23年前の5時46分、あの神戸の大地震が起きたのだった。あれから23年目の早朝を今日は何事もなく迎えました。亡くなった方のご冥福をお祈りいたしました、、
あの朝のことは今も良く覚えております。当時は東京でのサラリーマン。確かあの日は成人の日が日曜だったので、月曜もお休みになって、連休後の出勤日、、
今と変わらず早朝出勤を常としていたので、あの日もまだ暗いうちに起きて、家を出ると、東の空に赤い月がぼ~っとかかったいたことを今でも思い出します、、
電車にのって携帯ラジオのイヤホンから関西地方で震度6の地震という速報を聞いたのでした。
そうして、事務所につくと、会社が報道関係だったこともあって、各所に設置されたテレビが神戸の状況を映していました。
あの日、酒仙坊大先輩の他、多くの神戸の音もだちが被災されていたのでした、、そうして6千人以上の方が亡くなられたのでした、、
その年の7月、東京からJBLのスピーカーとマッキンのアンプ、そして家族を連れて熊本に帰ってきて、東北の大地震はあったれど、、一生地震とはかかわりあいのない人生だろうなあとたかをくくっていたら、2年前の当地の地震、、本当に幸運にも、最も被害のあった断層上エリアからはずれていたので、余震は続いたけれど、家も家族もライフラインも無事で、、ただB&Wのスピーカーが破壊されましたが、、
阪神淡路の大震災から23年後の昨晩も帰宅して、メインシステムの調整、、、
いつになく丁寧に調整を重ねているからか、毎日、すこしづつ自分の好きな音になってきています、、そうして、昨日も書いたように武満徹の音楽がとても美しく響くようになりました、
そ~言えば、近所の図書館にも武満のCDが何枚かあったなあと帰宅途中に立ち寄ってチェックしてみると、、ああ、あった彼が世に認めらえた作品「レクイエム」他がはいったこの盤、、
さっそく借りてきました。 そしてCECのトランポーターに入れて、聞きます、、
DACに施したインフラノイズのDACU-500やアリエナイザーのお陰か、、今まで全く聞こえていなかった響が聞こえます、、あ~「レクイエム」ってこんな作品だったのかと、、美しくも、はかない、はかなくも強い、、何回もこの作品聞いたことがあったのだけど、今のメインシステムで聞いて、はじめて、この曲の深みがよく分かった感じです、、
武満の「レクイエム」を聞きながら、、23年前の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りしました。
今朝はあたたかい雨、、