ネットワークオディオの課題を下に指摘したのだけど、でもこの方式最大のメリットは何より「音がものすご良い!」ということにつきる!
なにしろSN比が良い。ネットワーク再生聞いた後でCD再生を聞くと、やっぱり雑音が多いことを感じるのですよ。NAはともかく、完全に無音から音が立ち上がる。音場が完全に澄み切っている感じがする。たとえMP3であっても、キースなんかのピアノの音がそれはそれは、うつくしい。鏡のような湖面に波紋がどんどん広がって、大きな波になっていくような感じがする。
この感覚(静寂感と透明感)は、NA以外に感じたことはなかった。
PCオディオでさせ、これだけの感じはなかったなあ、、
一度この音を聞いてしまうと(もちろんうちのSATRIのHDアンプとゼンハイザーHD-800で聞いたらってことだけど)、はまってしまう、、
しかし、皆が皆、NAを享受できるかというと、ただいま現在の観点から言うと必ずしもそうではないと言えると思う、、、
なにしろPC,ネットワーク、音声ソフトなど多岐にわたる知識をあらかじめて持ってないと、これは実行できないでしょ、、
マーケットとして期待できるから、雑誌とか新書もNAについてリリースされているけれど、本当にふつうのおっさんが取組には、なかなか難しいんではないだろうか、、、
アナログの調整は難しいというけれど、基本的には、あれは機械だから、ものとして触れたりするから、経験さえつめばなんとかなると思うのだけど、、、NAオディオはインタンジブルなので、アナログとはまた違う次元のむずかしさがあるねえ、、、
しかし、一回繋がって、その音を聞くと、はまっしてしまう魔力があることも事実、、、
オディオっていうは、これまで、パッケージメディアがって、つまりものですよ。そいつを機械に入れるか、まわすかして、音を出すものだった。でもNAはそいつを根源から変えてしまうものですね。まさにパラダイムシフト、、、でも音そのものも本当にすごく良い、、
この辺をどう、初心者というかだれでも使えるように指南していくのが、オディオジャーナリズムのこれからの大きな役目だとあたしは確信する、、、