なんとか、もろもろの仕事が完了して、、昨日はちょっと早めに帰宅。
ひっさしぶりにゆっくり音楽をききました。
よ~しそしたら音楽聞きながら一杯やろ~と、、冷蔵庫をあけたら、あらら氷がない、、しょ~がないから水でしょ~ちゅ~を割りまして、ずるずる飲みましたが、、いつもより、ずっといい心持ち、、いい音で音楽を聞くのは最高のごほうびです!
さて、8時からは寝室にねそべって、オーレックスのラジカセでMB、マエストロ村井の「これだ!オーディオ術」を聞いた。
7月はジャズ特集: HPから
7月/VENUS PREMIUM25特集
2017年の暮れに出たBOX SET『VENUS PREMIUM25』の音がよい! その情報をいち早く伝えてくれたのはディスクユニオンJazz TOKYO生島店長でした。
「UHQCD(アルティメット・ハイクォリティ・コンパクトディスク)なんだけど、そのメリットを最大限生かした盤だといっても過言ではなかろう」と彼はいうのです。
早速聴いてみました。そうしたら「なんだこりゃ!?」と跳びあがりました。これまで聴いてきたVENUSレーベルの音と全然違うのです。これまで「VENUSはこういう音」と思い込んでいたのは錯覚に過ぎなかったのか!? もちろん筆者はこのBOX SETを、『Stereo』誌で熱く推奨しました。
しかし、全部で26枚も入っているから、5月23日(水)の当番組(「特選盤」特集)ではとても紹介できない!!「いつかまとまった特集をお送りしたい」と願い続けて、ようやく実現したのが7月4日から25日の『VENUS PREMIUM25』特集なのです。
4週で全26タイトルすべてのアルバムを紹介します。これまでVENUSが好きだった人はもちろん、「あれはちょっと」と思っていた人たちにも驚いていただける特集になったと自負しております。原哲夫さんがめざしていた音がようやくCDフォーマットの中に収まったのです!
で、かかった曲は:
出演:村井裕弥 ※ヴィーナス・プレミアム25をじっくり味わう① | - | |
Smoke Gets in Your Eyes? | Eddie Higgins Quartet | VenusVP-25-1 |
S Wonderful | Bill Charlap Trio | VenusVP-25-2 |
Only The Lonely | Joe Beck Trio | VenusVP-25-2 |
What Is This Thing Called Love? | Richie Beirach Trio | VenusVP-25-3 |
Last Time I Saw Paris | Nicki Parrott | VenusVP-25-4 |
Under Paris Skies | Nicki Parrott | VenusVP-25-4 |
Fire Waltz | Brian Lynch Afro Cuban Jazz Orchestra | VenusVP-25-5 |
Thrill Is Gone | Phil Woods with Strings | VenusVP-25-6 |
Solitude | Phil Woods with Strings | VenusVP-25-6 |
I Get Along Without You Very Well | Phil Woods with Strings | VenusVP-25-6 |
ということで、7月はこのボックスセットから、マエストロ村井お勧めの盤をがんがん聞いていくという趣向。
で、あたしは実は、寝室のオーレックスのカセットデッキとMBチューナーをラインで接続して聞きましたが、、
いや、これいいわ!
あたしもVENUSレーベルのCDって結構もっていて、昨晩もかかったビルチャーラップのCDは結構もっているし、その他往年のジャズジャイアントの録音盤なんかも結構もってる、、んでも、皆さんご存知の通りこのレーベルの音って結構いい意味でデフォルメされたところもあって、演奏もなんかぐっとこないことが多くて、繰り返し聞くこともなく、実家のCD棚で眠っている状態なんですね。
でも、昨日、マエストロがかけてくれた上の曲は、全てよかった、、あたしは特にリッチーバイラークのピアノがえらく気に入った。
ビルチャーラップもとてもよかったけれど、なんというかバイラークはもっと現代的な感じなところが良かった。最後のフィルウッズも好きだなあ。フィルウッズは初期の「ウォームウッズ」とかはよく聞いてたけれど、ストリングスとやってるのは初めて聞いた。
いや、本当によく歌って聞かせますねえ、、思わず聞き入ってしまった。女性ボーカル盤もとても良かった、
今回のボックスはUHQCDということで、やはり音質そのものもとても良くて、あのVENUS盤の独特の誇張した音がちょっと自然になっているように感じられました。
いやあ、しかし、このボックスセットいいですね、、買おうかなと思ってネットで調べてたら、5万円もするのに、どこももう売り切れでした(笑)。放送で聞いて、気にい合ったものを単品で買おっと! 先ずはリッチーバイラークだなあ、、
さて、時間はちょっともどって、火曜日の夜。ご存じMB名物番組「オーディオ歴史館」!
先週に引き続き、ステレオムック本に付録のラックスマンのハーモナイザーで聞く!の2回目、、
(真空管をあれこれ交換して試聴!)
先週ハーモナイザーを求めて、あれこれやったあたしやブログ音もだちのtamaさんの努力むなしく、結局入手できなかったのだけど、、それは置いといて、、今回も続けて先回のゲストのみなさんと牧野・生島の名コンビがいろいろと聞いていきます。
番組の冒頭、、牧野さんが、いや~先週はしゃべり過ぎて、結局2曲しかかからなくて、すいませんでした~ とか恐縮されたいたのだけど、、いやいや、あたし的には、もっとおふたりにしゃべってほしいぐらいですよ(笑)。その昔、CS-PCM時代、故安原顕さんが番組の9割をしゃべり倒していたけれども、、あのしゃべりがあたしは大好きだった、、
安原さんのキャラと対抗できるのは、今や牧野さんぐらいではないかというのが、あたしの個人的な見解であって、できれば、2時間ぐらいしゃべり倒していただきたいぐらいであります(笑)。特に、牧野さんの著書(アルファベータのもの)を熟読したものとしては、オディオのことはもちろんだけれども、シガーの話とか、車の話とか、いろいろな業界(下)ネタも聞きたいなあと思ったりするのです、、
さて、話は番組にもどって、、
今回はこんな曲がかかった:
出演:牧野茂雄、生島昇 ※真空管ハーモナイザーを聴く・後編 | - | |
So What | Jerry Garcia | Achustic DiskACD-32 |
Tokyo Girl | Perfume | (I-Phonから) |
Oh Happy Day | Quincy Jones | A&MSP-3023 |
Statesboro Blues | Allman Brothers Band | Sony MusicMICP139/40 |
今回はたくさんかけますからって牧野さんが言ってたけれど、かかったのは実に4曲だったのだけど(大爆笑)。
パフュームはIPHONEからの再生、他の曲はCDだったのだけど、、やっぱりハーモナイザーを通すと、先回も書いたように、音すっと柔らかくのびやかになって、実に聞きやすくなる、、
おもしろかったのは、生島さんが持参されたクィンシー・ジョーンズのCD。
アナログだと、今回かかった曲は一番最後なので、盤の内周になり、どうしても音が悪くなるけれど、ハーモナイザーを通したCDで聞くと、アナログライクな音になって、悪くない、、
と評価されたこと、、な~るほど、そういう使いかたもあるのかと感心してしまいました、、
牧野さんがIPHONEからかけたパフュームは、音がだらだらになって良くなかったと途中でカットされたのだけど、いやいやうちのラジカセで聞いてる分にはとてもよく聞こえたけれど、、スタジオの音はよくなかったんだろうな、、
で、そのとき、生島さんが、 いや~牧野さんにIPHONEってなにか似合わないですよね~っていうコメント爆笑したのはあたしだけだったろうか、、
このハーモナイザー、お二人の共通の評価として:はじめはおもちゃだろうとか思って、ほとんど期待してなかったけれど、実際に聞いてみると、これは新たなCDの聞き方を提示するではないだろうか。いわゆるハイエンドの機器にかましても相当な効果が期待できるのではないだろうか、、と絶賛なのでありました、、
そうして、今回の特集の締めとして、生島さんが、
今、ハイレゾとかアナログとかにみなさんの関心が移っていて、CDが無視されている感じがするけれど、音楽好きの方だったら結構なCDのライブラリーがあるはずです。そういったCDをどうするかって結構な課題だと思うのだけど、このハーモナイザーを使用して、音質を改善することで、ご自分のCDライブラリーをもう一度聞こうかっていう気にさせてくれるのではないでしょうか。
とコメントされた、、
あたしも全く同感:
最近の本ブログには、基本CD再生のことを書いております。それは、往年のCECのトランポートを入れたり、いろいろな対策をすることで、CDの再生音が飛躍的によくなったからなのですね。昨晩もこのトラポでCDを何枚か聞いたのだけど、、いや、実に手前味噌だけど、、いい音で鳴ります。この音なら、特にアナログとかハイレゾでなくても十分やっていけるなあと思わせるほど、
それに、生島さんが言われるように、あたしも実家に置いてあるCDを含めると、600枚ぐらいのライブラリーがあります(そうして今もCDボックスとか買ってます)。これら全てを聞きこんだっていう訳でなくて、たぶん半分以上は1回聞いたきり、、、でも、これだけCDの再生音がよくなると、もう一回あれこれ聞いてみようかなんて思います。
実際、、、昨晩も耳タコCDを調整したメインシステムで何枚か聞いたのだけど、、先週はじめの音と再生音があまりにも違って、、ああ、こんな音がはいってたんだ、こんな音楽だったんだあと再発見が次々、、つまりは、今までCDっていうメディアの音の全部を出しきってあげてなかったたんだなあと思いました。
実際あたしのまわりの音もだちも、普段聞いてるのはCDですものね、、、しかもプレイヤーは最新のものではなくて、90年代とかのCDプレイヤー、、こういうのが音がよいんだって使わってます、、
あたしの師匠ともいうべき音もだちは、ハイレゾとかはPC使えない、、CDがあれば全然問題ないし、CDでハッピーですっていうし、、その他の音もだちがほとんどがCD、、あたしにしても、アナログもハイレゾも聞ける環境にあるけれど、夕方一杯やりながら気軽にいい音で聞こうっていうときは、CDですものね、、
最近読んだたステサン誌でCHORDの最新のDACとトランスポートの記事を読みました。この機器は、CD再生時、独自のアップサンプリングとか、そ~いう処理をすることで、CDの音をまるで洗いなおしたような、いい音にして再生するっていう記事がありました。和田さんっていう方が書かれたいたのだけど、この機器を使って、自分はもっとCDを聞こうと思ったとレポートされていましたけれど、、 ああ、あたしとレベルは違うけれど(笑)、おんなじようなこと考えてるんだなあ~と思いました。
(このセット)
業界的には、もうハイレゾとアナログが主流なのかもしれないけれど、、、
あたしが住んでるような、地方の町では、やっぱりまだCDを聞いてる人が主流だと思うのですね。だから、MBとかの放送とか雑誌とかで、CDはもう忘れられたメディアだって言われるのは、ちょっと、このあたりの現実と乖離しているぢゃないかと思うときがあります、、
今回VENUSボックスもUHQCDっていう、CDの進化したもの、、そんなふうにCDっていうメディアにもまだいろいろやれる可能性ってあるのかもしれません、、
てなことを、MB聞きながら愚考しました、、
それにしても、VENUSボックス、、、実にいい、、