サブシステムで今回さらに追加したのは、SATRIのフォノイコ EQA-5620。SATRIのフォノイコの中でも評判の高いものなんだけど、入手してから数年、あんまり出番がなかったのだけど、こいつもこの機会につかってみることにしました。接続するのは、2年ほど前にHオフで入手した、ご存知テクニクスのSL1200MK4。カートリッジはDL103。
ジャズとかクラッシックとかけてみるけれど、なんだか音ばぼや~っとしてピントが合わない。でもあたしは知っている。こういうときはレベルをきちんととったり、針圧を追い込んだりすることが大事なんだってね、、
で、やった、、
するとあるところで、ばっちり音のフォーカスがあいました。こうなると全体の音の響が違ってくる、そうして面白いのはスクラッチノイズがあんまり気にならなくなる、、というか、スクラッチノイズが逆に気持ちよくなる、、
で、聞いたのがこれ。
昨年の秋、まだまだ残暑の残るある日、近くのリサイクルショップで購入したこのLP、、
名盤と言われるアート・ファーマーの「ブルースをそっと歌って」。
CDももってるのだけど、なんだかよくわからんなあと思って、今回LPを回すまで聞いたことがなかったのだけど、、
プレイヤーのセッティングが決まるまで、音がぼんやりして、やっぱりなんだかわからん作品と思ったのだけど、クラッシックの盤とかでセッティングを追い込んで、再度、この盤をかけてみたら、あららいいぢゃない!? なにしろスティーブ・キューンのピアノがいいっ!ちょっとフリーっぽいところもあって、この人だけのピアノズム、、、そうして、このちょっといっちゃいそうなピアノとその他の楽器が実にうまくあわせてくる、、う~むなるほど、この作品が名盤と言われる理由が今回、LPで聞いてはじめてわかったような気がします、、クールなんだけど、フリーの狂気をはらんでいるなあこの作品、、
さて、SATRIのフォノイコもなかなか良いです。これからどんどん使いましょう。
(うちのオディオ犬。音もだちのみなさんに新年のごあいさつです)
そうして、写真を見てもらうと分かると思うけれど、スターリングの手前にB&WのDM600を置きまして、こいつとSATRIのAMP-KUMAMOTOをつないで、デノンの廉価CDプレイヤーを直結します。この超シンプルシステムがねえ、AMP-KUMAMOTOの力なのか、、ぶんぶん鳴るのですよ~っ(笑)。
DM-600とAMP-KUMAMOTOのコンビで聞く、ジャズはちょっと甘くて、ゴリゴリ感は全くないのだけど、ちょっとソフトフォーカスで、いい感じです、、ジャズを長時間聞くんだったら、このコンビはいいですね、、
さて、写真の奥に写ってるステレオムックの付録SPは、現時点では何にも接続しておりません。でも、休み中にはなんとかするよっ!