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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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やっぱりもう少し、、、DATの思い出、、

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昨日、ちょっと早めに帰宅できたので、久しぶりにメインシステムのご機嫌をうかがった。

 

いや、しかし、あれですね。メインシステムっていうのは、電源やらなにやらスイッチが多くて、平日に聞くのは結構めんど~ですね(笑)。

ということで、いろいろ聞いておりました。

 

で、実は過日、音もだちが来て、メインシステムの音を聞いてもらったのだけど、悪くないのだけど、ちょっとやっぱり低音が強すぎる感じとのコメントいただきました。たしかに、そういわれてみれば、若干低域にバランスが偏っている感じがする。という訳で、少しSWのレベルを下げながら調整してみました。ん~ほんのちょっとレベルといじるだけど音の様子がだいぶ変わってしまうのは、実に面白いのだけど、なかなか気に入るスポットに追い込めない、、まあ、もう少し時間をかけて追い込んでみましょう。春だし、あわてないあわてない。

 

夜は、Mバードの名物番組、「オーディオ歴史館」を聞く、、

今回はなんと!DAT特集でありました。内容は:

 

3月13日/あのころのDAT音源を聴く・後編
 DATには、かぎりなくナマ音に近いクォリティで音が記録されている。とくに、ラフミックスと呼ばれる「CDになる前のデモ音源」は、音にトゲがあるかのごとく生々しい。そうした音源を聴くと、ライヴ録音のCDは「きれいに整理され商品化されたパケージソフト」であることを実感する。そんな体験を、四半世紀以上前のDAT音源を使ってリスナーの皆様にも体験していただきたい。ナマDATでなければ聴くことのできない音を、あのころの、あのミュージシャンのプレイで

 

かかった曲は:

 

出演:牧野茂雄、生島昇 ※あのころのDAT音源を聴く・後編- 
Coming UpPaul McCartney & WingsDATNo Number
Coming UpPaul McCartney & WingsPolydor843 921-2
P.S. I Love YouHiroshi Murata & Bop BandKaohCKA03
ナーダム林英一トリオOff NoteON-30

 

 

太田Dの秘蔵DATでポールマッカートニーの生録で「カミングアップ」。く~っ、なつかし~。しっかもポールの声が若い若い、、DATの音はなまなましい。最後の「ナーダム」は牧野さん所有のミュージックDATテープ! KAO(あの花王石鹸の会社ですね)が発売していたもの。そういえばあったあったKAOのDATテープ。あたしも買ったことあるなあ、、音はものすごくよかった、、

 

しかし、ソニーはいろいろやってましたね~と生島さんが言うと、、、いや~今や損保までやってますからね~という牧野さんのリスポンスにあたしは爆笑したね(笑)。随所にボケ・ツッコミをかまして、ともかく、このコンビはおかしい(笑)。

 

さて。この番組聞いていて思い出した、、思い出した、、

あたしもDATが発売されたころ、は~は~言って導入したのでした、、

 

まだ息子が生まれる前でした。ともかく、出たばっかりのDATがほしくてほしくて、も~しょうがないっていうので、ある日曜日、その頃住んでいた千葉の嫁さんの家の近くの電気屋を回り、、やっと八千代台のラオックスでDATプレイヤーを発見、、もう機種名は忘れたけれど、この写真に似たものを買い求めたのでした。あれは、現金で10万ぐらいしたのかなあ、、あの頃は、まだふつ~の地方の電気屋さんでオーディオを売ってたのでした、

 

(たしかこれと同じものだったと思う)

 

早速包んでもらつて電車で速攻帰宅して、は~は~いいながら、ラックスマンのプリメインに接続したのだけど、使い方が良くわからないから、ぼ~ぜんとしたのだけど、でも、うれしかったなあ、、

 

その後、貸しレコード屋でCDを借りまくって、デジタル録音したりして、やっぱり音いいなあとか思って、しばらく大事に使いました。

そのDATプレイヤーはマッキンとJBLを入れるときに、その他の機器と一緒に全部下どりに出したのでした。 

 

でも、あの頃DATは本当に燦然と輝いていて、買ったときは、本当にうれしかった、、嫁さんはあきれてたけれど、、、

 

 

んでも、熊本に帰ってきて、もう一度買ったのは、これ!

 

 

 

当時のハイエンド! ソニーのDTC-2000(だったか)。

このプレイヤーは言わずもがな、CS-PCMをエアチェックするために導入したのでした。あ~、思いだすと、あたしとミュージックバードの付き合いは長いなあ、、新譜紹介と優秀録音盤とかを、めっためったにエアチェックして、聞いてましたね、、、

 

でもね、CS-PCMは最高の音質、DATだって最高の音質で録音できるっていうふれこみだったけれど、、でも、エアチェックしたものを聞いてみても(そのころはJBLとマッキン)、なんだかぱっとしない、、これで最高の録音?っていう音なのです。なんだか、音全体に生気が無いような、そんな、ちょっとしょぼい音。どの音源を録音してもそんな感じになるのでした。

 

で、いろいろ調べてみると、PCM放送は、データを若干間引きするというか、音圧を少し下げて(?)放送していたというようなことが分かった。そりゃそうだ、デジタルデータをそのまま送信して、DATで録音したら、オリジナルとほとんど変わらないテープができてしまう。悪用する人だって出てくる。たしかDATはデジタルコピーは、何回までって決まっていたと思うけれど、蛇の道は蛇、、それでも原盤に遜色ないテープができるのだから、これはやはり何か細工をしないといけないというのはわかります(笑)。

 

んでもって、今度はMDプレイヤーの据え置き型がでたときに、これにはデジタルで録音レベルが調整できるっていうので、やけくそで購入して、こちらで録音レベルを持ちあげて、エアチェックしていたのだけど、、いやはや、音はものすごく悪かった(笑)、、

 

(デンオンのDAT)

 

そのうち、CS-PCMも解約したし、ほとんと使わなくなってしまったDATとかMDは、オーディオ道場経由でどなたかに譲ってしまいました、、 

 

今でも実家に録音済のDATのテープが何本かあるのだけど、再生する術がありません(笑)。

 

しかし、それでもDATと戯れていたあの頃は、たのしかったなあ。

あたしも嫁もまだ若かったし、、、

 

もう30年ぐらい前にことなったなあ、、

 

 

 

 

 

 

 


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