過日頼んでいたブラームス全集がとどきました。
堂々CD64枚から構成されていて、しかも録音は老舗DGだからたまらない、、
同居人におばさんは、さっそく、大昔、学生時代に弾いたという、ピアノカルテットかなんかを早速聞いたとのこと、、
あたしは、まだ実は一枚も聞いてなくて、これから聞き始めるところなんでありますねえ、、
しかし、クラッシックのおもしろいところは、あたしたちは、作曲家の1生涯の任意の年代の作品を選択できるっていうことですね。
大昔、マーラーの写真集かなんかをみているときに、作曲家の墓標の写真があって、そこには、「1860年-1911年」って生まれた年と亡くなった年が標記されているのを見て、あれれ、あたしらは、この人の一生涯をこちからだと一望できるのだと気づいて、は~これはなかなかすごいのではないかと思ったのでした。
ブラームスだって、1833年生まれ・1897年没であって、今回入手した全集に、彼の63年の(63才だって今なら超若い!)人生で作った全部の索引が網羅されていて、あたしは、好きに聞きたい作品を、青年期であれ晩年であれ選ぶことができる、これって結構すごいことなのかもしれないですね、、
昨年の秋から暮にかけては、武満徹を盛んに聞いていて、今の現代音楽からロマン派っていう興味の変化はちょっと自分でもはずかしいぐらいなんであるのだけど、、、 しかし、ちょっと前、武満徹と小沢征爾の対談本を読んでいたら、武満さんはブラームスの音楽を高く評価していたみたいで、あんなにきれいなメロデができるのはすごいとか言われているのですね、、
すると、武満とブラームスに通底する何かっていうのがあるのかもしれませんね(笑)。
それは何か、、ブラームスの音楽を少しづつ聞いていって感じることができればいいなあ、、
やっとめんどうくさい仕事が終わって、、週末、ちょっとスローダウンです、、、