10月15日のワールドライブセレクションは、下の内容でした:
10月15日/ネヴィル・マリナー追悼~アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ&ユリア・フィッシャー(Vn)
長年のクラシック・ファンには忘れがたき存在、ネヴィル・マリナー。ヴィヴァルディの「四季」を始め、日本のファンにも本当に親しい存在でした。昨年10月2日に92才で亡くなりましたが、これはその2日後に予定されていた演奏会です。マリナーがロンドンでアカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズを設立し、1959年に最初の演奏会を行ってから約60年。遺された楽員たちは、マリナーと数多く共演を重ねてきたユリア・フィッシャーと共に、指揮者なしで演奏を行いました。捧げた曲はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とモーツァルトの交響曲第39番、アンコールの「ダニー・ボーイ」で冥福を祈りました。
ウィーンのムジークフェライン2016~2017というウィーンの芸術週間みたいなもんでしょうか。
なんでも、このイベントに登場予定だったマリナーさんとASMFのだけど、マリナーさんが、出演予定日の数日前に他界されたということで、オケだけが指揮者なしで演奏したという、そのときの録音とのことでした。
(マリナーさん。N響とやったブラームスがとてもよかった)
マリナーとASMFというと、クラッシック好きな方なら、このコンビの盤は必ず何枚かもってるはず(笑)。あたしも、持ってる。デリウスとかRVウィリアムスとか英国の作曲家を入れた盤があたしのお気に入り。
ということで、ONKYOのちょっと前のプロセッサーをかましてPCのHDDにMバードの音源をダイレクトに録音しております。WAVモードで録音しているので圧縮することなくエアチェックできるということです。再生ソフトは、プロセッサーに付属のソフト(CaryyON Music)を使う。PCは、こちらも友人から譲ってもらったXPのPC。メーカーサポートはもうおわっているのだけど、この録音専用に使って、ネットにはつなぐことはないので、まったく問題なく動いています。
(ヘッドフォンアンプはSATRIの専用アンプ)
録音した後、仮ファイルに名前を付けて、HDDに保存するのだけど、その作業にちょっと時間はかかるけれど、2時間以上のデータの保存に5、6分程度だから、まあ、ちょっとトイレいってかえってくるぐらいの間には完了しているから、まあ、問題ありません(笑)。
このセットアップでエアチェックをはじめて、約1か月になろうとしているけれど、やり方に慣れてしまうと、簡単にミュージックバードのエアチェックができてしまう。
で、一旦録音した番組は名前を付けてPCのHDDに保存するのだけど、職場とか移動の車中で聞きたいときは、USBとかにデータを移動します。エアチェックのボリュームが増えてきたら、1TぐらいのHDDを取り付けようかと思っています。
ということで、この間のワールドライブセレクションだった。
昨日帰宅してすぐ、アンプや機器に灯をいれて、夕ご飯が終わってやっこらしょ~とかいいながら、聞き始めた。
いや~いい音ですわ!
48KHZ/24ビットをWAVで録音した音っていうのは、いや、これはCDもかなわないですね、、そうか、「ハイレゾ音源」っていうことになるんだな、、
お~、いよいよあたしもハイレゾオーディオ馬鹿一代っていうことなんだなあ~とか思いながら聞いていく、
ソロバイオリンの音もオケの響も、いや実にすばらしい。
特に指揮者無しで、ASMFが演奏したモーッアルトの交響曲39番が良かった。
たっぷりしたホールの残響もあいまって、とっても良い気持ちで聞きました。
あたしの感じでは、ハイレゾ音源っていうのは、楽器そのものの音もすごく美しいのだけど、さらに空気感がたっぷり出てきてとても良い。CDとかの音源だと、この空気感が足りないときが多い。ハイレゾの音は、ここちよいです、、
今回の放送は録音もとてもいいと思った。ウィーンのホールの響が全体として聞こえました、、ハイレゾ音源だからなんだろうなと思います。
こちらもウエスギアンプとタンノイで聞いてるから、まあクラッシック向きの音であるとは思うだけど、、それしても、これがエアチェックした音なのかと、あらためて驚いてしまう。音場がものすごく広い。部屋全体に音楽広がります。これはタンノイの力なのか、、
FMもいいけれど、いやあ、この音聞いてしまうと、FMにはもどれないなあ、、
で、ワールドライブセレクションのこれからの放送予定その他の情報はMBのHPに詳しいから、つらつら見てたら、22日は、こちらも先般他界されてプレートルとウィーン交響楽団の演奏、、こ、こりは楽しみ、エアチェックだな、
(こちらも帰天されたのだった)
で、過去のプログラムを見てたら、おお! おお! あたしが今一番気になっている指揮者:テオドール・クルレンツィスさんがラモ―をやっていたのだね! し、知らなかった! これは是非聞きたかった! 是非再放送をお願いしたいところ、、
(クルレンツィスさん! )
しかし、まあ、本当にそうそうたる人たちの演奏がこの番組でライブで聞けるってなんてすごい! このHPをきちんと確認しておいて、貴重な音源をWAVで録音してじっくり聞く。さらには、そのファイルをメイン部屋のソニーのHAP-Z1ESで再生するっていうこともできるなあ、、
それとアナログ録音では絶対できなかったのは、音源の好きなポイントを指定して一瞬でアクセスできること。例えば、上のモーッアルトの交響曲の4楽章の、ここのところ聞きたいなら、そのポイントをクリックして一瞬でアクセスできますし、また何回も繰り返して聞ける(まあ、そんなことはふつ~しないだろうけど、譜面みながら聞く方にはいいかもしれない)。
こういうのってカセットではとても、できなかった(笑)。あとは、音源の好きなところだけ切り取って、自分なりに他のファイルと編集してストアすることもできる。まあ、なんて便利。しかもデータで保存するから、まったくかさばらない。音源が増えたら、ま~2TぐらいのHDDを付けたしても、本1冊分ぐらいのスペース、、これだけで、2、3年分のファイルがストアできるんぢゃないかしら、、
手もちのPCとプロセッサーにDACがあれば、比較的に簡単にミュージックバードのエアチェックが可能なので、チューナーをお持ちの方は是非是非トライしていただきたいと思います。今人気というOPPOのSonia DACなんかくっつけたら、いい音するんだろな~なんて考えてます(笑)。だれかやってみてくれんだろうか(笑)。