なんだかんだで、この何日か、、朝からばたばたして、夜も結構遅くまで仕事して、ちょっとつかれたつかれた、、、
夜はずんだれオディオでウォークマンとヘッドフォンでジャズとか聞いてる体たらく、、
それでも、同居人のおばさんが、この本を買い求めていたので、おお! なかなか気が利くね~とか言って、ヘッドフォンでエンリコ・ピアラネンツィのジャズとか聞きながら、ソファにねっころがって、ぱらぱら読んでまいります、、
あたしは、詩人の伊藤比呂美さんのファンなので、彼女の本はほとんど読む。というか、同居人のおばさんもファンで、図書館で借りてきたり、買ってきたりしているので、あたしは、そのおこぼれにあずかっいるという次第なのですが、、ともかく好きなのですねえ、、
なんとかいうか、この人正直、、すざまじく自分に正直すぎて、人生そのものがすざまじいっていう感じで、この人が書くものには、ギリギリのところで書いているいっ切羽詰まった、真実があるようで、いいんですね。それと文章がうまい! 独特のリズムで、読者ぐんぐん伊藤ワールドに引きずり込む力は、これもまたすざまじい、、
で、この本は、あの瀬戸内寂聴先生との対談集、、まあ、なんとも、あからさまな会話がぽんぽん飛び出してきて小気味いいですね(笑)。さすがに、おふたりも若い時分から自由奔放な生活を送ってこられたからかなあと思う、、あたしなんか、この人たちみたいな人生は絶対に送れないから、ちょっとあこがれたりもするけれど、、実際、こんな男女関係でぐちゃぐちゃになるなんて、はじめから、あたしはできないかなあ(笑)。
まあ、つまりはおふたりの死生観みたいなものがお話の柱になっているようにあたしは読んだ、、実に楽しく読んだのでした、、
そういえば、ちょっと前には、この本も読んだのだった、、森鴎外の「阿部一族」を伊藤さんなりに読み直す、、なんて感じで、これは、もう何回か読み直さないといけない、、書いてある世界が広すぎる、、過去や未来や国内外に広がってしまって、ついていくのは大変なのです。もちろん伊藤さんの文章にはぐいぐい引っ張られるのであるけれど(笑)。
伊藤さんは、クラッシックおたくらしい、特にオペラが好きなんだそうな、、
熊本におうちがあるみたいだから、ご縁があれば、会いたいものです、、
明日は八代で仕事です、、つかれそう、、