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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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週末レポート、、

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当地、週末は雨模様でありました、、

 

土曜の夜、ラックスのヘッドフォンアンプを2階サブ部屋に持ってきて、パイオニアのCDPに接続しておいたので、早朝の犬の散歩から帰って、朝6時ごろヘッドフォンで、図書館で見つけたバックハウスのブラームスピアノ協奏曲2番を聞きました。オケはベーム指揮のVPO、、この盤は、名盤としてよく知られているのだけど、あたしは今回初めてきいた、、自然というか、ふつ~というか、、す~っと体にはいってくるような演奏、、と感じました。でも、やっぱりベームの指揮するVPOは、バランスがとても良くていいなあと思いました。何回も聞ける演奏だなあ、、

日曜も雨、、朝から4312でジャズを聞いていて、もっとよく鳴らしてみようと思ったからたまらない。

 

午後から犬と実家にいきまして、4312用のスタンドにこちらにしまっていたサウンドトレール制の稼働型スタンドをもってきました。これに4312を置いたらどうなるか、、やってみます。

 

あわせて、20数年前 JBLのS5900と同時に入れたカルダスのクアッドリンクSPケーブル(4メートル)も使ってみることにしました。これ最近は全く使っていなかったもの、、

サウンドトレールのスタンドは、専用キャスターがついていて、自由に設置位置とか角度が変えられます。こちらも、しばらく使っていなかったものだけど、このスタンドだとタンノイで聞くときには、4312をちょっと横にずらして、音の邪魔にならないようにできるなあということで使ってみます。

 

さて、このスタンド、4312とばっちりのサイズであります。もともとはスターリング用のスタンドとして導入したのだけど、今回はJBLだっ! 4312とスタンドの間には、カイザーサウンドの小型インシュレーターを3個入れます。

 

マランツのCDPとL-570は、こちらも死蔵していた、カルダスのクアッドリンク RCAケーブル50CMで繋ぎます。

 

さて、これで、耳タコCDを聞いていきますが、、 どうか、、

 

ん~、、音がね~、今回の変更前は音が結構シャープで、スピードも早くていい感じだったのだけど、、どうも、この音がもっさりして、もやもやと見えにくくなって、スピードが遅くて、なんともちょっととほほな感じになった、、いや、音全体は太くなったっていうことはあるけれども、、

 

いや、いや、しかし、まてまて、アンプも灯をいれたばっかりだし、久しぶりに使うケーブルだから、ちょっとなじませないとなあ、ということで、夜までノンストップで音出しです、、

 

夕ご飯中も音出しであったのだけど、昨晩うちでは、死蔵しておりましたホットプレートを10数年ぶりに取り出してきて、それこそ本当に久しぶりにおうちで焼肉パーティしたのでしたっ! おビールもしょ~ちゅ~もいただきながら、焼肉を堪能いたしましたね、、たまには、おうちでこういうのもいいよねっということで、次回は焼きそばパーティぢゃということでお開き、、

 

さて、いい気分になったところで、2階サブへあがりまして、、音の様子をうかがいます、、

 

 

ああ、結構良くなりました、、お昼に聞いたときもよりもシャープになって、、音全体がまろやかになってますね。

 

 

ピアノの響が、ハーベスのスタンドとカルダスの廉価ケーブルのときとだいぶ違う、、太いというか、より自然な感じというか、、ベースの音も確かに生のベースの音はこんな感じに聞こえるなあという様子であります。

 

悪くないです、悪くない(笑)。いや、自分で悪くないって言ってれば、それだけで悪くないんだけど(笑)。

 

とかなんとかいいながら、そのうちいい気分で爆睡しておりました、、、

 

で、はっと目覚めて、鳴っていたエンリコピアラネンツィのピアノの音は、実にいい感じでした、、

 

ベースの音もずっと生の音に近い感じで、、変更前の4312の音の様子をだいぶ変わりました。

 

こんな感じで、今週はさらに追い込んでいきます。

 

 


アンドレプレヴィンが亡くなった、、

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昨日、つらつらネットのニュース見ていたらアンドレ・プレヴィンさんが亡くなったことが報じられていました。1日のニュースだから、いかにあたしが世情にうといかってことなんですが、、そうかあ、プレヴィンさんが、、89才だったそうだから長生きだったということなんだろうけれど、、まだ、現役バリバリという感じだったので、ちょっと驚きました、、、

 

あたしは、結構好きだったんです。アンドレ・プレヴィン、、今年のはじめは、この盤を良く聞いてました。

 

これは音楽も音もとても良くて、ちょっと前にも記事にした盤、、

 

そして、この盤はシステムのサウンドチェック用で常用している盤。

クラッシックの指揮者と同時に抜群のテクニックを持つジャズピアノストでもあったプレヴィンのこの盤は、あたしのお気に入りです。録音もとても良い、、

 

ジャズピアニストからクラッシックの指揮者に転身して、もっともかっこよかったのが、やっぱり70年代ロンドン響の音楽監督をつとめた時期だと思いますけれど、その中でも、あたしがもっともぶっとんだのは、この盤、、

 

 

ウォルトンの交響曲1番。これは、実にすごい! リズムががちっと立っているし、なんというかスィング感、グルーブ感というのが、クラッシックでもこんなにでるんだと、いつ聞いても感心します。やっぱりジャズっていう基盤があっての演奏なのかなあと思うけれど、、一方、ラフマニノフとかチャイコフスキーとかでは、結構、ねっとり歌う演奏もあって、他のヨーロッパの指揮者とは違うなあと思いましたねえ、、とは言え、同じくアメリカ人で(ユダヤ人)でもバーンスタィンとはちょっと違った感じがありますね。それについては、また追って考察いたしましょう、、

 

で、結構プレイボーイだったみたいで、結婚歴数回、、晩年には、バイオリニストのアンネ・ゾフィ―・ムターと結婚したりして、しかも、彼女にささげる曲とかも作って、しかも彼女と一緒にCDも作ったりして、いやはや、もうそ~いう意味でもすごかったのだけど(笑)。

 

それでも、この盤は、結構良いです、、何回も聞いたなあ、、

 

プレヴィンさんは、作曲家でもあり、オペラとかも結構作っているのだけど、、曲想がいつも、何か遠いところを見てるというか、なにか遠くのものにあこがれで胸があつくなっているというか、、その対象は祖国であったり、女性であったり、なんかとおいとおいもの、、、永遠にとどかないもの、はかないもの・夢みたいなものへのあこがれの歌というか、そんな感じなのであって、あたしにはグッとくるのです、、

 

数年前には、N響の音楽監督もちょっと務められたのではなかったか、、その当時のN響の演奏は、ほとんど聞いてないのだけれど、、

 

CDだけじゃなくて、彼のLPも結構あるのでした、、また聞いてみよう、プレヴィン、、

しかし、また、さよならなんですね、、

 

そうだ、過去に彼について書いた記事をいくつかリブログしておきます、、

 

 

 

 

アンドレプレヴィン 過去の記事から、、

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アンドレ・プレヴィンについて書いたら、親切なお友達がこんなのあるけど見るとか言って、このDVDを貸してくれた。



" Bridge between two worlds "というタイトル


ジャズとクラッシック、ドイツとアメリカ、一見全く離れた2つの世界を自由に行き来するとプレヴィンを橋っていう言葉でシンボライズしたのかしらんと思いつつ観てみたら、まあそんな感じだっただけど、



彼はユダヤ人で、迫害を逃れて15歳の時に家族でアメリカに逃れたとのこと、、父親は英語もできないし、全くつてのないアメリカでもともとは会計士だったのだけど、ピアノの教師としてやり直して、なんとか成功したとのこと。で、やっぱり天才なんだね~。ジャズピアニストとして成功して、次には映画音楽の作曲、アレンジャーとして成功して、なんとオスカーを4回受賞するのだから、たまらない。んでももって、あんまり何回も結婚したもんだから、結婚・離婚のたびにオスカー像が散逸してしまって、今やどこに行ったからわからないなんて笑い話も出てくる。



もうひとつの橋= 指揮者・作曲家。あたしはプレヴィンの指揮したもので、一番好きなのはやはりウォルトンの交響曲2番(LSO)。これはキレっキレっの見事な演奏で、、うなってしまう。後はRVWの交響曲全集ぐらいかな。



彼の作る音楽は、DVDは当時の奥さんだったムターにささげたヴァイオリン協奏曲(これは持っている)とかオペラがかかるのだけど、、前にも書いたかもしれないけれど、プレヴィンの作る音楽はどれも非常の美しくてせつないのね、、、ひしひしと、、どこか遠くにある見えない何かを希求するような感じがあるのだけど、



もしかするとそ~いうのは、やっぱり小さいときに故国を離れて、子どもときの思いでとか、そういう大事な時間と場所を、もぎ取られた経験が創作の原点になっているから、そういう音楽になるのかもしれないなあと今回思った。



しかし、若い時分の彼は(特にイギリス時代)は本当にかっこうよかった、、女にもてないはずはない、、、しかも、語り口や雰囲気がとてもやわらかくって、優しくて、これは女にもてないはずがない。

元妻のミアファローがプレヴィンにメロメロだったことを話すけど、わかるわかるわかるね~。



その当時彼が出演したコメディ番組があるのだけど、これが実におかしい。





しっかし、この人ジャズもうまい! もちろんジャズピアニストでもあるからだろうなんだけど、、、



クラッシックとジャズを比較して面白いことを言っている。



「クラッシックを指揮しているときに、常に音楽のはじめとおわりを意識しているけれど、ジャズは「今」なんだ。今発生する音楽なんだ」。



とね、、



なるほど面白いなあと思った。確かにクラッシックにはスパンがあるけれど、ジャズ(特にいいジャズ)を聞いているときは、動いている感じ、進んでいる感じがあるものなあ。



あたしも、クラシックもジャズも同等に愛しているのだけど、やっぱりどちらの音楽も何かが違う。ジャズが表現する人のこころもちは、クラシックではあらわせない何かがある。ジャズが表現できないことをクラシックは表す、、どちらもすごい音楽だと思う。



後半、元妻のムターとの会話シーンがあるんだけど、プレヴィンってドイツ語はもちろんふつ~にできるんですね。だけど、ムターってこわそう(笑)。やっぱり世界に通用するような音楽家は主張というか個性が強いなあと思いました。だれかに感じが似てるなあと思ったら、ああ、内田光子さんだ、、この人の英語のインタビューを聞いたことがあるけれど、まるでドイツ人が英語をしゃべっているみたいで面白かったけど、、この人も自己主張が強烈だっていうのは話し方からわかった、、 



もうひとつ面白かったのは、プレヴィンが息子たちと話をするところ。一人の息子はギンギンのロックアーチストになっていて、うでにはこれもんの刺青をしていて、すざまじかったのだけど、、彼が一番の思い出は父親がNHK交響楽団を振った音楽を聞いて感動したことだと語っていたのは、なんかいいなあと思った。



ちょうど、往年のジャズが4枚一組でなんと1千円というリアルゴーンシリーズのプレヴィン集を買って、聞いていたところにこのDVDで、さらにプレヴィンのことを知ることができた。



そういえば80年代が90年代にレイブラウンとかハーブエリスとかやったジャズがあったと思ったけど、あれはまだ入手できるんだろうか、、、



今度探してみよう。あたしとしては、プレヴィンはやっぱりジャズの方が面白い、、、

 

また1年、、、ジャズ批評3月号を買う、、、

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年度末のこの時期は、いろいろでばたばたであります。

業界関係の会議とかが多くて、あたしもそちらの方に駆り出されているのであります。昨日も朝から夜まで会議と会合で熊本市内の某ホテルにおりましたが、ちょっと時間ができたので、近くの本屋に行ってみると、あったあったありました「ジャズ批評」誌3月号!

 

毎年、3月。同誌は、その年度の「マイベストジャズアルバム」と「ジャズオーディオ・ディスク大賞」を発表するのであります。

 

今や、スィングジャーナルは無し、、その他ちょっとしたジャズ雑誌はあるみたいだけど、たよりになるは「ジャズ批評」のみと個人的には感じております。で、毎年3月、ジャズ批評誌のこの号だけは、必ず買うことにしております。

 

今号を読んでみると、この賞ももう13回目ということ、、あたしは、2013年の3月号からしか見てないのだけど、、結構長く続いているから、ジャズファンには結構人気のある定期特集なんだろうなあ、、

 

それにしても、去年の3月号をこの前買ったようなのに、1年は早いなあと思う、、

内容はこれから、ぼちぼち読んでいきます、、毎年、受賞したCDのいくつかを購入することにしているので、これも楽しみ、、

 

それにしても、先週は、高校のときの友達がガンで亡くなったという知らせが来たり、、東京で務めていた会社の上司が逝去されたことを新聞の訃報で知ったりと、、ん~なんだかなあと思っていたのだけど、例年とおり「ジャズ批評」の3月号が今年も読めてよかった、、

 

しかも、なんと、表紙の色がピンク! なんともおめでたい色でいいですね ! 春なのですね! 

 

まだまだ、年度末のばたばたは続いていて、おたのしみのミュージックバードを聞く時間もないぐらい、、

 

少し落ち着いたたら、また、ゆっくりミュージックバードの番組も聞きましょう、、

 

昨日は雨だったのだけど、、今日はとても良いお天気になりました。

今日も夜まで会合、、苦手なんだけどなあ、、

 

 

 

 

 

ブラームス全集、、

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過日頼んでいたブラームス全集がとどきました。

 

堂々CD64枚から構成されていて、しかも録音は老舗DGだからたまらない、、

 

同居人におばさんは、さっそく、大昔、学生時代に弾いたという、ピアノカルテットかなんかを早速聞いたとのこと、、

 

 

あたしは、まだ実は一枚も聞いてなくて、これから聞き始めるところなんでありますねえ、、

 

しかし、クラッシックのおもしろいところは、あたしたちは、作曲家の1生涯の任意の年代の作品を選択できるっていうことですね。

 

大昔、マーラーの写真集かなんかをみているときに、作曲家の墓標の写真があって、そこには、「1860年-1911年」って生まれた年と亡くなった年が標記されているのを見て、あれれ、あたしらは、この人の一生涯をこちからだと一望できるのだと気づいて、は~これはなかなかすごいのではないかと思ったのでした。

 

ブラームスだって、1833年生まれ・1897年没であって、今回入手した全集に、彼の63年の(63才だって今なら超若い!)人生で作った全部の索引が網羅されていて、あたしは、好きに聞きたい作品を、青年期であれ晩年であれ選ぶことができる、これって結構すごいことなのかもしれないですね、、

 

昨年の秋から暮にかけては、武満徹を盛んに聞いていて、今の現代音楽からロマン派っていう興味の変化はちょっと自分でもはずかしいぐらいなんであるのだけど、、、 しかし、ちょっと前、武満徹と小沢征爾の対談本を読んでいたら、武満さんはブラームスの音楽を高く評価していたみたいで、あんなにきれいなメロデができるのはすごいとか言われているのですね、、

 

すると、武満とブラームスに通底する何かっていうのがあるのかもしれませんね(笑)。

それは何か、、ブラームスの音楽を少しづつ聞いていって感じることができればいいなあ、、

 

やっとめんどうくさい仕事が終わって、、週末、ちょっとスローダウンです、、、

 

 

 

 

JBL4312をAMP-KUMMAOTOで鳴らす! 

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日曜は朝から雨、、こういう日はジャズと読書しかありません。

 

早朝、犬の散歩を終えると、2階のサブ部屋にあがって借りたまんまになっているJBL4312でもってジャズを聞きながら本を読みます。

 

もちろん、家族が起きてくるまでは、うす~い音量で、、うるさくないように流しますのね、、

 

このごろまた村上春樹さんの本を読んでいて、ちょっと前に文庫で買っておいたこれを読む、、

 

んでもって、そのうち家族全員が起きて、お茶の間でわさわわ始めたので、じゃいろいろやろ~かと本を置きまして、オディオを少しばかりやることにします。今日は大仕事はしたくない気分なので、軽くできるものは何か? おおそうぢゃ、、SATRIのAMP-KUMAMOTOでJBL4312BMKⅡを鳴らしてみましょうか? そうしましょう、そうしましょうと、、ラックスマンのプリメインとのSPケーブルを外して、物置においていたオルトフォンの7Nケーブル(1メートル)を取り出してきました。こいつでもって、AMP-KUMAMOTOと4312を接続しました。

 

AMP-KUMAMOTOは間にプリとかを入れると音がにぶくなってしまうので、マランツのCDP SA15と直で接続します。

 

AMP-KUMAMOTOはバイアスとかが安定するまで、ノイズが出る。ノイズがおさまって静かになると内部が安定してるっていうことで、さあ、きいていきます。いつも聞いてる、エンリコピアラネンツィとかのピアノトリオをかけました。

 

ああ、けっこういい! ラックスマンよりストレートでスピードが速い、ベースもいい感じででてきます。でも、やっぱりあったまるまで本来の音は出ないだろうということで、、、しばらく音出しです、、

 

とうことで、本を読みんで、お昼ご飯を食べて、犬と雨の中散歩の出かけて、、録画しておいた「刑事コロンボ」のリマスター版を見て、あ~なつかし~とか言って、いよいよ本格的にAMP-KUMAMOTOと4312の音を聞いていきます。

もう一回エンリコピアラネンツィのパリライブ、、ああ、ずいぶんよいです! ベースの出方がいいですね、、ぶんぶんいってきますが、ゆるくなどまったくない、、スピーカ全体がうなるようなベース、、おお! さすがAMP-KUMMAOTO パワー20Wなのになんでこんなにエネルギーがでるんだ!? ピアノの音とかドラムスの音が、ベールがとれたようなように鮮烈、、ちょっと耳にいたいぐらいに高域がでるので、4312の高域アッテネッターをこころもち絞ります、、んでももって中域アッテネッターをこころもちあげてあげる、、AMP-KUMAMOTOには超シンプルあんどストレートなアンプなので、トーンコントロールとかはないので、こんな感じで音のバランスを取ると、いやいいですね、、

 

マイルスの「ソーサラー」をかけてみます、、いや、、ラッパ、サックスの音がストレートかつパワフル! ピアノもかつ~んといい感じで鳴ります、、

 

ブラッドメルドーのトリオライブを聞いてみると、、ん~これもいいですね。全体の音がふとくて、グルーブがぐんぐん来る来る!

 

AMP-KUMAMOTOに灯入れて、7時間ほど過ぎて、アンプもスピーカーも十分あったまってますね。

 

ここでもう一回、エンリコのトリオを聞いてみます。 うあわ~ 音全体に熱気が出てきましたね、、さっき聞いた音とは、だいぶ違います。

 

ライブの雰囲気がぶわ~っと出てきて、、いいですね。

 

L-570の艶とかコクとかは無いけれど、その分、あふれんばかりのエネルギーと立ち上がりの速さは、ちょっと比較にならないぐらい。

 

この音に比べると、ラックスマンの音は、ちょっと上品すぎる感じなかあ、、AMP-KUMMAOTOだと、ボリュームの位置が9時を過ぎると大音量になります。ゲインが高いのか、、ラックスマンだと11時程度にしないと満足のいく音量が出ない、出てもやっぱりちょっとおっとりした感じになります。

 

いや、しかし灯台下暗し、、4312のベストパートナーはAMP-KUMAMOTOでした! ものすごいドライブ力!

 

ジャズを聞くなら、手持ちのアンプでは、AMP-KUMAMOTOに匹敵するものはないですね。

 

しばらくは、AMP-KUMMAOTOで行く! 

 

 

 

 

 

秋吉敏子オーケストラを聞く! 

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JBL4312BMKⅡとAMP-KUMAMOTOの抜群の相性に驚いたことは、昨日書いたけれど、そんなふうで新しい週になっても、相変わらずこのコンビでジャズ聞いております。

 

昨日は、この盤を聞いた。

 

秋吉敏子が91年、カーネギーホールで開催した演奏会のライブ録音であります。

 

だいぶ前に買っておいたのだけど、1、2回聞いただけでほったらかしにしていたのだけど、なぜかサブ部屋にあったのでした(笑)。

 

さて、聞きます、、

 

あ~やっぱりいいですね。4312とAMP-KUMMAOTOのコンビ、、この録音、ビッグバンドで和太鼓とか鼓とかも入っていて、しかもクラッシックの殿堂カーネギーホールでのコンサート録音ということで、音全体が割と遠目、、まあ奥行き感があるという言えばよいのかな。

でも、ソロになると、その楽器がクローズアップされます。バランスが良いので、ぶわ~っと音全体が前に出てくるという感じでなくて、ホールの中にすばやく広がっていく言う感じ、、あたしは好きだなこんな感じの録音。

 

アンプの音量は8時ぐらい、、なんで、音量的には中音量より下というところなんだけど、いや、音が良く聞こえます。エネルギー感も薄れません、、スピードも早いし、エネルギーも豊か、、4312がフルで鳴ってます、、

 

そうして、昨日聞いたときは感じられなかった、、なんというか独特の音のスィートな感じ、、SATRIアンプに共通するなんというか官能的な感じとでも言えばよいのか、、そ~いうちょっと艶のあるスィートネスが今日は感じられます、、

 

この間、音もだちと話をしてたら、西野さんはさ~、基本的にでか~いシステムは好みぢゃないんだね~、、小型、マックスでも中型のシステムで品良く鳴らすっていうのが好きなんだね~ と言われたのだけど、なるほどそうかもしれません。4350とかあ~いうでかいのはちょっと遠慮したいし、だいいち、置いておくスペースがないんだもの(笑)。

 

JBLでジャズを聞くっていうのは、やっぱり実に気分が良いもので、しかもAMP-KUMMAOTOで鳴らす4312は、ちょうどあたしの好みの音にしあがって、申し分ございません(笑)。もちろん、このコンビでも、ブイブイ鳴らそうと思えば、AMP-KUMMAOTOのボリュームを上げてあれば、そ~いうふうななり方はすると思うのだけど、でも、そうなると、あのスィートネスは感じられなくなるのではないかなあ、、

 

この間書いたジャズ批評3月号で、オーディオ大賞の選者であるオーディオ評論家の林正義先生(実は先生、拙宅に来られたことがある)が、今やこれだけけ録音技術が発達し楽器の微細な音や響が録音できる時代なのだから、これまでのようにジャズは大音量再生というよりは、むしろ、静かにそして微細にならすっていう方向に転換すべきではないか==と力説されている。

 

あたしは、林先生の意見に賛成です。実際あたしは、そんな聞き方をしているのだからね(笑)。

 

もうしばらくは、AMP-KUMMAOTOとJBL4312を、あたしのジャズシステムとしましょう、、

 

 

 

 

 

アキコ グレース、、

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その昔、90年代後半、、まだミュージックバードが、PCM放送だった頃、、今は亡き安原顕さんがどしゃめしゃの番組「ギンギンニューディスク」を週末4時間やっていて、あたしはその番組が大好きで、かかさず聞いていたのだけど、安原さんは邦人ジャズパーソンの気に入ったCDがあったら番組で強力に紹介してました。例えば、その頃まったく無名だった綾戸智恵さん、とか井上圭さんとか 、その他多数、この番組から知名度があがった方は少なくないと思います。そうして、ピアニストのアキコ・グレースさん、、

 

当時、安原さんだけぢゃなく寺島さんも強力にプッシュしていて、彼女がデビューしたころは、おふたりとも相当に盛り上がっていたのがなつかしい(笑)。

 

でも、あたしは、彼女のジャズをしっかり聞いたということもでなく、まあ、そんなに引きつけられなかったということか、彼女のCDとか買うことはなく、現在に至るという感じだったのだけど、、

(マンハッタン・ストーリー)

 

この前、近くの本屋の中古セールを見ていたら、たしか彼女のセカンドリリースだったこの盤を発見、、いくらかなあとプライスみたら、な、なんと100円! こりゃあんまりだろうと思ったけれど、もちろん速攻で買いました。

 

買ったは、買ったけれど、まあ、棚に置いておいて、聞いてなかったのでした、、

 

でも、今は4312とAMP-KUMMAOTOのジャズシステムの鳴らしこみ中であるので、この盤を回してみることにした、、

 

どうか?

 

あらら、いーじゃありませんか、、 もともとクラッシック畑の人みたいだから(だって芸大卒なんだって)、テクニックは、もうすごすぎ、、バックスのベースとドラムスもけっこうすごい。録音も、これがジャズっていう感じでベースもドラムスもぐいぐい太い音で前にでてくる、、いいですねえ、、スローなプレイも大変結構、、

 

4312とAMP-KUMMAOTOで中音量ちょっと下レベルのボリュームなんだけれど、、十分楽しめますね、、

 

それにしても、この盤、当時スィングジャーナルのベストアルバムの推薦シールがはってあるぐらいだから、業界あげてのプッシュだったのだろうけれど、、あれから20数年、、今は、中古盤で100円とは、、ちょっとなんだかなあ

 

いろいろと昔のことを思い出しながら、、この盤聞きとおしました、、よかったですよ、、

 


ギル エバンスでずんだれる、、、

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昨日のお昼前は、T先生のデンタルクリニックで歯のメンテ、、さらに歯の細かい部分のプラークとかをとりましょうと、きれいなアシスタントの方にガシガシにとっていただきました。クリニックの目の前が高校の正門で、樹木がたくさんあって、緑の中にピンクとか白の花が咲いています、、ん~春なのですねえ、、

 

朝夕も明るくなって、、このところ雨がふっては晴れ、、また雨の日の後は良いお天気と、、三寒四温てな感じで、本当に春なんですねえ、、

 

あたしってば、相変わらず、夕ご飯前の時間、しょ~ちゅ~をすこしいただきながら、サブ部屋のJBL4312とAMP-KUMMAOTOのジャズシステムで、その辺にある盤をてきと~に聞いておるところであります。

 

昨日は、ギルエバンスのこの盤を聞きました。

 

昨年の暮れに惜しくも閉店したジャズ喫茶「カフェジャレット」の閉店CDセールの際、購入したもの、、

 

1曲目の「ラ・ネバーダ」、、えんえんと繰り返される音パータンなんだけど、すこしづつ音のかたちが変わっていって、その中にソロが入ってくる、しかも演奏者がばつぐにうまい、、しかし、聞いてるうちに階下から、ごはんだよ~という同居人の声、、は~いわかったよ~と答えまして、残念ながら今日のジャズはおしまい、、

 

しかし、JBL4312とAMP-KUMMAOTOの音は、スピード、エネルギー、解像度に加えて、SATRIアンプ独特の「スィートネス」がさらに濃くなって、、なんともいい感じなんであります。

 

ゴリゴリ、ブリブリではないのだけど、本当にここちよい感じの押しだしの良さと、、楽器それぞれがいい感じで立って出てくる、、だもんだから、響がとてもはっきり出てくる、、いや~いいですね。あたし的には、これがあたしのジャズシステムだなあ、、、

 

そんなこんなで、ギルエバンス、ちょっと難しい本を読んでるような感じのジャズ、、

 

 

 

誕生日、、

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今日はあたしの57回目の生誕記念日でありました(笑)。

 

いつもように早朝5時ごろには起床、犬と未明の散歩、、

近くの公園にいくのだけど、今朝は、寒いのだけど、空気が澄んでいて、ことの他、星がきれい、、

 

この時期早朝、東の空に飛び出してくるのがさそり座、、赤い一等星アンタレスがうつくしい、、、

 

さそり座の頭ちょっと左には、なんだろう木星かしら、、ひときわ明るい星がひかっている。惑星には違いない輝きだけど、何だろう、、後で調べてみましよっと、東の山の稜線の上には、あいかわらずぎらぎら光る金星がおる、、昨年の暮から金星とはよく会います、、

 

さそりのしっぽに左側にはいて座が、、ちょっと幾何学的(?)なかたちで、地平線のちょっと上にかかっています。そうして、いて座から左上には白鳥座、、その上にはこと座、ベガ(おりひめ星)が、今朝はひときわきれいに光っています。夏の代表的な星座が、朝この時間にかかってるっていうことは、ほんとに春が来たっていうことなんですねえ。

 

あれれ、星座の後ろをが何かぼうっとひかっていますが、薄くもが薄明で光ってるのかなあと思って、目を凝らしてみると、、ああ、天の川、、白鳥座からいて座へ、ぼ~っと薄くものようにたなびいているのが、見えます、、へ~っずいぶん久しぶりにみるなあ天の川、、、そろそろ東の空には薄明がはじまりかけております、、

 

いつもは、せかせかいそいで家にもどるのだけど、今日はすこしゆっくり、公園の真ん中で、犬といっしょに星を見ておりました、、

 

あ~あたしも、もう57年も生きたのだ、、まったく大病もせず、、元気です、、、亡き両親に感謝しないとなあ 

 

 

いろいろな人とのお別れもあったけれど、出会いもあった けっこうおもしろかった、、というか たいへんおもしろかった

 

犬はもうだいぶ歳をとって、長くあるけないので、バギーにのせることがおおくなっちまったけれど、まあまあ、まだ元気、、

 

全てわるくないです。まったくわるくない、、

 

これから、どうなるかなあ、、先はわからんけれど、オディオも仕事もまだまだがんばるけん!

 

今年こそは、もうひとつの野望、双眼天体望遠鏡を手にいれて ゆっくり星をながめましょ、、 

 

 

 

 

 

ますますいいぜ! JBL4312! 

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日々ずんだれてサブ部屋のジャズシステムで聞いているのだけど、これが日を重ねるごとに良く鳴るんですね(笑)。

 

昨日はこれを聞いた、、

 

チックコリアさんのライブ盤「トリロジー」。何がいいって、ピアノもいいけれど、やっぱりベース弾きにとって驚異的なのは、クリスチャン・マグブライドの馬鹿テクベースに他ならないですね。4312の30センチのウーファーでマグブライドのベースがAMP-KUMMAOTOでぶりぶり鳴って、いやこりゃいいわっ! ブライアン・ブレイドのドラムスも立ち上がりが早い! キックの音がここちよい! ライブ会場の雰囲気も余すところ伝わってきて、いやこりゃいい、、

 

もちろん大爆音でブリブリ、ゴリゴリっていうことではないけれど、ちょうどいい感じのバランスで、中程度の音量で、、十分トリオの演奏のすごさが伝わってくるよっ! イエイ! ですね、、

 

JBL4312をもってる方、だまされたと思ってSATRIのAMP-KUMMAOTOで鳴らしてみてください、、いいですよ~、、

うちでは、さらにスィートな感じがでてきました。

 

今日土曜に午後もこれでききますよっ! 

JBL4312を鳴らせ! 

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週末はとても良いお天気でした、、

 

さて、今日もまた、AMP-KUMMAOTOとJBL4312のコンビでジャズでも聞きましょうと椅子に腰かけたのだけど、ふと、フルSATRIラインでJBL4312を鳴らしたら、どういう音かしらん、AMP-KUMMAOTOでもこんなにいい音がするんだから、SATRIのフルラインで鳴らしたら、どうなるかしらんと思い出したらからたまらない、お~し、ぢゃ~やすみだしやってみるかあ? じっけんじっけんとか言いながら、SATRIのフルラインをセットしてみました。

 

メインアンプをSATRI最大級のアンプ AMP-5540、プリ=PRE7601、DAC= DAC-2000。トランスポートにマランツのCDPを使います。DACのデジタル入力にはインフラノイズのデジタルアキュライザーDACU-500はマストですよ! これらのSATRI機器をすべてBNCケーブルで接続する電流伝送(SATRI LINK)モードにします。メインアンプとJBL4312は、過日紹介したカルダスのケーブル(5メートル)を使います。

 

ラックがないので、スタンドを急造。一番思いメインアンプをトップに設置したの、こりゃ強い余震とかあったらやばいなあと心配のなのだけど、しかし、今のところこういう置き方しかできないので、でかい地震がないことをひたすら願うのみです(笑)。

 

さて、灯を入れて機器全体があったまってきたところで、いよいよ音出してみます。

CDは、この前から聞いてるチックコリアのピアノトリオライブ「トリロジー」。

 

ん~やっぱり、、違いますねえ、、相当に、、

何が違うというと、全体の雰囲気がど~んと出てくる、空気感というか、そういう音以外の要素が出てくるのですね、、

 

楽器の音に付帯する、そのまわりの空気のうごきみたいなのだが、感じられるのですね、、

もちろん、AMP-5540は350Wのパワーがあるから、AMP-KUMMAOTOと音の出方は相当ちがいいます。楽器の音に深みというか、、例えばベースの音が空気と一緒にぐっと出てくるといったらよいか、、

 

ピアノの音は、機器があったまるにつれて、どんどん澄んで、微粒子みたいな細かい響も出てきます。ドラムスも打擲される皮の複雑な音もよく分かる、、シンバルの細かい鉄粉感もとても良いですね。つまり全体の解像度がすごく高いってことなんだろうと思います。

 

AMP-5540はハイパワーアンプなので、ドガドガ、ど~んとぐんぐん前に出てくるって音と期待すると裏切られます。むしろ、とても静かに、上にも書いたように、音楽の雰囲気とか空気を楽器の音にあわせて出してくるって感じでしょうか、、マッキンのMC500とかも使ったことがあるけれども、あのアンプのようなコクとか艶とかは、ないけれど、AMP-KUMMAOTOに共通するSATRIアンプの「スィートネス」がやっぱり感じられるます。「スィートネス」は、機器があたたまるにつれて醸成されます。

 

MC-500で鳴らすピアノ音は(もちろんプリとの関係もあるけれど、あたしが経験した範囲ではということだけど)、豊かなまるい水晶の玉のよう美しくて、艶があるように聞こえます。AMP-5540のピアノ音はね、濃い2Bの鉛筆なんだけど、そいつをできるだけ細くほそ~くとがらせて、そのような無数の濃い、しかし微細な、しかしやわらかい線でもって音を描いていくような、そんな感じがありますね。

 

JBL4312は、SATRI機器のこういう特徴を十全に伝えてくれますねえ、、、 やっぱりSATRIアンプには、ある程度高能率であって、ストレートでアキュレートなスピーカがぴったりなのですかねえ、、タンノイとかは、ちょっと方向性が違うのかもしれない、、

 

チックのトリオを聞いた後は、あたしのお気にいり、エンリコ・ピアラネンツィの「パリ・ライブ」を聞きました。ん~やっぱり、AMP-KUMMAOTOで鳴らすときと相当に違う、、

 

楽器の音のリアリティはもちろんだけども、やっぱり雰囲気というか、空気感とかいう、そういう要素があますところなく出てくる、、

そういうことだから、夕方になりまして、ちょっといっぱいいただきながら、このライブをフルSATRIラインとJBL4312で聞いてると、まるでライブ会場で聞いてるような感じで、いや~いい気持ち、、

 

そ~そ~ このラインだと、本当にまったくいやな音がしない、、す~っとこちらにはいってくるような音調といったらいいのか、、もちろん楽器それぞれの輪郭ははっきり分かるのだけど、それがエッジイなきたない音になることはまったくないですねえ、、

 

SATRIアンプの特徴としてよく言われる、、ちょっとしたヒーリング効果って確かにあると思います。でも、そのためには、その特徴をよく出してくれるスピーカーを選択することが重要だと、こんかい4312を使って、あらためて思いました。

 

しかしながら、AMP-KUMMAOTOだけど、もちろんフルSATRIラインにはかなわない部分もあるけれども、単体で鳴らしても

 

上に書いたような雰囲気とか空気感とか、そういうのはちょっとおいておいても、単体でJBL43412を鳴らしてみると、フルラインのいいところを有してるなあと、あらためて、おの小型アンプの実力を見直しましたあ(笑)。SATRIアンプの特徴の「スィートネス」について言えば、AMP-KUMMAOTOの方が、フルラインよりももっと濃厚に出てくる感じがあります。

 

さて、SATRIフルラインとJBL4312のコンビなんだけど、これはたぶんボーカルとかもすごくいいと思います。往年のブルーノートとかの録音はちょっと苦手かもしれません。クラッシックは聞いてないけれど、十分聞けるかなあ、、

 

いや、いずれにしてもJBL4312。 SATRIフルラインとの相性がばっちりでした。というか、音楽に浸れます、、いやほんと、、

 

そんなこんなで週末が終わりました、、

 

*ところで、先日、SATRI機器の製造元バクーンプロダクツの永井さんからメールがあって、いよいよSATRIの新プロダクツをリリースするとのこと、、今月中には聞かせてもらおうと思ってます。こちらも楽しみ

 

 

 

 

クラッシックいろいろ、、ケルテスのモーッアルト

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平日はサブ部屋でジャズ聞いてずんだれているのだけど、先日の日曜の朝はメインシステムで久しぶりにアナログを聞きましたよっ、、(その後でいろいろサブ部屋で実験していた訳なんです)。

 

ちょっと前に音もだちのところにお邪魔したら、部屋中あふればかりのアナログ盤! ほとんどがクラッシック! ひょえ~とかいってあちこち見せてもらっていたら、にっしの~好きなのもっていっていいよお~もうどうしょうもないから、ご祝儀であげるよ! 

 

ということで何のご祝儀かわからないけれど、ふたりとも3月が誕生日ということで、そういう意味のお祝いなら遠慮なくっていうことで、30枚ほどいただいてしまいました(笑)。

 

で、その中の一枚にこれがあって、ケルテスのモーッアルト。ん~ケルテスってクラッシック好きな方なら、一度は名前だけは聞くけれど、もうだいぶ前に亡くなった人だし、わざわざ盤を買って聞こうとは思わないなあてな指揮者ですねえ、、そ~いうことで、あたしも中古のレコードが格安でセールされているときに、たまにケルテスのLPとかもあって、値段が安いから入れておいて、いずれ聞こうっていうので、何枚かあるのだけど、今まで聞いてないっていう感じでありました。

 

でも、なぜか日曜の朝、ケルテス盤が目について、そしたら聞いてみましょうとラックスのターンテーブルにのせたのでした。

盤もきれい、、やっぱりレコードがゆるゆると回っているのを見るのは、気分が落ち着きますねえ。

 

モーッアルトの交響曲 35番「ハフナー」。オケはウィーンフィル、、72年の録音、、

ちょい聞きだと、なんの作意もなくて、面白みのない演奏だと感じたのだけど、そのうち、どんどん引き込まれました。なんというかオケが音楽にあわせて自然に呼吸している感じがするのですね。そうして、そのオケの息使いがたまらなく美しい、、さすがVPO、、

 

こんなしなやかで自然で、らくらくとしたモーッアルトっていうのは初めて聞いたなあ、、実にすばらしい、

 

ケルテス、いや実にすばらしい指揮者だったのですねえ、、こんなにいい指揮者だったので、ウィーンフィルはもちろんロンドン響とか、オケに敬愛されたとのこと、、73年、水泳中の事故でなくなったということなんだけど、今に至るまで彼の名前と録音が残っているっていう理由が、今回この盤のモーッアルトを聞いてよく分かりました。

 

ケルテス盤は、どこかにモーッアルトのレクイエムがあったはず、、今度探して聞いてみます、、

 

 

 

バーンスタインのブラームス4番、、

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あたしは、もうほんとに集中して仕事したいときは、事務所であってもヘッドフォンかぶって何かの音楽を頭の中に流しておるのであります。

昨日もそんなことで、YOUTUBEでいろいろな音源をチョイスしてBGMで流しておりました。自動再生モードにしていたので、そのうちブラームスの交響曲4番が流れてきました。


ああ、ブラームス、今マイブームではないか、、とか思って仕事にもどろうとした、演奏にぐいぐい引き込まれた。もう、本当に今までに聞いたことのないような濃いというか情感てんこ盛りのブラームス、、な、なんぢゃこれ!?と画面で確かめたら、バーンスタィンとVPOの演奏!>



ん!? バーンスタィンとVPOのブラームスなら、あたしはLP時代から聞きこんでいて、(しかも今もLPで聞いてるけど(笑))。よく知ってるけれど、全集の録音とは違う、なにしろテンポがもっと遅いし、なにより違うのは、VPOが歌ううたううたう! ときにはすすりないて、爆発して、いやこれはすごい! 初めて聞いたこんなブラームス、、

仕事中だったけれど、思わず傾聴して、にっしのさ~んまたさぼってるでしょ~とか周りから白い目でみられても気にしないぐらい、、すざまじい演奏!

データを見てみると88年9月、ルツェルンでのライブみたいです。CDとかあるのかなあと調べてみると、ないみたい。では、このYOUTUBEの音源はエアチエックか何かなのか、、出展したのは外国の方みたいなので、どこか外国でエアチックされた音源なのかもしれません。

いや、それにしても、このブラームス、、バーンスタイン晩年のスタイルの中で、VPOとだからこそ実現して凄絶な演奏と感じました、、

こんなのは毎日は聞けないなあと思いました。全集の中の4番はもっときちっとしていて、さすがにプロダクトとして一定にレベルが保たれているのだけど。

このライブはプロダクツ!? レベル!? ケッ!そんなものまったく頭の中になくて、音楽だけが燃焼しているような、、そんなブラームスの4番、、

ブラームスはもちろん、バーンスタィンがお好きな方、是非聞いてみてください。あたしは、これはすごいと思った、、

ブラームスを聞いていく AH-120Kの効果について

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サブ部屋でJBLをもっぱら聞いていたのだけど、せっかくのブラームス大全集ボックスを購入したし、今日はおやすみだし、というので、ひさしぶりに昨日はスターリングを鳴らすことにしました。もちろんフェディリクスのスパーツィター AH-120Kも付けますよ(笑)。

ということで、ブラームスのヴァイオリンソナタとか合唱曲とか、いろいろかけてみたのだけど、このAH0120Kは、ものすごくよく効くツィターっていうことが、あらためて分かりました。

 

このツィターはご存知でしょうが、この青色のアンプでもって、CDだとバッサリ切られてしまう周波数を、独自の方法で付け足して、より自然な音にするという機能があるのです。写真を見てもらうとわかるとおもうのだけど、左側のadjustボリュームなのだけど、これで、その効果の強弱を調整するのですね。実は、このボリュームのほんのちょっとの上げ下げで音の様子がど~んと変わるのでありました。すくなくともうちのサブシステムではね、

 

タンノイスターリングをアキュの大昔のプリC-280(相変わらず借りてます)、メイン P-260、CDはマランツCDPをトランスポ―にしてDACはSATRI DAC-2000を使用。これにAH-120Kがアドオンされているというのがクラッシック用のサブシステムであります。

 

さて、読書しながら、ブラームスを聞いていきます。聞きはじめのadjustボリュームの位置は10時程度、、

 

ん~む、これだと音全体が、ツィターに引っ張られる感じがします。もちろん、弦の音などは、しなやか、はっきりで、とても瑞々しくって良いけれど、、やはり音全体が上に持っていかれて、低中音がやや弱くなります。

 

またいろいろ聞きながら、低中音も十分な量感が得られて、なお、高域の瑞々しさが失われないような、全体の音のバランスがうまくでるように調整していきます。最終的には、adustボリュームの位置は、8時より若干低いところに落ち着きました。こんなんで効果あるのって、感じの位置なんですけれどもね、、

 

取説では、フォルテシモなど大音量になったときに、LEDが点滅する程度にボリューム位置を設定するよう指示してあるのですが、その位置だと、うちでは、音全体がはるか上空に引っ張られてしまう感じになります(笑)

 

数年前、AH-120Kであそんだときも、やはり同じような感じで、本器をアドオンしてもっとも「気持ちよい効果」は、ほんの少しだけの位置でツィター効果を入れたときでしたねえ、

 

とうことで、AH-120Kを、上のように、あたしなりに調整したところで、さらにブラームス全集から聞いていきます。

 

ん~これがね、結構いいのですねえ、、低域から高域まで、すなお~に伸びて、、しかもまったく自然、、エッジがたつことがない、特に弦楽器の瑞々しさっていったらない。中音量程度のボリュームだけど、読書のじゃまにならないように、ぐっとちいさくしても、音全体がやせないのがとてもうれしい、、これが、ばさっときられた周波数をつくってのせますっていうAH-120Kの効果なのかもしれません。

 

さて、ちょっとだけ、浮気して、現代音楽をかけてみます。「リームのバイオリン協奏曲」を鳴らしてみたけれど、複雑な現代音楽が、やはり瑞々しく、しなやかに鳴って、これはちょっと驚いた、、階下のメインシステムの音に比べても、これだと遜色ないかもしれません、、これはちょっとやばいなあ(笑)。

 

しかし、こんなことしてて思ったのは、、ある程度いい音で音楽を聞くのだったら、何がなんでも現時点の高級機で鳴らす必要もないなあということでした。アキュのアンプにしても、もうほとんど30年選手(笑)。スターリングなんて、もう40年以上(笑)。ただケーブルはインフラノイズのリベラメンテなんですけどね、、こんなにいい音でブラームスの音楽が聞けるなら、これはこれでほんと満足なのでした、、

 

 

 

 


愚考、、果たしてあたしたちは何で音楽を聞くのだろう? 

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昨日のお昼やすみ、、、

 

おべんと食べながら、同僚のおばちゃんと話をしていたら、にっしのさ~んあたしらは、しかし、なんで音楽を聞くんだろうねえ、、

 

なんととんでもない質問を発したのであった。このおばさんは、実は若い頃、東京にいて、1970年のジョージ・セルの公演を聞いたというつわものであるのでした、、そうして、あたし以上にクラッシック音楽のファンで、とくにブラームスがお好みなのでした、

 

そ~いえば、何でだろうねえ、、まいにちバカみたいにタンノイとかJBLで音楽聞いていて、あきることないものねえ、、しかもいっぱいやっていい気持ちで音楽聞くのは、なかなかいいこころもちだものねえ、

 

などと答えると、、

 

そ~なんだよねえ、、 音楽って聞いててきもちよくなるんだよね、でも、気持ち悪くなったり、かなしくなったり、祈りたくなったすることもあるぢゃないの、、だから、気持ちよくなるために聞いてるって訳でもないみたいだなあ、でもテレビがなくてもいっこういかまわないけれど、音楽がないと生きていけないかもねえ、、

 

とおばさんがいうので、

 

まったくそのとおりですね。つまりはあたしたちは、結局、生物つまりいきものなので、生き物としてここちよいと感じる音とか光の周波数とかがあるぢゃない、、音楽の響だったり、画の色彩だったり、ほら、音楽にだって音色とかいうぢゃない、、もちろん、ここちよいだけぢゃなくて、生物とし感じる様々な感覚というか感情というか、そ~いうのを外的にとらえて、そこからあ~生きてるんだって実感するために音楽とか絵とか技術っていうのが必要なんぢゃなかろうか、、

 

とあたしが愚考を開陳(笑)。

 

そ~かあ、あたらしが生きていく上で、感覚とか感情として、必要な栄養みたいなものが音楽とか芸術ということなのかなあ、、

 

と、おべんと食べながらおばはんが言う、、

 

そんな感じなんぢゃないの、、

 

でも、音楽とかまったく聴かない人も世の中にはいるんぢゃないだろうか

 

とおばはんが、さらに聞く、、

 

いや、音楽をきかない人っていなんぢゃないの、例えば世界の果ての、どんな小さな村に行っても音楽とか絵とはあるんぢゃないのかなあ

 

ほら、洞窟に絵を描いていた古代人がいたぢゃないの、そんなふうに、やっぱり生きて行く上で、人はそういうのが必要だったぢゃなかろうか、、とあたしは思うよ、、

 

でも、ほら、やっぱり芸術ってさあ、、文明とか文化が発達してさあ、ある程度経済的な余裕ができたところで発展してきた訳ぢゃない?

 

例えばギリシャとか、ローマーとか、ヨーロッパも、、日本だって、江戸時代に経済的な余裕があって歌舞伎とかいろいろな芸能というか芸術というかがでてきた訳ぢゃないか? だから、、やっぱり娯楽とか暇つぶし的な面もあるよね、あたしらが、家に帰って、一杯やって音楽聞くっていうのも一種の娯楽だものねえ、、オペラとかあれは娯楽それとも芸術?

 

とおばはんが食後のお茶を飲みながらさらに話をつづける、、

 

ん~娯楽と芸術の違いってむずかしいすねえ(笑)。でもね、経済的なというか物質的な余裕がない、ぎりぎりの生活している世界の果ての小さな村だって、仲間が亡くなったりしたら、やっぱりその悲しみを歌とか、まあ音楽とかで表現するのぢゃないかしらん、、だってお墓をつくるっていうこと自体が、そういうことぢゃない、、

 

とあたしもお茶を飲みながら、そんなことをいう、

 

すると、あれかあ、、音楽とは、一種宗教的な行為であるのか?

 

とおばはさんさらにいうので、

 

ヨロッパの音楽って、もともとそ~ではないか? 

 

というと、、

 

なるほど、音楽聞くっていうのは、芸術活動であって、暇つぶしで、ときには宗教的な現実逃避であるのか、う~んそれならやっぱり生きていくのに必要かもしれないねえ、

 

とか言って 昼休みが終わったので おばはんはさっさと自分の席にもどっていきました、、

 

たしかに、あたしらは何でこんなに音楽とオディオが好きなんだろう?

 

あたしにとってオディオは音楽を聞くための装置、、うちのオディオでSLや自衛隊の砲撃の音は決してきかない。たまにミュージックバードでそういうソースが流されるけれど、すぐチャンネルをかえる、、それと、もうひとつ苦手なのが和太鼓の演奏、、すざまじい低音が出たりするけれど、すざまじい低音を再生しなくちゃなんて思わない、、オディオの能力チェクにそういうのは必要だと思うだけど(笑)。

 

まあ、何しろ、これが好きなんだということを、やってるだけということなんでしすね、、理屈つけようと思うと、いかように理屈はくっつけられるのですね(笑)。

 

とういうことで、週末の愚考でありました(大爆笑)。

 

 

電線音頭の謎、、、

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昨晩、夜中目が覚めたので、NHKラジオを聞いていたら、ちょうど春風亭昇太さんが「レコード道楽」っていう番組をやっていた。ゲストを迎えて、なつかしいアナログレコードだけをかけながら、思い出話に花を咲かせると趣向、、ゲストは松尾貴史さんだった。

 

で、まず一等はじめにかかったのが、「桂三枝の電線音頭」。こりは、す、すごい! もう三枝(当時)さんはじめまわりの方がほとんどいっちゃってるとしか思えないぐらいのぶっとびにノリで、も~ど~でもいいようなないようでただ、歌いまくるというもの(笑)。

 

電線マン・電線音頭っていうのは、伊藤四郎さんとかキャンディーズのおねいさんたちが出ていた番組で大ヒットしたのは、あたしらぐらいの年齢の方なら、どなたもご存じのことだと思うだけど、だけど、あたしの記憶だと、桂三枝さんが創始者ではなかったと、前から気になっていたのです。

 

番組の中で、三枝さんがまわりの人に、それだったら、おどってみろ~とか、けんかを売られたので、もう苦し紛れのアドリブで、やったのが、口からでまかせの電線音頭だったのではなかったかしらん。で、それが結構受けて、伊藤さんとかに受け継がれ、今度は国民的大ヒットになったのではなかった、、というはっきりしない記憶があったのでしたが、、

 

で、昨晩の番組で松尾さんによると、「みどろたべごろわらいごろ」っていう番組で、電線音頭は爆発的にヒットしたのだけど、実は、同番組の1つか2つ前の「どかんと一発60分」という番組の中で、司会の三枝さんがひねりだしたと経緯説明してくれて、これまで、あたしの解けなかった謎がいっきに氷塊したのでした(笑)。

 

やっぱり、あたしの記憶は間違ってなかったのだねえ、、ぢゃ、やっぱりあたしは、三枝さんが苦し紛れにひねりだして電線音頭誕生の状況を画面を通して見てたっていうことだったのでした。

 

それにしても、三枝さんの電線音頭を初めて聞いたのだけど、あの時代は本当に芸人たちも、もう完全にいっちゃってるんぢゃないかと思うほど、おもしろかった、、そ~いう時代だったのかもしれないけれど、、今より時代の音頭(おっと温度)が高かったのかもしれませんねえ、、

 

幸いにもYOUTUBEで、当時の番組録画がいろいろと見られる。あたしの大好きだったキャンディーズのおねえさんたちも若くってきれいな姿を見ることができる。

 

さて、今日はいいお天気の日曜日、、まずはお出かけして、オディオは午後からですね(笑)。

年度末だけど、、さくらが咲いた!

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年度末で、無茶苦茶いそがしいよっ! もちろん、あたしが、てきとうにさぼっていたので、今になって苦しんでいるっていうんで、まさに自業自得であって、しかも今日は出張で終日つぶれるので、ああ、次の日曜は仕事だわ(とほほ)、、仕方ありませんせねえ。

 

ところで、熊本は昨日、さくらの開花宣言がありました。

 

でも、あたしは、みんなでどんちゃんさわぎしてのお花見って結構苦手だから、満開になったら、だれもいない田舎の公園かどっかで、犬と静かに花をめでましょう、、

 

先ずは、年度末の仕事を片付けますけん!

桜が、、さいた、、バッハとタンノイ、、

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桜が咲き出しましたね~。別にあたしは、お花見が好きっていう訳ぢゃないけれど、近所の桜がにぎやかになってきました。

 

春にはどんな音楽似合うのだろう、、

 

そ~言えばベンジャミン・ブリテンの「春のシンフォニー」てのがあったが、、棚のどこかにあるはずなので、探してきいてみようか、、あたしの持ってるのは、この盤、、

ブリテンは結構すきですねえ、、

しかし、ここのところ、この間偶然聞いたバッハの「マタイ受難曲」が妙にこころに残っていて、、暇があればYOUTUBEとかで聞いているのでした。リヒター盤(CD)をもってるだから、これもまた聞いてみよう、、

 

しかし、時は春、、またあたらしい年度がはじまるし、そういえば新しい元号もはじまるんだった、、

 

バッハぢゃないけれど、最近また、タンノイの音がとてもこころにしみいるようになったなあ、、カンタベリー15をマッキンのアンプで鳴らしている音もだちがいるのだけど、クラッシック音楽に限って言えば、このスピーカーの美しい音と響と豊かな量感は、、、他のスピーカーはかなわないだろうと思うのです、、

 

タンノイのいいスピーカーほしいなあ(笑)。

 

 

令和元年になりましたね、、令和もがんばる! FALスピーカーをあらためて聞く、、

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朝、職場でNHKのライブフィードを流していて、新元号が「令和」になったことを知りました。これからだんだんと慣れていくんだろうなあと思います、、、あったらしい時代になったのですねえ、

 

さて、平成最後の週末、あたしってば、相変わらずオディオをやっておりましたよっ! 

 

実はメインシステムであるFALのスピーカーC-90EXWなのだけど、なんとなく音がにじむような感じがしたりして、ちょっと収まりの悪いかなあと感じていた訳です。

 

このSPは、バイワイヤ対応なのだけど、特にネットワークというものを使う訳でなく、素性の良いヨーロッパ製のコンデンサを使用しただけなので、スナーケーブルを使ったジャンパーケーブルを使っていたのだけど、ふと思いついて、バイワイヤにしたらどうだろうと思ったからたまらない、今変えよう、すぐ変えましょうということになりました。

 

で、ジャンパーケーブルを外して、手持ちのツィターケーブル接続用の極細ケーブルを使ってみることにしました。メインアンプEAR509MKⅡに接続して、バイワイヤ駆動してみます。

 

おお! 音質がぜんぜん変わりました。音のにじみがなくなって、フォーカスがあったような感じ、でも、このケーブルのもともとの特徴なのか、音はやわらかく、高域の出方はやや弱くなったけれど、ジャンパーケーブルよりも、バイワイヤの方が音的には好ましくなることが分かりました。

 

あたしが、きちんとわかってなかったのは、このスピーカシステムに使われているツィターについてなのでした。こトゥイーターは、FALのオリジナルでAMI(エアモーションツィター)っていうもので、他のトゥイターと特徴がだいぶ違うようなのです。

詳しくは→ http://www.fal.gr.jp/products/speaker_unit/amt_samt/

 

 

説明を読んでみると、あらら、これは、ある程度きちんとケアしないといけないことが分かりました。そういえば、同じくFALのスピーカーをお使いの酒仙坊大先輩も、このツィターは結構取り扱いに気を使うということで、別のトゥイターを使われているのではなかったか、、

 

うちで、今のところできることは、手持ちのケーブルをいくつか使って、音の変化を見ていくぐらいですねえ。ということで、オルトフォンの廉価ケーブルに交換してみることにしました。SPK-3800Qっていう銀コーティングのケーブルがあったので、こちらに交換してみます。

(赤いケーブルがそれ)

 

どうか? 

ん~、さらに音が変わりましたね。先の極細ケーブルにくらべると、さらに音がしっかりしてきました。

響もはっきりしてきて、倍音もすごく良くでてきます。鳴らしこんでいくと、さらに音のフォーカスがあってきて、トゥイターで調整したことがある方なら、どなたも知っていられるとおり、低音の出方がおおきく変わってきました。このオルトフォンのケーブルに交換したことで、今までちょっと足りなかったなあと感じていた低中域が、実によく充実してきました。

 

ということで、トゥイター用のケーブルを交換しただけど、スピーカーシステム全体の音の様子が大きくかわりました。あたし的には、見違えるように良くなりました(笑)。

 

いやあ、このスピーカーこんなにいい音するんだあと見直しました。つまりは、このAMIトゥイターには十分手をかける必要があった訳です(笑)。

 

オルトフォンのケーブルでも十分な変わりようなのだけど、若干高域が固く、協調される感じがあります。あたし的にはもっとしなやかに、自然に鳴ってほしい。

 

平成最後の日曜日は、ここまで終わりました。

 

次のステップは、セオリーに従って、メインユニットと同じく、同グレードのインフラノイズのリベラメンテSPケーブルをAMIにも使ってみます、、

 

実は2階サブのスターリング用にリベラメンテSPケーブルを使っているのだけど、こちらをもってきて、AMIにつないで音の変化を見てみます。

 

「令和」発のオディオ活動は、これになりますねえ、、

 

 

 

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