週末、メインシステムのデジタル系まわりの整備を終日かけてやりました。で、こういうときは、とりだめていたMバードの番組のファイルをUSBに移動して、オーレックスのラジカセで流しながら作業をすると実に集中できていいのです。
作業中、鈴木裕さんの「オーディオって音楽だ!」の未聴ファイルを続けて聞きました。11月からの放送、、、
11月1日放送のゲストは、俳優の丸井大福さん。ヘッドフォンマニアの丸井さんとの面白トーク。この中で、丸井さんが鈴木さんのお宅の音を聞かせてもらった感想が面白かった。こんな音聞いたことがなかったですというコメントに、こんなところを調整してやっとあんな音になったなんて
裏話、、
(大丸さんと、、)
11月8日は、アイルンドのピアニスト オルフソンの特集。音源を聞きながら、彼の独特のピアニズムを解説、、、なるほど面白いなあと感心、、
そうして11月15日からは、村井先生の連続追悼番組、、10月の終わりに放送された分は歌手の井筒香奈枝さんをゲストに語りましたが、今回は29日に放送されたレゾナンスチップで有名なレクストの西野社長をゲストに想い出を語ります。
村井先生と西野さんとのはじめての出会いのお話がとても印象的でした。初めて製品化したレゾナンスチップを、試聴会当日に聞いた村井先生が、これ!10個買います!と購入された。それがレゾナンスチップスがビジネスとしてスタートした、「その日だったのです」と西野さん。なんでも、これは!と思うものは自腹で購入して、それだけにメーカーに気を使わない評価をされたましたねえ、とお二人がちょっとしんみり、、
(村井先生と)
村井先生が健筆をふるっていた、今はなき雑誌 「AVヴィレッジ」にも話がおよびました、、あたしも村井先生の記事を初めて読んだのはこの雑誌だったなあ、、リリースされるSACDを全て自腹で購入して聞き倒して批評するという、前代未聞の活動には、なんぢゃこの人はと驚いたのは、あたし一人ぢゃなかったはずだ、、毎号かかさず買って読んでましたものね、、
ということで、鈴木さんの番組を連続して聞いたのだけど、、その中で感じたのは、鈴木さんっていう人が、なんとも実にこころやさしい方なんだろうということ、語り口やら、お話の内容やら、、聞いていると、、そんなふうに感じます。ちょっと前には、やはり今年初めに逝去された音楽プロデューサーの追悼番組を連続でやっていられました。
「亡くなった方を想い出すのが、故人への最大の供養だ」っていうことを、番組を通じてやったらっしゃるのだろうなあ、なんて勝手に思ったりしました、、
哲学を専攻されたとのこと、それも面白いなあ、、サルトルとかお好きとか、、実存主義哲学ですかあ、、(笑)、、、
毎回、多彩なゲストと一緒の1時間、、ちょっと落ち着いた感じの番組です、、タイトル曲は「ノープレブレム」、、番組の雰囲気とぴったりあってます、、これからも楽しみに聞いていこっと、、
水曜日の夜は、現在、村井先生の番組のリピート放送、、8年ほど前の村井先生の、とんでもなく元気のいい声が聞けます!