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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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田中伊佐資さんちの音、、

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インフルエンザでふせっていて、ちょっとよくなってきたら、暇だったのでMBのエアチェクをあれこれ聞いていたことは書きましたけれど、伊佐資さんの番組で、あろうことか本人自宅で宅録して、マイシステムの音をマイク録音しちまって、その音を放送で流してしまおうというおそるべき企画があったでした。(1月20日放送分)

 

HPから:

 

1月13日・20日/宅録!田中邸の音を聴く
 今日はマイクと録音機が私の家にやってきました。なんと、田中の家のオーディオの音をとってそのままオンエアしてやろうという恐ろしい企画です。オーディオ・マニアの部屋の音を電波にのせて放送・・・・いつかやってみたいと思っていましたが、まさか言い出しっぺの自分が実験台になってしまうとは。一体自分のオーディオの音をマイクはどう拾ったのか?とても気になります。13日はモノラル・システム編、20日はステレオ・システム編。

 

モノラル編もエアチェックしているのだけど、あたしが寝どこで聞いたのは、ステレオシステム編。

伊佐資さんのメインシステムは、あたしは著書「オーディオ風土記」他で良く知っていたから、一体どういう音がするんだろうっていうことは、あたしだけぢゃなくて、伊佐資さんのファンの方からみんな興味があるはず、、、

 

特にあのオリジナルといかカスタムメイドのホーン型SPは、一体どういう音がするんだろうか、、いっぺん聞いてみたかったのだけれど、それがこの放送でかなった! 

 

全く無計画にレコード棚にあるLPを脈絡なく、どんどんかけていってしまうという、いかにも伊佐資さんらしい進め方でした:

 

かかったLP:

出演:田中伊佐資 ※宅録!田中邸の音を聴く②(収録時の状況により、ナレーションのレベルが通常より低くなっています。お聞き苦しい点がございますことをお詫びいたします。)- 
Nobody's FoolDan PennBeu1127
Easy BluesJimi HendrixExperience Hendrix8876541 9021
I Talk to the WindKing CrimsonIslandILPS-9111
How Deep Is Your LovePJ MortonMorton Records680270 704022
Easy StreetPhobe SnowDCCLPZ-2027
And GoodnightTy Segall&Freedom BandDrag City IncorporatDC675
Wish You werePink Floyd

SHVL814

 

 

 

 

おことわりにあるように伊佐資さんの語りはレベルが非常にひくくて、たまに聞き取れない部分があったけれど、まあ、適当にだらだらかけるっていう、伊佐資さんちにあそびにいったら、ちょうどいたので、ちょっと聞いていかないとか言われて、そ~ですか、ぢゃ~ちょっとだけとかいって、お宅の音を聞かせてもらったいるみたいな、カジュアルな雰囲気だったので、そのことは全然気にならなかったのだけどね、、

 

一方、システムの音はきちんと聞こえました。

すごいなあと思ったのは、打楽器とかピアノのリアルさというか、立ち上がりの速さというか、、エネルギー感もあるのだけど、細かい音も実によく聞こえて、モニター調かなという感じなんだけど、、ジミヘンのブルースなんかは最高でしたね(笑)。ジミヘンだと知らずに聞いてたのだけど、、ものすごくうまいなあと思って聞いてたら、ジミヘンだとわかって、へ~こんな盤があるのかと驚いた次第、、

 

ロックとかジャズとか伊佐資さんがこういうふうに聞きたいなあという音調にしたててあって、いいなあと思った。

 

1枚かけては、システム内容の紹介、、そうして次に1枚をかける、、アンプはそうか、アリオンで、マルチアンプドライブなのですね。アリオンは村井先生も使っていたアンプ、、プリはなにやらDACプリとのこと、、プレイヤーはテクニクスのSP-10だったか、最近出た新品か、ヴィンテージものか、ちょっと聞き取れなかった、、

 

こういう企画ができるのは、伊佐資さんぐらいだと思うな、、オーディオ業界でも、彼の位置付けっていうのは特異なのではないだろうか、、

 

大手メーカーの紹介にするよる訳でもなく、、自分の気に入ったオディオ装置で好きな音楽を聞いて、、そうして何より文章が秀逸、、オディオの話だけぢゃなくて、オディオをやっている人の垣間見える人生というか、そういうオディオをやっている人の周辺世界というか、その辺まで見てとって、単なる機器紹介にとどまることなく、、ちょっと「普遍的」な部分にまで触れそうになる、、エッセイみたいになっているところが実にあたしは好きだなあ、、 

 

たとえば、伊佐資さんの近著「音の見える部屋」の出だし、、電車にのっていたら革ジャンジーンズのきったない恰好の若者が横に座っていて、彼がなぜか履歴書を裸のまま握りしめていて、偶然、履歴書の趣味の項目が目にはいって、そこに「オーディオ」っていう文字が飛び込んできた===ていうところから、話が始まるだけど、これが実にうまい、、

 

オーディオもレコードもジャズもポップも人も、、その昔、椎名誠さんが、「よろずもの書き」と自称していたけれど、伊佐資さんは「よろず音楽ライター」というところではないだろうか、、

 

 

前にも書いたことがあると思うけれど、伊佐資さんは、ちょっと「無頼派」みたいなイメージがあたしにはあって、やっぱり彼の書くものには、他のライターとは違う、、世界の底辺のひろがりが感じられのですねえ、、この感じは、オーディオ歴史館の牧野先輩に通ずるところがあるようにも感じる。

 

実際に、伊佐資さんの著書数って結構多くないですか? それも、この2、3年のうちにどっと出た感じがする、、それはやっぱり、ひとえに作家のユニークなスタイル(文章はもちろん人とのスタンス)に寄るんではないだろうか、、、

 

とかなんとか、まだインフルエンザの余韻のぬけない頭での愚考でありました。

 

 

 

 

 

 


インフルエンザの後遺症? ドナルド・バードのFuego

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2月になりました。早いもので、もう新年も1カ月があっと言う間に終わりましたね、、

 

インフルエンザにかかって、なんとか職場にも復帰したのだけど、やっぱりなんだか体調が100%ぢゃないなあという感じの日々なのであります。職場でも同じ時期にインフルにかかった「インフル友」が何人かいるのだけど、やっぱり、熱とか下がった後もなんとも体調が思わしくないというこの数日、、インフルの後遺症かなあなんて話します。

 

 

なにしろ、今年のインフルは結構強いのでしょうね、、あたしがかかったのはタイプAで、この他にもタイプBとかCとかもあるよ~とかかりつけのドクターが言ってたから、まだまだ気が抜けない。

 

職場では、これまでマスクを着用したことはなかったのだけど、今回は、欠かさずマスクをかけております(笑)。どれだけ効果があるかは、わからないけれど、マスクをつけると予防気分は高まるので良い。

 

さて、そういう状態なので、帰宅しても、オディオをやろ~っていう気持ちが高まらないのです。でも、音楽は聴きたいっていうので、も~やっぱりウォークマンとヘッドフォンのずんだれオディオセットになってしまうのであります。

 

この何日かはインフルエンザの後遺症はがきつ~いとか言って、しれっと早めに職場を失礼して、あ~っつっかれた~とか言いながら帰宅。さっとシャワーを浴びまして、さっぱりしたところで、軽めにしょちゅ~お湯割りなどをすこうしいただきして、おもむろにヘッドフォンをかけまして、、てきとうにジャズを聞きながら、いい気分で、さらにちびちびやってますと、しらないうちに爆睡しているというていたらく、、

 

昨日は当地は一日雨で、、、なんとも、、雨の日はジャズが聞きたくなりません? という訳で、ウォークマンの中にいれてあるファイルから選んだのがこれ、、ドナルド・バードさんのブルーノ―トの名盤と言われておりますFuegoであります。

 

この盤の曲は放送とかで、どっかできいたなあ~という程度のつきあいであったのだけど、今回、じっくり聞きました、、

 

なにしろ曲が良い、演奏が良い、録音もブルーノートだから良い、、バードさんのラッパは実によく歌うという感じで、、音のすみずみまで気持ちが染み入っているようなラッパがなんともいい、、その他のメンバーもいいですね。ドナルド・バード(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、デューク・ピアソン(p)、ダグ・ワトキンス(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)のクインテットということですからね、、

サックスも良いけれど、今回あたしが聞いてぐっと来たのは、ピアソンさんのピアノ、、彼のCDとかは何枚とかもっていて、結構聞いたことがあるのだけど、ピンとこなかったのだけど、、今回のこのクインテットの中での演奏を聞いて、とてもぐっときたな、、華麗なるテクニックということではないのだけど、、淡々とした音で、独自の音楽をつむいでいくみたいな感じがあって、とても良かった。ピアノトリオでやるよりも、こういうコンビネーションの中での方が、この人は力を発揮できるタイプなのかもしれないなあとか思いました。

 

この盤は「ファンキージャズの名盤」とか言われているらしいけれど、、そいいうラベリングを置いておいて、ふつ~に聞いても、ぐっとくる作品だと思う。これから何回も聞いていきたいですね。

 

1959年の録音っていうから、あたしが生まれる3年前の作品。今年で、ちょうど還暦盤ということなのだろうけれど、、そんな古さを微塵も感じさせないほどの作品、、、

 

んなこんなで10時前には、どうにも眠たくなってしまうので、犬をつれて寝室へいって、本格的に就寝、、、、

 

ああ、犬は人間の年齢だともう還暦超え、あたしだってもうすぐなんですね、、歳とってのインフルは結構こたえましたね(笑)。

 

 

 

 

少しづつ、、、、

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体調がほとんど回復。こうなるとおもしろいもので、こんどはオディオ熱が高くなってきます(笑)。

 

ということで、メインシステムの調整をまたすこしづつ始めました。

 

先に書いたとおり、アコリバのシューマン波発信器・旧型R-77をダブルで使用しはじめたのだけど、同じFAL使いのシマさんから「ダブル使用の場合、2台目の位置次第で音が相当変わる、、また機器の角度によっても音は変化する」とのコメントをいただきました。それがインフルにかかる前だったので、実験できてなかっただけど、やっとちょっとやってみました。

 

機器を2台重ねて親亀・子亀状態で聞くと、音がすごく自然になって音場も高さが出てきて、とてもいい感じなのだけど、細かい響きがマスキングされる感じもあって、、やっぱり横置きにもどします。

 

この状態で2台の距離を近づけたり遠ざけたりする、すると音場が拡大したり狭くなったりで、いや~面白い、、で、あるていどこのみの音場に落ちつけたりところろで、今度はそれぞれ角度を内に振ったり外にむけたりしてみる。すると、やはり距離を変えたときと同様、音場の広さが微妙に変化する、、、クラッシック音楽のCDを流しながら、いろいろとやってみて、自分なり落ち着く位置に落とし込みました。こんな感じ、、

 

しかし、まあ、まったくオディオ機器とは非接触で、これだけ音全体に影響するっていうR-77っていったいどういうアイテムなんでしょうか、、新しいバージョンのR-777だともっと効くっていうことなんだろうけれど、、しばらくは旧バージョンでもっと追い込みんでみます。

 

ということでR-77のダブル使用と位置調整で音の様子が、ものすごく変わったのでした。なにしろ音場が変わったというか、、響の様相が変わったというか、、、これまでよりいい面もあるけれど、ちょっと線的な音に変わってしまって、もちろん微細な響がよく聞こえるようになった反面、すこしさわがしく聞こえるときもあり、、これはどこか違う場所の調整が必要ではないか、、、と思案する、、

 

どこか? 

 

いつもコメントをいただく青フォレさんが、昨年末にサブウファーの話を書いたとき、もう少し調整する必要があるかもしれないとご教示をいただいたことがこころに残っていて、R-77で音の様子が大きく変化したことにあわせて、さぼっていたサブウファーの調整をやってみることにしました。

 

昨年1月に導入したのだから、もう設置して1年、、、FAL単体ではなかなか出せない雰囲気をSWを2台付加することで、そうとういいところまで追い込めたなあと思っていたのだけど、今回再度微調整です。

 

今回はRLのSWどちらも、前後に数センチ単位(あるいはミリ単位)で動かして音の変化を聞きます。あわせてそれぞれ角度を内外に、こちらもセンチ単位で動かしてみます。

 

やってみます、、、

 

 

いや、これがねえ、ほんの少し動かすだけで、音が相当に変わる、、SWをちょっと前に動かすと、音全体は太くなる感じがするのだけど、抜けがあんまりよくなくて響も広がらない、、、もう少し、音全体の見とおしが良くなるように、こんどは、本の数ミリ後ろに下げる、、聞いてみると、抜けはよくなるけれど、ちょっとエッジが立った感じになる、、そうして、あるていど満足いく音になったら、今度は角度を内・外に数ミリ単位で変えてみる。数ミリ動かすだけで、音場が変わる、、う~ん、やっぱりSWの調整は大変なんであります。

 

 

こんな作業を2日にわたって続けて、なんとか、音全体があたしの好みに落ち着くポイントを発見できました。

 

ということで、この状態で何か聞いてみます。何がいいかな、、棚を探してみると、ああ、これにしょっと、、ジュリーニが晩年ウィーンフィルと入れた「ブラームス全集」から4番を久しぶりに聞いてみます。これって、うちの歴代のシステム、マッキンXRT、B&W802Dとかで鳴らしたけれど、あんまり納得できる音で再生できなかった盤。

 

さて、どうか、、ああ、結構良いですね、、でも録音のせいなのかVPOの音がもともとこういう音なのか、やや線的な様子が強いけれど、、音の立ち上がりは、これまでよりものすごく早くなりました。下から上までの音のバランスは満足いくもの、、音場は今までよりも広大になって横縦に広がります。

 

ちょっとエッジのたった感じの音だけど、、ジュリーニー指揮で、こんなに歌うブラームスだったのだなあと感じ入りながら全曲聞きとおしました。いや、良かった、、、ジュリーニの棒の良さを堪能しました。

 

RR-77とSWの位置調整で、全体的にとても良くなったのだけど、、しかし、やっぱり、音のケバがちょっととれない。

 

クロックの極性チェック、、RR-77の電源チエックなどを、この週末やってみて、このケバがとれれれば、結構満足できる音のなると思いますが、、

 

さて、、どうなるか、、

 

 

のんびり一進一退

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昨日日曜は、ひさしぶりにしとしと雨から本降りになって、絶好の「オディオ日和」となったのですが、結局朝から買物とか、昼から夕食を作ったりとかで、夕方までばたばた。結局メインシステムを聞き始めたのは夕方5時ごろでありました。

 

ん~やっぱり音がしっくりこない、、抜けが悪いというのか、スピードが遅くなっているのか、、また、SWを前後に動かしたり、内ぶり外ぶりに、あ~でもない、こ~でもないといろいろやっているうちに、右側のSWの右奥がGe3のオーディオボードから、ガタッとずり落ちましたの。あらら、これぢゃ調整にも何もならないなあと苦笑。

 

気を取り直して、右・左のSWをそれぞれ、きちんとボートの上に設置します。この状態だとSWはボードに平行面でのっているからリスニングポジションに対して平行に位置しております。この状態で、前後に動かしてみる。あたしの狭い部屋だと、前に動かすと音全体が太くなるけれど、抜けが悪くなって響がもっさりしてくる、後ろに動かすと、抜けは良くなるけれど、ちょっときつめの音になる、、だから、ちょうどいい塩梅のバランスになるように、、聞きながら前後にうごしていきます。

 

Rhodesさんからコメントいただいたとおり、ものすごく細かく動かしたとしても、体や耳は常にうごいている訳だから、音が変わるのは、実は気のせいかもしれないと苦笑しつつ、めげずに調整していきます。

 

そうやって20分ほど調整をしているうちに、自分なりにいい塩梅の音の様子に近づけることができました。もちろん完全に満足っていう訳ではないけれど、今日はここで、これで音楽聞こうっていうのが大事だと思うので、これで音楽聞いていきます。

 

さて、久しぶりにこの盤を聞いてみることにします。

キャサリーン・バトルがアンドレ・ウレヴィンのサポートで入れた盤ですね。あたしはこの中のバーバーが作った「ノックスヴィル 1915年夏」というソプラノとオケの作品がとても好きで、昔は本当に良く聞きました。1915年のアメリカの町の情景を描いた作品だけど、とても美しくて、、そうして失われたものを想い出す、、とてもはかない音楽、、ノスタルジックな作品、、

 

さて、どうか、、ああ、わるくないですね、、RRー77をダブルで使っているからか、これまでになかったような音になっております。音に深さがあるというか、奥行きがぐ~んと深くなったというか、、バトルの歌も実にきれいに鳴ります。しかし、若干、エッジ感があるのだけど、、こいつをどうやって解消しようか、、まあ、ゆっくりと対応していきましょう、、

 

ボリュームの出しすぎかもしれません。なにしろ8畳なので、ボリュームの設定をしっかりやらないと、オケのフォルテシモなどでは、ちょっと歪んだ感がどうしても出てきます、、まあ、これは、この部屋で聞く限りは逃れられない宿命であります。とうことですこうしボリュームを絞ります、、

 

まあまあ、いい音になって、十分、プレヴィンとバトルの音楽を楽しみました、、

 

夕食には、手羽先をたっぷり入れたコンソメスープを作りました。大根、じゃがいも、ニンジンをたくさん入れてようく煮込みますと、そのうち手羽先がぽろぽろにほぐれくる。

 

結構いけました。でもって、しょちゅ~をロックですこうしいただきます。ほんとはおでんがよかったのだけど、、これはこれで結構いけます(笑)。

 

まあまあの週末でした、、

 

 

 

ボヘミアンラプソディ、、

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あれはたしか高校1年生のときでしたから1978年ごろかな。時は春か夏、、あたしは洋楽ロック好きの16歳であって、その日も教室でおなじロック好きのクラスメイトを音楽の話をだらだらしていたのです。で、その頃、あたしはディープパープルとかレッドゼッペリンとかのハードロックが好きだったこともあって、、

 

「やっぱ~たい、、ロックはパ―プルとかゼップがよかね~? クイーンとかは、ちゃらちゃらしてて、なんか軽かけん、聞く気のせんたいね~。だけん、おれはクイーンのLPは一枚ももってないたい」

 

とかしたり顔で言ってたら、前の席に座っていた、学年でも1、2位を争う頭がよくて美人のうどうさいこさんが、振り返って、ぎっとあたしのことを、その美しい瞳でにらんで

 

「クリーンの悪口をいわんで!」

 

と、ものすごくしかられたのでした(笑)。

 

でも、その頃あたしは、なにしろ馬鹿ガキだったから、は~いは~いうどうさん、これから気を付けるけんとかへらへらしていたので、うどうさんからはさらに嫌われることになったのでした(笑)。

 

でも、なにしろ、そのころのクイーンのイメージっていうのはちゃらちゃらしてて、それこそ明星とか平凡とかに出てくる日本人アイドルと同系列という感じだったのよ(笑)。

 

でも、やっぱりその頃だって、本当はクイーンはすごいと思っていたのでした。初めてこのバンドを聞いたのは、FMだった。うちからだろラジカセでなんとかFM福岡が受信できたので、洋楽番組をいつも聞いていたのでした。あれは中学2年、3年のときだから1975か76年ごろかなあ、、ともかく「キラークィーン」が頻繁にかかっていて、ビートルズファンだった中坊のあたしにだって、この曲の斬新さははっきり分かりましたし、すごくきれいな曲だし、ハーモニーだし、、そのときはじめてクィーンを知ったのでした。 

 

でも、やっぱりあたしとって、その後もクィーンはブリッテッシュロックでは傍系であって、どんどんとイエスとかクリムゾンとにのめりこんでいったのでした。

 

80年代の後半かなあ、、東京でサラリーマンをやっていたころ、新橋の駅とかで昔のロックのベスト盤のカセットテープをワゴンで良く売ってました。その中にクィーンのベストテープがあって、あ~なつかしいなあ、ボヘミアンラプソディ聞きたいなあと、安かったし買ったのでした。んでもって、ケンウッドのウォークマン(っていう言い方が正しいのかどうか?)で、会社への行き帰り電車の中でいっとき、毎日聞いていたことがありました。

 

で、時間はそれから30年近くもたった本日、、大ヒット中の映画「ボヘミアンラプソディ」を観てきました、、

 

とても面白かった、、けれど、、みんながいうほど感動したかというと、実はそうでもなくて、最後の演奏シーンは映画館の音響の良さもあって、実に楽しめました。なにしろ、リアルタイムでクイーンを経験しているおっさんにとっては、やはりどうしてもちょっとつくりものみたいな印象があるのでした、、

 

帰宅してから、YOUTUBEDでライブエイドの本物の映像をみたけれど、やっぱりこちらの方がずっと良かった(笑)。

 

うどうさんから怒られて、40年たって、クイーンの本当のすごさがやっとわかったということですね、、

本当にあほなロック少年でしたけれど、、歳をとると分かることもあるっことですね、、

 

 

 

 

 

 

 

いい歳したおっさんが 夜おどる、、、

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映画「ボヘミアンラプソディ」を見て、クィーンの音楽がしっかり聴きたいなあと思って、そ~言えばうちのせがれがだいぶ前、こってて結構CDをもっていたことを思い出して、お~いせがれよ、、クィーンのベスト盤とかもってないかいと聞いたら、あ~あるよと、部屋からベスト盤をもってきてくれた。

 

で、すぐにそいつをリッピングして、お年玉で買ったウォークマンにファイルを転送して、ソニーのモニターヘッドで早速聞いてみます。

こんな曲が入ってたんだ、、

 

1.ウィ・ウィル・ロック・ユー
2.伝説のチャンピオン
3.Radio Ga Ga
4.地獄へ道連れ
5.アイ・ウォント・イット・オール
6.愛という名の欲望
7.カインド・オブ・マジック
8.アンダー・プレッシャー
9.ワン・ヴィジョン~ひとつだけの世界
10.マイ・ベスト・フレンド
11.ドント・ストップ・ミー・ナウ
12.キラー・クイーンー
13.輝ける日々
14.リヴ・フォーエヴァー
15.輝ける7つの海
16.ヘヴン・フォー・エヴリワン
17.サムバディ・トゥ・ラヴ
18.ブレイク・フリー
19.ショー・マスト・ゴー・オン
20.ボヘミアン・ラプソディ

 

このウォークマンはソニーの最新のデジタル技術をいかしてアナログライクな音に仕立てくれるもの、、さらに、この2009年に出されたこの盤はリマスターされているということもあって音がすごく良かった。高校のときだって、FMでエアチェックしていたテープで聞いていたぐらいだから、今回、はじめてクイーンの作品をきちんとした音で聞くっていうことになりました。

 

そして、聞いた、、しみじみよかった、、、やっぱり70年代から80年代の曲が特にあたしはぐっと来た、、ボヘミアン・ラプソディは数回繰り返し聞いた、、こんなことを当時20代の若者がやっていたとは、実にすごい、天才ですね。

 

40年ほども前に作品とはとても信じられないぐらい、胸にせまってきます。フレディさんのボーカルが切々とせまってきます、、、オペラテックなパートが終わって、最後のハードロック調の演奏、、ああ、こんなヘビーなグルーブ感で演奏してたんだっていうのが今回はじめて分かりました。

そうして、最後のAnywhere the window blows,,の一節が、なんともせつないことせつないこと、、、

 

そうして、デビッドボウイとの共作になる「アンダープレッシャー」。

ちょうど、あたしが南の国で学生をしていたころ、とてもはやった歌だった、、かの地のテレビとかラジオで良く流れていました。で、あらためて今回聞いた、、よかった、、とても、これも基本とても切ない、かなしい曲なのだけど、反面、それと直面していくんだっていう意志と勇気が感じられる。あらためて聞いて、すばらしい曲、、

 

アフリカ調のリズムで、ちょうどこの時期トーキングヘッズとかが、そういうエスニックなリズムでやってたから、ちょっとパクったのかもしれないけれど(笑)、、、聞いててね、、おどりたくなる、、体がおどりたくなってムズムズする、、、

 

ヘッドフォンかぶって、しょちゅ~ひっかけた おっさんが、ソファの上にのって、腰をくねくね、腕をひらひらさせて リズムにのって踊り出す! 踊りたいのってば!

 

しかし、待て! 自制心だ! ここはお茶の間だし、家族もいるし、そんなことしたら救急車呼ばれかねないので、我慢したけれど、でも、まあ、体がリズムにのってしまいます(笑)。こころの中ぢゃもう、がんがん踊ってます!

 

みんながいなくなった深夜、ヘッドフォンをかぶって、お茶の間のソファの上にたって、今度57才になるおっさんが、、腰をくねくね、腕をひらひらさせながら、この曲で踊ってみようかなあ、、おどりたいのっ! でも、それを目撃されたら実にやばいから、まあ、イメージだけで我慢しようか、、

 

ボウイもフレディも、もういないけれど、ウォークマンとヘッドフォンで聞いた、この音楽は時空を超えて、いろいろあって、ちょいとへこんでいたあたしに勇気と元気を与えてくれました。

 

クィーンを聞いて、、おっさんは、もう一度、踊りたいと思った、踊るぞっ! 

 

 

 

 

 

 

つかれたつかれた、、、

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なんだかんだで、この何日か、、朝からばたばたして、夜も結構遅くまで仕事して、ちょっとつかれたつかれた、、、

 

夜はずんだれオディオでウォークマンとヘッドフォンでジャズとか聞いてる体たらく、、

それでも、同居人のおばさんが、この本を買い求めていたので、おお! なかなか気が利くね~とか言って、ヘッドフォンでエンリコ・ピアラネンツィのジャズとか聞きながら、ソファにねっころがって、ぱらぱら読んでまいります、、

 

あたしは、詩人の伊藤比呂美さんのファンなので、彼女の本はほとんど読む。というか、同居人のおばさんもファンで、図書館で借りてきたり、買ってきたりしているので、あたしは、そのおこぼれにあずかっいるという次第なのですが、、ともかく好きなのですねえ、、

 

なんとかいうか、この人正直、、すざまじく自分に正直すぎて、人生そのものがすざまじいっていう感じで、この人が書くものには、ギリギリのところで書いているいっ切羽詰まった、真実があるようで、いいんですね。それと文章がうまい! 独特のリズムで、読者ぐんぐん伊藤ワールドに引きずり込む力は、これもまたすざまじい、、

 

で、この本は、あの瀬戸内寂聴先生との対談集、、まあ、なんとも、あからさまな会話がぽんぽん飛び出してきて小気味いいですね(笑)。さすがに、おふたりも若い時分から自由奔放な生活を送ってこられたからかなあと思う、、あたしなんか、この人たちみたいな人生は絶対に送れないから、ちょっとあこがれたりもするけれど、、実際、こんな男女関係でぐちゃぐちゃになるなんて、はじめから、あたしはできないかなあ(笑)。

 

まあ、つまりはおふたりの死生観みたいなものがお話の柱になっているようにあたしは読んだ、、実に楽しく読んだのでした、、

 

そういえば、ちょっと前には、この本も読んだのだった、、森鴎外の「阿部一族」を伊藤さんなりに読み直す、、なんて感じで、これは、もう何回か読み直さないといけない、、書いてある世界が広すぎる、、過去や未来や国内外に広がってしまって、ついていくのは大変なのです。もちろん伊藤さんの文章にはぐいぐい引っ張られるのであるけれど(笑)。

 

伊藤さんは、クラッシックおたくらしい、特にオペラが好きなんだそうな、、

 

熊本におうちがあるみたいだから、ご縁があれば、会いたいものです、、

 

明日は八代で仕事です、、つかれそう、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキュフェーズのオールドプリを聞く、、

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土曜日。やっと出張から帰ってきて、ぼ~っとしてたら、音もだちから連絡、、にっしの~大昔のアキュのプリ借りたから、自宅で聞いてみないとのこと、、モデルは何なの、と聞くとC-280とのこと、、おお!あたしはちょっと前まで280V(Vですね)を所有していたから、あんまり興味はなかったけれど、この音もだちによると280と280Vの音はちょっと違う、特にアナログの音が違うとのことなので、それならと連休中貸していただくことになりましたのっ、、、

 

で、SATRIプリを外して、C-280とアナログ、CDプレイヤーを接続。パワーアンプは、ちょうど同じ頃リリースされたP260で、タンノイのスターリングを鳴らしてみます。タンノイにはフェディリクスのハーモネーター付ツィターを付加しています。2時間ほどあたためて、聞いてみます。

 

先ずはジャズピアノトリオ、、一聴してSATRIの音調とは違いますね。なんというか、音がゆったり、豊か、中低域が実にゆったり、たっぷり出てきます。もちろんどぼどぼっていうことではなくて、実に気持ち良いゆったりさ、高域もツィターがのってる効果もあるのか、実によく伸びて、、耳障りな音は全くありませんねえ、、 

 

次に声楽付きオケを聞いてみる。手元にあったのは、これ、セルとシュワルツコップによるRシュトラウスの「最後の四つの歌」。名盤として知られているものですね。で、聞いてみた、、ん~やはりタンノイの同軸SP、、楽器と声の定位がばっちり。音それぞれのフォーカスがばっちりあって、そうして全体がゆったり、豊かな音だから、いや~これはひたれますね。芳醇とでも言ったらよいのか、、これは、予想もしなかったような音の良さなのであります、、

 

では、アナログはどうか、、SL1200MK4にデンオンのDL103という実にふつ~のセッティングなのだけど、ちょっと前にプレイヤーを気合いれて調整しておいた。 

 

で、ちょうどその辺にあったこの盤をかけます。ジャンマルティノンさんの指揮のビゼーの交響曲。あたし、この盤はほとんど聞いてないのだけど、、どうか、、

 

ああ、結構いいのですね。特にゆったりした2楽章の、オーボエのソロなんかが実に官能的で、、いかにもフランス人の音楽っていう感じで、ちょいと聞きほれますね、、、しかし、解説を読んでみると、なんとこの曲、作曲家が若干17歳のときの作品だそうで、、17才の作る音楽で官能を感じるなんて、、さっすがフランス人の作品とか一人で納得しておる(笑)。

 

しかし、このプリアンプを入れただけで、音全体の様子がこんなに変わるとは、、おどろきです、、

さて、アナログの音は、、実に良いですね、、、タンノイスターリングとの相性も良いのだろうけれど、なんとも優しい、、ゆったりとして、しかも芳醇、、これはいい! あたしの好きな音だ!

だいぶ前にオディオ道場のC280をちょっとだけ借りて聞いたことがあるけれど、あれともまた違う音調なのであります。今回の個体の方があたし好み、、なんでも、アキュでオーバーホール済の個体ということで、この音の要因はメンテ済だからということかもしれません。

 

あたしは、アキュフェーズの機器は、大好きで、過去何台も使ったことがあります。最後に使ったプリはC-3800だった。あれは、大した音だったけれど、、、今回聞いているC-280の音も実にすばらしいですね、、

 

いろいろ調べてみると、アナログ全盛期に作られたプリでアナログを聞くのがベストという向きも少なくないようです。たしかに、こうやってアナログ盤をC-280で聞いてみると、実にもういい気持ちなのでありますね(笑)。

 

そうしてまた、CDにもどって、、これを聞いてみる、、

ラトルとキョンファによるブラームス、、、基本はアナログ盤とおんなじで、中低域に適度な厚みのある芳醇かつ豊かな音調、、これはオケがVPOなんだ、、BPOだと思ってた、、いや、実に楽しく聞きました、、しかもまったく聞き疲れしない。これはフェディリクスのハーモネータが功を奏しているのかもしれません。

 

さて、このCー280、、いいです、、あたしは280Vも前に使ったいたことがあるけれども、うちでは、音が少し硬くて、アナログを聞いても今回の280のように楽しくは聞けなかったなあ、、

 

アキュの音も作られた時代で結構違うのだと思います。280と280Vでも、相当音が違う、、280と3800とかになると、なんというか、相当に違う、、要は作られた時代に関係なく、自分の好みの音がするプリ見つけるということが肝心なのだなと、今回この280を聞いて思いました。

 

さて、C-280。1982年のリリースでお値段は当時68万円。ちょうどあたしが20歳のときだわ! とてもこんな高額なプリは買えなかったなあ(笑)。パワーのP260は79年の発売で当時20万。ちょっと価格バランスはわるいかもしれないけれど、ちょうど同じ頃作ら得た製品です。そして、スターリングも同じ頃のリリースされたスピーカーでした(笑)。80年代の初めっていうことですね、、

 

しかし、もう37、8年前の製品が、これだけ上質の音を奏でてくれるというのは、実に驚異的! しかもアキュフェーズは、こんな昔の製品も今だにばっちりメンテしますよっていうのはすごい! 

 

しかし、いや~借りなきゃよかった、、この音を聞いてると、欲しくなってしまうぢゃないか!? ど~する、、悩みます(大爆笑) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1974年 、、、

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あたしは、何と言っても映画「男はつらいよ」の大ファンなのであります。

 

きっかけは80年代のはじめ、南の国で学生をしていた頃、キャンパスでジャパンフェスティバルっていうのが開催されていて、その中で、日本文化を紹介するっていうんで、「男はつらいよ」が数本上映されたのでした。その頃あたしは、この映画には全く興味がなくて、おじさんたちが一杯ひっかけてみるお盆とお正月映画だと思ってましたから。しかし、このとき友達が見に行こうというので、暇つぶしに見に行った。そうしてその時はじめてみた寅さんの映画が、、これでした、、

 

1976年(昭和51年)公開の「寅次郎夕焼け小焼け」。この映画見ながら、もう泣けて泣けてねえ、、自分が日本人であることと、日本人であってよかったとしみじみ思ったのでした。それ以来、「男はつらいよ」にはまってしまって、大学のレポートで「寅さんは現代日本の神話である」っていうことを「文化人類学的(笑)」視点で書いて、結構いい点をもらったこともありました(大爆笑)。そうして、シリーズ最後の作品までしっかり見ました。

 

最近はBSで、週末、またこのシリーズを放送してくれているので、録画して、時間があるときに観ています。昨日も、録画していたこれを観た。

 

十朱幸代さんがマドンナの作品。話の終わりには上条恒彦さん扮する青年が十朱さんのこころ射止め、一方傷心した寅さんは、また旅に出るっていう、いつものお話なんですが、、この中で上条さん扮する青年は、無類の音楽好きで、合唱団の指揮者もしていて、その合唱団のメンバーのひとりが十朱さんだったものだから、寅さんが、この青年にもからんでくるっていうストーリーなんですが、、

 

寅さんがお酒を持参で、この青年のアパートを訪ねて、酒を飲みながら、青年に恋愛指南をするっていうシーンがありますが、この青年の部屋の内容が実に面白かったのでした。

 

この青年は相当な音楽好きなので、レコードやらがたくさん置いてあったり、指揮者のポスター壁に貼ってあったりする訳なのです。

 

で、タンスの上にさりげなく置いてあるのは、メーカーはわからないけれど、当時、若い人が持っていたレシーバー、、、そうして、レシーバーの横においてあるのは、なんとフォステクス(当時はフォスターと言ったのか)の10センチフルレンジを、大きめの手作り箱にいれた自作スピーカー、ワンセットなのでありました。

 

この作品がつくられたのは、調べてみたら1974年。あたしが、まだ中坊の12歳で、、 友達のおねいさんが、ちょうど二十歳ごろで、上の青年と同じようにレシーバーをもっていて、よくフォークのレコードを聞かせてくれたものでした、、、当時の音楽好きの若いおにいさん・おねえさんは、こんな機械でレコードを聞いてたなあと思い出しました。

(んな感じのレシーバー)

 

映画の青年の部屋には、ブーレーズやマイルスのポスターとかが貼ってあります、、おお! この頃は彼らはリアルタイムで活躍していたのだなあ、、、

 

そうして、映画の中の喫茶店のメニュー、、コーヒーが230円とか、、、立ち食いうどん屋さんのうどんが160円とか、、70年代のデザインの車とか、、1974年当時の空気が、この映画には一杯つまっていました、、

 

あの映画の景色のずっと向こうには、12才のあたしがいたんだなあと思うと、ちょっと不思議な気もちになります。

 

それにしても、、あれから45年たった今でも、フォステクスの10センチフルレンジスピーカーがあるっていうのは、大したことだなあと思いました。あたしだって昨年の夏、ファステクスの8センチフルレンジ2発のスピーカーキットを作りましたから、、、

 

しかし、寅さんの映画は、いつも見てもいいですね、、 昭和の空気がいっぱい詰まっていて、、

もうすぐ平成も終わるんですね、、、そうか、今日は建国記念日だった、、

 

 

 

デジタルケーブルを交換、、

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寒くなったので、よっしゃ、おでんでも作って、夜はおでんで一杯ぢゃ~とか言って、朝からばたばた買い物にいって、午後はおでんをぐつぐつやったりしたので、夕方からオディオ、、、

 

メインシステムで、ちょこちょこいろいろやってきて、だいぶ音が良くなってきたのだけど、、まだちょっとエッジのきつい音になるときがあって、もっとしなやかな音にならんかなあと、対策をいろいろ考えていたのでありました、、

 

トランポートのCECのTL3NとMYTEKのDACのデジタル接続は、いろいろためしてみたところ、うちでは、バランスケーブルでの接続が最も良い音になることがわかって、これまでスナーケーブルのバランスケーブルを使用していたのだけど、そういえばインフラノイズのデジタルのバランスケーブルが一個だけあったことを思い出して、こいつを使ってみることにしました。

(上:トランスポート側)                 

(:下: dac側 真中がデジタルケーブル)

 

うちでは、インフラノイズのリベランメンテケーブルがアナログ、デジタルともメインで使用しているのだけど、このケーブル全て青いウールみたいなものでカバーされているので、メインシステムの機器間には青いケーブルがたくさんたくさん這っている状態なのであります(笑)。

 

ただ、このバランスケーブルは、リベラメンテではないのですね。リベラメンテがリリースされる以前に入手したものであります。で、このケーブルでもってトランポートとDACを接続します。

 

で、もうひとつやったのは、トランポートの足であります。これまでローゼンクランツの金属製のインシュレーターを3点支持で使っていたのだけど、これもインフラノイズのマグナライザーに交換。マグナライザーを3個使用しての、3点支持。マグナライザーとは、インフラノイズがリリースした「磁力浮上インシュレーター」。内部に磁石を入れて、機器をフロートさせるというものだったのだけど、現在は発売完了。詳しくはネットで調べてみてね。

http://www.hinoetp.com/inf-magna.htm

 

 

(見にくいけれど、トランスポートの足に敷いてる円形のインシュレーター)

 

とういうことで、つまりは、インフラノイズのアクセサリーでいろいろやってみたということなのだけど、、

 

さて、音はどう変わったか、、

 

耳タコのオケのCDをかけてみます、、

あらら、あらら、音がしなやかになってますねえ、なんというかSNが良くなったという感じもする、、特に弦の音がしなやか、つややかになって、こりゃいいわ! 高域のエッジイな部分が払しょくされて、実にいい塩梅の響の具合になっている。低中域も豊かになって、これまでよりベースの音がはっきり聞こえますね、、そうしてフォルテシモでもうるさくならない。

 

最近よく聞いてるジュリーニのブラームスも美しい弦の音と、ベースがぶんぶんうなるところもしっかりでてきて、あなうれし!なのであります。思わず、聞きこんでしまう、、

 

サブウーファーとのつながりも全く自然になって、ジャズのピアノトリオでもベースが遅れるような感じは全くなく、実に楽しい!

 

う~む、やっぱりインフラノイズ効果か、、ですねえ、、

ということで、インフラノイズのアクセサリーの適用は期待以上の音質改善をもたらしてくれました。

 

あたし好みの音調にチューニングされちゃいまして(笑)。こうなると、リベラメンテのバランスデジタルケーブルがほしい、、、

 

いい音になって、いい音で音楽聞いて、、おでんで一杯やって、いいこころ持ち、、

いい週末でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

歯医者へいく、、

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なにしろ、おふくろが頑健な体に産んでくれたので、今年57になるけれども、大して大きな病気をしたことがない。加えて歯も丈夫で、虫歯もなくて、歯医者さんには、ここ十数年行ったことがありませんでした。

 

しかし、この数日、どうも歯の具合がおかしい、、いや、痛みとかそういうのでは全くないのだけど、前より食べ物が歯に詰まる感じがあるし、全体的に口のかたちが変わったような感じがするので、昨日晴天の下、ひっさしぶりに歯医者に行きました。

 

先ずはきれ~なアシスタントさんに、ど~いうとこが問題ですかとか、、ど~いうことしてほしいですかとかカウンセリングを受けました、、、

 

その後、きれいなアシスタントのおねえさんに歯のレントゲンをとってもらいました。あたし、歯のレントゲンをとるのは初めてで、結構どきどき、、あっという間に終わって、今度は口の中の写真を撮りますということになった。

 

アシスタントのおねえさん3人に囲まれ、椅子の上からギンギンの照明で口中を照らされて、専用マウスピースみたいなもので、縦横に口をこじ開けられて、でかい一眼レフのデジタルカメラで口の中のあちこちを撮影、、きれいなおねえさん3人が至近距離でいろいろやってくれるっていうのは、もうあたしの人生にとって稀有中の稀有ということであって、なんともいやはや、うれしはずかしなのではあるけれども、しかし目的はあたしのきったない口の中の撮影という目的なので、よろこびも実に複雑なのでありました(笑)。

 

その次に、またきれ~なアシスタントのおねいさんが、歯茎のチエックです。1、3、5、6 赤○チェックで~すとか、素人には全くわからん用語を使って、あたしの歯茎の状態が確認されていきます、、現状については次回お話しますねえということ、、

 

ということで、前チエックが完了して、いよいよ先生登場。実は、あたし、ここのT先生とは顔なじみとういか、よく知ってるので、あたしの顔を見て、びっくりするT先生。

 

お~西野さんど~したと? もしかして治療ね?

 

とか聞くので、、

 

あのせんせい、治療するために来たとですけど、

 

というと、、そ~でした、そ~でしたと笑いながら、あたしの椅子を倒して、あの恐ろし気な先端恐怖症になるような鋭い先端もったツールを手に取り、あたしの口中をのぞき込む、、

 

あ~にっしのさん、こら~大昔にいれた詰物が取れてますね、、だから、そこに食べ物が残るような感じがあったのですね。そうしてそこがすこうし虫歯になっとりますけん 

 

え~っ虫歯、やばい、いたくなったらど~しよう~

 

レベル1の虫歯だから、大丈夫ですよ、、すこし削って、プラスチックの詰め物をしておきましょう、、

 

とか言って、小さなのこぎりみたいなツールをぶんぶん回して、あたしの歯を削っていきました。このとき、なんというか、摩擦のにおいというか、なにかが焦げてるにおいがして、そのうち激痛が来るのではないかと、天井の隅を見ながらあたしは不安を隠せません、、

 

10分ぐらいで、、は~いおわりとT先生は言って、あとはアシスタントが詰めものしますから、では、またね~

 

とかいって、他の患者さんのところにいってしまう、、

 

で、その後、きれ~なアシスタントのおねいさんが、歯型をとってくれて、そうして詰め物をしてくれました。細かいかみ合わせ具合の調整もしていただきまして、、本日の治療はこれで完了、、次回から歯石の除去その他のメンテをしてくれることになりました。

 

まあ、そんな大したことないあたしの口腔状態なので、この機会に還暦を3年後に控えて、しっかり歯のメンテをやりますね。

 

オディオを楽しみためにも、やっぱり歯も健康でなくちゃね! 

 

 

ミシェル・ルグランのピアノ協奏曲 

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あたしは、ミシェル・ルグランってあんまり聞いたことがないのだけど、映画音楽の作曲とか、ジャズピアノストとして有名っていうぐらいしか知らないのでした。 でも、ミ氏が、さる1月に亡くなったというニュースを聞きました。86才だったとのこと、、

 

昨年の秋、ミ氏のピアノ協奏曲のCDを入手していて、ちらっとは聞いたのだけど、今回、メインシステムの調整もかねてじっくり聞いてみることにしました。

 

この作品はジャズではなくて、クラッシックという位置づけ、メンツも結構すごくて、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団に指揮はフランク・ミッコ、でピアノ演奏は作曲者本人というもの、、ミ氏作曲のチェロ協奏曲も入っています。

 

それでは、先に書いたように調整したメインシステムで聞いていきます。CDですね。

う~む、、音が良いのです、、オケもはっきりくっきり聞こえて、何しろピアノの音が美しく録音されていていいですね。

 

トランスポートとDAC間のデジタルケーブルをインフラノイズのバランスケーブルに交換、トランポートの足を同じくイ社のインシュレータに変えた結果、ものすごく音調が変わって、、SNがぐ~んとあがって、なめらか、しなやか、つややか音になってとても満足しているのです。なんというか部屋の空気全体が何というか浄化されたような感じがあります、、

 

で、気づいたのは、どうやらアコリバのシューマン周波数発生装置R-77ダブル仕様が、今回の音の変わりように効いてるんだろうということでした。

 

なにしろ、部屋の空気がさわやかというか、すっきりというか、、今までにない感じなのですね、、ふしぎ、、

 

もちろん、デジタルケーブルやインシュレーターをイ社製に交換したこともあるのだろうけれど、これとR-77の相乗効果という感じの全体的な音の変化なのですね。

 

ル氏の協奏曲ですが、なにしろピアノのテクニックがすごい。ル氏80才ぐらいの録音でしょ、、それでこんなに弾きまくるというのは、すごすぎる。なにしろピアノの音数が多い! 要所要所で聞かせるメロディもあって、、また、現代音楽風のアプローチもあって、悪くはないのだけど、、なにかこう音楽に入り込むような感じではないのですね、、、何回か聞いたら感じが違うかもしれないけれど、、でも、ともかく録音は秀逸。

 

ル氏の協奏曲を聞いた後に、オペラをちょい聞きしたのだけど、フォルテでも、ソプラノの強奏でも、今はちっとも歪感がなくて、自然にす~っと音が前に出てくる。サブウファーとのつながりもとても自然になって、大太鼓の連打なんかも、実に自然に出てくる、、

 

なんというか、音が澄みわたり、磨き上げられすぎて、ちょっと肉感的なところもほしいな~とかないものねだりをするのもオディオ馬鹿一代だからですね(笑)。

 

なにしろ、今までにはなかったようなメインシステムの音の状態なのでありまして、EARのアンプとかFALのSPも含めて、あ~こういう音が出せるんだ、、というか、もともとこういう音のポテンシャルをもってたんだと、あらためて思う今日このごろ、、

 

そ~いうことでメインシステムで毎晩聞いています、、

 

 

 

ウォークマンの音を良くする、、アリエナイザーミニを使ってみる、、

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ちょっと大きな仕事が済んだので、ちょっと早くに帰宅して、一杯やって、さて音楽聞こうか、、メインでもサブシステムでも複数機器に灯をいれてあたたまる待つなんていうのは、ちょっと億劫だし、元気も、もちょっとないので、おもむろにいつものズンダレシステムであるウォークマンとヘッドフォンを取り出してお茶の間ソファでごろんと聞くことにした、、

 

いろいろ聞いてご機嫌だったのだけど、、あたしのウォークマンを見てて、あれれ、このサイズだと、インフラノイズ―のアンケートに回答して、お礼にもらった「アリエナイザーミニ」のかたち・サイズとほとんど同じではないかといことに気づいた。

 

そこで、GPSクロックジェネレーターの上に置いている、アリエナイザーミニを持ってきて、ウォークマンに下にしいてみました。あらら、サイズがぴったり! まるでウォークマン専用のアイテムのようであります。

(こんな感じ、、)

 

で、いつも聞いてるクィーンとかスティーリーダンとかを聞いてみます、、

 

ん~、やっぱり違いますねえ、、

 

音の鮮度がぐっとあがるというか、、ピアノの響が深く、ドラムの音がもっと鮮明になりますねえ。全体的に音の線度が上がって聞こえる。

 

 

クィーンの「ボヘミアンラプソディ」とかは、もう耳タコもいいファイルなんですが、これも冒頭のピアノの音が全く違いますねえ、、ほ~こんなに深く、鮮明な響になるのかあと驚くぐらいであります、、ボーカル・コーラスも鮮やかあ~。

 

ああ、もうこんな下敷きでなんで、こんなに音が違うのかあと笑ってしまいますねえ(笑)。

 

昔のジャズを聞いても、実にいい感じです。

 

しかし、このアリエナイザーミニ。 製品としてはリリースされてなくて、インフラノイズ社のアンケートに回答するといただけるノベリティであって、買うとすればプロパーなアリエナイザーになりますが、これだとちょっとサイズが大きすぎて、持ち運びするにはちょっとかさばるかも(笑)。

 

アリエナイザーミニをお持ちの方でウォークマンを常用されている方は、試してみたらいかがでしょうか、、

でも、ヘッドフォンは、ある程度グレードの高いやつをつかうと、違いがはっきり分かると思います。

 

しかし、これだと、ますますずんだれオーディオになっちまうなあ、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラームス ピアノ協奏曲2番、、、

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年度末で、業界がらみの会議が結構おおいのです。で、昨日もそのひとつに午後から行ってきました。まあ、なんというか帳面消しの会議で、中身は毎年変わらず、聞きながら、昨年とほとんど変わらないメンツを見回して、ああ、あれから1年たったのかあ、ずいぶん早いなあと思いました。

 

で、会議はすすみ、また昨年とほとんど変わらないみなさんの顔をぼんやりながめて気づいたのは、ああ、あたしとほとんど同年配の方ばかり、こ~いう業界の会議には、あたしらぐらいの年配のみなさんが参加するということなのだなあということでした。みなさん、ずいぶんとおっさん・おばさんばっかりだなあと思ってみていたのだけど、なんのことはない、自分だってほとんどこの人たちと変わらない歳と様子であって、他人からみれば、もう結構歳のいったおっさん(あるいは、じ~さん)なのだなあと、ちょうどあたしと同年齢であろう議長の顔を、あたしも、こういう感じに見えるのだと思いながら、あらためて彼の顔をようく見ておると、目があっちゃってにこっとしたりして(笑)。

 

たぶん、来年の今ごろもおなじようなメンバーがこの帳面消しの会議をするんだろうけれど、また1年歳をとったあたらしらが集まるっていうことになるんだろうなあと、、考えたら、、ちょっとかなしくなった(笑)。

 

先週土曜日の午後、久しぶりに音もだちの家にいって、音をきかせてもらった時、最近アナログ盤の整理をしているから、何枚か差し上げますよとかいって、それぢゃ遠慮なくとかいってもらってきた中の一枚に、これがあった。 リヒテルがマゼール・パリ管と録音したブラームスのピアノ協奏曲2番でした。

 

で、この間借りたアキュのC280がまだサブシステムの中にある。このプリを通して聞くアナログの音がなんともいいので、も、すこし待って~とかいって、依然拝借中で、この週末もアナログをタンノイスターリングで楽しんでいたのでした。

 

で、日曜日。朝からアナログを聞きながら、村上春樹さんの「騎士団長殺し 2部」の残りを読んでおりました。んで、そ~だ、久しぶりにブラームスのピアノ協奏曲でも聞きましょ~と言ってSL-1200にこの盤を載せた。

 

いや、ひさしぶりにこの曲聞いたけれど、とても良かった、、、

とくに3楽章。チェロがしずかに、しかしゆっくりと歌いだして、そのうちピアノとオケをからんで、おおきな流れになっていく、、久しぶりにいたけれど、しみじみといいなあと思った。

 

何年ぶりに、この音楽を聞くだろうか、、、10年以上は聞いてなかったなあ、、前に聞いたころは、こんなに、しみじみいいなとは思わなかったのだけど、、今回は、なにかこう、この音楽が体とこころにしみこんできますねえ、、何なんだろう、、やっぱり歳とったからかなあ、、

 

リヒテルとマゼールのこの録音。調べてみると賛否両論みたいだけど、あたしは、大きくもりあがるんぢゃなくて、抑制のきいた、しっとりとしたこの演奏はとても良いと思った、、、そうして、何回か、この盤をくりかえしきいた、、

 

あたしが、クラッシックを聞きはじめの頃、よく聞いていたのは、ギレリスとヨッフムのDG盤のLPでした。これは、まだ実家のどこかにあるはずだけど、、あれもよく聞いたものだったけど、今みたく、しみじみ感じ入るということはなかったなあ、、

さて、会議は5時ごろ終わったので、直帰して、シャワーを浴びて、、さて、また、ブラームスを聞こうと、リヒテル盤をB面3楽章から、聞きます。チェロがやさしく、ゆったり歌いだして、、ピアノとオケと合流して、さらに豊かで、やさしい歌になって、、ああ、なんとも実にしみじみと良いです、、、いいなあ、ブラームス、、、こんなにブラームスがいいなあと思ったのははじめてだなあ、、

 

やっぱり、歳をとったからだろうかと、、同居人のおばさんに聞いたら、、そ~だね~、、あたしらもブラームスの音楽がしみじみいいっていうのが分かる歳になったのだよ、、と返してくれました、、、

 

そ~だな~、、これから、ブラームスを聞くことが多くなるのかもしれないなあ、、

 

それにしても、ブラームスのピアノ協奏曲2番、、繰り返すけれど、しみじみ良いです、、

 

 

 

 

 

 

やっと週末か、、

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ちょっとはスローダウンするかなあと思っていたのだけど、今週もこまごまとした仕事がたてこんで、結構つかれました(笑)。

 

みなさんの方はどうですか? 歯の治療もはじまって、ある程度の時間を取られることもあり、なかなかゆっくりオディオ・音楽をやる時間が平日はありません。

 

歯と言えば、昨日T先生があたしの歯の状況を詳しく説明してくれたのだけど、まったく痛みとか症状とか感じてないかもしれないけれど、検査の結果明らかに歯周病がすすんでいるので、しっかり治療をすべきだよ~とのこと。ということで、せんせいどうぞお願いしますということで、歯のメインテンスをしっかりやることに決めました。

 

あたしは、虫歯もなくて、何の症状もなくて、歯磨きもきちんとしているつもりだったのだけど、やっぱり歯医者さんでしっかり定期的にチエックとメンテしてもらうのは大切だなあと思いました。

 

んな感じで、昨日はちょっとだけ早く帰れたので、夕飯後、サブのタンノイスターリングで、相変わらず、リヒテルのブラームスのピアノ協奏曲2番を聞きました。

 

アナログ盤を聞いていると、そのうち犬が部屋にぼとぼととやってきて、スピーカの前にごろんと横になります。あたしも、椅子の上で体を伸ばし、そのうちうとうとしてしまいます。

 

昨晩の北海道の地震も知らず、、老犬と初老に近づいたおっさんが、ブラームスの音楽の中でひたすらずんだれております。

 

地震のあった北海道の皆様にはここからお見舞い申し上げます。地震はほんとに怖いですね、、

 

 

 

 

 


JBLとラックスマン①

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もうまったく突然なのだけど、、ジャズをもうちょっとかちっとした音で聞きたい、タンノイで聞くジャズもいいけど、もちょっとかちっとした音がほしい、、も~そうしたいそうしたいと思い出したらたまらない、そ~したら、やっぱりJBLぢゃ! JBLを導入する他ない!と、こんどは物欲爆発なのであるが、反比例して減少しておるのは財布の中身なのであるから、世の中うまくいかない、、

 

 

しかし、待て待て、捨てる神ありや、拾う神ありです(なんかわからんが)、、JBL好きの音もだちがいるでしょ~が、、そ~言えば、使ってないJBLがいくつか言ってたぢゃないか、そ~だ使ってないJBLを貸してもらおう、そ~しましょ~そ~しょましょ~と、すぐにあたしは、この音もだちに電話した、、

 

も~し、も~し、そ~いうことで、使ってないJBLあったら、ちょっと貸してほしいだけど?

 

と言うと、、

 

え~、まだC-280も返してもらってないよ~ (そ~です彼から280も借りっぱなしになっているのでした(笑))。

 

とかいいながらも、

 

い~よ、、ぢゃ見においでよ~

 

ということで、ぢゃ今いきます、すぐいきますと、軽トラを駆って彼のうちへいきました。それが土曜日の朝だったよ、、

 

とうことで昼前に音もだちのおうちに到着、、彼はでかいJBLのユニットを自分でアセンブルするのが好きみたいで、今日もちょっとユニットの構成が変わっているようです、、

 

で、どれ聞きたいの~ということで、サブ部屋で聞くにはサイズ的にもちょうどいいんぢゃないとうことで、JBL4312BMKⅡっていうのを貸してくれました。これ、ほとんど使ってないというので、まるで新品ですね。90年ごろリリースされたみたいです。4312シリーズって20年ぐらい出てるものみたいで、調べてみると年代によってマナーチェンジを繰り返してきたみたいですね。

 

といいうことで、このスピーカーを包んでもらって(風呂しきぢゃないよ)、、軽トラに乗せて、は~は~言いながら帰宅して、すぐ2階サブ部屋に運んでセッティング! 

 

ここまでやって、ものすごくおなかがすいていたことに気づいて、、カップラーメンを食べまして、さらに作業を続けます、、

 

SPスタンドには、ハーベスのスタンドがあったから、とりあえずこれを使います。セッティングすると、おお、ちょうどサイズ的にハーベスのコンパクト7とおなじぐらだから、ちょうどよい高さにおさまりました。

 

今回JBLを鳴らすには、是非ラックスマンのL-570を使いたいと思っていたので、このA級プリメインをひっぱり出します。SPケーブルはカルダスの廉価品を使う。マランツのCDPとアンプはワイヤーワールドのケーブル。

 

ということで、さあ聞きましょう! う~ん、やっぱりジャズはいいなか思って聞いていたのだけど、なんとなく座りがおかしいので、もしかしたら、SPの右と左を間違えているかもと、ネットでこのSPがセッティングされている写真をいくつか調べてみると、やっぱり~そ~(笑)。

 

ツィターが内側になるようにセッティングするのが基本みたいなのですねで、で、SPの右左をやっこらしょうと入れ替えます、、

 

で、また、鳴らしてみると、なるほど音の座りというか、定位がよくなったような気がしますね、、

 

ということで、SPもアンプも久しぶりに鳴ってますということで、2時間ほど鳴らしこみまして、いよいよ聞いていきます。

 

もちろん、ジャズね。

 

さあ、聞いてまいりますが、インプレは②からね。

 

 

 

 

JBLをラックスマンのアンプで聞く② 

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とういうことで、借りてきたJBL4312BMKⅡをラックスマンのプリメインアンプL-570で鳴らしております。

 

このスピーカーではジャズだけ鳴らしております(笑)。

手持ちのジャズのCDを聞いておりますが、やっぱりジャズをJBLで鳴らすっていうのは、音はもちろんだけど、その「行為」だけで、なんかこうしっくりきますよねえ(笑)。

 

でも、肝心の音はどうか、、

 

い~ですよ(笑)。

 

先ず、このスピーカは音の輪郭をはっきり・くっきり出してくれるように感じます。ピアノでもサックスでもドラムスでも、音のひとつひとつの輪郭がしゃんと出てきて、とても気持ちが良い。

 

 

このシリーズだとツィターがドーム型(?)になっているので、決してやかましいという感じがしない。先をほそ~く削ったHBの鉛筆で、、描写しますみたいな音の様子なのですね。特に高域はそんな感じであたしには聞こえる。

 

でも、このSPは30センチのウーファー(実はフルレンジのスピーカーらしい)を持っているので、中低音がけっこう分厚く豊かに鳴りますねえ、、

 

 

はっきりくっきりした高域と豊かな中低域が実にうまくミックスされて、音全体がとてもここちよい(笑)。

 

例えば、あたしの愛聴盤であるヤンラングレンのピアノトリオを聞いてみる。

ん~FALで聞いてももちろんよいけれど、ジャズの雰囲気の濃さというのは、このSPの方がよいですねえ。

 

FALで聞くと、もっと音像的というか、それぞれの音がかちっと独立して、屹立してというか、そういうふうに聞こえます。いうなら前後縦横に3次元的にホログラフィックに音が展開します。4312も、もちろん音像的な傾向であるし、立体的なり方もするのだけど、なんというか、大きなキャンバスにど~んとジャズという絵を描きましたみたいな感じがする。

 

次にミッシェル・ペトロチアーニの日本ライブ盤。

過日、HF店に行ったときに見つけたもの。バックがスティーブ・ガッドとアンソニージャクソンのトリオ。こういうメンツなので、普通なら買わないけれど、なんと200円だったので入手したもの。

 

で、かけてみる。あらら、これいいわ! やっぱり輪郭のはっきりした音なのだけど、ガッドのドラムが上のシンバルから下のキックまでともかくいい感じで出てくる。ペ氏のピアノも広大なダイナミックレンジでとられていて、それがこのSPだと惜しみなく出してくれて快感でありますね(笑)。

 

これ、あんまりいいので、2回聞きました(笑)。

 

そうして、往年のジャズ。フィル・ウッズの「ウォームウッズ」。サックスの音も聞いたいなあというのでかけてみました。

ん~、ちょっとこの盤だとちょっとエッジのたったサックスの音で、、これはこれで味があるのですねえ、、ちょっとざらっとしてサックスの音はいいすね~。

 

57年の録音なので、もちろんモノラル。楽器の定位もよくて、ピアノのころころする音も心地よいですね。

 

ということで、いろいろ聞いてみたのだけど、、やっぱりこのスピーカーの特徴は「ジャズがここちよく聞ける」というだと思います。

 

今まで、もっと大きなJBLのモニターを入れたこともあるし、その音もよく知ってるけれど、、どうもしっくりこなかったけれど、この4312は、今のあたしの好みに合うなあ(笑)。なんでだろう、、

 

夕方一杯やりながら、ジャズをここちよく聞くのだったら「4312」は最高のパートナーかもしれません。

 

でも、それはたぶん、ラックスマンのL-570の力もあるからだと思います。

 

 

 

 

 

JBLとラックスマン③

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誕生日が目の前。

 

 

あんた~免許証の更新ぢゃないの~とか、同居人のおばさんがいうので、確認したらお~たしかにそ~でした! そーなれば善は急げである! 昨日はこれといって大事な仕事はなかったので、急遽おやすみをとって免許センターにいきました。

なにしろ健康診断でもなんでも、こ~いうのは朝いちばんで行くことに決めているので、昨日も受付1時間前には到着。受付がはじまるやいなや手続きを始めたので、全行程を10時前に完了。あたらしい免許証を無事受け取ったのでした。

 

新しい免許証に表示されている有効期限は平成36年になっているのだけど、これは変更なしで行きます、元号が変わってもそのまま使ってくださいねという担当者の確認がありました。

 

 

次回5年後の免許更新のときは、あたしは還暦過ぎになってるんだなあ(笑)。それまで安全運転しないとね、、

 

そうして、お昼前には帰宅して、ひさしぶりに、うちのおばさんと近くのうどん屋でおいしい天ぷらうどんをいただきまして、サブ部屋を少し片づけて、そうしてまたJBLで聞きます。アンプはラックスマンのA級アンプL-570なのであります。

 

何回か書いたけれど、あたしがはじめて買った本格的なオーディオ機器は、ラックスマンのA級プリメインアンプ L-570とフィリップスのLHH-500。そしてヤマハのセンモニにでありました。89年ごろかな、、まだ子どもも生まれてないころです。秋葉原のヤマギワで買ったのでした。あの頃は、まだ秋葉のオーディオも活気があって、ヤマギワの2、3階はオーディオ専門のフロアであったように記憶します。エレベータであがってオーディオフロアに行くのは、いっつもわくわくしましたね(笑)。

 

いろいろ聞かせてもらって、当時新発売だったL-570とアキュのE-450にねらいをつけて、CDPはLHH-500に固定して、いろいろなスピーカーで聞かせてもらったのでした。

 

 

その中でもL-570とセンモニのピアノの目が覚めるような美しい音にはおどろきました。オケの音も弦の音がとてもなめらかでいい感じで鳴ったのでした。一方、アキュのE―405とセンモニの音はザラザラとエッジが立ちすぎた音で、ピアノの音はキンキン、、オケの音は、ギンギンドンシャリで、もうラックスマンの圧勝でした。もちろん、E-405も相性の良いスピーカーをあわせれば、いい音でなったと思うのだけど、そのときは、もうそんな感じで、あたしは躊躇なくL-570を購入したのでした。

 

それから、2、3年は上のシステムでとても満足して音楽を聞いておりましたねえ、、特にL-570の音はとても気に入っていて、手放すときはとても残念でありました。

 

で、今、JBLを鳴らしているこのL-570は、2年前の地震の後で購入したもの。なんだか、とてももう一度聞きたくなって入手したもの。

 

 

しかし、ほどなく故障(笑)。

その後、ラックスマンのトータルオーバーホールを経て、ほとんど新品みたく生まれ変わって、いま、JBLを鳴らしているという訳なのであります。

 

さて、ここ数日JBL4312BMKⅡをL-570で鳴らしているのだけど、音の様子はどうかというと、、

 

音は太いうというか豊かというか、、でも、スピードが遅いということではありません、、ちょうどいい早さ(笑)。ドンシャリの音では決してありません。また、ぐいぐい前に前に出してくるっていう感じでもない。少なくともあたしにはそう聞こえるな、、

 

4312のウーファーをいい感じでドライブしてくれて、まったくうるさいという感じがないですね。ベースソロなんかは、ブイブイ、ゴリゴリという感じではないけれど、なんというか、本当に良い感じ==「品性」のあるなり方と言えばよいのか、、

 

何より、このアンプの音で特質すべきは、音色と艶かなあ、、先にも書いたようにピアノの音は本当に美しいです。特にセンモニとか4312にみたくモニター系のスピーカーをならすと、ピアノ響がく~んと倍音にのって伸びて、それはきれい、、同じようにシンバルとかの音も、鉄粉がそこら中に飛び散るというような感じではなくて、音にひとつひとつに艶がのって広がるという感じかな、、ともかく「品性」があるのですねえ、、

 

あたしの大好きな イタリアのピアニスト エンリコ・ピアラネンツィのライブ盤なんかを聞くと、、いやもう実に品性の高い、しかし熱い、、こ~いう音で聞きたかっただよ~と思わずよがっちゃうぐらいなのでありますね(笑)。そう、音全体にこのアンプならではの艶があります。マッキンの艶とはちょっと違って、、マッキンよりもっと透き通って、しかし、ちょうどいい感じの弾力があって、、これがいいわゆる「ラックストーン」というものなのかもしれませんね、、

 

2階のサブ部屋はふつ~の部屋で、こどもたちの部屋と隣接しているので、でっかい音出すわけにはいかないから、まあ、中音量から小音量で鳴らすっていうことなんです、大音量で鳴らしたら、また違う印象があるのかもしれないけれど、、あたしが、20数年前、センモニを鳴らしていたときの感じと、音の様子は、4312で鳴らしてもほとんど変わらないなあ、、

 

しかし、このアンプピュアA級の50W出力ということで熱くなります(笑)。冬の間はいいけれど、夏はちょっときびしい機器ではありますが、しかし、まあ、この音調はやっぱり冬に聞きたくなるもので、、まあ、いわば「おでん」みたいなもので、夏はちょっとお休みになりますかねえ、、

 

もう30数年前のアンプだけども、あたしにとっては感情移入しちまうものだし、そうして、今、JBLのモニターSPで鳴らすと、あたしにとっては本当にすてきな音なんだなあ、、、聞いててまったく疲れない、、

 

L-570。これからもずっと使います。もう手放すことはありません。

次の免許更新の時期にも、もちろん鳴らし続けてますね、あたしは、その頃は還暦をとっくに超えてるのかあ、、まあ、しょうがないねえ(笑)。

 

とうことで、2月が今日でおわりますね、、

 

 

 

 

 

秋葉などの思い出、、、

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やっと週末で、もう3月、、、、はやいはやい、、当地は春の到来がいつもより早くて、梅の香りというか春のかおりがほんのりとただよっております。今年は春がくるのも早い早い、、

 

さて、昨日はJBL4425さんからコメントをいただいて、自分も秋葉のヤマギワ電気に行っていたということでした。ありがとうございました。そうかあ、あの時期、お店で接近遭遇していたかもしれませんねえ(笑)。

 

1989年ごろですよね、、ラックスマンのL-570が出たころでしたから、、ヤマギワは秋葉の駅を出て、ラジオ会館の前通って右に折れて、信号を2つぐらい越すと、右手に堂々と4、5階建のビルがヤマギワ電気店でしたね。なんでもこの店はもともと照明がメインだったみたいで、いい感じの照明器具がた~くさんならんでいたことを記憶します。

(その当時の秋葉の風景。中央右手にヤマギワが見える)

 

しかし、我々はエレベータに乗って2階、そして3階に直行でありました。たしか2階はエントリー機から中級機がおいてありましたね。なつかしいなあ、アキュフェーズのメーターのついてないちょっと安いアンプとかCDPとか、フィリップスのCDPとか、なにしろ名前もしらないスピーカーがたくさん置いてありましたね。

 

3階(もしくは2階の奥だったかもしれない)は高級オーディオの部屋があって、最新のハイエンドオーディオ機器がまるで美術館みたくうつくしく展示してありました。あたしは、そこではじめてスチューダーのD730を見て、その価格を見て腰が抜けました(笑)。そうして、奥の部屋には、スタッフがハイエンド機器をアレンジしたセットがおいてありました。でも、ここで音を聞いたことはなかったなあ。予約しないとならしてくれなかったのかもしれませんね。

 

JBL4425さんが言われるとおり、ヤマギワの店員さんはとても親切でした。ハイエンド機器なんかなんにもわからないあたしの質問に答えてくれて、熱心にアドバイスしてくれました。LHH500、L-570なんかを買った後も、この店員さんのアドバイスでナカミチのドラゴンを買ったり、アキュのチューナーを買ったりして、ドラゴンはすぐ壊れたので、交換の手続きも速攻でしてくれました、、

 

お店にあそびにいくと、いつもニコニコしてど~ですか、オディオの調子は対応してくれたものでした。いつも、しきりに、やっぱりアナログがいいですよ、、と勧めてくれるので、そのうち思い切ってアナログプレイヤー買いますとかいって、機器の選定をお願いしたら、、「この間までヤマハのGT2000があったのになあ、おしいことしたなあ、あれはいい機械ですよ~」と自分のことのように残念そうにしていたなあ。その時あたしは、デンオンの結構いいやつを買ったのだけど、

 

もちろんそれを推薦してくれたのも、この店員さんだっだのだけど、デンオンのプレイヤーを見ながらも、ヤマハのGT-2000は惜しかったですね~と繰り返していたのを良く覚えていますねえ、、

 

そうして、次にお店にいってみると、その方はやめられたっていうことを他の店員さんから聞きました。ちょっと東北なまりのある方で、本当にいい方だったなあ、、

 

で、ずっぽりハイエンドにはまったのは、その当時、通勤で使っていた新橋駅のすぐ近くにあったダイナミックオディオ新橋店からでした、、店の半分がソフト、がのこり半分が中古も含めたハイエンドオディオっていう様子のお店でした。

 

ここには、ちょっとした試聴室があって、そこであたしは初めてマッキンのアンプを見た。ブルーのメータがとても印象的で、そのとき鳴っていたのは、確かティールのスピーカだったと思う。

 

ダイナ新橋店から、あたしのオディオ馬鹿一代人生が始まったのでしたねえ(笑)。

 

あたしは、なぜか、そのころから、見知らぬ人に話しかけることが多かったのだけど、ある日、帰宅途中、お店で中古の機械を見てたら、おっさんが、おに~さんオディオやっての? と聞くので、はいと答えたら、何つかってんの?と聞かれたので、胸はって、これとあれなんですと答えると、、いや~そうか、その辺でとめた方がいいよ、俺もパラゴンとか入れてさあ、1千万以上いれこんで、今ぢゃこんな有様だよ~とか言われたのだけど、そのときは、オディオに1千万も使うなんて絶対にありえないとか思ってけれど、、これまでオディオ馬鹿一代として使った総額をつらつら計算してみると、そのおじさんに負けないぐらい使ったかもしれない(笑)。

 

その後、あたしは家族で熊本にもどって、高級オーディオショップから遠ざかってしまい、本当に偶然だったのだけど、すぐ近所にあったバクーンプロダクツのSATRIアンプのユーザーになったり、オーディオ道場の片山マスターの薫陶を受けて、玉のアンプを使ったりして、勉強させてもらって、、ひたすらブランドもののハイエンドを追いかけるということはなくなったのでしたが、、、やっぱりハイエンドには、オーディオファンをわくわくさせる魔力を秘めていますね、、

 

東京のサラリーマン時代、新橋のダイナによって、百万単位のプライスがついている機器をみるたび、いつかこういう高い機械を必ず買ってやると胸に誓ったものでしたが、、、 

 

さて、最近、久しぶりにステレオサウンド誌を買って、つらつら眺めておりました、、同誌がど~んと推薦する機器の多くが1千万円とかそれ以上のものが多数をしめております。あたしらが、さかんに同誌を読んでワクワクしていた20数年前は、確かにものすごく高いものは一部あったけれど、そのほかは国内外のものでも、なんとかがんばれば購入できるっていう価格ではなかったでしょうか、、

 

ステサンの最新号を見て、本当にこの雑誌は一般人には手のとどかない「夢」を売る雑誌になったなあと思いました。

 

あたしも、今は、アンプにEARとか使っているけれど、もう少したって終の機器をいよいよ導入するっていうことになったら、やっぱりアキュフェーズになるのかなあ、、がんばれば買えるし、音は良いし、故障しても修理の体制は万全だし、でも、逆に言うと、次にアキュを入れたら、オディオ馬鹿一代の終止符っていうことですかねえ、、

 

3月初めの今日、、ブラームス全作品ボックスていうのがDGから格安で出ていることがわかって、早速ネットで注文いたしました。昔はお店で買ってたんだけどねえ、久しくお店でCDを買うことも無くなりました、、

 

 

ヨアヒム・キューン ライブ イン パリ 1989

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やっと土曜日なんだけど、あたしは仕事なんです、しくしく、、でも勤務は午前中だけだから、午後はあそぶぞっ! 

 

とうことで、今週、夜はずっとJBL4312とラックスマンのプリメインアンプL-507でジャズを聞いておりました。

 

昨晩もそんな感じで、さて、何を聞きましょうとCD棚をつらつら見ていたら、発見したのがこれ!

 

ライブ・イン・パリ,1989

ピアニスト、ヨアヒム・キューンによるトリオの、1988年録音盤。

 

 

おお!実に久しぶりにこれでも聞いてみるかあと、、回してみます。

 

ローカルネタでまたまた恐縮なんだけど、95、6年ごろまでは、熊本にも結構レコードショップがあって、中古レコードやもちらほら営業していました。その中でもあたしの行きつけは「上通」にあった「OH」というお店でした、、雑居ビルの2階にあって、さまざまなジャンルのアナログやCDの中古盤をざ~っと並べておきましたみたいな、あたしのお気に入りでありました。

 

そんな、割に雑な感じのお店だったのだけど、試聴用のオーディオは結構すごくて、インフィニティのフロア型のSPをサンスイのプリメイン、マランツのCDPという、ちょっとしたマニアのラインアップ。オーナーのよると、みんな知人にもらったんですよ~とのことだった。

 

その頃、あたし、「OH」で結構、アナログ中古盤とか買ったものでした。CDもちょこちょこでしたが購入してたのでした、

その中の一枚が上の盤。

 

ダニエル・ユメールのドラムス、JFクラールのベース、それにピアニストのヨアヒム・キューンっていうメンツは、ちょっとヨーロッパのジャズが好きな方ならご存知だと思います。あたしも、彼らがやってるCDを何枚かもっております。

 

で、この盤なんですが、しっかりと聞いたことがなかったのでしたが、今回JBL4312でどう聞こえるか試してみるバイとトレーに久しぶりに乗せたのでした、、

 

で、どうか、、いやいや、これものすごい演奏ですね、、凄絶というか、

こんなにすごい演奏がはいった盤だったんだ、、

 

ジャズなんだけど、ノリとしてはハードロックみたいなというか、、3人がもう馬鹿テクの限りを繰り広げ、これでもかの演奏、そんなにハイテンションで、フリーギリギリの演奏続けて血管ブチ切れるんぢゃないかと、聞いてるこちらが心配になるほどのすごさ! 

 

そうして、89年のデジタル録音で、録音がすごく良いです。特にシンバルとかの金属音のシャープネスはすごい! 

 

 

ピアノのも艶があって美しい響。 ドラムスの音も余すところなく聞こえます。音の分離がすごくよくて、エッジが立ちすぎることもなくて、この盤こんなに優秀録音盤だったことを再認識でありました。

 

しかし、やっぱりこういう燃える上がるジャズはJBL4312で聞くと実に良いですね。美しいピアノの音、シンバルの澄んだ響なんかは、L-570の力も相まってということだと思います。

 

それにしても、この盤のすごさにはあらためて驚きました。

今日帰ってからまた聞きます! 

 

 

 

 

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