澤野公房と言えば、ジャズ好きの方は、みなさんご存知のレーベルですね。
あたしも、こちらの盤を結構もっています。90年代のはじめ、CS-PCM放送で寺島さんとか故安原顕さんが、番組の中で強力にプッシュしていたこともあったのと、当時は珍しいヨーロッパジャズのいいやつを厳選して、紙パッケージにオリジナルの「澤野公房シール」をど~んと張って、、お店に平積みにしてあったものだから、結構買いましたね、、
そのうち、ピアノの山中千尋さんなんかをプロデュースするようになって、レーベルとしての広がりもでてきて、ほ~っとか感心していただけど、そのうち、当地は澤野公房コーナーとか置いてあったタワーレコードとかも閉店してしまって、PCM放送も解約してしまって、すっかり澤野公房とはご無沙汰になっていたのだけど、、先日、図書館でこの本を発見、早速、読みました。
あたしが持ってる盤とかにまつわるいろいろな話とかも面白かったけれど、あたしがご無沙汰していた間にもいろいろやられていて、あらためて澤野公房の歴史と現状を知ることができました。
ご存知かもしれないけれど、オーナーの澤野さんは、大阪の下駄屋さんのご主人で、澤野公房もやっている、それこそ二足の草鞋で経営されてきた。あたしは、澤野公房って順風満帆で、経営危機なんてなかったんだろうと思っていたけれど、そうぢゃなくて、結構崖っぷちの立たされたときもあったとのこと。そういうくだりもあって、単なるレーベルの話だけぢゃなくて、経営哲学みたいなことあって、ためになりました(笑)。
堂工房の盤リストや解説ものってるから、ご興味の向きは是非ご一読を、、
ということで、手元にある澤野公房の盤を集めてみた、、結構ありますね。この他にも実家のどこかにあるはずだから、一時期相当はまったのでしたねえ、、また、いい盤を入手してみましょっと!