気付けば、もう3月も終わり、、平成29年度も終わりなのであります、、、
明日からは4月、早いなあ、 昨年年末、新しいラックを入れてきれいになって、年明けにはSWを入れて、面白い時はすぐすぎる、、
あっという間に新年度、、、
さて、年度末の恒例は、ジャズ批評3月号を買うことです。
毎年この号では、ジャズオーディオディスク大賞が発表されるからであります。
ちょっと前から、3月号だけは、欠かさず買っていて、もう何冊ぐらいになるかなと探してみたら、手持ちでは4冊ありました。もう1冊あったはずだから、もう5年にもなるのかあとちょっとびっくりしました。
(手元にあった同誌3月号のバックナンバー)
10数名の選考委員が特にオーディオ的に音が良いCDを選りすぐって、そこからさらに絞り込んで、インストルメント、ボーカル、ジャケット、メロディの部門のベストCDを選出するっていうものですが、、この、3、4年は、同誌選出のベストCDを入手して、その内容にとても満足しております。選出委員には、九州のオーディオドクターとして有名な後藤氏とか、ご存じ寺島靖国氏とか、ジャズとオーディオには一家言持つつわもの委員が年末一同に会してノミネート盤を徹底聞きして決めるというものだから、ジャズオーディオディスク大賞は信頼できる賞なのであります。
ここ2、3年の傾向としては、やはりピアノトリオがインストメンタル部門のベストに選ばれることが多くて、面白いのは演奏者よりもプロデューサの音作りの良しあしが受賞の大きな要因となっているようです。例えば、昨年のベストインストルメントには、ロベルト・オルサーのピアノトリオが受賞したのだけど、プロデューサーはイタリア人のステファノ・アメリオ氏。ア氏は、15年の受賞作のアレッサンドロ・ガラティトリオもプロデュースしています。
2017年度のインストルメント部門の大賞は、フランスのピアニスト ジョルジュ・パッチンスキー氏のこの盤:
こちらのプロデューサーはフランス人のヴァンサン・ブレル氏。今や、ア氏とヴ氏の作る音がジャズ好きオーディオ好き、特にピアノ好きの人気を一心に集めているというところのようです。
2017年の受賞盤と、詳細については、ネットで検索すると山ほど情報があるので、そちらにあたってくださいね、、、
さて、いつも、この時期は、すでに受賞盤のほとんどを入手して、聞きまくっているところなんだけど、今年は、まだ上のパッチンスキー氏の作品も入手しておりません。なんでだろうなあ、、
ともかく、ジャズをオーディオ的にも、美音で聞きたい方には、ジャズ批評誌のジャズオーディオ大賞受賞盤は見逃せないですよ!