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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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Mバード専用チューナー比較試聴 「オーディオガイド~音楽を10倍楽しむ方法~」を聞く 

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清原裕介さんがパーソナリティの上の番組をエアチェックしたので聞きました。

先回につづいて、「Mバードを10倍楽しむ方法」と題して、MB専用チューナー3種連続試聴の第2回であります。

 

今回は、チューナー3機種で、クラッシック、ジャズを中心に聞いて、音質を比べてみましょう、続いて、エントリーであるCDT-3AFDを高音質DACに接続して音質がどうなるかという趣旨、、

 

かかった音源は下の通り:

 

出演:清原裕介 ※ミュージックバードを10倍楽しむ方法②- 
ストラヴィンスキー/交響詩「火の鳥」ヤンソンス指揮ウィーンフィル 
Long As You Know You're Living Yoursキース・ジャレットPolydorPOCJ-2035
Cryホリー・コール東芝EMITOCP54230
パブロ・エスカンデ/ディヴェルティメント第3番アダージョ舘野泉(P)AvexAVCL-25713
ソー・ナイスジム・トムリンソンキングKICJ-423
フィールズ・オブ・ゴールドエヴァ・キャシディBlix Records10045

 

 

上の音源は全て、清原さんがMB放送からエアチェックされたもの、、

 

先ずは、清原さんが録音された、121CH(クラッシックチャンネル)の目玉番組

「ワールドライブセレクション」をエアチェックした音源。ヤンソンスがVPOを振った

「火の鳥」。あらら、あたしは、聞き逃してたな、、この放送。MBのホームページを定期的にチェックしていないと、このような貴重な音源を聞き逃すなあ、

 

で聞いた。エントリ―モデルのCDT-3AFD。悪くないです。パーカッションのダイミクスもいいし、弦の音はシルキー、、いいなあと思いつつ、次はミドルシップの

MDT-5CS、、ああ、音の掘りが深くなったという感じ、レンジ感が広くなったとお二人、、やはり、エントリーモデルより情報量は増えた感じはあります。

 

で、次にハイエンド機C-T100CS。ああ、もうこれいいです。ホールの空気感というのが伝わってきて、楽器の響とか溶け合い方が実にいい感じ、、清原さんも言ってましたが、VPOの音がそのままそっくり出てきたような感じです、、

 

 

 

次にジャズ。やっぱり、上位機種になるほど、音は良くなります。ピアノの音のほぐれ方、響(倍音の乗り方っていうのか)、そしてベースのリアリティが違う。やっぱりC-T100CSの音はダントツに良いです! 響がぐんと良くなるし、しかも情報量・解像度が上がる、、でも音全体になめらかさと艶が出てくる、、いいなあ。

 

でも、やっぱり、チューナー間の音質の差がはっきりわかるソースは、クラッシックだと思います。 ワールドライブセレクションの音源はMバードがえらく高い使用料金を出して、もってきてるっていうことで、ホームページでそのラインアップを見たら、クラッシックファンには、たまらんですよ! しかも、ハイレゾ録音(だと思う)。

 

チューナーの機種が上がるにつれて、わかるのは、音源の中の「音にならないところ」が伝わってくるというか、先のピアニストの稲岡さんのところハイレゾになると「空気感が増す」と書いたけれど、MB専用チューナーについても、やっぱりハイエンドになるほど、この空気感が増えるという感じがします。

 

清原さんもゲストの松田さんも言われていたけれど、C-T100CSになると、臨場感・ホール感が拡大・拡充する感がありますね、、う~んこれはすごい、、

 

次は、エントリー機 CDT-3AFDの光デジタル出力とエアボウ社のDACとつなげて音質がどう変わるかという実験、、館野泉さんのピアノ音源から、、、

 

いやあ、このDAC音いいですね。18万円ぐらいするらしいから、チューナーより高いから当然といえば、当然なんだけど(笑)。ピアノの響、倍音の伸び、ナチュラルさ、、外付けDACでこれだけ音が変わらるんだなあと実感。

 

ここで清原さんが面白いことを言われていた:

 

「今の24ビット対応のDACの方が音がいいと思われるかもしれませんが、20年前のDACをMバードのチューナと接続しても、良い音がするんです。DACの基本はアナログであって、20年前のDACはデジタル部でスペック的に劣っていてもアナログ部分は決して今のと比しても、音楽の骨格と表現力では勝ることがあるのです。だから、いかにデジタルっていっても音の良否はアナログ部分が重要。」

 

あたしも、この前までTEACのD-500っていう、ちょうど20年以上も前のDACにMDT-5CSに接続して聞いていたけれど、全然問題なく放送を楽しめていたからなあ、、清原さんの説明に納得したのでした、、

 

清原さんはさらに:

 

「CDを再生する場合に、大事なのはDACより、むしろトランスポートです。ここがよくないと良い音がでない。」

 

とのこと、

 

なるほどな~清原さんのお店では、あたしも使っているCECのベルトドライブトランスポートを推奨されていられるけれど、このようなこともあるのだなあと思いました。

 

それにしても、こうなってくると、上のワールドライブセレクションをはじめ、Mバードでしか聞くことのできない音源は、やっぱりエアチェックしたくなるのが人情ですよね(笑)。たぶん、リスナーの多くが、往年のFMエアチェックボーイズだったことは間違いないから(笑)。

 

ゲストの松田さんが「今は録音機材が少なくなったので、PCに録音する方が多いです。プロセッサーの安いものがありますから、エアチェックにトライしてください。」とのこと、、

 

ちょうど、うちでは、ちょっとふるいけれどONKYOのプロセッサーを使って、WAVでエアチェックができるようなって、好きな番組を録音して楽しんでいるんだけど、

プロセッサーの設定がちょっと面倒なんですが、ここをクリアーすれば、ファイルの保管や編集も楽だし、、1T程度のHDDを買ってきてMバード専用にすれば、貴重な音源をライブラリ化することも可能ですね、、

 

 

(うちのは、これ!)

 

 

 

 

なにより、WAVファイルで録音した音源を、ある程度のシステムで再生すると、あらためてその音の良さに驚きます。なにしろ、48K/24BITだからね。つまりはハイレゾ音源をダイレクトに録音してるっていう訳ですからね、、

 

音の良さは、エアチェックした音源をヘッドフォン(うちのはゼンハイザーのHD800)で聞くと、さらにはっきりくっきりわかります。

 

ちょっと思ったは、エントリーモデルのCDT-3FDをうちで使ってるオーレックスのラジカセTY-AH1000とかと接続したら、いい音するだろうなあ、、USBとかSDとかに、まあMP3だけど簡単にライン入力で録音もできるし、、音質だってお茶の間で聞くにはまったく十分だし、、

 

 

 

さて、今日のワールドライブセレクションは、、何かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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