ひさしぶりに村上春樹さんの長編小説を読んでおります。亡くなった村井先生がとても村上の作品をお好きだったとのこと。今読んでる作品は、ちょっと前に出たものだから、きっと村井先生も読まれていたに違いないなあと思いながら読み進めています。
音もだちの中にもこの小説を読まれた方も少なくないと思うけれど、どうでした? 全2巻中、1巻目を終わって、ただいま2巻目のはじめなんだけど、、あたしは、とても面白く読んでいます、、
ふつ~じゃないすとストーリーをふつ~みたく語っていくっていう、作者のスタイルっていうのは、初期作品から変わってないなあと思いつつも、相当洗練されてきたなとも思いました。それよりも音楽・オディオファンにとっては、作品中ときどき出てくる音楽とかオディオのこととかあたっては、「にやり」とかします(笑)。
何しろタイトルが「騎士団長殺し」というもので、オペラファンというかモーッアルトファンなら、あららもしかして「ドン・ジョヴァンニ」?とか思うだろうけれど、たしかに、このオペラが重要な素材として置かれておるようです。
とういうことで、この話を読んでうちに、「ドン・ジョバンニ」を聞きたくなって、CD棚を探してみると、ああ、あったあった!
だいぶ前に買っておいて、ほとんど聞いていなかった、ド・ビリー指揮の盤、、
序曲から第1幕を聞いていきます。悪くないです、キビキビしたリズムで、快調に進めていきます。しかし、うちのメインシステムで聞くと、ミキシングの微妙な音質、音調が曲の途中でちょいちょい変わったりするのが聞こえてちょっと落ち着かない、、それでも、ああ、ドン・ジョバンニこんな曲だったっていう復習ができました。
とういうことで、ただいま2巻目を読書中、、話がちょっとミステリーみたくなってきて、さらに面白い、、
で、読書に飽きると、録画しておいて新大河ドラマ「いだてん」を観る、、
いや~けっこうおもしろいですねえ(笑)。前作の「せごどん」は、途中で見なくなったけれど、今回のは、もうタイトルから音楽から、ええっ!これが大河なのっていうほど、、違う、、 脚本が宮藤官九郎っていうから、なるほどそれで、この違いかあと納得したのでした。
ストーリは明治と昭和が交錯するものだけど、そんなに複雑ではなくて、そこになぜか「たけし」演ずる古今亭 志ん生がつなぎ役・ナレターで出てくるってところが、落語好きのあたししてはたまらない(笑)。それに主人公の金栗四十三っていうのが、あたしんちから、車で40分ぐらいのところのご出身というのだから、親近感倍増!。それに、まあ、役者のみなさんが実にうまい熊本弁を使われるのもおもしろい(笑)。「とっけむゃ~」ですか?
ということで、週末の楽しみが増えましたね。この大河、、
それと、最近、拝読しているのがこのブログ「音楽とオーディオの小部屋」 https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/3
別府在住のオディオの大先輩のブログなんだけど、
あたしなんかとは違って、モーッアルトを柱にクラッシック音楽と真空管でオーディオを日々、真摯に楽しまれている日常を綴られているのだけど、これがオディオだけぢゃなくて、氏の音楽やオディオに対する考えにとても感銘をうけております。
そして、なにしろモーッアルトがお好きということで、なにしろ「魔笛」を人生の柱とされているということで、推薦盤紹介や内容評価などは本当に勉強になります。あたしも、こういうオディオ人生あゆみたいなあと思うけれど、いや、無理ですかあ、、
ということで、こんなところをみたり聞いたりしておる今日この頃、、、