
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op64第1楽章楊天堝(Vn)、パトリック・ガロ指揮シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラNAXOS

 

いわゆる企画もののジャズアルバムなんだけども、音の改善は半端じゃなかった。トランペットの音の伸び(倍音の豊かさか)、、楽器の間の分離の良さと同時に響の溶け込みぐあいの美しさ、、

特にドラムスの音が、より自然に出てくるようになったのはすごかった。HDリマスター処理後は、まったく違う録音に聞こえるというのが驚きです、、 より自然に楽器の音らしくっていうのがポイントなんだよな~、これって、、

 

最後にかかったメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は、クラッシックってこういう音で聞きたいんだよな~と納得してしまう音質。

倍音がぐ~んと伸びて、低中域が実に豊かで、ホールトーンも十分で、響がなんともきれい、、

 

こ~いう音出したくて、玉のアンプつかったり、あれこれいじったりするんだけど、音源そのものがこんなふうになるんだったら、も~器機とかあんまり気を使わなくてよくなるかもなあと思ったりした。

 

しかし、このソフト市販されるのだろうか、、ふつ~に個人が使えるとしたら、これはすごくいいだろうなあ、、

 

昨晩木曜。鈴木裕さんの「オーディオって音楽!」。あれれ、今日は田中伊佐資さんがゲストでびっくり、、なんでも新しい本がでたので、それについて語りながら、音楽を聞いていくというもの、、

(田中さんと鈴木さん)

 

田中さんは、日曜の「アナログサウンド大爆発!」っていう番組をもっていて、あたしは日曜だけは午前中に、この番組を楽しんでいるのでありました、木曜の夜に田中さんの声が聞けて、結構うれしくなったりした(笑)。

 

あたしは、田中さんのちょっと斜に構えたような、、ちょっと無頼派みたいな文章が結構好きだったりする、、こういう文章だと、やっぱりジャズとかロックだよな、、クラッシックだとちょっと合わないかな~とか常日頃、彼の書いたものを読んで思っていたのでした、、

 

田中さんの新刊 なかなかおもしろそうなので、買っちゃおうかな、、 

 

そんなこんなで、もう金曜日、、明日はちょっと大きな仕事、、

それが済めば、、おやすみです、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さらに音が変わる、、、

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2、3日メインシステムを鳴らしてなかった。しかし、クロックだけは動作させておきました。やっぱりクロックは長時間ランニングさせないと安定しないということだから、ちょっと気合いれて音の調整をする場合、うちではクロックをしばらくつけっぱなしにしておくのです。

 

さて、PCオーディオで音の調整をしているのですが、、まあまあいい音なんです。低中域のボディ感も十分に出てきている。しかしながら、どうも全体の音がちょっと固い、、もちょっと柔らかいというのでもなくても、しなやかになってくれたら申し分ないのに、、原因は何かと考えだします。

 

大体音が固いっていうときは、器機どれかの極性があってなかったりする場合がある。で、今回はPC系器機の電源極性があっているのかどうかを疑ってみました。で、PCにつながっているインフラノイズのクロック(GPSー777)とUSB DAC USB-201の電源プラグをぐるっと回して極性を変えてみる。HDDの電源はそのまま、、

 

で、電源極性を変えた状態で聞いてみる。

あ~音が全体的に柔らかなった、、、低域の出方も大分違う、前より太い感じがある、、これでしばらく聞いてみます、、

 

ん~いい感じで柔らかいのだけど、やっぱり前の方が音のフォーカスがびしっと合っていて、、音場も広くて、、、よかったような、、

今のゆる~い音も悪くないのだけど、なんとも何かがあってない感じ、、

 

ん~ということで、USB DACとクロックの電源の極性をもう一度もとに戻してみる。でも、もしかしたら原因はここかも? HDDの極性だけを変えてみる、、で、この状態で聞いてみる、、

 

あらら、HDDの極性を変えただけなのに、音全体がしなやかになった、、固いってことぢゃなくて、しなやか、硬軟あいまってちょうどいい感じにおちついたみたいです、、

 

で、耳タコファイルをいろいろ聞いていく、、ああ、音調があたし好みに落ち着きました、、USB-DACをクロックと接続したことで、音のフォーカスが実にはっきりした、、でも、この結果 音の傾向としては「線的」な要素がやや強まるのだけど、決してあたし的には悪くない、、オーケストラなのか音楽の構造が実によく見てとれるようになりました、、これは良い。

 

低中域はだぶつきがなくなり、ソリッドで早い! でもあたし的には十分なボディ感、、、、

 

これなら、マーラーも十分聞けるなあと、ファイルからサイモンラトルとバーミンガム市響とやったマーラーの交響曲から部分的に聞いていく、、

 

 

弦がふっと見え隠れたしたり、表情豊かに歌ったり、FFでもバランスが崩れない、、ああ、これはいいわ、、これでいいわ~とにやにやしながら独り言、、

 

マーラーってダイナミックレンジの移動がものすごいから、十分にシステムが調整されていないと、もう阿鼻叫喚になってしまうときがあった。しかし、どうもいまやマーラーの交響曲が安心して聞けるようになったみたいなのです、、、

 

マーラーの音源は、ベルティーニとケルン放響盤、、バーンシュタインの再録盤各種、カラヤンとBPO盤などなど結構あるので、今いちど十分調整できたFALのスピカ―で聞いてみよっと、、

 

しかし、まあ、何回も書くことだけど、最近は聞くたびにFALの音が変化(進化)している、、、この小さな平面ユニットから、なんでこんな音が出てくるんだろうと、毎回、すこしおののいてしまう(笑)。

まだまだ変わる強い予感、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとつの理想的週末的オーディオ生活、、、

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土曜日だけど、しごとなんです、しくしく、、でもね、仕事は午前中で終わるから、お昼からはお休み、、

 

こ~んなおやすみだったいいなという以下妄想であります。題して

「ひとつの理想的週末的オディオ生活」、、

 

帰宅して、同居人のおばさんがうどんとか作ってくれて、そいつに卵とか投入してくれようなものなら、狂喜乱舞! ごち~そだ! ごちそ~だ! もうすぐ50半ばになるおっさんは結構ハッピーにランチしたりする、、

 

で、食後のお茶でものみながら、リヴィングに設置したオディオシステムで音楽でも聞くかあなんてことになる、、

 

リビングのオディオはね、、、そうね、、アンプはデノンの格安のプリメイン。やすいけど音は結構いいんですよね、、

 

 

(こんなかんじ)

 

スピーカーは、大昔のTEACの小型 S-300(今復刻版も出ているみたいだけど)、ハードオフでこの間みつけたセット。

 

(これね)

 

スピカ―ケーブルは、この間、ホームセンターの電材売り場にあったなんちゃってSPケーブルを右左それぞれ5メートル、、そいつを茶の間の棚のてきと~なところにポン置きですわ、、音場がどうとか、定位がどうとか、そんなめんどうなことは言わない、、音楽が聞ければいいのだから、、

 

さて、リビングオディオのメインソースは、なんといってもミュージックバード、、特に土曜の午後はジャズチャンネルで名物男 寺島靖国さんの「ジャズ喫茶」。無茶苦茶なトークが面白くて、いつも聞いていて笑ってしまう、、、

 

終わったら、今度はクラッシックにするかいい録音のジャズをオディオチャンネルで聞くか、、もう気分しだいでしょ、、

 

 

チューナーに外付けDACとかつけて音質向上をねらうなんて、野暮なことはしない。チューナーのアナログ出力から、その辺にあったピンケーブルでアンプにつなぐ、、これで音質十分ぢゃない?

 

そのうち犬が散歩にいきましょぅて言ってくるんで、よっしゃ~とか言いながら、その辺の畑を小一時間一緒にあるきます、、

 

かえってくると、同居人のおばさんがソファでMバードのモーッアルトのピアノソナタを聞いて、これいいなね~とか言う。この人何にもとりえはないけれど、ピアノだけはゆいつのとりえなのでした(笑)。

 

お~し、運動もした、ぢゃ、シャワーにはいりましょって、あたしはカラスの行水以上だから、もう10分もあればあがってします。寝巻に着替えて、夕方の楽しみは、やっぱりいっぱいやることですよね~とかいって、、その辺あるしょ~ちゅ~とかウィスキーとかをほんのすこしだけどいただきます、、

 

そんで、ソファにグラスをもって、ど~んと座って、お~し今度はジャズじゃと122CHにあわせて、ジャズ一番良かった時代のジャズを聞きながら、ちびちびやる、、、そのうちボーカル聞きたいなあと236CHに変えると、それこそジャズが一番良かったころのジャズボーカルだけが流れるくる、、く~っいいなあ、、とか思って、もう一杯やろか~と思うと、、同居人のおばさんが、ごはんだよ~と呼ぶ、、

 

お~週末のディナーだあとかいって、このとき赤いろのウィンナーと卵焼きとかあったら、もう狂喜乱舞! 昭和時代に少年を生きたおっさんにとってはごちそうなのです! 

 

ごはんたべながらも、ジャズ、、こ~いうのなんかいいねえとか、おばさんいうと、ジャズはあんまりすきぢゃないけどねとかいう、、ここでなに!くぬやろ~とかテーブルをひっくりかえすような無作法なことはあたしはしない(笑)。静かに、へへっと笑ってすませるよな分別のあるおっさんにはなっているからねっだ(笑)。

 

ごはんが終わると、あたしがお皿をあらいます(笑)。もうこれはうちの長い間の習慣、、おばさん作る人、あたしあらう人なんです(笑)。

 

そうして、もういちどソファにど~んとねそべって、こんどは何聞こうか、、ジャズ、クラッシック、それとも昭和時代の歌謡曲(123CH)、、それとも、これから本読むから、何かヒーリング系の音楽、、

気分にあわせて、音楽を聞けるっていうのは、こう何かとても贅沢ですね、、そういう贅沢をさせてくれるっていうのが、ミュージックバードですねえ、、

 

んでももって、もう9時過ぎ、、さあ、寝ましょうと寝室に犬とあがって、今度は仕上げにヘッドフォンでMバードで音楽を聞きながら、そのうち寝てしまう、、、 

 

明日は休み、、

 

なんてすばらしい、ひとつの理想的なオディオ・音楽といっしょの生活、、、(妄想ですよ)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュークのねっとりスマイルがたまらん、、、

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日曜の朝、犬とスカパーのミュージックチャネルを見てたら、デューク・エリントンの演奏映像特集をやっていたので、デューク大好きのあたしは思わず見てしまった。

 

デュークの音楽って、なんともねっとりまとわりつくような官能的な音楽であって、あやしい響やフレーズが、もう独特でたまらん音楽ぢゃないですか? しかもビッグバンドでそんな音楽をやるもんだから、オディオシステムのチェックにもデュークの音源を使ったりする、、

 

で、デュークの50年代(?)全盛期の演奏映像とかは、今回はじめてみた、、演奏だけぢゃなくて、ものすごいリズミカルかつスピィーディなダンス映像が中心となるものもあって、なかなか面白かった。

 

ちょっときれいな黒人のおねえいさんたちが、出てきてミュージシャンとちょっとしたからみのある映像なんかもあって、なんともこの時代独特のねっとりした官能性みたいなものが伝わってきて、へんな気持ちなってしまうぐらい(早朝から!?)、、

 

しかし、どの映像でも異常に印象的なのは、決めにデュークが超カメラ目線で、にや~っとスマイルするところでしたね!

(どうだ!っていう感じのスマイルがいい!)

 

どの演奏の映像でも、、最後の決めのところで、デュークにカメラがアップして、にや~っと笑うのです(笑)。このスマイルがね~、、も~なんというか、いやらしいとうか、官能的というか、、もうなんとも含蓄にあふれたものなのですよ(笑)。

 

そうだ、みんなもいっかいでいいからYOUTUBEでみたらいいですよ(笑)。なんというかね、も~ねっとり、、虎屋のようかんみたいな、ねっとりとした光沢をもった、、な~んとも言い難い、スマイルなのですね(笑)。

 

デュークってまあ、顔は悪くないと思うけれど、決してバレンチーノみたく、異常にハンサムかつセクシーっていうことではなかったと思うのだけど、、もう精一杯、、ハンサムかつセクシーだろ~って名一杯きどっているところが、まさにデュークってよばれた訳なんかしらんと思ったりした、、

 

写真があったので、のせておくけれど、いや、やっぱり映像みなきゃ、、、インパクトあるからあ、、、

 

それにしても、あの当時、こんなにすごい音楽をやっていたのだから、もう瞠目する他ありません。でも、このデュークスマイルは、ちょっとわらってしまう、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブ、、

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先週の日曜の夜、久しぶりに近くのお店で、高校時代からのバンドともだちと3人で、ライブをしました(笑)。今回はなぜかベースを友達にかしていて、もどってきていないので、急遽ギターで参加。

 

んでも、数回練習をしておりましたので、当日は結構受けて、あたしらも結構ハッピー(笑)。アマチュアのおっさんの趣味程度なら、こんなもんかぐらいの演奏だったけれど、楽しかったですよ(笑)。

 

若いころは、ただ単に楽器を弾きまくるってだけだったけれども、年を重ねると、むしろ仲間がどういう音で、リズムで、フレージングで引いているかっていうので、よく聞きながら、それにあわせて、しかも楽しく弾くっていうのが、だんだんとできるようになってきました。こ~いうのをアンザンブルっていうのかしらん、、

 

こういうことができるようになったのも、やっぱりオディオでクラッシックをよく聞くようになったからだなと思います。なぜなら、クラッシックって、音の構造というか、楽器と楽器の響のぶつかり合いとか溶け具合とか、そ~いう、全体の部分の流れっていうのがとても面白くって、、慣れてしまうと、いい演奏だと1時間でもあっという間に演奏が終わってしまう、、これが面白いんだなあ、、クラッシック、、

 

で、ふと思い出したのは、あたしがまだ20代のはじめ南の国にいたころ、、ある日本の有名オケのベース奏者の方と知り合いになった、、その方は、なんでも留学制度かなんかでシドニー響でしばらくベースを弾くんだということでした。

 

ある日、一緒にお酒を飲むことがあって、オケにかかわるいろんなお話しを聞かせてくれました。なかでも面白かったのは、いい指揮者とそうでない指揮者の話、、

 

当時、オーストラリアでは岩木宏之さんが大活躍中で、メルボルン響の音楽監督はもちろん、シドニー響はもちろん同国内のメジャーオケをよく振っていられました。

 

ちょうどベースの彼は、シドニー響と岩木さんの録音の仕事に参加した後だったので、いや~岩木さんは、まったく他の指揮者とは格が違うね~と言われてました、、そうして、いい指揮者っていうのについて、、

 

(岩木さんってやっぱりこのイメージ!)

 

いい指揮者っていうのはですね、、音楽がものすごく盛り上がるところでも、頭の半分はエキサイトしてても、もう半分はクールで自分の音聞いている、、ただ単にエキサイトしてるだけぢゃだめなんですよ、、これだとただのから騒ぎになってしまう、、本当に良い指揮者は、常に自分で自分の音をクールに聞いてるんです、、

 

ということでした、、そのときはなんだかわからんかったけれど、

後年、オディオ馬鹿一代になりまして、クラッシックをよく聞くようになったりすると、この方が言われたことが、なんとな~くわかるようになってきました。

 

そうして、本当にレベルは全く違うだけど、自分たちで実際に演奏するときも、相方の音・音楽をよく聞いてそれに合わせていく、、ことがとても大事だということがよく分かります。なんというか、こういうふうにすると、実は聞き手にとっても音楽が聞きやすい、、つまり、自分勝手な音楽にならずに、共有できる感じになるというか、、

 

ウィーンフィルのすごさは、全てのプレイヤーが、みんなの音に耳を澄ませて、その上であわせていて、だから、世界一のオケなんだと何かで読んだことがあるけれど、、、確かにそうだと思う、、

 

さて、そのベースの方が、ちょっとほろよい気分で、、

 

マーラーの4番のゆっくりした楽章があるでしょう、、あれね~聞きながらね、、夜とか月とか出てるとき、見るでしょ~、それがね、実にぴったりくるんですよね~ マーラーいいですよね、、

 

となにか遠くをみるような目で言ってましたが、、あたしはその当時マーラーをやって聞き始めたころで、彼の言ってることが、あんまりよくわからなかったけれど、、今はよくわかるなあ、、

 

ベースの方は、あれから数カ月後に帰国されて、元のオケに戻られたみたいだけど、、あたしは、まだそれから何年間か南の国にとどまったのでした、、もう30年以上も前のことだから、まだ元気でご活躍中だろうか、、それともリタイヤされたのかなあ、、

 

そうして、おっさんになったあたしは、今、、近くのお店で、、昔の仲間と、、それなりにたのしく音楽しております(笑)。こんなにしあわせなことはない、、などと思いながらね、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月ですね、、、

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いいお天気で、外をあるいていると、なにやら甘いかおりがただよっております、、なんだろな~とふと見ると、おお!紅梅!

 

そうかそうか、白と言わず赤といわず、よく見てみると、そこかしこに梅の花が咲き始めておりますね、、 お花のかおりがあったかくなった空気の中にただよい始めて、あたしのかわいい(笑)お鼻をくすぐったのね~ん、、

 

そうかそうか、、今日からもう3月だものね、、3月1日は当地は高校の卒業式かあ、、

 

昨日、用事があって街によったついでに、本屋をのぞいみたら、「ジャズ批評」誌の3月号がでてました! おお!2016年度のジャズオディオ大賞が発表になっております。速攻で買いました。

 

去年は、ぼうっとしてたら、本屋から売り切れてしまっていて、結局アマゾンで入手したのだけど、今年は、思わずいいタイミングで見つけることができました。さあ! 読みましょう! そうして、また、2016年度の受賞盤を入手するぞっ! 

 

とは言え、熊本にはかちっとしたCDショップは今やないので、注文はアマゾンになるんだけどね、、まあ、しかたない、、

 

そのように春がはじまりました、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今週も聞いている、、ミュージックバード 

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今週も結構忙しくて、メインシステムで聞いてる時間がほとんどありません。音がだんだん良くなってきているので、気合入れて鳴らしこめばもっと良くなると思うのだけど、一日は24時間なので、とっても足りない(笑)。

 

という訳で寝床でヘッドフォンでMバードっていうのが常態になってきております。

 

月曜はばたばたで聞く時間がなかったので、火、水と聞いた、、

 

火曜は、お楽しみの「ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館」であります。今週からカートリッジ特集! おなじみシュア―のカーリッジ各種をもちこんで音の違いを楽しみましょうという趣向なのだけど、、面白いのは、このカートリッジすべてパーソナリティの牧野さんと生島さんの手持ちアイテムみたいなのです。

 

なんというか、このおじさんたちカセットやらLPやらEPやらのコレクション熱というのは、いやはや実にすごいなあといつも感心します。あたしも結構いろいろ集めている方だけど、もう格がちがいます(笑)。

 

(牧野さんのコレクションらしい)

 

 

という訳で、シュア―のカートリッジをとっかえひっかえ、、詳しくはHPにて確認してね。

 

下のような曲をかけてくれました、、

 

出演:牧野茂雄、生島昇 ※MMカートリッジ大特集 『シュアー』編- 
春なのに柏原芳恵日本フォノグラム7PL-105
I'm In The Mood For LoveJulie LondonLivertyLRP 3006
WIG WISEEllington=Mingus=RoachUA15017
早春物語原田知世Kadokawa07SH 2003
Smokin'Teddy EdwardsContempolaryS7606
All RightChristpher CrossWarner Bros.23757-1

 

総じて、音はとてもよかったです、、

しかし、聞いているうちに爆睡してしまいましてね、、気が付いたら番組終わっていました(笑)。

 

あたしは実はシュア―のタイプ15だったかを大昔もっていたのだけど、その時いい音がしなくて、会社でジャズ好きのK君に進呈したら、ものすごく喜んでくれたのでしたが、、今はM44をたまにつかっているけれど、、あたしのメインはなにしろデノンのDL103だからなあ、、、

 

MバードのHP中のこの番組情報が久しぶりに更新されてて、うれしかったです。関係者のみなさん、定期的更新よろしくお願いしますね(笑)。

 

さて、目が覚めると水曜日、夜8時からお待ちかねマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」。今週からステレオ誌でマエストロが特選とした盤を実際に聞いていく特集です。

 

こういう曲、、

 

出演:村井裕弥 ※Stereo誌特選盤(1)- 
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」第1楽章山田和樹指揮日本フィルハーモニー交響楽団EXTONOVCL-00596
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメントベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラb-sharp BERLINCDCO12-2
ドント・エクスプレインヘレン・メリル  

EsotericESSO-90143/48

 

 

 

こちらも寝床でヘッドフォン聞きではあったが、、

マーラーの6番、ほんとにひっさしぶりに聞いたなあ、、山田和樹さんの指揮は、とてもすっきりして、しなやかで、泥臭くなくて、音楽の構造がはっきり見えて、あたしは好きな演奏だな。マーラーだと、もう肉汁したたる爆音があちこちで炸裂して、もうかんべんしてくれ~っていう演奏もあるけれど、山田さんのスタイルはそうぢゃなくて、あたしは好き、、今までわからなかった楽器が(トライアングみたいな音)が鳴っているのも聞いてとれた、、その意味では精緻な演奏と言えるのかなあ、、

 

(山田さん、わかいし いい男!)
 

 

山田和樹さんって、結構若い指揮者らしいけれど、実力ものすごくあるみたいですね。

 

この人熊本ととてもかかわりが深くて、地震前からよく、地元オケとかを振っていたみたいです。地元新聞に長いことコラムももっいて、あたしも読んでいました。

 

次のバルトークはおそろしくよかった、、演奏によっては聞くにたえない音楽になることもあるけれど、なんというか、この演奏はとても美しく聞こえた、、音がとても良かったこともあるのだろうけど、、だけど、あんまりよかったので、そのうち爆睡ぢゃないか、、

 

気が付いたら、9時過ぎで、ピアノ演奏がかかっていた、、その演奏が、実によくて、、だれだだれだって、リストをみたら、

 

出演:村井裕弥 ※放送音源に着目せよ!Part3 ケンプ特集(4)- 
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58ヴィルヘルム・ケンプ(P)森正指揮NHK交響楽団キングインターナショKKC2017~9
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7ヴィルヘルム・ケンプ(P)キングインターナショKKC-2064/72

 

おお! ケンプさんのライブ録音だったのだった! それも ベートベンのピアノソナタ、、

なんとも粒立ちの良い、リズムも良くて、小気味の良い演奏で、和音がぶつかるところが実にいい感じで、思わず聞いてしまったぢゃないか、、 これは、シューベルトとかなあと思っていたけれど、ベートベンなのか、、まるでシューベルトみたいだったなあ、、

 

それにしてもケンプ、実はあたしは初めて聞いたのだったけれど、とても良かった、、

 

生まれてはじめて、初めての誰かの演奏を聞いたり、曲を聞いたり、何かを経験するということは、とてもいいことだな、、

 

Mバードを聞いていると、新しい経験があるなあ 50半ばになっても結構うれしいことはある。

 

 

 

 

 

 

ウォルトンとマーラー、、

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ひっさしぶりに自宅のそうじに行きました。こちらにもCDとかレコードとかを置いているので、たまには行ってきれいにしておかないといけません、、で、このCDが目についたので、自宅にもって来ました。

 

これ。

 

 

 

ウォルトンの交響曲第1番。1966年 LSOとの録音なんだけども、この演奏は実に鮮烈! 音はちょっと固めなんだけども、ダイナミックレンジは広くて、ベースがぶんぶんうねるのがいい! 

 

ウォルトンの音楽は、非常にスピード感があって、アクティブなリズムがここかしこに生きていて、いや、これは凡庸な指揮者なら、リズムのおもしろみを十分に引き出すことができなくて、面白くなくなるかもしれない。

 

しかし、この演奏は66年のプレヴィンですから、リズムはきれっきれっであって、しかも音楽の構えがとても大きくて、、ん~さすがにジャズでリズムを知り尽くした彼ならではの演奏と納得、、 

 

というか、当時のプレヴィンとウォルトンのこの曲がぴったりあったということなのかもしれないけれど、、

 

プレヴィンの絶妙なリズム処理でこの曲を聞いていると、、ふと、これは何かに似ているなあと思った、、ようく考えると、ほらイギリスのプログレッシブロックですよ! あたしの大好きなイエスとか、キングクリムゾン、その他イギリスで生まれた、この独特の様式をもったロック、、今回、うちの新システムで聞いて、イギリスの音楽に通底する何かがちょっと見えたような気がしました、、

 

何にしろウォルトンは実に面白い作曲家には違いありません。

 

そうして、マーラーの6番、、

 

マエストロ村井の番組で山田和樹さんの棒でひさしぶりにこの曲を聞いたのだけど(第一楽章)、、

 

なんだかこの曲を聞いていると不思議な気分になる、、昔のことを思い出して、いつかちらっと見ただけなのに、なぜかこころに現れるあの景色、この風景、、あつ~い夏の日、、、凍るような冬の日、、などなどなど、、

 

爆演ぢゃなくて、山田さんのように丁寧に、素直に、誠実な演奏でマーラーを聞くと、なんともいえないこころもちにしてくれます、、

 

あたしが、マーラーをはじめて聞いたのは、そうさねえ、もう30数年前、南の国の音楽学校の図書館にもぐりこんでね、、そこにはレコードプレイヤーがブースごとに備えてあって、好きなLP(当時はLPしかなかったから)を借りて、ヘッドフォンで聞くことができたのでした、、

 

で、ある日、カラヤンBPOの録音で6番を借り出して聞いてみましたの、、

 

針を落として、、そのうち4楽章、、、ゆっくり たゆたゆように流れる弦楽、、うわ~なんて美しいのだろう、そうして、美しい旋律がたえまなく続いて、真ん中あたりで なんかしらんが美しく崩壊する、、、しかし、また旋律は我に返って美しく、美しくなって、まるでこの世のものとは思えないような日没のような景色を残して終わっていく、、

 

 

な~んてマーラってきれいなんだろ~とクラッシック入門のあたしは思ったなあ、、

 

カラヤンのマーラの交響曲の録音は限られているけれど、あたしは好きだなあ、ともかく美しいから、、

 

実はこの6番はLPしかもってなくて、それも音もだちにあげてしまって、手元にカラヤンの6番はないのです。CD買おかなあ、、

 

山田さんの演奏を聞いて、そんなことを思いました、、

 

なつかし~な~ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鶴屋デパートでタンノイを聞く! 

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昨日は午後から街で研修でした。

場所は熊本市で一番大きい「鶴屋デパート」の上の会議室だったのだけど、まあ仕事のことはど~でもいいだけど、実は、このデーパート内に高級オディオ器機を配したリスニングルームがあるっていうことを前々から聞いていて、いつか行ってみなくてはと思ったいたのでした。

 

詳しくはこちら → https://www.tsuruya-dept.co.jp/classicsalon/index.html

 

で、今回いよいよ探索してみることにした。先ずネットで調べてみると、、なんと防音対策を完璧に施した40畳余のリスニングルームであって、メインSPがタンノイ ウエストミンスターロイヤル/GRというもの、、アンプも真空管らしい、、

 

で、ちょっと早めに出かけて、「鶴屋デパート」へ。受付で実はこ~いうこと聞いたんだけど、こ~いうのがありますかあ? 受付のおねいさんに聞くと、、あ~ありますよ、こちらでございます、、試聴もできますか?と聞くと、、はい毎日できますよ、、とのことだったので、、急いで3階へ、、、

 

ちょっとわかりにくい場所ではあるが、おお!確かに「クラッシックサロン」があるではないか! 担当の方に、試聴できますか?と聞くと、どうぞどうぞと中へ通してくれた、、

 

 

おお! おお!確かに40畳余! 詳しくは同デパートのHPにあたってほしいのだけど、、そうして正面にど~んとタンノイです! 

 

器機は、こちらも詳しくはHPにあたってほしいのだけど、ぱっと目につくところではマランツの#7、ラックスマンのCDPとかが置いてありますね、、パワーアンプは「オーディオスペースリファレンス」とかいうものらしいがあたしは初めてみた。一見EARではないかと思ったが、、

 

さて、音源はCDでショルティがVPOを指揮して1958年に録音したデッカ盤でベートベンの5番と7番でした、、

音は総じてよかった、、

 

音量は控えめで、中音量よりちょっと低いという感じだったけれど、タンノイの威力なのか、、下から上までちゃんと出ていて、この音量だとリスナーを圧倒することもなく、しかし、きちんと音楽は楽しめるレベル、、これはなかなか絶妙な音量設定ですな、、

 

 

玉で鳴らしたタンノイの大型SPの音は基本的にこんな感じなのかっていうのがなんとなくわかった、、

 

ショルティVPO盤って、結構昔の録音なので、なんともこのシステムの音はどうだって言えないのだけど、、弦の音のややハイ上がりだけれども、なんとも言えないちりめん感とか、、管楽器の音の響の美しさとかはもう絶品であったなあ、、(VPOがいいのかな)。

 

しかし、やはり古い盤のためか、すこし音全体が固まって聞こえるようなときがあった、、もっと最近のいい録音の盤(例えばSACDとか)を鳴らせば、このシステムの本来の美質がもっと分かったかもしれない、、

 

そしておお!絶対にここのシステムで言っておかなくてはならないのは、ここには例の仏製「トレノフ」の音場調整器機が導入してあって、この部屋ぴったりの音場調整が施されていることである!

HP上の器機紹介に写っていないけれど、あたしはこの目でしっかりみた。トレノフのセッティングをどうしているのか知りたかったけれど、、ノーマルとかパシジョンとか音質を好みで変えらるので、、

 

ショルティの大昔の盤が、結構気持ちよく聞けたのは、やはりトレノフの力がおおきいのかもしれない、、でも、だからこそ、もっと録音の良い盤で聞かせてもらいたいなあ

 

それにしても、あたしはウエストミンスターって初めて見た・聞いたけれど、、やっぱりいいなあタンノイ、、これがあるだけで、なんというか落ち着いて、ちょっと上品になった気がするではないか(笑)。

 

実はうちにも、タンノイのスターリングGRがあって、眼前のSPの遠い親戚みたいなものだけけれども、今はサブで使っているのだけど、いあや、こういうの見せられたら、いよいよ、スターリングも気合入れて鳴らしてみよっかと思うじゃないか! ウエスギのアンプもあるし、ラックスマンのD-500もあるし、、FALのSPとあわせて鳴らしてみよっと! 

 

クラシックサロンの音を聞きたい人は、HPで確かめて行ってみてください。ちなみに鶴屋は火曜日は休みですから、、

 

ここでしばしクラッシック聞いて、その後は、カフェジャレットのJBLでジャズでコーヒーっていう流れは、つまらないおっさんの人生のちょっとした楽しみになりましたね(笑)。

 

*鶴屋からCジャレットまでは歩いて5~6分、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラは夢か、、

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街での研修を終えた、夕方帰宅途中、NHKでFMにしました。

金曜日の午後は、なにやらオペラの番組をやっていて、その終わり近くを聞いたのでした、、

 

今日のメインはファン・ディゴ・フローレスとかいう、まだ40代のバリバリの若手テノール、、ロッシーニのミサ曲とか、シューベルトのアベマリアとか、ベッリーニのミサ曲とかを流してくれたのだけど、、

オケはボローニャ市立歌劇場楽団(ミケーレ・マリオッテイ指揮)。

 

(この人、なかなかいい男!)

 

 

最近、いよいよオペラを聞かないとまずいなあとか思っていたので、ハンドルを握りながらであったが、聞いてみた、、

 

なにしろ、このイタリア人の表現スタイルというか、、なんというかちょっとやりすぎじゃという感じとか、、独特の音の繰り返しとか、そうして、もう、これでもかってテノールがそれこそ超人的な声で歌うっていう、なんとも「誇張の極み的表現」になかなかなじめなくて

、しかし、それがなんでなんだろうな~とちょっと自問するときがありますのよ、、特にこういうイタリアバリバリの音楽を聞くとね、、

 

ヴェルディとか「レクイエム」とか何回も聞いたことがあるけれども、なかなかその音楽に入り込めない、、モーッアルトとは、すっといけるのにねえ(笑)。何なんだろうか? 

 

でも、昨日、運転しながら、この若いテーノールの歌を聞きながらふと思ったのは、、  ああ「オペラは夢」なのだと、、夢を現実化しようとする方法なのだと、、

 

絶対あり得ない世界を音楽で表現する、

テノールの信じられないぐらいの高音は、それはもうすでに超人の現実化で、、

 

夢は存在しないけれども、実にリアル、、音楽は夢のようにリアルなんだけども、Eドルフィーが言うように、音が出た瞬間に永遠に消えてしまう、、

 

オペラは人間のはっかな~い夢(悪夢も含む)を音楽っていう材料で、作り出した、今でいうバーチャルリアリティみたいなものなのかもしれないと思った、、夢なんだから、スーパーテノールの超人もいなくちゃいけないし、スーパーソプラノの至高のお姫様だって配置しないといけないんだろうなあ、、

 

そう考えて、そういうスタンスでオペラに向き合ってみると、結構楽しめるぢゃないかと思った。そうすると、あのイタリアの人の苛烈なまでの音楽表現が納得できるかなあとも思った、、そうしてそのうち楽しめるのかもしれないと思った、、

 

相変わらずのたわごとでした、、

 

オペラ好きっていう音もだちは、どういうところがたのしいと思っていられるのだろうか、、そこにはやはり長い道のりがあったのだろうか、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたしのタンノイ!① 

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とういう訳で、過日のデパートタンノイを聞いて、俄然、あたしもうちのスターリングをもっとよく鳴らすと決意したのでした。

 

で、昨日は よくはたらいた、、まったくよくはたらいた(笑)。

朝の9時過ぎから夕方5時ごろまで、2階の器機を片付け、そして再セッティングしましたよ、、

 

基本的な考えは、うちのスターリングGRを往年のウエスギの玉アンプで、デパートタンノイよりもいい音で(できるのか!?)鳴らしてみようということだった! ウエストミンスターなんとかにスターリングがかなうのか、それは無謀な挑戦かもしれぬっ! しかし、これをやりぬくのがオディオ馬鹿一代! やっみてるっ!

 

音楽ソースとしてはMバード、そしてCDとして、MバードのチューナーはローテルのDAC、CDはラックスマンのD-500とした。で、今回はインターコネクトケーブルとSPケーブルすべてろインフラノイズのリベラメンテに交換してみました。

 

スターリングはバイワイヤなのだけど、FALをシングルワイヤにしたこともあって、実はSPリベラメンテが2本残っていたので、迷わず、リベラメンテをバイワイヤで使うことにした。

 

プリはウエスギのUBROS-1。Mバードチューナーから同軸デジタルアウトでローテルのDACにつなぎ、ここからは手持ちのピンケーブルでプリに接続。 ラックスマンのD-500のアナログアウトとリベラメンテのピンケーブルでプリに直結。

 

メインアンプはUBROSー3。プリとメインアンプはリベラメンテのピンケーブルで接続。メインアンプとスターリングはSPリベラメンテを2本配し、バイワイヤ接続。

 

あわせて、ハーベス用のアキュのプリ・メインのセッティングもしたのだけど、それはちょっとおざなり(笑)。

 

さて、こうして、目論見通り、スターリングGRと往年のウエスギアンプが、リベラメンテケーブルによって結ばれたのだけど、、音はどうか、、2時間ほどMバードを音源に鳴らしてみる、、

 

さて、聞いてみます! 

 

②につづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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