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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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針圧を正しく測るのは、、

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連休半ばだね! 

音もだちのみんなもいろいろやってる!? 連休ボケにならないよう、あたしゃ午前中事務所でいろいろやってますよ。まあ、カザルスのバッハを流しながら、マンガ「ブルージャイアント・スプリーム」を読んでるみたいな感じなんですけどね(大爆笑)。

 

さて、昨日は午後からあたしの師匠格の音もだちが久しぶりに音を聞きに来るっていうもんだから、お昼前からせっせとメインシステムの微調整とかをやっておりました。今回は特にアナログを聞かせろというご所望だから、、気合入れてアナログ系の調整をやってました。

 

ノッティンガムのスぺ―スデッキは、おととい、ひっさしぶりにターンテーブルのオイルを補充してあげたところ。専用のオイルがとってあるので、ティースプーン一杯分ちょっと足りないぐらいを足してあげて、そうして1日寝かせておきました。こころなしから、ストレス無く回っているような感じがするのは、気のせいか、、

 

ところで針圧の測定について。これまでシュアー制のシーソー式(おもり式?)を使っていたのだけど、音もだちが、これぢゃあんまりだというのでプレゼントしてくれたのが、このデジタル針圧測定器であります。まあ、針圧なんか大体あわせて、後は耳で追い込んでいけばいいんぢゃないとおもっていたのだけど、せっかくだからきちんと測定しましょうということでやってみた、、

 

ノッティンガムには、フェーズテックのカートリッジ アレクサンドライトP-3を付けているんだけど、まあ、音はふつ~かな~、、

で、デジタル計測器で測ってみると、おお! 適正針圧1.7Gをはるかにオーバーしているではないかということで、きちんと合わせます。

 

んでももって、ターンテーブル全体のレベルも調整して、さて、聞いてみる、、地元のリサイクルショップで見つけたオーディオラボ録音のバイオリン、、これね、、

 

おお! 全く歪まんではないか、、倍音まできれ~に出てる、、う~むやっぱり適正針圧はきちんととるのが基本なのかあと納得してしまいます。で、ラックスマンのSPU1の針圧も確認してみると、こちらは、4gちょいで適正範囲。後は音聞きながら追い込みます。

 

 

んな感じで、ノッティンガム、ラックスマンどちらのプレイヤーもまあまあいい音になってきた、、

 

しかし、今回のメインソースはPCのファイル再生にしました。CECのTL3Nで再生するCDも良いのだけど、インフラノイズのデジタルUSBアキュライザーUACU-700を通した音は、透明感、SN、すべてにおいてCD再生よりも良いからです、、

 

音もだちのお好きな、ピアノジャズとか女性ボーカルのファイルを再生ソフトのHQプレイヤーに連動させてセッティングします。MYTEK192DACは、インフラノイズのアトミッククロックで44.1KHZでシンクロさせます。

 

 

EARのプリ912とメインアンプ509MKⅡは、音もだち到着時間の2時間ほど前からあたためておきます。あっ、もちろんフォステクスのサブウファーも同時にONにします。

 

さて、師匠が、ちょっと遅れて拙宅に到着。コーヒーを飲みながら早速、、音を聞いてもらいます。

先ずはPCファイルから 矢野顕子さんのソロ、、ノラ・ジョーンズなどを鳴らします、、

 

う~ん、先回聞いた音と全く違いますねえ、、甘くて、艶があって、いや~実に透明できれい、うちのJBLでは絶対にこんな音はでないなあと 笑っております。

 

これがねえ、EARの音ですよ~。FALのスピーカーバイワイヤにしたり、いろいろやったりして、やっとEARの音がFALから出るようになりました。その前は、音のにじみとか歪感とか、スピーカーがどこかしっくりしない感じがあったんですけれど、今は全くそんなことはなくて、とても自然に音が出ます。しかも、EARのあっま~い、なんとも言えない艶のある音調で、特にボーカルはいいですよね~

 

と説明すると、、

 

「そ~ね~、ボーカルはすごくいいですねえ、、これはたまらんなあ」と音だちが笑う、、

 

ジャズピアノトリオ、、クラッシックなどもきいてもらう、、

 

音だちは、う~んとうなりながら聞いております。「どれもなってますねえ、、サブウファーとのつながりも自然。もうこれ以上のものはいらないぢゃないですか」と笑っている。

 

ジャズピアノ (アレクサンドラ・ガラティトリオ)は、ベースが太すぎて、音像がちょっとだけずれた感じはあるけれども、EARの音調をFALのスピーカーがあますところなく出す、そのとろけるようなピアノの音は、は~いいなあと自画自賛ながら思ってしまいます(笑)。

 

そして、ノッティンガムで上のオーディオラボ゙盤、ラックスマンでドラティ指揮の「火の鳥」のラストの方を聞いてもらいました。どちらも合格をいただきました(笑)。

 

「FALのスピーカーって、私は他で聞いたこともないけれど、こんなに良いものだったんですねえ。でも、同じスピーカーでも前の音とは全く違うから、いろいろ努力されたことが分かりました。いやあ、うちでは、こんな美音は出ないです」。「中でもPCでファイル再生した音が、一番良かった、静かだし、美しい。CDも悪くないけれど、PC再生を聞いた後では、やはり、ちょっとしたアラが見えてしまいます。いや、私もPCやりたいけれどなあ、、もう歳だからやれません」と苦笑いなのでありました。

 

そんなこんなで、今回の試聴会は終わり、、

 

自画自賛というか、手前味噌ではあるけれども、今のメインシステムの音は、あたしのとても好きな音の様子になってくれて、聞いていてしあわせなんであります。FALとEARの相性がこれほど良いものかとびっくりするほど、なんとも官能的というか美音ですよ。特にボーカルと弦の柔らかくも、しなやかで、艶のある、自然にふわ~っと伸びる音の様子は、あたしは個人的に好きですね。 

 

とうことで、師匠が帰宅された後は、ごくろうさんとかいいながらメインシステムの機器の灯を落とし、今度はサブに灯をいれて、夕方からのんびりサブシステムでアナログを聞いておりました。

 

あっ、もちろんサブのTEACのプレイヤーの針圧もデジタル測定器で調整しました。やっぱり適正針圧にまず追い込むと、再生のレンジが広くなり、音のフォーカスがあったように感じます。

 

近所のリサイクルショップで200円で買ったリヒテルのバッハ平均律盤を聞きながら、いただきますしょちゅ~はなかなかおいしいです。

 

メインシステムの音はこんなにあたし好みになってのだけど、やっぱりふる~い録音とか聞くのは、ちっちゃいフルレンジもしくは2WAYスピーカー、、やっぱりメインシステムのごちそうは週末ぐらいになっちまうのですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 


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