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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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日暮し、、はじめて聞きました、、

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昨晩もラックスマンのDAC内蔵のオールドプリメインでMBを聞いた。

8時から、鈴木裕さんの「オーディオって音楽だ!」。昨晩は、モントレージャズフェスのお話だっただけど、一等はじめにかかったビッグバンドを聞いてるうちに爆睡、、気が付けば9時過ぎで、リピート放送がはじまっておりました(笑)。

 

で、このリピート放送をとても興味深く聞きました。

70年代に活躍したフォークグループ「日暮し」のリマスターCDを聞いて、70年代の音作りを分析しようというものだった。

 

(日暮しのみなさん)

 

あたしは、「日暮し」っていうグループは、まったく知らなかったし、人気があった当時もラジオとかでも聞いたこともなかった。でも、どこかでみたことあるなあと考えたら、ああ、伊佐資さんが最近出した本(この前紹介したけれど)この本、、

 

の中に、もと「日暮し」のメンバーの方のオーディオルームが紹介されていて、その記事の中で本グループについての説明があったのでした。確か、当時グループのリーダーの武田精一さんのオーディオルームのご紹介。とても印象深かったのは、あたしと同じでEARのアンプを使っていられたからだった、、

 

番組では、本グループの作品をいくつかかけると同時に、作品ごとのバックミュージシャンを紹介しながら、音楽の仕上がり具合の違いを鈴木さんが分析、説明してくれた。

 

ある作品では、バックにドラムがポン太さん、ベースが小原礼さん、ギターが大村憲一さんだったり、、、別の作品では、ドラムスが高橋幸弘さん、ベースが後藤次利さん、ギターが高中正義さんだったり。あたしでも、よく知ってる凄腕ミュージシャンが参加しているのだった。

 

こんな曲がかかった:

 

出演:鈴木裕- 
ノー・プロブレムUNITED FUTURE ORGANIZATIONAvex MarketingCTCR-14203
いにしえ日暮しThink!THCD-374
君の息吹を日暮しThink!THCD-374
オレンジ色の電車日暮しThink!THCD-374
冬の電車日暮しThink!THCD-374
夏のモンタージュ竹内まりやmoonWPZL-30906/7
サーカス少年の街日暮しThink!THCD-375
風を光らせて日暮しThink!THCD-375
モノクローム日暮しThink!THCD-375
あの歌が想い出せない日暮しThink!THCD-374/5B
リスボアメロディ・ガルドーDeccaB0016816-02

 

 

 

たしかに、参加ミュージシャンによって音楽の様子がずいぶん違うのですね、、ポン太さんの高橋さんのドラムスはもう、まったく違う感じなのだけど、どちらもうまい! ベースに至っては、あたしも下手だけど今でもベースを弾くけれど、、後藤さんとか小原さんとかベースのうまさには舌を巻きます(笑)。この当時まだ20代だったんでしょ! すごすぎる、、

 

おふたりとも、この後、ジャズギターの渡辺香津美さんとか組んで、フュージョンの方にも入っていかれるのだけど、、いやはや、「日暮し」のバック演奏を聞いてもすごすぎですね(笑)。あたしは、今でも、この人たちみたいには絶対にひけないです(笑)。

 

この当時はやはり、低音の録音の仕方がずいぶんかっちりしていました。この当時のモニターSPはJBLの4344とかの、低域の押出の強いものだったから、その辺も意識して録音したのだろうと、鈴木さんが分析します。なるほどなあ、、

 

そういえば、伊佐資さんの本の中で武田さんは、自分のオーディオのリファレンスで、「日暮し」の盤を今も聞くのだけど、やっぱり低域(ベース)が気になると言われていたみたい。

 

いや、しかし、なかなか面白かった、、70年代半ばから後半ていえば、あたしは高校生ぐらいで、一番音楽に多感な頃だったけれど、「日暮し」は知らなかったなあ。

 

なにしろあたしはその頃、ロック小僧で、ゼップとかパープルがアイドルで、フォークとか馬鹿にしてたもんなあ(笑)、でも、あの当時はフォークやってるやつらの方が女の子にもてもてで、ロック小僧は近くにこないでとか毛嫌いされてたものでしたから、、

 

50も半ばを過ぎた今、その当時のフォークとかを改めて聞いてみる発見がたくさんあって面白いなあと思いました。 

 


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