昨晩放送の鈴木裕さんの番組「オーディオって音楽だ!」を聞いた。
ゲストにゴダイゴのギタリスト浅野孝己さんを迎えて、鈴木さんが浅野さんの音楽ヒストリーとか音楽に対する姿勢とかを聞いていかれた。おもしろかった。
なんといっても、ゴダイゴはデビュー当時から、馬鹿売れ時代と、それ以降落ち着いた活動など、本当に長いつきあいなので、浅野さんのインタビューを聞きながら、いろいろ昔のことを思い出しました。
あたしの近所に住んでた中高と一緒の学校にいった後輩が、高2の夏休みのある日、せんぱ~いこれ聞いてみらんですか~ってもってきたのが、ゴダイゴの確かファーストアルバムだと思うけれど「新創世記」だった、、
あたしは、その頃、ビートルズにはじまり、レッドレッペリン他のハードロック、イエスとかのプログレとかの洋楽にはまっていたので、え~っゴダイゴってCM音楽やってる人たちでしょ~、でも日本人なのに英語がえらくうまいなあっていう感じでとらえていました。
で、聞いた。これがね、よかったね、、、全ての曲が気に入った。曲想はビートルズっぽいのだけど、ん~やっぱり違うんですよね。なんというか、日本人のサムシングがあって、すごく気に入って、なにしろ、その夏休みは彼女とかもいないもんだから(笑)、毎日聞いてたな、、今でもたまに聞いては、すばらしいなと思う。
これよりもっとロック色の強いのがこれ:
あたしは、LPもってなくて、FMでエアチェックして、テープで聞いてたんだけど、これは実にヘビーな感じのロックで、なにしろ、ベースのスティーヴ・フォックスのグルーヴ感がすごかった。
そ~言えば、あたしがベースを買ったのは高2の頃だった。グレコのプレジョションモデルだったけれど、そのとき、おまけについてきた教則本・カセットの先生がスティーヴフォックスさんでしたねえ、なつかし~なあ、あれからベースを弾き始めたのだった、、
その頃だったかなあ~NHK土曜ドラマ(鶴田浩二、水谷豊出演)のひとつに、ロックバンド役っていうことで、出てましたね。そうか、この番組の音楽をやってたんだ。だけど、そのときはミッキー吉野バンド名義での演奏だった。
ゴダイゴの人気が大爆発するちょっと前に、チャーのバックでやってたことがあった。それが、この盤:
この盤はあたしのお気に入りで、ファックスさんのベースのおもった~いけれど
スピード感のあるベースと、ドラムスのシュナイダーさんのはじけるようなリズムがうねってうねって、んでもって若くてぴちぴちのチャーのギターが炸裂して、これ聞いてないロックファンの君はただちに聞くべし!みたいな盤であります。
浅野さんは、なんかいつもテレビで見ても、おだやかで、にこにこされていて、やさしげな方だなあという印象を持っておりましたが、今回の鈴木さんとのやりとりを聞いて、やっぱり、そうだったんだな~と思いました。
というか、ゴダイゴのメンバーは、何か品がいいなあと感じてましたね(実際はどかわからんが(笑))、、フォックスさんとかは牧師だし、、
終始、語り口はおだやか、、60年代前半からギタリストとして活躍して、今年でデビュー50周年ということだから、すごい!
これまでリリースされた、ゴダイゴの曲をギターだけで演奏するってCDから、いつくか流してくれたのだけど、
出演:鈴木裕 ※浅野孝已(ゴダイゴ)を迎えて | - | |
ノー・プロブレム | UNITED FUTURE ORGANIZATION | Avex MarketingCTCR-14203 |
ガンダーラ | 浅野孝己 | TAGC RecordsTAGC-0003 |
僕のサラダ・ガール | 浅野孝己 | TAGC RecordsTAGC-0003 |
Beautiful Name | 浅野孝己 | TAGC RecordsTAGC-0004 |
Dead End~Love Flowers Prophecy | 浅野孝己 | TAGC RecordsTAGC-0004 |
ひまわりのように~Beautiful Smile | 浅野孝己 | TAGC MUSIC |
オールド・マン・タイム | ドリー・ベイカー | Sony RecordsSRCL2657 |
やっぱりギターの音や弾き方も、この方の個性のまま、実に丁寧で、美しく、よく歌うものでした。
今はゴダイゴの活動の他にも、レストランや老人ホームとか、幅広く音楽活動をされていられるとのこと、、
3、4年前か、、NHK BSでゴダイゴのライブを見たけれど、、昔と全くかわらない、いい演奏だった、
あ~ゴダイゴって、あたしの青春時代といっしょにあったんだなあと、鈴木さんの放送を聞いて思った。でも、気づくと、もうずっとずっと前のことなんだ、、