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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ハイレゾでタイムスリップ感覚、、「これだ!オーディオ術」を聞く

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ちょっと仕事が立て込んできたので、夜オディオをする時間がないけれど、夕ご飯が終わると2階サブ部屋でMバードの放送だけはしっかり聞いております。

 

ちょいといっぱいやりたくなってので、帰りがけ近くのコンビニで米しょ~ちゅ~とか買って、んでもって、ちょいと夕ご飯のときにひっかけつつ、いい気分でMバードを聞いていると、そのうち爆睡してしまうなんていう秋の夜のていたらくなんであります、、

 

さて、そんな状態で聞いたの18日放送のマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」。今回はOMFレーベル特集の2回目。内容はHPから:

 

録音とマスタリングを担当した小坂浩徳氏が語る「OMFレーベル、よい音の秘密」も必聴。間もなくリリースされる『天正遣欧使節の音楽』リマスター盤やアントネッロ従来作のハイレゾなどに関する情報も満載です!

 

で、かかった曲は:

 

出演:村井裕弥 ※OMF特集③ ゲスト:小坂浩徳氏- 
パッサメッツォ上の五木の子守唄~ももやももや(Fo)アントネッロOMFAMOE-10004
パッサメッツォ上の五木の子守唄~ももやももや(96KHz24bit)アントネッロOMF
漆黒の南蛮履(96KHz24bit)アントネッロOMF
牛飼いとお針箱(96KHz24bit)アントネッロOMF
サンドラン/カベソン編:ディフェレンシアス「いと甘き覚え」(96KHz24bit)アントネッロOMF
兵士の決意(96KHz24bit)石川かおり(Gmb)OMF
カチュワ「我らが主キリストの生誕によせて」(96KHz24bit)アントネッロOMF

 

先ずはマエストロがゲストの小坂さんに録音秘話などインタビュー。

録音にあたっては、先ず雑音を消すことからはじめる。つまり、録音ホールのエアコンとかそういったノイズを先ず消すんですとのこと、、、たしかにうちの事務所だって、PCの音とかHDDの音とか、耳を澄ますと様々なノイズがありますものね、、良い録音をするっていうのは、その段取りも大変なんだなあと思った、、

 

(左が小坂さん)

 

さて、ではOMFレーベルの作品から聞きましょうというので、いわば同社の代表作(?)とでもいうべき「天正遣欧使節の音楽/アントネッロ」から上の曲目を、まずはCDでちょい聞き、そのハイレゾで聞いていきます。

 

 

で、一曲目の「五木の子守り歌」を聞いて、あたしはちょっとびっくりした。

まず、うちの県の代表的民謡がうたわれますが、、これがね正調というか、ほんものというか、、なぜかというと、発声方法というか、セミがな~くってところが、「シェミがなあく」というような、その熊本弁ネイティブじゃないと感じられない微妙な本物感があるのですよ、、このボーカルの人熊本県人ぢゃと思ってしまった。

 

んでもって、その正調(かどうかわからんが)五木のこもり歌のフレーズから、なんともルネッサ~ンスの和音というかフレーズに、実に自然に、うまく結びついていって、まったく異質のものが、実に見事に融合されていう様は、いやこれはすごい。

 

先ずこの曲の出だしがCDでかかって、その後ハイレゾになったのだけど、その差はもう一聴して歴然、、音の柔らかさと空気感の充実、、響の広がり、音楽全体に包み込まれる感覚は、CDではたぶん出ないと思う、、

 

で、 「天正遣欧使節の音楽」から、さらに聞いていく、、もうなんというか、大昔あたしらが若いころ、ジャズとロックを融合させてフュージョンとか言われたけれど、アントネッロのやってるこの音楽こそがフュージョンと呼ばれるにふさわしいと思った。東西の距離はもちろん、現在と天正時代と今と過去ををも見事に融合させているのだから、、

 

うちのサブシステムが玉のアンプとタンノイいってこともあって、音楽に包み込まれる感覚ってのがエンハンスされているのかもしれないけれど、、それにしてもこのハイレゾ録音のなんと気持ちの良い音、、そうして音楽の求心力の強さはCDではちょっと出てこないではないか、、なんて考えます。

 

この作品、天正派欧使節の少年たちの旅のストーリーを音楽であらわしてたっていうことだけれど、、聞いていると、信長とか秀吉の時代にタイムスリップするような感覚になっちまいますね。

 

ほら、あの時代は宣教師たちもお許しを得て、セミナリオとかたてて布教がゆるされていたでしょ、その頃、アントネッロが聞かせてくれるような音楽が町に流れていたのかもしれないなあと考えると実に不思議なこころ持ちなのであります。

 

んでもってその後にかかった、ちょっき聞きにはチェンバロのソロ演奏。

この音がいままでになく、柔らかく、豊かな響だったので、やっぱりハイレゾ録音の力なのかなあといろいろ、調べてたり、聞いたりしたら、

 

どうやらアルバとかクラボというようなチェンバロの親戚みたいな古楽器もつかっているとのことなので、楽器自体の音が、ふつうあたしらが聞いてるチェンバロなどの音と違うっていうことなのかもしれません。この辺、詳細は不明、、

 

で、最後にただ今、EONKYOで「天正」をはじめ、アントネッロをはじめとする作品をハイレゾ配信のセール中というご案内がありました。ということで、あたしは今日の午後にも「天正」ダウンロードしちゃおう! 

 

君はどうする!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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