娘の引っ越しとか、不動産屋さんとの最後の交渉とかで、ばたばたで、連休なんだけどゆっくりオディオをする時間もありませんが、そんなことでひるむあたしではない、なんとか時間を見つけてやってるやってる!
さて、CECの往年のトランスポートTL-1Xなんだけど、先に書いたとおり、実に良い音であります。何を聞いても納得できる音で鳴るというのは実にすごい! とはいえ、もっとよくしたいというのはオディオ馬鹿の常でありますので、やっぱり一番気になるのは足でしょう(笑)。
ということで、ローゼンクランツの円柱型インシュレーター3個で支えることにしました。写真の通りであります。
実は、このやりかたは、過去、このトランスポートをもってたときに実行していたもので、そいつをもう一回やってみます。
なるほど、、低域がぐっとしまって、スピードが速くなりましたね。全体的に音のピントがあったという感じがします。でも、オリジナルのプラスチック製の足で鳴らしたときの、とろみというか、コクは少し引いたような感じがあります。しかし、これは好みの問題ですねえ、、
インシュレーターをかました音も全く悪くないですね、、このトランポートの特徴である音場の広さ、立体感、楽器の音のリアリティ、、はそのままで、フォーカスがあって、スピードがあがった感じですね。これは良い、、なにしろスタビライザーもロ社のものだから、相乗効果みたいなのもあるのかもしれません。
ここで、HAP-Z1ESでクラッシックのファイルを鳴らしてみます。ん~ソニーの最新鋭のDACを搭載したHDDプレイヤーに比しても、TL-1Xは一歩もひきませんね、、むしろ音の立体感とか音場の広さはこちらの方が良いかもしれない、、
CDとトランポートはメカでCDを回すので、メカが関わるという点ではアナログプレイヤーに似ているのではないでしょうか。
ちょうどアナログプレイヤーでレコードを回すときに、いろいろなスタビライザーを乗せて音の変化を楽しんだり、プレイヤーの構造そのもので音質が変わりますよね。ベルトドライブとかDDとかね、、だから、CDを回すメカ、、==直接CD盤と密着するスタビライザーの材質なども含めて==の違いは再生音に大きく影響するのだと思います。
それとDACの進化もあるのだと思います。このトラポがリリースされたのは90年代の半ば、、その当時のDACに比べて、現在のDACは素子とか回路とか、飛躍的に進化しておりますね。非常によく考えて、音を吟味しながら作られたTL-1Xのようなトラポを今の一定水準以上のDACに接続したら、やっぱり、すごくいい音になるのだと思います。さらには、上のようにインシュレーターをかましたりすることで、筐体の振動状況を変化させてあげることで、再生音も変わる、、
MYTEK DAC192 DACとTL-1XをインフラノイズのDACU-500を介して接続しているけれども、DACU-500によりデジタル信号の再構成効果もあいまって、、手持ちのCDをあらためていろいろ聞いております、、
過去、いろいろなCDPで聞いてちっとも良くなかった盤が、今回 TL-1Xで回してみて、ああ、こんな演奏だったのかと思わず音楽に引き込まれてしまいます、、たとえば、これ
チックコリアのライブインヨーロッパですが、、今まで音が悪くて、ち~っとも面白くなかったのだけど、、こんかいTL-1Xで回してみて、、、チックのきらびやかな音、ヴィトシュのベース、、ヘインズのドラムスがはっきりくっきり、そしてあつみのある音で聞こえて、、まるで初めて聞くような演奏に引き込まれてしまいましたねえ、、
ん~しかし、いいことばかりぢゃなくて たまに再生音が途切れたり、無音時で雑音がはいるので、お店に確認したら、故障のようなので修理します返送してくださいとのこと、、
もちょっと聞いたら送ります、、