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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休ですが、、、

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連休前半は娘の引っ越しとかで、疲れてしまいましたね(笑)。今日はもう5日、、うちはもうこどもはいないので、いろいろとまた家の雑用とかオディオとか、、

 

この2、3日は気温がぐっと下がったので、それならばとサブ部屋のラックスのプリメインL-570を取り出して、これでアナログを聞いております。L-570はA級アンプで天板があつ~くなるから夏はちょっときびしいのだけど、このぐらいすずしいと問題ございません。

 

実は先回、このプリメインでアナログをかけたときの音が実によくて、、艶とコク、そしてあたたかみがある太~い音、、

あの音でジャズのレコードを聞いてみたくなったのでした、、、

 

で、クリフォードブラウンとかマイルスとかのLPを聞いたら、、とてもよかったです、、

アナログの音って疲れがだんだんと解きほがされるような感じで良いですね、、

それにしても、この二人、、同じジャズといっても、なんというか表現方法が全く違うのはおどろきです、、

 

 

クリフォードのそれは、歌ですね、、感じたことや情熱ををそのままトランペットで歌い上げる、、

一方、マイルスは、モード奏法っていうかたちがまずあって、その中で全員がその枠組を意識つつ、、、

しかしその中でいかに自由に表現していくかという、、なんとも知的というか、、特にハンコックのピアノのバッキングとかは、どうしてこういうことができるのですかねえ、、2枚のアルバムの時間の隔たりは10年ぐらいだと思うのだけど、、、ジャズの表現方法がこれだけ拡大さらたのかあと、この2枚を聞き比べて思いました、、

 

さて、メインシステム。CECのトランポートTL1-Xの音が非常に気に入っていて、本器到着からずっとこれで聞いていていたのだけど、やっぱり音が途切れたり、雑音がはいったりするので、修理に出すことにして、これまで使っていたTL-3Nに交換します。

 

足は、同じくローゼンクランツのインシュレーター3個でサポートします。

そうして、今回、クロック出力とDACを思いついて、インフラノイズのデジタル専用リベラメンテケーブルに交換してみました。

それまでは、イ社のものであるのだけど、リベラメンテぢゃなくて、ふつ~のデジタルケーブル、、で、このケーブルはCECトラポのクロック入力用に使います。

(真ん中がリベラメンテデジタルケーブル。右横はデジタルアキュライザーDACU500)

 

実はこの日、午前中はTL1-Xで鳴らしながらサブウーファーの位置調整をやっておりました。

 

とても、いい音になったのだけど、まだちょっと「アニメ」っぽい感じだったので、もうすこし自然にならないか、調整、、調整、、

 

いや、しかしあなた、、だいぶ音も決まってきたのだけど、SWをセンチ単位で動かすだけで、音の様子ががらっと変わってしまうので、あらためてルームアコーステックのとスピーカーの音の微細な関係を痛感します、、ある程度おちついたところで、やめにします、、

 

さて、午後になりまして、TL3-Nで音出しだし、、

あれれ、あれれ、音の様子がものすごく変わりました。

 

音全体のフォーカスがあってます。音場がすごく広くなっている、しかも、午前中感じていた音全体のもやもや感というかだぶつきというかが払しょくされていて、なんというか、、音全体がす~っと澄み切って、、そうねえ、春のもやっとした夜空の中の星っていう感じだった音が、、からっとした風に吹き飛ばされて、、まるでシーイング抜群の冬の星空みたいにクリアーに、そうして今まで見えなかった暗い星々まで見て取れる、、、そんな感じの音になりました。

 

制度の高いクロックをデジタル機器に接続したときの音がこんな感じの、フォーカスがびしっとあったようになるのだけど、眼前に広がっているこの音は、それ以上か、、、

 

ローゼンクランツのインシュレーターと、それとやはりリベラメンテのデジタルケーブルをDACとクロックに使用したからか、、

機材は変わらず、ケーブルの交換とインシュレータだけで、これだけ音が変わるとは、、

 

これまでSWの調整をしてきて、やはりほんの少しSW使ってますみたいな、、不自然な感じがあったのだけど、それも今回はなくなっております、、

 

ん~なんとも不思議、、

 

たぶんうちのクロック、、インフラノイズのGPS-777なのだけど、本器の高精度の信号が十分にDACに伝送されてなかったということだったのかもしれません。それが、リベラメンテのデジタルケーブルを使ったことで、GPS-777の実力が発揮されたということだと思います。

 

それで、これまで以上に音のフォーカスがばっちりあって、、そのために音全体の印象が、SWを介在させるにせよ、見違えるように良くなったということなのでしょうかね、、

 

ともかく、不思議に音全体の様子がよくなりました、、

上に書いたように、、視界が最高に良い、、真冬のさんざめく星空を見ているような、、

 

ということで本日TL1-Xを修理に出します、、

 

 

 

 

 

 


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