映画「ボヘミアンラプソディ」を見て、クィーンの音楽がしっかり聴きたいなあと思って、そ~言えばうちのせがれがだいぶ前、こってて結構CDをもっていたことを思い出して、お~いせがれよ、、クィーンのベスト盤とかもってないかいと聞いたら、あ~あるよと、部屋からベスト盤をもってきてくれた。
で、すぐにそいつをリッピングして、お年玉で買ったウォークマンにファイルを転送して、ソニーのモニターヘッドで早速聞いてみます。
こんな曲が入ってたんだ、、
1.ウィ・ウィル・ロック・ユー
2.伝説のチャンピオン
3.Radio Ga Ga
4.地獄へ道連れ
5.アイ・ウォント・イット・オール
6.愛という名の欲望
7.カインド・オブ・マジック
8.アンダー・プレッシャー
9.ワン・ヴィジョン~ひとつだけの世界
10.マイ・ベスト・フレンド
11.ドント・ストップ・ミー・ナウ
12.キラー・クイーンー
13.輝ける日々
14.リヴ・フォーエヴァー
15.輝ける7つの海
16.ヘヴン・フォー・エヴリワン
17.サムバディ・トゥ・ラヴ
18.ブレイク・フリー
19.ショー・マスト・ゴー・オン
20.ボヘミアン・ラプソディ
このウォークマンはソニーの最新のデジタル技術をいかしてアナログライクな音に仕立てくれるもの、、さらに、この2009年に出されたこの盤はリマスターされているということもあって音がすごく良かった。高校のときだって、FMでエアチェックしていたテープで聞いていたぐらいだから、今回、はじめてクイーンの作品をきちんとした音で聞くっていうことになりました。
そして、聞いた、、しみじみよかった、、、やっぱり70年代から80年代の曲が特にあたしはぐっと来た、、ボヘミアン・ラプソディは数回繰り返し聞いた、、こんなことを当時20代の若者がやっていたとは、実にすごい、天才ですね。
40年ほども前に作品とはとても信じられないぐらい、胸にせまってきます。フレディさんのボーカルが切々とせまってきます、、、オペラテックなパートが終わって、最後のハードロック調の演奏、、ああ、こんなヘビーなグルーブ感で演奏してたんだっていうのが今回はじめて分かりました。
そうして、最後のAnywhere the window blows,,の一節が、なんともせつないことせつないこと、、、
そうして、デビッドボウイとの共作になる「アンダープレッシャー」。
ちょうど、あたしが南の国で学生をしていたころ、とてもはやった歌だった、、かの地のテレビとかラジオで良く流れていました。で、あらためて今回聞いた、、よかった、、とても、これも基本とても切ない、かなしい曲なのだけど、反面、それと直面していくんだっていう意志と勇気が感じられる。あらためて聞いて、すばらしい曲、、
アフリカ調のリズムで、ちょうどこの時期トーキングヘッズとかが、そういうエスニックなリズムでやってたから、ちょっとパクったのかもしれないけれど(笑)、、、聞いててね、、おどりたくなる、、体がおどりたくなってムズムズする、、、
ヘッドフォンかぶって、しょちゅ~ひっかけた おっさんが、ソファの上にのって、腰をくねくね、腕をひらひらさせて リズムにのって踊り出す! 踊りたいのってば!
しかし、待て! 自制心だ! ここはお茶の間だし、家族もいるし、そんなことしたら救急車呼ばれかねないので、我慢したけれど、でも、まあ、体がリズムにのってしまいます(笑)。こころの中ぢゃもう、がんがん踊ってます!
みんながいなくなった深夜、ヘッドフォンをかぶって、お茶の間のソファの上にたって、今度57才になるおっさんが、、腰をくねくね、腕をひらひらさせながら、この曲で踊ってみようかなあ、、おどりたいのっ! でも、それを目撃されたら実にやばいから、まあ、イメージだけで我慢しようか、、
ボウイもフレディも、もういないけれど、ウォークマンとヘッドフォンで聞いた、この音楽は時空を超えて、いろいろあって、ちょいとへこんでいたあたしに勇気と元気を与えてくれました。
クィーンを聞いて、、おっさんは、もう一度、踊りたいと思った、踊るぞっ!