土曜日も朝4時ごろには起きてしまう。
で、実はこの時間にジャズミュージシャンの菊地成孔さん(サックス)が「菊地成孔(なるよし)の粋な夜電波」っていう1時間番組をやってることを最近知ったのものだから、最近は土曜の朝(夜?)は、なるちゃんのこの番組を欠かさず聞くようになりました。https://www.tbsradio.jp/denpa/
(なるちゃん、、山下洋輔グループにいたらしい)
まあ、なんというか、、ものすごい語彙力でもって、独特のフレージングで、ものすごいスピードで、あたかもシートオブサウンドのごとく1時間、音楽をかけながら、しゃべり倒すという、なんとも変態番組なのであるので、とても好き(笑)。
で、この間のなるちゃん(別に面識はないけれど)の放送は、最近のおすすめジャズ特集だったのでした、、その中で紹介されたのが、あたしが大好きなイタリアのピアスト エンリコ・ピエラヌンツィの盤がかかったのでした。彼の最近のリリースでドビュッシーの曲をアレンジした「Monsier Claude - A Travel with Claud Debussy」の中から1曲でした、、
エンリコ・ピエラヌンツィ久しぶりだったのだけど、今回はサックスや曲によってはボーカルなども入っていて、まあ、まごうことないエンリコの音楽なのでした、、ああ~い~な~と久しぶりにエンリコさんの盤を注文しよっということで、その他にも一緒に頼みましょといろいろ調べましたら、、「ライブインパリ」がとても良いということで、こちらもあわせてぽちっておきました。
で、頼んでいたこれらの盤が来たのが先週のはじめだったので、この週末にエンリコの盤を聞いたのでした、、
とても良かったのは、こちら。
そういえば、エンリコのライブ盤は初めて聞くのだけど、いや実に良いですね。これって2枚組なのですが、特に1枚目がすごい。ピアノトリオのフォーマットで、実に上品なのだけど、燃えまくって、、クラッシックや現代音楽みたいなんだけど、ジャズであって、、そうしてエンリコのピアノが本当にいいですね(笑)。なんというか、ソロが進むにつれて音楽がくるおしく開放されているような感じが、、この人のピアノにあって、ひさしぶりに聞いてあらためて感動しました。
ベースとドラムスもすばらしい! ということで、あんまりいいので、都合3回ほど、この週末に聞いてしまいました(笑)。
一方、ドビッシーアルバムは、、大変良くできた作品で、とても美しく、聞きやすい、、でも、ライブ盤に比べると、理性的というか、コンセプチャルというか、、これはこれでとても良いのだけど、やっぱりライブ盤の輝きはないんだよなあ(笑)。
日曜。
久しぶりに朝から自転車実走、、50キロほど。
水を補給しながら、塩をなめながら走りました。知人からもらった高級岩塩をなめながら走行、、だいぶ涼しくなったとは言え、気温30C以上の中を走るのは、体力が持てるかどうか心配でしたが、なんとか走破、、
午後からまた、エンリコ・ピエラヌンツィの盤を聞きます。そういえばなるちゃんの本=マイルスデビスの研究書「M/D」をだいぶ前に買って、放置していたのだけど、いよいよ読んでみようと、エンリコ聞きながら読みました。これが、またラジオのしゃべりとおんなじで、独特の文体なんだけど、実に面白い、、
(下もあるよ、、)
で、犬と散歩に行ったついでに図書館に行って、なるちゃんの本を借りてきました。「レクイエムの名手 菊池成孔追悼文集」っていう本、、まあ、これしかなかったので借りてきましたけれど、彼がこれまで影響を受けたアーチスト、知人などへの追悼文を集めたもの、、なかなかこんな本は珍しいなと思いながら読んだのだけど、こちらも、なるちゃんのミュージシャン、人間としてバックグラウンドが垣間見られてなかなか面白かった、、
こんなぐだぐだな感じだから、メインシステムぢゃなくて、ラックスのA-007とALRジョーダンのサブシステム②で聞いていたのだけど、いやもちろんハイファイでもなんでもないけれど、音が豊かであつくて艶があって、じゅ~ぶん、これでじゅ~ぶん、気持ち良いです、、
とう訳で、、自転車漕いで、いい感じで疲れて、、夕方はしょ~ちゅ~をロックでやりながら、エンリコの最高のピアノトリを聞きながら、なるちゃんの独特の文体の本を読んでいるうちに、気絶するという、、、まあ、結構しあわせな週末だったという訳です、、
さて、心配なのは台風、、八木隆幸さんのライブが22日開催の予定なんだけど、ちょうどその頃、台風が最接近する予報なのです、、どうなるか、、