連休で世の中はおやすみなんだけれど、あたしは仕事なんです、、
最近結構仕事がたてこんでいて、なかなか気をつかうものもあって、いつもより長時間労働が続いていて、なかなかゆっくり音楽を聞く・オディオをする時間ない、、もちろん犬の散歩とかはするのだけど、音楽を聞くっていうのは、やっぱりなんというかこころに余裕がないと楽しめない感じがします。
とは言え、ぼちぼちはオディオやってるのではあります。先週はサブシステムをいろいろいじっていて、旧スターリングをSATRIの手持ちアンプで鳴らしているところなんであります。
SATRIのオールドパワーアンプのAMP5540とAMP5512をなんどかつなぎ変えて音の違いを確かめております。前者は出力300WとSATRIのアンプ史上では最大のパワーを持つアンプ。一方後者は出力20Wなんだけど低インピーダンスのSPも鳴らせるように設計したSATRIを代表するアン
プ。
(こちらがAMP5512 一番下)
プリはPRE7610、DAC-2000(DACUー500使用)は固定して、パワーアンプを交換してスターリングの音の違いを聞いていきます。
AMP-5540の音はちょっと素朴な音に聞こえます。もちろん大パワーだから低中域がゆったりと楽に出てくるのだけど、音全体の質感というのが、なんともちょっと素朴過ぎるような感じが否めない。では、AMP5512に交換してみると、ああ、こちらの方がパワー感は少し引くけれども、音の色というか艶というか、、そういう味みたいなものが5540に対してはっきり出てる。独自の音を持っている感じがしますね。低中域もしっかり出してきて、このアンプでも十分スターリングの魅力を出してくれるなあと思ったのだけど、、
(こちらがAMP5540、、でかいし思い、、今のSATRIでは考えられないぐらい、、)
これまで、電源タップ1個から全アンプので電源を取っていたのだけど、ここで、一度5540のパワーを単独コンセントからとってみることにして音を聞いてみることにしました。あわせて、電源ケーブルもスナーの極太ケーブルに交換して、もう一度聞いてみることにします。PRE7610の電源ケーブルも極太スナーケーブルに交換。あとは、デジタル系とアナログ系の電源を別々のタップからとって分けます、、
という状況でAMP5540の音聞いてみると、、
ん~なるほど、とてもよくなりました。5512の持つ独特の味はないのだけど、、5540の方がより生音に近いというか自然な質感の音を出してきます。しかも小音量で聞いてもパワーがあるだけに、中低域が全くやせることなく、豊かです。5512だと、この豊かな感じが不足してしまう、、5540があったまってくると(いやこのアンプ結構発熱するので、冬しか使わないのですが)、ぐっと音の質感がよくなって、、スターリングから今まで聞いたことのないスケール感のある音が出てきました、、これはなかなか良いです、、
そういえば、だいぶ前設計者のナガイさんから、5540の設計テーマを聞いたのでしたが、、、「このアンプはね、、、音楽をリアルサイズで再生することができるようデザインしたのですよ」、、とのことだったかな、、、なるほどな、、あらためてこのアンプの音聞くと、そのことが伝わってくる、、スターリングだとちょっと役不足なのかもしれないけれど、、
さて最近は、立て続けに買った武満徹さんのCDをスターリングで聞いています。
インフラノイズのデジタルアキュライザーを導入して、デジタルの音がすっかり浄化されて、、武満さんの音楽を再生したところ、今まで全く感じられなかった彼の音楽にまったく魅了されてしまって、、手持ちのCDやらLPやらでは足らずに、まとめて彼の作品をCDで購入したのでした。
(こんなに買ってしまった)
サブシステムでも、SATRIのDAC-2000のデジタル入力にインフラノイズのSPDIF用のデジタルアキュライザーDACU-500を使用している効果で、なんともデジタルの音がなめらかで自然に聞こえて、、武満さんを聞いて、深い感動と満足があります、、、
とうことで、この冬のサブシステムのパワーアンプはAMP-5540に決まり、、冬はヒーター代わりにもなるしいいですね、、
ところでSATRIユーザーのみなさん。SATRI機器は電源やケーブルの良し悪しに他メーカーの機器みたくそれほど影響はされないけれど、やっぱり良いケーブルや良い電源環境で使うと、、驚くほど表情が変わります(笑)。つまり良くなるっていうことですね。SATRI機器を最上の音で聞きたいっていう向きには、ある程度のケーブルとか電源ボックスとか使うことを強くお勧めします。いや、ほんと、、、