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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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令和オディオスタート、、①

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昨日は朝から新天皇陛下のごあいさつとかを聞いて、ああ、あたらしい時代がはじまったんだなあと実感しながらも、あたしの日常はあんまり変わらない、、

 

これだけお休みが続くと、休み明けに絶対仕事にいきたくないな~となるから、午前中はともかく事務所にいって、ブログ書いたり、あそんだりして、生活リズムを極端に変えないようにしています、、、

 

さて、おやすみももう半ばになっておりますが、いろいろやっているのでレポートレポート、、、

 

先ずは1階音楽室のサブシステムの変更。

アンプをパイオニアのUK-3からマランツのプリメインアンプPM-17SA VER2に変えてみました。このアンプは、もうずっと離さず持っていて、ちょこちょこ使っていたのだけど、また使ってみます。スピーカーもひさしぶりにALRジョーダンのエントリーSIにしてみます。音源はミュージックバードの放送ですね。

ああ、このマランツのアンプの方が繊細で色彩感が豊かですね。UK-3は押しは結構強くけれど、音全体のカラーは、マランツに比べればモノクロという感じかしらん、、ALRジョーダンとの音は、実に上品でなめらか、、もちょっと押し出しがつよくてもいいかな、パワー感は、昨年夏ごろあわせてならしていた、ラックスマンのジャンクアンプの方がよかった。もちょっとマランツで鳴らしてみましょう、、BGM的に聞くのであれば、これで十分だから、、

 

部屋の片隅に置いたのが、TEACのアナログプレイヤーです。このアナログプレイヤーで、手持ちのアナログを気楽に聞いています。PM-17はフォノイコを持っているので、そちらにつないでいるのだけど、ん~やっぱりゲインが低いというか、きれいな音なのだけど、押しだちがもうひとつ足りない感じではあります(笑)。こりゃやっぱり、ラックスのジャンクアンプに交換かなあ(笑)。

 

でも、まあ、こんな感じでサブシステムでも楽しく音楽を聞いております。

 

早朝、散歩から帰って、犬といっしょにソファに寝そべって、大昔のアナログを聞くのは、実にこののんびりとしておやすみって感じで、いいなあ~と思います。


令和オディオはフルレンジで 令和オディオ②

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AUREXのラジカセとIPADのブルーツースでいい音ですなんて書きました。

じゃあ、自宅でもやってみようかと、昨年の夏、ステレオムック誌の付録のマークオーディオの8センチフルレンジ、それと秋にリリースされた同誌付録の玉アンプがある。いやいや、玉アンプなら、手持ちのミニ玉アンプもありました、ということで、フルレンジを鳴らしてみましょうということになりました。

 

 

CDプレイヤーは音もだちが、ちょっと調子が悪くて使っていないという廉価プレイヤー・マランツのCD5003を借りてきていたので、音源はこのプレイヤーを使ってCD。んな感じで繋げます。

このフルレンジシステムでどんな音源を聞くのか、、そりゃもう、大昔の録音に決まってますね、、さっそく取り出してきたのが、ピエール・フルニエさんのバッハ無伴奏チェロ組曲。大昔、購入して盤なんだけど、今までほとんど聞いてないもの(笑)。アンプはミニ玉アンプで8センチフルレンジで聞いてみます。

 

あ~、なんかこう流麗でいいですねえ、、カザルス翁の深くて、じっくり、気合の入った演奏とは、また違って、流れるように歌って、きいていてすがすがしくなってくるような演奏、、これがこの、8センチフルレンジから出てくる、、ん~さすがにマークオーディオといったらいいのか、とてもこの小さなスピーカから出てると思われないようなレンジの広さ、、もちろん低音とかは出ないけれど、小口径だけに部屋中にチェロの音楽が広がっていう感じが、大きなSPでは描けないだろう世界をつくりますねえ、いや、いいですね。

 

なんだろう、この、フルレンジのつくる世界観、、、あんまりにもいいもんだから、CD2枚組のうち、1枚目を通して聞いてしまいました、、

 

次は大昔のジャズ。MJQのコンピレーションをCDを聞きます。ああ、、もちろんベースなんかほとんど聞こえないけれど、ピアノとヴァイブラホーンの音だけでも説得力ありますね。こ~いうのをJBLのでっかいので聞いたら、それはそれでいいんだろうけれど、フルレンジで鳴らす、こういう静かなジャズは、何かこう実に「粋」でありますねえ、、

 

それにしても、このミニ玉アンプ、ずいぶんといい音がします。楽器の倍音がとてもよく出ますね、、やっぱり玉のアンプっていいなあとあらためて思いました。

 

夕方。フルレンジとミニ玉アンプで古いジャズなどを聞きながら、しょちゅ~をロックでいただきます。外はしとしと雨、、このところ雨ばかりなんですがジャズには合う、、いやおいし~ なんともこのフルレンジでいい感じで鳴らす昔のジャズのぴったりあうこと、、ためしにちょっとJBL4312で鳴らしてみたんだけど、、いや、いい音で、説得力があるんだけど、静かに、いいこころ持ちで聞くにはやっぱりフルレンジだなあ、、それと玉のアンプ、、

 

上にも書いたけれど、小さなスピーカーから音楽が広がっていく感覚が、これは小口径フルレンジだけにできることなんだろうなあ、、

 

新しい発見です。モニター用のでかいスピーカーではぜったいに描けない世界です、そ~いえばあたしのメインスピーカーFALも基本的にはフルレンジだもんなあ、、

 

夜。付録の玉アンプに変えてみます。このアンプ実は基本は石のアンプであって、玉はバッファでいれてあるということなんだけど、上のミニアンプに対して、倍音成分はぐっと引っ込むのだけど、中低音がしっかりゆったりして、これはこれでいいです。特に、大昔のジャズの鳴りはこちらの方が良いかも、、バッハはやっぱりトランスのついている玉アンプの方がよかった気はするけれど、、

 

あたしの「令和オディオ」はもしかしたら、フルレンジと玉アンプみたいな世界になっていくのかもしれない、、それはそれで、とても楽しそうです。明日はオーディオ道場にいって、マークオーディオの8センチが入る、もちょっとよさげなボックスがないか行ってみます。

 

ん~しかし、若い頃は、こんな感じでフルレンジにはまるなんて思ってもみなかったけれど、これははまりますね、、

 

 

針圧を正しく測るのは、、

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連休半ばだね! 

音もだちのみんなもいろいろやってる!? 連休ボケにならないよう、あたしゃ午前中事務所でいろいろやってますよ。まあ、カザルスのバッハを流しながら、マンガ「ブルージャイアント・スプリーム」を読んでるみたいな感じなんですけどね(大爆笑)。

 

さて、昨日は午後からあたしの師匠格の音もだちが久しぶりに音を聞きに来るっていうもんだから、お昼前からせっせとメインシステムの微調整とかをやっておりました。今回は特にアナログを聞かせろというご所望だから、、気合入れてアナログ系の調整をやってました。

 

ノッティンガムのスぺ―スデッキは、おととい、ひっさしぶりにターンテーブルのオイルを補充してあげたところ。専用のオイルがとってあるので、ティースプーン一杯分ちょっと足りないぐらいを足してあげて、そうして1日寝かせておきました。こころなしから、ストレス無く回っているような感じがするのは、気のせいか、、

 

ところで針圧の測定について。これまでシュアー制のシーソー式(おもり式?)を使っていたのだけど、音もだちが、これぢゃあんまりだというのでプレゼントしてくれたのが、このデジタル針圧測定器であります。まあ、針圧なんか大体あわせて、後は耳で追い込んでいけばいいんぢゃないとおもっていたのだけど、せっかくだからきちんと測定しましょうということでやってみた、、

 

ノッティンガムには、フェーズテックのカートリッジ アレクサンドライトP-3を付けているんだけど、まあ、音はふつ~かな~、、

で、デジタル計測器で測ってみると、おお! 適正針圧1.7Gをはるかにオーバーしているではないかということで、きちんと合わせます。

 

んでももって、ターンテーブル全体のレベルも調整して、さて、聞いてみる、、地元のリサイクルショップで見つけたオーディオラボ録音のバイオリン、、これね、、

 

おお! 全く歪まんではないか、、倍音まできれ~に出てる、、う~むやっぱり適正針圧はきちんととるのが基本なのかあと納得してしまいます。で、ラックスマンのSPU1の針圧も確認してみると、こちらは、4gちょいで適正範囲。後は音聞きながら追い込みます。

 

 

んな感じで、ノッティンガム、ラックスマンどちらのプレイヤーもまあまあいい音になってきた、、

 

しかし、今回のメインソースはPCのファイル再生にしました。CECのTL3Nで再生するCDも良いのだけど、インフラノイズのデジタルUSBアキュライザーUACU-700を通した音は、透明感、SN、すべてにおいてCD再生よりも良いからです、、

 

音もだちのお好きな、ピアノジャズとか女性ボーカルのファイルを再生ソフトのHQプレイヤーに連動させてセッティングします。MYTEK192DACは、インフラノイズのアトミッククロックで44.1KHZでシンクロさせます。

 

 

EARのプリ912とメインアンプ509MKⅡは、音もだち到着時間の2時間ほど前からあたためておきます。あっ、もちろんフォステクスのサブウファーも同時にONにします。

 

さて、師匠が、ちょっと遅れて拙宅に到着。コーヒーを飲みながら早速、、音を聞いてもらいます。

先ずはPCファイルから 矢野顕子さんのソロ、、ノラ・ジョーンズなどを鳴らします、、

 

う~ん、先回聞いた音と全く違いますねえ、、甘くて、艶があって、いや~実に透明できれい、うちのJBLでは絶対にこんな音はでないなあと 笑っております。

 

これがねえ、EARの音ですよ~。FALのスピーカーバイワイヤにしたり、いろいろやったりして、やっとEARの音がFALから出るようになりました。その前は、音のにじみとか歪感とか、スピーカーがどこかしっくりしない感じがあったんですけれど、今は全くそんなことはなくて、とても自然に音が出ます。しかも、EARのあっま~い、なんとも言えない艶のある音調で、特にボーカルはいいですよね~

 

と説明すると、、

 

「そ~ね~、ボーカルはすごくいいですねえ、、これはたまらんなあ」と音だちが笑う、、

 

ジャズピアノトリオ、、クラッシックなどもきいてもらう、、

 

音だちは、う~んとうなりながら聞いております。「どれもなってますねえ、、サブウファーとのつながりも自然。もうこれ以上のものはいらないぢゃないですか」と笑っている。

 

ジャズピアノ (アレクサンドラ・ガラティトリオ)は、ベースが太すぎて、音像がちょっとだけずれた感じはあるけれども、EARの音調をFALのスピーカーがあますところなく出す、そのとろけるようなピアノの音は、は~いいなあと自画自賛ながら思ってしまいます(笑)。

 

そして、ノッティンガムで上のオーディオラボ゙盤、ラックスマンでドラティ指揮の「火の鳥」のラストの方を聞いてもらいました。どちらも合格をいただきました(笑)。

 

「FALのスピーカーって、私は他で聞いたこともないけれど、こんなに良いものだったんですねえ。でも、同じスピーカーでも前の音とは全く違うから、いろいろ努力されたことが分かりました。いやあ、うちでは、こんな美音は出ないです」。「中でもPCでファイル再生した音が、一番良かった、静かだし、美しい。CDも悪くないけれど、PC再生を聞いた後では、やはり、ちょっとしたアラが見えてしまいます。いや、私もPCやりたいけれどなあ、、もう歳だからやれません」と苦笑いなのでありました。

 

そんなこんなで、今回の試聴会は終わり、、

 

自画自賛というか、手前味噌ではあるけれども、今のメインシステムの音は、あたしのとても好きな音の様子になってくれて、聞いていてしあわせなんであります。FALとEARの相性がこれほど良いものかとびっくりするほど、なんとも官能的というか美音ですよ。特にボーカルと弦の柔らかくも、しなやかで、艶のある、自然にふわ~っと伸びる音の様子は、あたしは個人的に好きですね。 

 

とうことで、師匠が帰宅された後は、ごくろうさんとかいいながらメインシステムの機器の灯を落とし、今度はサブに灯をいれて、夕方からのんびりサブシステムでアナログを聞いておりました。

 

あっ、もちろんサブのTEACのプレイヤーの針圧もデジタル測定器で調整しました。やっぱり適正針圧にまず追い込むと、再生のレンジが広くなり、音のフォーカスがあったように感じます。

 

近所のリサイクルショップで200円で買ったリヒテルのバッハ平均律盤を聞きながら、いただきますしょちゅ~はなかなかおいしいです。

 

メインシステムの音はこんなにあたし好みになってのだけど、やっぱりふる~い録音とか聞くのは、ちっちゃいフルレンジもしくは2WAYスピーカー、、やっぱりメインシステムのごちそうは週末ぐらいになっちまうのですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

連休もおわりにつかづいて、、、

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昨日は大変良いお天気。ひさしぶりに自転車のお稽古で、あちらこちら50キロほどをはしりました。お昼前に帰宅して、ひや~とかいってシャワーをあびて、お昼に焼きそばをいただきまして、午後は音楽室でサブシステムで、とりとめなく音楽を聞いております。

 

さて、サブシステムなんだけど、マランツのプリメインPM-17でALRジョーダンのエントリーSIをならしていたのだけど、なんとも音がうすいので、おとといラックスマンのジャンクプリメインA-007に交換してみました。ん~こちらの方が押し出しが強くて、腰が低くて、悪くない。内臓のDACとMバードデジタルアウトに接続すると、音全体が柔らかくなって、とても聴きやすい。

 

で、1日ほどA-007で鳴らしていたのだけど、ん~やっぱりなにか音が歪んでるように感じる。音全体ががさっとしてるといえばいいのか。比較していると、マランツのプリメインは、押し立ちはやや弱いものの、音の響きがなめらかで、ものすごく透明感があった。

 

ということで、昨日またPM-17に交換してみました。ああ、やっぱりこっちの方がいいかな、、耳にやさしい。音が非常に美しい。大昔のステレオサウンド誌だったかで、ウエスギアンプの上杉さんが、このアンプを高く評価していたのを思い出した。「パワーではなくて音質に専心した音調」という内容だったと思うけど、今回、集中してこのアンプを使ってみて、上杉さんが評価した意味がちょっと分かった。つまり、このアンプ、高域の音調がちょっと真空管の音に似てるのであります。玉のアンプみたいな倍音が乗るのです、、で、低中域はやや弱いけれど、なんというかちょっとだけ三極管シングルアンプみたいな音みたいな感じがするのです。

 

ということで、サブシステムに、このプリメインとALRジョーダン決めて、Mバードを流していると、いや全く悪くない! だらだら本でも読みながら聞いてるのがもったいないぐらいのアンプとスピーカーの相性の良さ。試しにDENONの廉価CDPを接続してならしてみたのだけど、これも実にいい音、、こりゃ、昼間はメインシステムをならさなくていいやとか思ってしますぐらい(笑)。

 

しかし、まあ、この連休もだらだらとこの音楽部屋を中心にどうでもいいことを書いております。ほとんど広がりがないなあ(大爆笑)。毎日、縦のものを横にしたいみたいなことしか書いてない(笑)。

たしか正岡子規さんだったか、晩年、8畳ぐらいの部屋にねそべって庭の景色をみたり、部屋と庭を森羅万象・宇宙にみたてて俳句を書いていたようなことだけれど、、正岡さんに自分をなぞらせるのは、本当におこがましいけれど、、あたしがつらつらと駄文をここで連ねるのも、まあ、似たような感じかな、、

 

だけど、正岡さんと決定的に違うのは、情報量ではないか。

昨日の午後、Mバードのクラッシックチャンネルで片山 杜秀さんと山崎浩太郎さんのクラッシック音楽の対談番組をやっていたのだけど、

 

内容はHPから:

4月28日/平成音楽史
 平成最後の日曜日は、2018年8月19日に放送した「夏休み自由研究~平成音楽史」を再放送します。平成の音楽とはなんだったのか?改めて振り返る4時間です。出演は片山杜秀、山崎浩太郎、田中美登里。(2018年8月19日「夏休み自由研究~平成音楽史」の再放送)

衛星放送とかネットなどの明治時代にはなかった技術によって、あたしの8畳はおおきく広がる、、

おふたりにメールでメッセージを送ったりもできるし、こんなバカブログで、音もだちのみなさんとつながることもできる。

正岡さんが現代に生きていたとしたら、ネットはもちろんSNSとかがんがん活用していたと思う。なにしろ、日本ではじめて野球をやったというあたらしもの好きみたいだったから(笑)。

 

そんな愚行はおいておいて、、

 

昨日は頼んでおいた、このCDが届いた。

 

エマーソンカルテットのベートベン四重奏曲全集。ベートベンのピアノソナタが気に入って、他にもこの人の作品を聴きたいなあと思ってしらべたら、弦楽四重奏曲が作曲家の最高峰という向きが多数であったので、この盤を購入してみました。今日から聞きはじめます。

 

こういうときに、手軽にだけど、いい音で鳴らしてくれるサブシステムがあるのは本当にありがたい。メインシステムだと、いろいろ準備があって、聴く前につかれちまうことがありますからねえ(笑)。

 

そうして、ちょっと気温の下がった夕方は、2階で8センチのフルレンジとステレオ誌の付録アンプでもって、スタン・ゲッツとビル・エバンスのふるい録音を聞きます。

 

レンジはとても狭いけれど、、サックスの音が部屋中にひろがっていく感じは、やっぱり小口径のフルレンジだけにできる世界だなあ、、

 

やっぱり玉のアンプにフルレンジにいくかなあと、、しょちゅ~2杯目をいただきながら、いい気持ち、、連休は明日でおわり、、

連休が終わるね、、、

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とうことで、あっという間に連休がおわります、、短いようでけっこう今年の連休はいろいろやったのでした、、

 

このやすみは4つのオディオセットで遊びました。

先ずは、①FALスピーカーとEARのアンプのメインシステム、

②2階サブシステム1号=スターリングとオールドアキュで組んだシステム、

そして③ステレオ誌付録の8センチフルレンジと同じく付録アンプで組んだサブシステム2号、

④メインシステム部屋に組んだマランツプリメインとALRジョーダンで組んだ=サブシステム3号。

 

ということで、こ~んないっぱいあるもんだから、毎日どれを聞こうかこまっちゃうな~とか言いながら、午前中、自転車のおけいことかしてたもんだから、結局、手軽に聞けて一番音が良いマランツ・ジョーダンコンビで聞いてる時間が一番長かったのでした。で、聞いてるソースは、こちらもお手軽で音が良いミュージックバード。

 

このやすみの間は、Mバードの放送をとても楽しんだ。

そのひとつが片山杜秀、山崎浩太郎両氏が毎年年末に6時間やっている「年末クラッシック放談」の再放送。しかし、これが日曜の朝12時から6時までやるというんで、早寝早起きのあたしがリアルタイムで聞くのは絶対無理。なので、エアチェック専用のPCを通常のWAVからMP3モードに変更して、この番組をまるまる録音したものを、お昼に聞いていました(あまりに長いのでまだ聞き終えていないけれど、、)。

 

2015年の年末に録音された番組だけど、いや、こんなに面白い放送があったのとかおもわずうれしくなった。15年のクラッシック界を二氏が独断と偏見で語る。特に片山さんは、最近著書も読んでいたこともあって、おもしろかった。調べてみると、片山さんの本業は政治学者で大学教授ということ。話が音楽だけにとどまらず、政治、経済、マンガなど縦横無尽に広がる。かたや山崎さんも現在から大昔の音楽シーンを語り、もう二人で話がおおいに盛り上がり、、いやあ~故安原顕さん以来、こんなに面白い番組があったのかあとあたしは久しぶりにおおいに楽しんだねえ、、、

 

特別番組】「平成総括!年末クラシック放談」
4月~5月(日)0:00~6:00
 毎年12月にお送りしている特別番組を4月から5月にかけて一挙再放送。4月で終結となる“平成時代”の世相と音楽を振り返り、5月からの新時代の幕開けを占います。[出演:片山杜秀、山崎浩太郎、田中美登里]

 

という訳で、片山さんにえらく興味をもったあたしはYOUTUBEとかで同氏出演の各種番組を観たのだけど、いや、どれも面白い!

話に興が乗ると、もうノンストップでしゃべりまくりますし、しかも、しゃべるのがもう楽しくたまらないという様子で、いや、この人は天才か変態かどっちかだけど、あたしは、天才も変態も大好きだから、そのうち、片山さんが大好きになっちまった(大爆笑)。ということで、彼の著書をこれから読んでみようと思っております。

 

山崎さんの話もおもしろい。なんでこの人、あたしとほとんど同年齢なのに、生まれる前の音楽シーンにこんなに詳しいのだろうか、、演奏史譚と自称されていられるけれど、まさしくぴったりのタイトルだなあ、、まさにご両人とも博覧強記、、

 

日曜の朝は、田中伊佐資さんの番組「すみません、お宅のオーディオ、ナマ録させてください。」 3回目を聞きました。

 

内容はこんな感じ(HPから)

マイクと機材を背負い「音の在る場所」へ!人気ライター田中伊佐資がマニア宅を訪問、「音」に賭けたマニアの生き様をお届けします。(録音にはハンディ・レコーダーZOOM H5を使用)



5月5日/神楽坂の家具工房「アクロージュファニチャー」
 「無垢のスピーカー作れませんか」と声をかけられたことから始まった、無垢家具職人のオーディオへの挑戦。新宿区神楽坂の家具工房「アクロージュファニチャー」を営む岸邦明さんを訪ねました。「無垢材」へのこだわりは見た目だけでなく機能面、そして音にも活かされています。エイジングとともに日々変化していく無垢材の音をお楽しみください。[再放送=12日]
【システム】
・CDプレーヤー:DENON DCD-SX
・アナログ・プレーヤー:YAMAHA GT-2000
・フォノイコライザー:合研Lab GK08VCR
(ONTOMO MOOK「快音! 真空管サウンドに癒される」特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット)
・プリメイン・アンプ:ラックスマン L-550AX
・スピーカー①:アクロージュ・ファニチャー特製無垢スピーカー(使用木材:ブラックウォールナット(米))
・スピーカーユニット:SEAS(ノルウェー) FA22RCZ(パピルス混入コーン20cmフルレンジ)
・スピーカー②:アクロージュ・ファニチャー特製壁掛けスピーカー

 

今回も、ふつ~の生活の中でいい音を楽しむみたいな感じの番組で、最近フルレンジと玉アンプがとてもいいなあと感じているあたしはとても興味深く聞きました。もともと家具職員の岸さんがつくるファーニチャーオーディオっとか、先回のキシダさんのモノラルオーディオみたいなのが、これからのあたしのオディオの方向性かもしれないなあと思いました。

 

ところで、伊佐資さんの番組もWAVファイルでエアチエックしたのだけど、、だってほら午前中のその時間ってちょうど、自転車のおけいこだからね。で、帰宅してシャワーあびて、午後からゆっくり聞くのがとてもいい気分なのであります。

 

さて、すでに、この馬鹿ブログで何回取り上げて、その効果におどろきまくっているインフラノイズのUSBデジタルアキュライザー UACU-700。あまりにいいので、余分にも一個買っておいたのだけど、未使用だったのでした。ふと、あれエアチエック用のONKYOのふる~いプロセッサもたしかUSB接続していたな~、もしかして、これに使えるかなあと思って、アキュライザーをいよいよ箱から取り出して、やってみると、あらら、問題なく接続できました、、

 

でも、まあ、大昔のプロセッサだから、デジアキュつかっても、それほど音は変わらんだろうと思って、上の伊佐資さんの番組をもう再生してみた。いや~驚きました! 

 

伊佐資さんと岩崎Pが岸さんのお店にいって、いろいろお話される生録なのだけど、その途中で近くでモノが落ちる音や、むこうで木工作業をやっている音、、そ~いう現場の日常の音が、ものすごく、いやもんのすごくリアルに聞こて、思わず、あたしの部屋の何かが落ちてきたかと身をすくめるほどでした(笑)。いや冗談ぢゃないですよ、、本当、、もちろん声のリアリティも抜群に良く鳴った、、なんぢゃこら、前の音とは全く違うではないか!? 

 

では、MP3で録音した、片山さんたちの番組はどうか、、デジアキュをかました音を聞いてみました。あ~っ、こんなに違うともう笑っちちゃいますね、、質感が全く違う、、ん~音の全体の実態感というかなんというか、、声や楽器の音もしっとり、なめらかになって、そうしてびっくりするのは、音全体のエネルギー感が増している感じ、、

 

デジアキュ無しの音って、特にMP3では、まあ記録用だから、こんなもんだよね~と我慢しなくちゃみたいな音質だったのだけど、、デジアキュ有りの音は、音楽をしっかり楽しめる音質。例えばクラッシックだと弦の音がしっとり、なめらかで濡れたような質感、、響もとても美しい、フルオケでも、実に美しい再生、、

これならMP3の長時間録音もいい音で楽しめますねえ、、

 

いや~、メインシステムにデジアキュを入れたときの音にもびっくりしたけれど、今回はさらに驚愕の音の変わり様! 

 

デジアキュ無しのふつ~に聞くMP3は、ちょっとうすくて、音の実態感が希薄なのだけど、デジアキュを入れると、肉感というかしっかりした肌触りというか、そういう感じがでてきますねえ、不思議、、

 

やっすいプロセッサーとPCをやっすいUSBケーブルで接続してて、音はこんなもんかあと思っているかた、機会あったらUACU-700使ってみてください。そりゃびっくりするぐらい音楽が楽しくなるからね、、

 

ということで、もうすぐ連休が終わります、、

 

ちょっとバンドもして、お仕事もちょっとだけして、自転車のおけいこもして、オディオもけっこうやって、毎日夕方一杯やりながらいい音楽をいい音で聞いて、、結構おもしろかった、、

 

明日からは、また仕事です、、、みんながんばってね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤黒ケーブル、、、

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連休明けからフルで忙しくなって、ちょっとおもしろくない(笑)。こう、少しづつ4段ロケットみたく、短くはじめて、すこしづつフルにしていくみたいなことができんかなと思いながらも、状況はそれを許さず、昨日も朝早くから夜まで働きましたよ、あたしゃ、、

 

さて、そんな中でも4月エアチエックしていたMBのおたのしみ番組を寝る前に聞いておりました。

炭山さんとみじんこ荒川さんの番組「オーディオ実験工房」、4月8日放送分。

内容は:

4月8日・22日/ZONOTONE研究
 青いカラーでファンを魅了する国内ハイエンド・ケーブル・ブランド「ZONOTONE」を2週にわたって特集。ゲストに同ブランドを立ち上げた株式会社前園サウンドラボ・前園力代表取締役を迎えて。8日は電源ケーブル6種、22日はラインケーブル8種を一斉試聴しました。[再放送=15日・29日]
 
[4月8日/電源ケーブル 試聴製品]
6N2P-3.0 Meister/6NPS-3.0 Meister/6N2P-3.5 Blue Power/6NPS-3.5 Mesiter/6NPS-Neo Grandio 5.5Hi/7NPS-Shupreme1

[4月22日/インターコネクト・ケーブル 試聴製品]
Silver Granster AC-1001α/6NAC-Granster 2000α/6NAC-Granster 3000α/7NAC-Granster 5000α/Royal Spirit AC-1/7NAC-Neo Grandio 10Hi/Grandio AC-1/7NAC-Supreme X

 

音もだちのみなさんならみんなご存知ZONOTONEの新インターコネクト新ケーブル試聴会なのでありました。

 

いや~、グレードがあがるごとに、音が確実によくなって、最高グレードになると、そりゃもう機器交換したのかというぐらいの音質向上をはっきりうちのサブシステムでも確認できました。いや、すごいすごい、やっぱりケーブル良くしないといけないなあ、いっちょ~買いますかあなんて、番組終了後、そんな気分になっている(笑)。前園さんが若くなっていて、こちらは息子さんかな、初代の前園さんがオルトフォンを離れて起こされたのがZONOTONEだったのではなかったか、、

 

でも、まあ、うちのメインシステムのケーブル限っては、あたしが絶大の信頼を寄せるインフラノイズのケーブルを使っていて、他のケーブルをあえて使おうとは思わない。サブにいたっては、手持ちの200円ぐらいの赤黒ケーブルとかスピーカーケーブルは、近くのホームセンターで買ってきた赤黒ケーブル10メートルとかと使っていて、これでも、ふつ~に聞く分には、全く問題ないぐらいの音質なのであります(笑)。

 

こういうその辺のチープなケーブルとか、いわゆる電線とかで、間に合わせしまうということが、前にもまして多くなってきたこの頃、、

オディオに超入れ込んでいる頃は、ケーブルにも相当な投資をしていたことがあったけれど、今や、そんなことはもうしないだろうと思います、、

 

だけど、荒川さんたちの番組を聞いていると、ケーブルをとっかえひっかえして音の変化を楽しむというのも、やはりオディオのひとつのありかたなんだろうなあと思います。

 

もちろん、今回の番組でもはっきり分かるように、ケーブルを良くすると音は確実によくなる、がんばれば、自分の理想のイメージに相当近づけることができますが、、もう、あたしは、こういうレースはいいかなあと思います。200円の赤黒ケーブルでも、音楽はまあまあ聴けるしね、、

 

まあ、最近はいいフルレンジと玉のアンプで、いい音楽を気軽に聞ければ、いうことないなんて考えている訳ですからねえ、、

 

音を聞くのが好きなのか、、音楽を聞くのがすきなのか、、どっちね~?

 

とオディオ道場の片山マスターがよく言う、、

 

あたしは、後者だなあ、、

 

今日は雨、また終日ばたばたの日です、、

オーディオ道場 通信 VOL1 (テキスト編)

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個展が大成功に終わって、いよいよオーディオ道場復興じゃ~と片山マスターから連絡があったので、昨日午後、道場へ行ってきました。 

 

実は、夕方から仲間が集まって、SATRIの新作フォノイコライザーのお披露目をやるので、そっちにおいでと誘われたのだけど、あたしは何しろ早寝早起きだから夜はダメ、代わりに最新の道場の様子を皆様にお知らせするために行ってきました。

 

片山マスターも70才を迎え、さらに意気軒高! これからは超マニアの皆さんのために真空管アンプの修理や注文制作、ヴィンテージ機器の修理、メンテに力を入れるとのこと。年期のはいったスタッフ3人で全力サービスにあたりますとのことなので、何かあれば道場へお電話ください。

 

あたしも、最近、いいフルレンジスピーカーといい球のアンプで、むかしの録音のいい音楽をリラックシして楽しみたいんですよねと言うと、や~っとオーディオの神髄がわかってきたばいね~とマスターがにっこり。

 

実は、フルレンジの良かスピーカーが山ほどあるけん、鳴らそうと思いよったとたい、、そういうことなら、これからフルレンジコーナーば作って鳴らしてみようかと言うので、、そしたら、本ブログと共同で「フルレンジスピーカー大作戦」やりましょ~よとお願いすると、、おもしろかね~やろやろ~いうことになりました(笑)。

で、さっそくマスターがJBLのLE8TとALTECのパンケーキをちょっと鳴らしてくれたのだけど、動画で聞けますけれど、LE8Tの音はすごかった! ジャズならこれでいいぢゃないと、一緒に聞いていた常連さんも同意、、パンケーキは裸で聞いたのだけど、きちんとしたボックスに入れたら、さらに良く鳴るのは必至、、う~ん、やっぱりもってたんだフルレンジスピーカー、、、、

 

にっしのさ~んがフルレンジが好きなら、とびきり良かとば貸してやるけん、また明日おいでとマスター、、これは楽しみ、、

 

後は、動画の「オーディオ道場通信」をごらんください。

道場への連絡先はググってもらえばすぐお分かりになりますので、やってみてね。

 

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さて、突然ですがブログ友tobbyさんへ業務連絡です。

 

道場の片山マスターから「使わなくなったナカミチデッキが多数あります。メンテが必要ですが、ご興味あればご連絡ください」とのことでした。なにしろナカミチのデッキがごろごろしています(笑)。それとナカミチが大昔取り扱っていたB&Wもありますので、こちらもご興味あればとのことでした。もしご興味あれば道場へお電話を、、よければ一度、見に来られませんか?(笑)。遠すぎますかね?(笑)。

これとか、、、

 

 

あれとか

これも、、

 

オーディオ道場通信 VOL1 2019年5月10日

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オーディオ道場通信 5月号をお届けします




フルレンジ大作戦!





フルレンジ大作戦①、、

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久し振りに実家に行きました。オーディオ道場から2A3シングルアンプを貸してもらって、今いろいろ鳴らしているところなんですが、、

 

昨日は、お休みだったJBLのLE8Tを鳴らしてみることにしました。

 

こんな感じ、、

 

CDPはケンウッドの大昔のものを、このアンプはボリューム付きなので、直接繋げました。アートペッパーとかの古いジャズをいくつか聞いたのだけど、、

 

いや~ いいですね。この~、昔のジャズを中低音のあついフルレンジの音で聞くのは、なんともジャズ喫茶にいるような感じで、ゆっくりできますねえ、、ある意味、最高! 

 

こうなったら、実家をまた片付けて、、こちらでゆっくりジャズ聞きながら、お仕事できるようにしようかな、、

 

やっぱりいいフルレンジといい玉のアンプの音は、なんとも言えない、、いい感じなのでありました、、 次はどのフルレンジ、、

 

さて、今日は今年初の草刈作業です。もうそんな時期になっちゃいましたね、、

 

 

 

 

 

 

近況、、、

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フルレンジの音にいたく感動していて、また何か聞かせてもらおっとと道場にあそびにいったら、床にこれらがころがってあるのを見つけた、アキュフェーズの往年の名機セパレートCDプレイヤー DP-80L・DC-81Lではないか!? 

 

思わず、マスターに、こらなんですか? と聞いたら、あ~地震でころがってからね~ちょっと傷がついたばってん、音はばっちりたい!ほとんど使ってないものを譲ってもらったけん、聞いてみるとマスターがにっこり笑うので、、

 

よかですかあ~?とこちらも思わずほほえみ返し、、早速借りてきたという訳です。

 

機器そのものは、ほとんど完動美品なのだけど、リモコンとか、このセットの売り物であった専用光ケーブルがないないない、、でも、まあ文句は言えないから、SPDIFの同軸ケーブルで接続します。

 

おっと、ここで絶対忘れてならないのは、インフラノイズのデジタルアキュライザーDACU-500であります。同軸ケーブルはオルトフォンのシルバーケーブル。今回、往年のこのセットがDACU-500を入れることでどのような音になるのか聞いてみたかったということもあります。

 

接続するのは、サブシステム。アキュC280 P260にJBL4312というライン。

 

さて、どうか、、お~っ、すごくいいです、、大昔のCDプレイヤーだから、音がキンキン固目で、ざらっとして単調な音だろうかと予想していたのだけど、これがまったくなめらかでつややか、、まったくエッジイな感じがなくて、音全体に艶とコクがあります。ピアノの音なんかは、上から下までなって、倍音も豊かに響いて、ピアノトリオのライブ盤なんかは会場の雰囲気からリアル、、な、なんぢゃこれは!とあたしは、驚きましたね。

 

アキュのセパレートCDPと言えば、あたしは、ちょっとうるさい。

というのは、過去に90シリーズ、900シリーズと使ったことがあるし、ほんのちょっとだけ、この80シリーズも使ったことがあるのだから、、、900シリーズはSACDもかかるし、音は非常によかったけれど、あれは地震の後に手放しましたからね、、90シリーズは長く使いました。とてもきれいな音でした、、でも、今回聞いたこの80シリーズの音は、なんというか過去聞いたどのアキュのシリーズよりも良く聞こえたのでした。というよりは、音楽が本当によく・楽しく聞けたということなのでした。

 

今のアキュの音は、音の全てが磨き上げられて、細かい粒子まできれいにポリッシュされて、音全部が美しい、きれ~、、それに上から下まで鳴って、画像で言えば、4Kとか8Kとかの領域とでもいうのか、、一方、80シリーズは、そんなに細かいところには手が届かないけれど、楽器の音をそのままに、音楽のいいところを実にうまく鳴らしてくれるような感じがある、、

 

 

サブシステムとの相性も(なにしろサブも往年のアキュだし4312だって、その頃のものですものねえ)良かったということもあるのだろうけれど、まるでマッキンの音みたいな艶とコクがあって、ゆったりした中にもちょっとキラッとした音もでて、いや、これはなんというか、、聞いてていい気もち(笑)。この当時のアキュの音づくりなのかなあと思ったりした、、

 

実は、最近 特にDC-81Lはもう一度聞いてみたいと思っていたのでした。なぜなら、当時アキュが気合いれてディスクリートで組んだマルチビットのDACであって、もうこんなことは2度とできんだろうというぐらいの入れ込みようで作ったものらしくて、いわばアキュのヴィンテージみたいなもので、もう一回チャンスがあったら聞いてみたいなあと思っていたのでした。それに、ほら、マランツの新しいCDP SA-10はDACをディスクリートで組んで、そのために非常に音が良いという評価を雑誌なんかでよく見かけたものだからね。気になっていたのでした、ディスクリートDAC。

 

うちでは、サブシステムには、これまでマランツのSA-15をストレートでC280に接続して鳴らしていて、まあ、いい音かなあと思っていたけれど、いやいやいや40年前のセパレートCDに比べると、音は細いし、ちょっと神経質だし、全く同じケーブルとかで接続したのだけど、もう80シリーズの圧勝! 音楽聞く楽しさが全く違う、、

 

一体何なんだろう!? 

 

DP-80Lとのコンビで聞いている訳なのだけど、調べてみると、やはりこのトランポートも、非常によくできたものらしい。DC-81Lで鳴らして、ブラインドで聞かせて、これ最新のCDプレイヤーだよ、音いいでしょと言ったら、いやいいね~とほとんどの音もだちが、間違いなくそう言ってしまうよなあ、こりゃ(大爆笑)。

 

惜しむらくは、アキュが最高音質と標ぼうした専用ファイバーケーブルがないということ。こいつで聞いてみたかったけれど、上に書いたように同軸接続でも、すこぶるいい音!

 

これは、なんといってもインフラノイズのDACU-500の力があってのことだと思う。DACU-500は、デジタル再生の時間軸を正しく整えるという、いわばちょっとしたクロックみたいな効果があるという説明なのだけど、往年の名機にDACU-500を加えることで、もともとの音をさらに良くすることができたのだと思います、、、、

 

DP-80Lのトレーがちょっとやばそうな感じではあるけれど、調べてたら、このシリーズまだメーカーでの修理ができるみたいで、、OHにだしてみよかなと考えています。

 

それにしても、驚きました。この数日は80シリーズでサブシステムを鳴らして、ジャズもクラッシックも本当に満足、、、、

 

 

 

 

澤野公房、、本とCD、、

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澤野公房と言えば、ジャズ好きの方は、みなさんご存知のレーベルですね。

 

あたしも、こちらの盤を結構もっています。90年代のはじめ、CS-PCM放送で寺島さんとか故安原顕さんが、番組の中で強力にプッシュしていたこともあったのと、当時は珍しいヨーロッパジャズのいいやつを厳選して、紙パッケージにオリジナルの「澤野公房シール」をど~んと張って、、お店に平積みにしてあったものだから、結構買いましたね、、

 

そのうち、ピアノの山中千尋さんなんかをプロデュースするようになって、レーベルとしての広がりもでてきて、ほ~っとか感心していただけど、そのうち、当地は澤野公房コーナーとか置いてあったタワーレコードとかも閉店してしまって、PCM放送も解約してしまって、すっかり澤野公房とはご無沙汰になっていたのだけど、、先日、図書館でこの本を発見、早速、読みました。

 

あたしが持ってる盤とかにまつわるいろいろな話とかも面白かったけれど、あたしがご無沙汰していた間にもいろいろやられていて、あらためて澤野公房の歴史と現状を知ることができました。

 

ご存知かもしれないけれど、オーナーの澤野さんは、大阪の下駄屋さんのご主人で、澤野公房もやっている、それこそ二足の草鞋で経営されてきた。あたしは、澤野公房って順風満帆で、経営危機なんてなかったんだろうと思っていたけれど、そうぢゃなくて、結構崖っぷちの立たされたときもあったとのこと。そういうくだりもあって、単なるレーベルの話だけぢゃなくて、経営哲学みたいなことあって、ためになりました(笑)。

 

堂工房の盤リストや解説ものってるから、ご興味の向きは是非ご一読を、、

 

ということで、手元にある澤野公房の盤を集めてみた、、結構ありますね。この他にも実家のどこかにあるはずだから、一時期相当はまったのでしたねえ、、また、いい盤を入手してみましょっと!

 

 

大昔のCDプレイヤーに感動する訳、、

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昨晩もアキュのオールドセパレートCDプレイヤー DP-80L DC81LでいろいろクラッシックのCDをかけて、実に見事な音でさらに感心(というか感動)したのだけど、なんでこんな昔のセットの音がこんなにいいと感じるのか、つらつらと考えてみます。

そ~言えば、「ステレオ時代」の最新刊はMD特集でした。その中で元SONYのMD開発者の方がこんな発言をされていました。「今や生音がデフォルトというよりも、デジタル処理した音、つまりパソコンで作った音や、ビットレートが低い音=とかをデフォルトとする人が多くなっているのではないか。そのような人は、生の音よりもデジタル処理した音の方が、ここちよく感じるっていうこともあるのではないか」と、、

 

なるほどそ~かもしれないなあ、あたしらが10代のころはレコードだったけれど、20代のころCDが出てきて、それからずっとCDでオディオに入れあげてきた訳だから、あたしらの音のデフォルトはCDの音なのだとおもいます。10代の頃はレコードしかなかったけれど、あの頃は音がどうのこうのっていうよりも、ともかく音楽を聞ければOKだったからね、、

 

たしか、ずっと前Mバードで牧野先輩が、あるレコードを聞いて「ああ、これはデジタルの音をディフォルトにした人が作った音だ」コメントされたことがあったなあ、、そんな感じで、あたしたちよりずっと若い世代っていうのは、CDよりもっとビットレートとかの低い音が音の基準になっているのかもしれませんね。

 

逆に、アキュの80シリーズを作った当時のアキュの開発者のみなさんの音のデフォルトは? と考えると、これはもう間違いなくアナログ・レコードの音でありますね。だから、アキュのみなさんは、すこしでもアナログの音に近づけよう(もしくは超えよう)と、80シリーズの開発に力を注がれたのではないか、、当時はアキュ創始者の春日さんとか、社長も出原さんというマルチアンプオーディオで有名な方でした。どちらも故人ですが、、このおふたりが80シリーズの音決めに関わられたのは間違いないと思う。当時のアキュのみなさんの音のデフォルト・イメージが、80シリーズに脈々と生きてるっていうことなんだと思います。

 

おもしろいのは、あたしがずいぶん長く使っていた90シリーズだけど、今回、このシリーズについても調べてみようとネットをあたってみたけれど、80シリーズに比べてヒットする数が非常に少ない、、80シリーズの情報は多数あったの比べて、、思えば、90シリーズは、デジタルの音から次の世代のデジタルっていうことで、80シリーズの、アナログからデジタルってタイミングとは違うということですね、、

 

おもしろいのは、オーディオ道場の片山マスターも、CD登場の頃、この音にまったく満足できないと、現在SATRIアンプのバクーンプロダクツ社主の永井さんと一緒になって、SATRI最初のDACを共同制作したのだった、、そのDACは今でも道場で使われています。このDACもアナログの音をデフォルトとする片山マスターの音のイメージを色濃く反映したもので、今聞いても全く古さを感じさせない、、

 

やっぱり音は人なりなんだなあ、、またまた愚考でありました、、

 

 

 

 

 

 

ナカミチの館の音! 

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昨日のMバートの田中伊佐資さんがやってる「すみません、お宅のオーディオ、ナマ録させてください。」(長い!)を聞いた。

 

今回は、このブログにもよくコメントをいただくブログ友tobyさん宅へ、伊佐資さんが訪問して、その音を聞くということであるので、聞き逃す訳にはいかない!(笑)。

みなさんすでに、ご存知(?)だと思うけれど、tobyさんは気合の入ったナカミチアイテムコレクターであって、ナカミチの全機器コレクションを目指しておられるのでした。昨年、牧野さんの番組でも、tobyさん宅を訪問してカセットテープの音を聞かせてもらうという回があったのだけど、今回は、伊佐資さんが訪問して、さらにtobyさんの、音の入口から出口までナカミチシステムの音を聞くという趣旨なのでありました。

 

冒頭の音は、たぶんタクシーの中で録音したみたい。車は新宿区へ、、あたしの古い友達が方南町にいて、前はよく遊びにいっていたのだけど、ごぶさたしていて、なつかしいなあ新宿区、、そのうち車はtobyさんの自宅について、さあ、さっそく音を聞きましょうというので、先ずはナカミチの最高峰デッキで女性ボーカルを聞きます、、

 

ん~いいですねえ。ちょっと聞くと、これは一体何で再生しているのかわからないですねえ、レコードみたいにやわらかいけれど、ノイズはない。CDみたいな硬さもない。なるほどこれが、ナカミチのカセットの音ですかあ、、と伊佐資さんが感心している。

 

今でもカセットは買えますし、ノーマルテープでも、これだけいい音がするのですとtobyさんが説明、、

 

なにしろ、アナログプレイヤーからアンプまで全てナカミチ、スピーカーはナカミチが代理店で輸入していたB&WのM803というのだから徹底している! では、このシステムでベースの音がどうでるか、、聞きましょうというので、ウッドベースのソロがかかる、、

 

ん~、これはいいなあ、、うちの音みたく曖昧なところがなくて、上か下までびしっとしまっていますねえ、、端正、正確というか、音それぞれのフォーカスがびし~っとあって、歪感が全くなくて重低音が楽々と出てきますねえ、、これはすごい、、、

なんとかブロンバークとか言うベースシストかな、曲はカム・ツゥギャザーですね。いやこれは、すごい! 

 

CDもテープに録音しておいて聞くのですか?という伊佐資さんの質問に、ふつうはCDで(もちろんナカミチの)で聞くのだけど、本当に気合入れて聞くときは、テープに録音するのです。その方がCDの音の硬さがなくなって、柔らかくなって、倍音までよく聞こえるような感じになるからですとtobyさん。

 

そして、最後にtobyさんが大ファンでミュージックテープも多数お持ちである、マリーンをかけます。

 

最後に、あたしも大好きな、マリーンの「マジック」をかける。

これってスクエアがバックをやってるんでしたか、、チョッパーベースが実に小気味よく出てきて、そうして低音が沈みます。あ~マトリクスってクラッシックが得意と聞いたけれど、こ~いうのもいいなあと思わず聞きほれる、、80年代最高峰のフュージョンですよね! 立ち上がりもはやくて、すべての音がかちっと立ち上がってくる。

 

こういう音は、うちでは出ないなあ、うちのは、もちっと情感的というか、もちょっと遅くて、ともかくベースがこんなびしっと出てこないですもん(笑)。

 

tobyさんによると、現在ナカミチ機器の所有台数は、なんと120台! あと、7、8台でコンプリートなのだそうだ。だいぶ前に手放してしまって、おしいことをしたということだけど、、現在も捜索中とのこと、、

 

番組の最後で、tobyさん宅を出た伊佐資さんが、あの音をどういうふうに表現したらいいんだろうか、、無色・透明、、高SN、ナカミチの音ってどういう音って聞かれて、今回はじめて、フルのナカミチの音を聞かせてもらっただけど、ライターとして、どのように表現するか適切な言葉がうかばないけれど、決して特徴のない音ではなくて、ナカミチの音なんだけれど、これは難しいとひとりごちている(笑)、、、

 

たしかに、無色、透明、自然、高SNで、上から下までウエルバランス音が出てきます。低音の出方もすごい、、でもちっともうるさくない。あたしは、全体の音がとても「端正」だと感じた。ナカミチの端正なところと、tobyさんの端正なところがぴったりあってると思いました。

 

やっぱり「音は人なり」なんだなあと思いました。

 

いつか、tobyさんのナカミチの館へお邪魔したいなあ、、

 

toyさんのブログはこちら → https://toby-nakamichi.hatenablog.jp/

 

 

 

 

 

 

 

うちの音、、

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伊佐資の番組でブログ友tobyさんちの音を聞いて、その音の良さに感心してしまい、さてうちの音はどうだったかしらんと、いつもなら週末にしか鳴らさないメインシステムを月曜だというのに立ち上げて、夜、じっくり聞いてみました。それに、週末は梅雨みたいなじとじと雨だったのが、昨日は実にからっと晴れて、空気も乾燥して、さわやか・涼しくて、玉のアンプに灯をいれてもあじ~っていうこともなかったのでね。

 

で、FAL+サブウーファーとEARアンプ、CECのトランスポート、MYTEK DAC192 といううちのメイン機器に灯を入れて、夜ごはんもいただきまして、さあ聞きましょう。何を? やっぱりクラッシックかなあというので、バーンスタインのシベリウスの交響曲5番、それとジューリーニのブラームス4番(こちらもVPO)のCDを鳴らしてみました。

 

ん~あたしのメインシステムの音は、tobyさんの実に端正で純粋でスピードの速い音に比べると、やっぱりちょっと「まったり」ですねえ(笑)。スピードは遅くはないけれど「ゆるめ」、、だけど音場は広くて、色が濃いかなあ。tobyさんちの音は、実に写実的で2Bの鉛筆で精緻に描いてあるような感じでした。だけど、うちは、絵の具の色をぐんと、べったり濃くした、、むしろ油絵みたいな音だなと感じます。そんな音の様子は、特にジュリニーのブラームスを鳴らしているときに顕著で、VPOの切々として音とEARの玉の音が相まって、いや~もう、「べたべた」ですね(笑)。

 

でもね。やっぱりこれはあたしが好きな音なんだなあ。クラッシックを聞くのだったら、こういう音がいいっていうのが、メインシステムから出てきます。いや、悪くない、、だけども、ジャズはどうか? 聞けないことはないけれど、やっぱりメインシステムでは、若干しっくりこないものがある。ジャズは2階のサブシステム2号、JBL4312とオールドアキュアンプで鳴らすと、これが実にはまります(笑)。

 

今日聞きたい音楽のジャンルや気分で、1階で聞いたり、2階にいたり、、まあ、こういうのも悪くないですね。

 

昨日、あたしの大好きなイタリアのジャズピアニスト エンリコ・ピアラネンツィのライブ盤2枚をAmazonで注文しました。

届いたら4312で聞きますよ! 

 

 

 

ずんだれモードから、かちっとモードへ、、

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この何日かは、ちょっと早めに帰宅できたので、相変わらずずんだれてサブシステムでもって、Mバードでジャズとかクラッシックとか聞き流しているのでありますね。

 

んでもって、夕方5時のチャイムが鳴ると、、お~時間ですねとか言いながら、しょちゅ~で一杯やりますのね(笑)。ちょっと気温も上がってしょ~ちゅ~を氷でわってちびちび飲みのが楽しい季節になりましたからねえ、、

 

で、まあ、んな感じで、完全にずんだれモードで、音楽を聞いていたのだけど、ふと、このままのオディオライフでいいだろうか、もちっと目的意識をもって音楽も聴いた方が良くはないだろうかなんて自問自答をはじめたのでした(笑)。

 

村上さんっていう脳科学者の本を読んでいたら、「自分はクラッシック音楽大ファンでCDも多数もっている。さあ、今日も聞こうと張り切ってCD棚の前にいくのだけど、あまりにもCDの数が多すぎて、結局どれも聞かずに終わってしまうということがある。人間の脳みそは、目の前にあまりに多くの選択肢がありすぎると、結局どれにしてよいか決断できないという傾向があるからなのだ」==ということが書かれてました。

 

な~るほど、そうか、あたしの部屋にもCDが200枚ほどあります。実家には500~600枚あるし、LPもそのくらいあるのかなあ、、昨日だって、さて何か聞こうかなあと思ってCD棚にいって、あ~選べないよ~多すぎるとか言って、結局Mバードを聞いてしまうという状況でありますのね(笑)。

 

これではいかん、エントロピーのみが増大するではないか(笑)。ということで、ずっと懸案だったオペラを聞くことを再開しよかっなあと考えております。ワーグナーのオペラボックスとかアバドのオペラボックスとか、それこそ未聴の盤がた~くさんあるからね(笑)。

 

ちょっとずつ無理のない量を、できれば毎日聞いていく、、

 

でも、上の脳理論からいくと、、オディオの数も減らして、メインとサブの2つぐらいにした方がいいのかもしれないが、、でもでもでも、、浮気したいっていうのは、脳っていうか、男の本能に起因しているからしょうがないか(笑)。

 

 


付録のアンプなのだけど、、

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皆さんご存知の昨年秋ごろ発売されたステレオ誌ムックの付録のアンプなのだけど、作ってしばらく鳴らしていたのだけど、ご存知のようにサブシステム1、2号まで作ってしまったものだから、このアンプ、このところ出番がなかったのだけど、あまりにも不憫、そしたら事務所でならしましょ~というので、こちらもしばらく使ってなかった、フォステクスの8センチフルレンジのSP(オントモ社のキットをこちらも自作したもの)こちらも事務所にもってきた。

 

もってきたのは、先週末で、それから毎日、ほとんど終日ネットラジオを鳴らしております。事務所には前からパイオニアのネットワークプレイヤーN30があるので、こちらを付録アンプに接続、このアンプとフルレンジをつないでならしております。

 

さて、この付録アンプ、まだまだエージングが足りなかったのか、日を重ねるごとに音が良くなってきます。このSPなんだけど、以前はデノンのPM390っていうプリアンプで鳴らしていて、これはこれでまったりとした音で悪くなかったのでした。

 

付録アンプに切り替えた直後は、高域にエッジが立った、ちょっと線の細いきつめの音で、中低音が薄くて、あ~これはあんまり相性がよくないかあなあと感じたのだけど、まあBGMの音質としてはふつ~か、ともかく鳴らしてみましょ~というので、1週間、毎日ネットラジオで鳴らしこみました。

 

あたしが、ネットラジオでよく聞くのは、LINNのクラッシックとジャズ専門局。それとイギリスのクラッシック専門チャンネル Classic FMですね。

 

前者はさすがにオーディオでは有名なLINNがやってるもので超高音質。ジャズ局とかは、もうCDよりもいい音ぢゃないかと思うぐらい、後者はふつ~の音質なのだけど、選曲がとてもよくて、BGMとして流すにはとても良いです。もちろん、N-30はサーバーにもつながっているから、こちらにストアした音楽ファイルを流すこともできます。

 

さて、ちょっと固めで、エネルギー感弱いかなあと感じていた、この付録アンプなのだけど、、日を追うごとに、だんだんと音全体がなめらかになってきて、スピーカーもなじんできたのか、バックロードから低音もずいぶんと出てくるようなり、低音から高音まで音全体のバランスがとてもよくなってきた。何より、高域の瑞々しさ、特に弦の細やかな響は、デンオンのプリメインでは出なかったもの、、

 

今朝とて、、Classic FMをながしているのだけどね、、ん~全くわるくないのですねえ、、これが(笑)。

アンプもなんだけど、このフルレンジユニットがだんだんと良くなってきてるのが分かる。実はこれも、付録で出ていたもので、8cm メタルコーンフルレンジスピーカーユニット (フォステクス製) M800ですね。

 

スペック;

・形式:8cm コーン型フルレンジ
・インピーダンス:8Ω
・最低共振周波数:105Hz
・再生周波数帯域:f0~32kHz
・出力音圧レベル:82.5dB(1m)
・入力(NOM):5W
・m0:2.5g
・Q0:0.75
・実効振動半径:3.0cm
・マグネット質量:103g
・総重量:280kg
・バッフル穴径:φ79mm

 

このユニットも良いのだなあ、、8センチなのにレンジが実に広い、、高域の自然な伸びが、あたしは好きだなあ、、

 

マークオーディオの同じく8センチのユニットの音は、M800に比べると、少し高域が強くて、キラキラした音のように感じます。M800の方がもう少し落ち着いた感じであって、雰囲気よく効くには、こちらの方が合ってるかもしれない。マークオーディオは、もちょっと音楽をかぶりつきで聞きたくなる音調かな、、

 

さて、エンクロージャーはオントモショップのエンクロージャーキットです。

ダブルユニット バックロードホーン・キット (8cmメタルコーンフルレンジスピーカーユニット付)/ 浅生モデル IVですね。

 

このSPも鳴らしはじめは、ぼわ~っとした音で、それまで、バックロード型って使ったことがなかったあたしは、あ~これはいかんなあとため息をついたものだったけれど、今や実にしっかりした、びしっとした音で鳴りますねえ、、いや~全然変わりました。

 

このアンプ、出力わずか3Wということなのだけど、あたしは中音量よりちょっと上から下ぐらいが一番好みなのだけど、アンプボリュームで見ると9時に行かないぐらいで、このSPセットで十分なボリュームが得られます。10時まで上げたら、うるさすぎるでしょ、、もっと高能率のSPを使えば、もっと豊かな音が望めるのではないでしょうか、、

 

昨年、ミュージックバードでも、牧野さんの番組他で盛んに取り上げられていたけれど、このアンプ、ラックスマンが設計したもので、玉はバッファーで使っていて、実際のアンプは石ということでした。だから、正確に言うとハイブリッドアンプなのでしょうね。ラックスマンのロゴが刻印してあるのがちょっと

すごい(笑)。

 

いや、しかし、これは、ある意味弱ったなあ、、だっていい音なんだもの(笑)。N-30内臓のネットワークラジオのチューナーでもって、世界各国のジャズやクラッシック局を流しながら、夕方一杯やりながら音楽を楽しむっていうんだったら、もう言うことなしの音ですわ(笑)。

 

それにしても、最近、あたしは、どのセットの音を聞いてもいい音・悪くないばっかりで、、なんとも批判能力が欠落しているのではないかとお考えの向きも少なくないと思うけれど、でも、あたしがそう感じるから仕方がないですものね(笑)。でも、それはとてもしあわせなことだな(笑)。

 

という訳で、付録のマークオーディオのユニットの実力を聞くために、音工房Zが6月にリリース予定の同ユニット専用のボックスキットを早速注文してしまったのでした、、

 

今日は土曜日なのだけど、仕事。でも、事務所のセットで音楽聞きながら、ぼちぼちやりましょう、、

 

 

 

 

 

 

 

オーディオ道場進化中! 

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昨日、土曜日の午後、オーディオ道場へ定期訪問に行ってきました。

 

1時ちょっと前に到着すると、すでに常連さんが3名ほど来ていられて片山マスターと談笑中。マスターによると、今週末から道場始まっていらいの大プロジェクト始動!ということで、今はまだみなさんには秘密ということで、次回オーディオ道場通信にて詳細お知らせいたしますが、あっと驚く展開なりますねえ、これは、、乞うご期待なのであります! 

 

さて、昨日は、道場のメインシステム2種の音をじっくり聞かせていただきました。

先ずは、こちらのシステム。って言っても一体どれが鳴っているのかわからないけれど、数個のスピカ―をパラって2個の真空管シングルアンプでドライブするものだけど、、この音がすごかった! いや、すごいというと、音がでかいとか、重低音とかそういうふうに受け止められがちだけど、そうぢゃない、、

 

もちろん、音量はでかいです! これだけのスペースに音が浸透しなくちゃいけないから、当然大きくなるけれど、「特等席」に座ってきいていると、ちょうどよいボリュームであります。そして、音全体がナチュナル極まりない、、特にクラッシック、弦の音が自然で本当に美しい響き。オケなどは、楽器の音がかちっと分離するのだけど、、これも実に美しく溶け合います、、ああうっとり、、しかし、バスや打楽器の音は、立ち上がりがものすごくはやく、実にしまって、緩めのところがまったくない、低音、、これもすごい、、

 

インバル指揮のマーラー4番の4楽章をいつも聴かせてもらうのだけど、、ホール一杯にオケが展開して、そうして、ぴたっとソプラノが定位して、いや、これは、本当にホールで生オケを聞いてるみたい!

そうしてピアノの澄んだ、ちょっと冷たいような、美音は、いやこれはもう絶品! 

 

一方、スタジオで電気的にいじくった盤は、そういう音がはっきり出てくる、、録音の違いがはっきりくっきり分かりますねえ、、 

 

なにしろ、先回聞いた音に比べて、今の音(2週間ほどしかたってないけれど)さらに進化している。 マスター、なんでこれだけ変わったのですかと聞くと、玉の交換とかいろいろやった結果タイ!と実にうれしそう、、いや、この空間で、これだけ美しく音が溶け合う・響合うようチューニングするは大変だったでしょ~と聞くと、そうタイ、音出しならが、あっちで聞いた、こっちで耳澄ましたり、そりゃ大変だったバイ!と片山マスターが説明してくれました。

 

さて、もう一方のこちらのシステム。これもJBLやらヴァイタボックスやら、各種ユニットをパラって、MC240とMC275で、主にアナログを鳴らすシステム、、新たにK社のトランスを導入したことで、音がものすごく良くなっということで聞かせてもらいます。

 

ジャズボーカル、ビオラガンバ、フュージョンなどなどを結構な音量で聞かせてもらったのだけど、全て納得できる音だったけれど、特にジャズのピアノ音は絶品! 艶とコクと音色というか、もう気持ちの良い音でした。ちょっとだけスチューダーのD730で、ビルエバンスのトリオを聞かせてもらったけれど、いや、なんでこのCDPが今でも人気があるか、分かります。音がぶっとくて、ノイズのしないアナログみたいな音調なんですねえ、、ベースの音なんかこん棒みたいな音で出るものなあ、、

 

さて、このとおり、道場のメインシステムは、あたしらオディオファンをうならせるほどのものでした。しかも、今後、アンプその他を良くすることで、さらに進化させていくということで、マスターは意気軒高でありました。、

 

また、あたしも常連のみなさんとも、フルレンジがいいですねえという話題で盛り上がって、近くフルレンジを聞く会をやりましょうなんて進み行きなりました(笑)。

 

まだまだ道場までのアクセスは決し良いとは言えないけれど、今の道場の音は、ちょっとがんばって聞きに行く価値は十分あると断言できますよ! 

 

さて、今週末から動き出す「道場大プロジェクト」、、詳しくは、次回のオーディオ道場通信で、、

いろいろと、、マッズ・ヴィンディング・トリオMads Vinding Trioを聞いている、、

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ちょっとまた仕事がたてこんで忙しくなっておりまして馬鹿ブログを書く時間があんまりないのだけど、今週が終わればちょっとまたスローダウンするからまた書くね! いろいろ、面白いことや本や人物なんかを間接的にも経験しているので、、

 

それに、道場の大プロジェクトも始動したみたいです。昨日、片山マスターから電話が入っていたので、また行かなくちゃね! 

 

さて、この間届いたこの盤、、

 

マッズ・ヴィンディング・トリオMads Vinding Trio : 「The Kingdom (where nobody dies)」をこのところ毎日、夕方一杯やりながら聞いております。ベースのヴィンディングのトリオなのだけど、Mads Vinding (B) Alex Riel (Ds) Enrico Pieranunzi (P)というメンツで、なにしろあたしのひいきのピアニスト エンリコが入っているので買ったのだけど、、いや、この盤いいです! 

 

演奏も録音も秀逸、、スリリングでドライブの聴いた演奏あり、またエンリコが作曲した美しいバラードありと、細かい感想はまた後で書きたいのだけど、ともかく、毎日聞いても飽きない。

 

1階サブシステムのスピーカーをB&Wの602に変えて、マランツのプリメインで鳴らしているのだけど、これがすこぶる良い音。なめらかかつ穏やかで(上品とでもいうのだろうか)、、ほっとする音で、、今週はずっとこれで聞いています。

 

 

 

 

 

 

サブシステム天国じゃ! ~って①

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やっとなんとか大きな仕事が終わってスローダウン、そうして業界の総会に、ちょいと顔だけだして、ど~もとか言って、すぐばっくれて、久しぶりに街をぶらぶら、、そうして帰る途中でハードオフに寄ったのでしたよ。

 

いや~ひっさしぶりとか言って、クラッシックのレコードを見ておりますと、なにやらオディオコーナーから実にあたたかくて、ぜんぜんシャープじゃないけれど、じんわりいい音でジャズが聞こえてまいります。なになにと思いつつ、そちらに行ってみます。すると ど~でしょ~う、ハーベスのHL5っていう結構でかめのスピーカーがデノンのでかいプリメインとCDPで鳴らされていたのでありました。へ~とかいって、しばし、かかっていたロリンズの演奏を聞いていたのだけど、あ~なるほど、実にいい音だなあ、、ハーベスいいなあとか思ったのでした、、

 

いやいやいやいやいや、あたしだってハーベスもってるぢゃないか!? ハーベスのHLコンパクト7ていうやつね、、

 

大昔はHLコンパクトっていうのももっていたんだけど、あれは手放したのでした、、で、HL7。何度か鳴らしてみたのだけど、あんまり音がしっくりこなかったので、今は実家に置いてありますのね、、

お~ハーベスがこんなにいい音で鳴るんんだったら、今一度、挑戦してみようではないかという気がむらむらあたしの中に沸いてきたのでした(笑)。

 

そ~言えば、思い出した。この前、上京した折、酒仙坊大先輩といろいろお話をしたのだけど、その中で、あたしが、今もう一台スピーカーを持つとすれば、何が良いですか、、と聞いたら、、酒仙坊大先輩は、ちょっと考えて、ハーベスのHLシリーズかなあと、、つぶやかれたのだった、、そうハーベス、、あのオディオの大先輩、酒仙坊さんがハーベスを指名されたのに、あたしはちょっとおどろいたのだった、、

 

ということで、店を出たあたしは、実家に立ち寄りHL7を積み込み、帰宅したという訳なのでした。

 

いや、しかし、ハーベスって軽くていいですね。中身が詰まってないというか、箱なりで聞かせるというか、HLコンパクトも軽かったけれど、7もちっとも重たくなくて、やっこらしょって言いながら車に積めるし、セッティングも簡単。こういうところは、タンノイも同じで、図体でかくても、実際動かしてみると結構軽いのです、、

 

さて、ともかくも、音楽部屋にHL7を持ちこんで、専用のスタンドもあるのだけど、ちょうどB&WのDM602を鳴らしていたスタンドがあるので、先ずはその上に置いてみます。ローゼンクランツのインシュレーターを3点支持でかまします。

 

アンプはマランツのプリメインPM-17SAVER2。スピーカーケーブルは、おなじみ赤黒ケーブル(笑)。ソースはMバードからプレイミアム放送(24ビット放送ね)。

 

さて、音はどうか、、過去、あんまりいい音でなったことのないSPなので、期待せずに音を出してみると、、

おおっ! いいぢゃないか!? いや~Mバードのクラッシック、ジャズチャンネル、歌謡曲チャンネルといろいろ聞いてみるけれど、いや、実にいいぢゃないか!?

 

低中音が実にゆったりしてて、高域の粒立ちがなんともいい感じ、、弦とかの音は、、美しい、、高解像度っていう感じでないけれど、ともかく、じんわりいいのですね。そうして、なんというか音の感触がとてもいい、肌触りの感触と言えばいいのだろうか、、音全体にいい塩梅の弾力があって、、なんとも聞いててここちよい、、

 

いや~このスピーカーがこんな良くなったのははじめてだわ! きっとマランツとのプリメインとの相性がばっちりだったとうことだろうと思うけれど、、いや7様、今まですまなかった、君はこんなにいい音だったのだねえとかいいながら、もう夕方ですし、ちょっと一杯やりながら、Mバードの放送を、いろいろ聞きながら、いや~いいねえを連発したのでした(笑)。

 

 

 

サブシステム天国じぁ~②

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ということで、ハーベスHL7とマランツのプリメインで、実にじんわりいい音で鳴るので、いや~甘露甘露とか言って、おとなしく聞いていればよいのだけど、あたしはオディオ馬鹿一代だよっ! ハーベスをもっといい音で鳴らしたいとか思ってしまったからたまらない、、

 

で、あたしの記憶では、ハーベスのスピーカーはラックスマンのプリメインとの相性がすこぶるよかったのではなかったか?

 

そう、HLコンパクトとラックスマンのA級プリメインL-570との抜群の相性は、すでに伝説になりつつあるでした、、

 

そして、そう、ふふふ、あたしは実は、このプリメインを所有しているのでした、、さらに、ふふふ、2年前、完全OHを実行したからね、、もう全く新品同様ってな訳ですが、、、しかし、OH後あんまり使ったことがなかった、、何回か鳴らしたのだけど、なんとも納得できる音が出なかったということがあったのでした、、

 

でも、まあ、マランツのプリメインに比べりゃ、物量の他どう見てもLー570の方に分がある。それなら、鳴らしてみましょうということで、2階からやっこらしょ~と運んできて、HL7に接続。ソースは、Mバードのチューナと、今回はSONYのHDDプレイヤーHAP-Z1ESを接続します。ケーブルはその辺のもの(笑)。

 

さて、先ずはMバードの放送を聞いてみます。

どうか、、ん~ん~なんかね~、しょぼい(笑)。これならマランツの方が断然良い、、L570これほどの物量があるのに、なんでえという感じなのでありますが、、

 

いや、まてまてまて、、このアンプ実力が出るまでに時間がかかったではないか、、人によれば、本当の音が出てくるまで2時間はかかるという、、ボディが熱くなるまでともかく鳴らしましょうと、、シャワーに入ったり、夕ご飯食べたり、犬を追いかけまわしたりして、さあ、灯がはいって2時間以上が経過、、さて、どうじゃ、、

 

ん~たしかに音全体の重心がさがってきてて、低中音も出るようにはなってるのだけど、マランツような抜けとスピードがない、、、音全体がもっさりおもた~い感じなのです、、、いや、これはちょっとよくないなあ、もうマランツにもどそっかなあと思ったけれど、いやいや、2、3日は鳴らしこんでみないと本当にところがわからないぞっ、ということで、またしばらく聞き始める、、

 

そのうち、8時になって、金曜日のおたのしみ大橋慎さんの「真空管一本勝負」がはじまる。ゲストはウエスギ研究所のみなさん。ウエスギが開発した300Bシングルアンプの音を聞いていきますが、、ウエスギの音も良くなったけれど、そのうち、うちのLー570の音も少しづつよくなってきました。

 

もっさりしていた音が、だんだんとほぐれてきて、低中音も出てきました、、弦の音とかもだんだんときれいなって来て、楽器の倍音も聞こえるようなった、、だいぶよくなったのだけど、やっぱり、マランツみたいな抜けはないなあ、

 

しかし、一方、マランツにはない、、音の重厚さというか、、充実感、、そんなものがうっすらと出てきましたね、、

 

うん、これは、やっぱりいいアンプには間違いないですね。 灯を入れて4時間ほど、、、もちろん久しぶりに使ったこともあって、アンプが安定するまでに時間がかかったということなんだろうけれど、、

 

HL7がマランツとは違う、ちょっと重厚な音で鳴りだしました、、これは、2、3日鳴らしこむと結構変わる感じがします。

 

ちょっと聴きにはマランツで鳴らした方がいいのだけど、本当にじっくり聞きこむとすればLー570の方がいいかもしれません。でも、570は熱くなる。昨晩は涼しくてよかったのだけど、これから夏には、とても使えない。夏はマランツで鳴らしましょう。でも、まだ我慢できるうちは、570で聞いていきます。

 

L-570。まだまだ本当の音が出てないなあ、鳴らしこみます、、

 

 

 

 

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