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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ステレオムック本の付録スピーカーを作る② 音質は?

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さて、スピーカーはなんとか完成したのだけど、平日は仕事なので事務所に持ってきて鳴らしこむことにしました。

事務所の機器はDENONのプリメインPMA380ⅢとパイオニアのネットワークプレイヤーN-30でありまして、ネットラジオでもすこぶる高音質のLINN JAZZでジャズをノンストップで流しておきます。事務所だからBGM程度の音量(笑)。定期的にBBCとかのニュースも聞いて、人の声も聞きます。

 

このSPですが、なにしろ軽い(大爆笑)。ペアでも片手でもてるほどなので、移動は楽勝(笑)。

で、事務所に設置して、約1週間鳴らしこみました、、

 

で、音はどうか、、

 

マークオーディオが、このステレオムックのために作ったという、このユニット。エンクロージャの効果もあって、なんというか実に良い塩梅の音なのですね(笑)。マエストロ村井が何かの記事でマークオーディオの音を絶賛されていて、フルレンジとは全く思えない音と書かれていましたが、

付録ユニットの音を聞くと、マエストロにそう言わせるもうなづけます、、

なにしろフルレンジとは思えないレンジの広さ! シンバルの鉄粉感とかピアノ倍音とかもととてもよく出るし、まるで良質のツィターがついているような感じなのですね。で、中域の音質がまたいい、、硬くもなく、かといってゆるくもなく、、フォーカスがばっちりあった、とても自然な音。特に人の声の再生はとてもよくて、聞いていてまったく疲れないですね、、う~む、、これはいいなあ、、低域も8センチのユニットとして、とても豊かに出ますね。エンクロージャーの設計が良いのだろうなあ、、

 

BBCのアナウンサーの声がなにしろとても自然でここちよく聞こえます。デンオンの廉価プリメインアンプでも、これだけの音だと、うなってしまいます(笑)。

 

大音量とまではいかないまでも、ごきげんでジャズを楽しめる程度の音量まで上げると、さらにいい! 8センチのユニットなのに、なんでこんな豊かに音が出てくるんだろうと驚きます! 低中域も十分出てきて、なにしろ高域が伸びる、、スペックを見ると、それほど高能率ではないのに、なぜにこんな豊かで自然ないい音、、あたしらのフルレンジのイメージとは相当違う、、

 

スチール製のインシュレーターを3個はさむと、低中域はさらに豊かになって、ジャズのベースとかもはっきりくっきり出てきます。ううむ、このSPインシュレーターも大きなポイントかもしれません、、

 

 

しかし、なるほどマークオーディオ、、噂にたがわぬ高音質のユニットですねえ、、8センチでこれだけの音なら、もちょっと大口径のものなら、もっといいだんろうなあ。この音質で、さらにレンジが広がるとなると、、いや、これはふつ~の2WAYとか3WAYはたじたじ(汗)もんじゃないだろうか、、

 

さて、これからの本SPの使い方、、この自然で豊かな音質なら、やっぱりSATRIアンプで鳴らしたい。エージングで使ったAMP-5512で鳴らしましょう。このアンプ出力20Wながら、澄んだ透明な音はマークオーディオと相性ぴったりな感じがします。SATRIのDAC-2000と電流接続したら、さらにSNがあがるので、このSPの良さがもっと出ると思います。

 

もともとあたしは大音量派ではないので、中音量までで、いい音が出せれば満足、、

 

今週末は、事務所からこのSPを自宅に持ち帰って、、SATRIアンプで鳴らしてみますね、、

さて、どうなるか! 待て次号! 

 

 


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