もう6月なんだけど、Mバードの放送を聞かない日はないぐらい、放送を楽しんでいるのです、、
で、5月のはじめから今日まで、Mバードのあちこちで井筒香奈枝さんが登場されていました。
先ずは、5月3日のマエストロ村井の「これだ! オーディオ術」のゲストとして、、
どういうふうにジャズシンガーとして今の「確固」としたポジションを得ることができたかなど、、ちょっとした彼女のショートヒストリーが語られて、とても面白かった。オーディオファンのサポートでジャズ歌手として人気がでてきたっていうのは、今まであんまりなかったケースなのかもしれませんね。
あたしは、5月3日放送のエアチェックを聞いているのだけど、マエストロとの話を聞いていると、井筒さんの人となりが伝わってきます。実に繊細でやさしいというか、でも、一方アーティストとして厳しい面も(克己心とでもいうのか)しっかりあって、、こういう人なのだなあと感じました、、、
「これだ! オーディオ術」での井筒さん特集は2週におよび、、2回目は、井筒さんが、近く、これまで一緒に活動されてきたユニットと録音した
新作「レイドバック2018」の紹介、、でした、、、
そして、昨晩は、大橋慎さんの「真空管・オーディオ大放談!」で、またまた井筒さんの大特集。
内容は:
5月25日/オーディオクイーンとレジェンド・エンジニアのコラボ作品を聴く
ゲスト:井筒香奈江・高田英男
今回はスペシャル企画。人気ヴォーカリスト、井筒香奈江さんをゲストにお招きします。セルフプロデュースし5月16日に発売されたばかりの新譜「Laidback2018」を聴きながら、レコーディングを担当されたエンジニア・高田英男さんにもタップリお話を伺っていきます。 [再放送=6月1日]
ということで、こちらでは、彼女の新作をDSD2チャンネルとかの別テークも交えて、たっぷり紹介。
あたしは、井筒さんのCDって一枚しかもってなくて、これね、、
何回か聞いたのだけど、あんまりしっくりこなかったでした、、
でも、今回のこの新作はとても良かった、、、
ピアノとエレキベースの他ゲスト演奏家も交えての録音なのだけど、、、いや、このピアノとベースの演奏、、実に良いですね。
あたしも下手なんだけどベースを弾くので、このベースにはしびれた(笑)。 うまい、実にうまい、、リズムが良いのは当たり前だけど、なによりベースが歌う、、この方、昔、クリエーションのベースをやっていたとのことでした、、クリエーション聞いたなあ、、
ピアノもよかった、、この方独特の和音というか響というかが、どこかとおくとおくへ連れってくれるような感じがして、こいう音のひろがりは井筒さんの世界観に合うのだなあと感じました。特に、今までカバー曲がほとんどだったのだけど、、今回、2曲ほどオリジナルが録音されているのだけど、、、こちらの方が、このユニットの世界感がより醸成されているような感じでよかったなあ、、
エンジニアの高田さんが、この盤は井筒さんとベースとピアノがそれぞれの世界をぶつけて、それが融合した広がりのある作品となっているのですと言われたいたけど、聞いててたしかにそんな感じがしました、、
昨晩は、昼間はすごくあつかったのだけど、空気が乾燥していて、夕方からとても涼しくなって、2階の窓を全部開けていたら、涼風が吹き抜けて、あたしはサブ部屋の椅子でリラックスして、大橋さんのこの番組を聞いていただのけど、、窓の外には明るい星がいくつかひかっているのが見えて、そのうち飛行機の赤い光もゆっくりちかちか動いていて、、その中で、井筒さんのしっとりはしてるんだけども凛としたボーカルと演奏が広がって、いやあ、こういう世界はいいなあと、つくづく思った、、
エンジニアの高田さんという方は、ともかく業界では高名な方だそうで、この方に録音を頼むのは難しいのだと大橋さんが言っていたが、、
たしかにに録音もよかった。
大橋さんは、ベースの音がこれまで聞いたことがないほど良い。深く沈むけれど、きちんと芯があってシャープと絶賛されていたけれど、たしかにエレキベースひく人は、みんなこんな音で演奏したいと思うよなあ、、
この新作「レイドバック2018」は、ハイレゾでも配信されるとのことで、放送もハイレゾファイルからだったのだけど、今回特別にDSDでの2CH録音のおまけもあって、、こちらも自然な音でなかなかよかった、、
井筒香奈枝さん。ダウンロードしてあらためて聞いてみようと思いました。